恵方巻きは大阪船場発祥の花魁遊びに由来する


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●恵方巻きの由来説のひとつが、
大阪船場の花魁(おいらん)遊びに由来するのです。
   
どうやら、大阪の花街界隈では節分の日に遊女(売春婦)に
巻寿司を丸かじりさせるお遊びが流行っていたそうです。
   
旦那集が遊女に巻寿司を一本、ナニに見立てて丸かぶりさせる。。。
女性がいやらしい顔にさせられるのを見て旦那集が楽しんだ、まさに、昔のセクハラです。
   
だから、どんなに恵方だの、願をかけるだの言って正当化しても、
恵方巻きを食べる姿がイヤらしい印象になるのも無理ない訳です。
   
しかも、この説は、恵方巻きを広めた海苔問屋協会事務局長も
自ら語っていると言うから、信憑性が高いですね。
    
これを知ると、子供が居る家庭で家族行事として行うのを、
ためらってしまいませんか?
   
●海苔業界が作り上げた『古くからの伝統』販売戦略
   
1932年代には、大阪の海苔組合が節分に巻き寿司を丸かぶりする事を進めていました。
そのチラシにも、
   
 「この流行は古くから花柳会に、もて囃されていました。」
   
とあります。それでも一家そろって食べて幸運を取り逃さない様に。
とも記述があった様です。
   
戦後にまた、大阪の海苔業界が巻き寿司の丸かぶりを宣伝したり、
巻き寿司の丸かぶり早食い競争等のイベントを行い、
マスコミには「ずっと昔からやっていた」と言って広めていったそうです。
   
如何にも古くからの伝統であるかのように触れ込んで、
販売促進活動を行っていた事は確かです。
   
●コンビニが『恵方巻き』を全国進出
   
全国に丸かぶり寿司が広まったのは、
1998年にセブンイレブンが『丸かぶり寿司 恵方巻』という商品名で販売してからです。
この時始めて『恵方巻』という言葉がマーケティング策略として使われ、
そして、今では恵方巻きというと、節分の行事の1つとして全国で知られる様になったわけです。

 

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