最近、またスロットやパチンコが熱くなっていて、一発で20万とか30万円ゲット出来る時代に戻った。4号機が終わってからたまに打つ程度だったが、最近はまたよく打つようになった。
ただ、昔ほどは勝てていなくて、月に10~20万プラスになる程度だ。と言っても、お小遣いとしては多い金額なので、かなり真剣に立ち回りを考えて打っている。
やっぱり、動く金額が大きくなると、ヤバい負け方をする人も増える。昔みたいに、トイレで首をつったという話は聞かないが、けっこうな金額を溶かしているヤツが多いと思う。
一発20万があるから、けっこう突っ込んでしまう……気持ちはわかる。でも、打率で考えないとハマるだけだ。俺は、昔かなり痛い目も見ているので、なんとか冷静に打てている方だと思う。
そんな中、ホールで会うと挨拶したり話をしたりする間柄になる人も出来る。その中でも、菜々美さんという人妻さんがとても気になっている。
おそらく歳は30前後。俺よりもかなり若い。パチンコもスロットも始めたばかりっぽく、よくわかっていなかった。目押しをしてあげたり、ルール的な物を説明したりしてあげた事がきっかけで、よく話すようになった。
菜々美さんは、最初に見たときは女子大生とかかな? と思うくらいに若い感じだった。でも、話をしていると、幼稚園の子供がいたり、会話の端々から30前後かなと思った。
若いを通り越えて幼いような顔立ちなのに、身体は妙にセクシーで、ギャップのある女性だ。
話をしていても、ついその胸に目がいってしまう。ただ、話している感じで、あまり遊んでいないような真面目なタイプに思えた。
それなのに、どうしてパチンコやスロットをしているのかは不思議だが、色々ストレスがたまっているのかな? と思った。
「剛史さん、仕事は何してるの?」
菜々美さんにそんな事を聞かれて、素直に不動産業をしていると告げた。
「え? 自分でしてるの?」
菜々美さんは、少し驚いた顔だ。考えてみれば、プライベートの話題を話した事はほとんどない。パチンコ屋で出会った人と、話す事でもないのかも知れない。
俺は、独立して5年くらい経つと告げた。
「すごいのね。でも、パチンコもけっこう勝ってるわよね? どっちが本業なの?」
笑いながら聞いてくる菜々美さん。無邪気でおしゃべりな女性だ。俺は、そのうちデートでも誘おうかな? と思いながら、会話を続けた。
「前は、タバコがすごかったでしょ? 最近、禁煙になったから一度くらい打ってみようかなって思って。それで勝っちゃってハマったのかも」
菜々美さんは、ありがちな話をしてきた。初めてのパチンコで勝って、ハマる……本当によく聞く話だ。ビギナーズラックとか言われているけど、もしかしたら監視カメラで初めてのお客を検出して勝たせているんじゃないかな? と、思ってしまう……。
俺は、菜々美さんは何してるの? と聞いた。
「パートしてるよ。スーパーで。働かなくて良いって言われてるけど、ヒマだしね……働いた分は、パチンコで負けちゃってるわ」
そんな事を言う彼女。旦那の稼ぎが良いと、余裕があるんだなと思った。
たまに菜々美さんと会うのを楽しみにしている部分もあった。それほど頻繁に会えるわけではないが、会えるとテンションが上がる。
そんなある日、けっこう負けが込んでいる菜々美さんに、少しお金を貸してくれと言われた。俺から見て、もう追いかけない方が良いと思う流れだが、熱くなった菜々美さんはその判断がつかないようだ。
俺は、すぐに貸した。ただ、すぐにそれも消えた。追加で貸した3万と合わせて、5万円が消えてなくなった。俺は、3万ほど勝ったので、返すのはいつでも良いとかっこをつけた。
「ごめんなさい……なんで熱くなっちゃったんだろう……月末まで、待ってもらっても良い?」
菜々美さんは、かなり落ち込んでいる。おそらく、俺が貸した5万と合わせると、10万近く負けていると思う。パートの給料が入るまで、待ってくれと言う事だと思う。
俺は、良いよと告げた。ただ、これがきっかけだった。気がつくと、菜々美さんは俺から30万の借金をしてしまった。俺も、下心はあった。でも、まさかここまで菜々美さんが熱くなる性格だとは思っていなかった。
今日は、ホールではなくカフェで話をしている。菜々美さんは、青白い顔だ。
「本当に、ごめんなさい……私、向いてないみたい。もう、やめる……でも、30万も返さないといけないから……」
俺は、ここで急にドキドキし始めた。もしかして、身体で? 大歓迎だ。30万は大きいが、へそくりもある。妻は、家に金さえちゃんと入れればあまり詮索はしないタイプなので、まず大丈夫のはずだ。
「それで、相談があるの……」
俺は、きたきた! と思った。
「その……分割で返すってことにしてもらえないですか?」
菜々美さんは、青白い顔で言う。でも、旦那の稼ぎがよくてパートもしているなら、そこまで青白い顔をしなくても良いと思う。
俺は、その疑問を口にした。
「……他にも借りてるの……」
菜々美さんは、意外な事を口にした。詳しく聞くと、クレジットカードのキャッシングをしているみたいだ。そこまでパチンコスロットにはまって負けていたとは知らなかった。
いつも一緒に打っているわけではないので、当然俺の知らないところでも負けていると思う。でも、キャッシングするほど頭が悪い女性には見えない。
キャッシングは、50万あるそうだ。パートの収入で返しているそうだが、そうなると俺への返済は額が限られてくる。
「本当に、バカだよね……ごめんなさい。迷惑かけちゃって……」
菜々美さんは、泣きそうな顔をしている。俺は、もうギャンブルをやめると言っている菜々美さんに、かっこ付けても仕方がないと思った。
もう、会う事もなくなるのなら、思いきって言ってみようと思った。身体で払わないかと……。
「エッ!?」
絶句した菜々美さん。さすがにいきなりすぎたかと焦った。もしかしたら、警察を呼ばれちゃう? 焦る俺に、
「良いんですか? 本当に、それで良いんですか?」
と、すごく良い笑顔で言う彼女……。
「えっ、えっ、えっと……」
俺の方が焦って言葉に詰まってしまった。
「そうしてもらえると、本当に助かるわ……」
菜々美さんは、ねっとりとした目で俺を見つめている。本気で言っているみたいだ。
思っていたのとは違う展開だが、思い通りになった。1回でいくらにするのかという話になり、俺は5万くらいでどうかと言った。
「そんな!! 2万くらいで充分だよ! そんな価値ないもん」
菜々美さんは、慌てて言う。そのリアクションにも驚いた。自己評価が低すぎると思う……。褒め言葉ではないかも知れないが、高級ソープランドにいてもおかしくないレベルの女性だと思う。
結局、1回当たり3万ということにした。すると、10回も菜々美さんとセックスが出来ると言う事になる。俺としては、最高の落とし所だ。
「じゃあ、さっそく良いかな? 時間平気?」
菜々美さんは、驚くような事を言い始めた。俺は、この後パチンコに行く予定くらいしかなかったので、喜んでOKと言った。
「本当に? ありがとう。なんか、気持ちが楽になった。本当に、剛史さん優しいね」
菜々美さんは、心から感謝しているという雰囲気だ。客観的に見て、俺は弱みにつけ込んで身体を奪おうとしているエロじじいだと思う。
菜々美さんは、嫌々という感じではなく、むしろ楽しそうに歩き始めた。そして、目指す先にはホテルがある。もしかして、過去にもこういう事をしていたのだろうか? 人は見かけによらないと思う……。
ホテルに入ると、菜々美さんはキョロキョロし始めた。
「これって、どうしたら良いの? フロントがないよ?」
菜々美さんは、かなり戸惑っている。俺は、そこのタッチパネルで部屋を選ぶんだよと教えた。
「すごい! エッ、こんなにいっぱい部屋があるの!?」
菜々美さんは、経験があるどころか、ラブホテル自体初めてっぽい。演技には見えないので、本当に初めてなのだと思う。
そして、部屋を選んでエレベーターに乗った。
「本当に、良いの? 身体で許してくれるの?」
菜々美さんは、まだそんな事を言っている。たぶん、菜々美さんはモテたと思う。男がほっておくとは思えない。顔も可愛いのだけど、その身体を男がほっておけるとは思えない。
部屋に入ると、俺は菜々美さんの過去の事を聞いた。モテたでしょ? と。
「全然だよ! それに、私ずっと女子校だったし」
菜々美さんは、そんな説明をした。俺は、申し訳ない気持ちになってきた。弱みにつけ込んで、無理矢理……そんな気持ちだ。
俺は、やっぱりやめる? と聞いた。無理矢理するのは申し訳ないと……
「無理矢理? 全然そんな事ないよ。したいって思ってる……私じゃ、イヤ?」
菜々美さんは、そう言ってキスをしてきた。急にキャラクターが変わってしまった……。菜々美さんは、舌を差し込んで俺の歯茎や舌をメチャクチャに舐め回す。
俺の舌をバキュームするような動きもする。やっぱり、経験豊富? 俺は、よくわからなくなってきた。菜々美さんは、キスをしながら俺の股間を鷲掴みにしてきた。
「フフ、元気だね。嬉しいな……」
はにかんだように言いながら、俺の股間を揉み続ける彼女。ズボンの上からなのに、ちゃんとカリ首を刺激している。
菜々美さんは、そのまま俺をベッドに押し倒した。そして、俺の服を脱がせていく。その間も、口や首筋にキスをしてくれる。
本当に、高級ソープのようだ……と言っても、行ったことはない。あっという間にパンツ一枚にされた。
「あれ? すごい……大きいね。こんなの見たことないよ」
パンツを盛り上げている俺のチンポに、驚いた顔を見せる彼女……。自慢にもならないが、俺のチンポは大きい方だ。今まで経験した中で、痛くてちゃんとセックス出来なかった子もいたくらいだ。
俺は、そうかな? と、謙遜した。
「大きいよ! 言われるでしょ? 脱がしちゃうね」
彼女はノリノリで俺のパンツを脱がせた。そそり立つチンポは、いつも以上に大きく見える。血管がうねっていて、見るからにカチカチだ。
こんなに勃起したのは高校生の時以来かもしれない。
「すごい……ドキドキしちゃう」
菜々美さんは、俺のチンポを凝視している。その顔は、はにかんでいるようにも見えるし、発情しているようにも見える。菜々美さんは、すぐにチンポを舐め始めた。やっぱり、キスと一緒で情熱的で上手い。
「固い……カチカチ。それに、このカリ首すごいね……張り出してる」