昔話になるけど、中2の時に赴任してきた新人女性教師との話。
国語の先生で、背が高め。お化粧もあるんだろうけど美人で、うっすら漂う香水の匂いがオトナの女性を感じさせた。夏になると薄着で、一番端の前の席だった僕からは、黒板に書くために腕を上げている先生の服の脇から、同級生の体操着に透けるのとは違う、柄物のブラジャーが見えたりしていた。
そんな先生に、2学期早々に学校内でたまたますれ違った際に声をかけられ、色々話してみたいと家に誘われた。その日ではなく、少し先の土曜日が指定された。普段から授業の中でのコミュニケーションはあった方だったので、何かを期待したわけでも、何かを疑うわけでもなく先生の家に行った。
時間はお昼。先生はお昼ご飯を作って待っていてくれて、食べた後に先生が誘った通り色々話した。先生の距離がだんだん詰まってきているような気がしたある時、先生が着ていた半袖のTシャツを脱いだ。黒いブラだけが包む大人の上半身と、いつもの授業より強めの香水の匂い。僕の下半身は勃起してしまった。
先生はその姿で僕に接近し、頬にキスをした。そして無言のまま下に穿いていた部屋着を脱いだ。男性とは違う、露出面積が多めの同じく黒い下着。丈も短めで先生のスマートなウエストと、それに比べて大きめなお尻の女性的な曲線が目に入る。先生はさらにブラを脱いで、形のいい張りのある胸が見えた。
そして椅子に座ったままの僕に立つように言って、僕を強く抱きながら今度は口にキスをして、ベッドにいざなった。特に説明はない。ベッドに着くと(といっても2部屋なので隣)、先生は僕に服を脱ぐように言った。上だけ脱いだら全部だという。突然の出来事の中、先生のすべてに勃起している僕の下半身。先生の手が伸びた。
「すごく大きいね。そのまま仰向けで寝て」
何をする気だろう。今なら情報も豊富で、ネットでいくらでも調べられる。ただ当時中学生がセックスの情報を得る手段は限られていたから、普通の中学生だった僕は「そんなものがある」ぐらいの知識しかない。オナニーは何となく覚えたし、林間学校でトイレの個室からコンドームが見つかって大騒ぎになったことはあったが、それが示すことは正確には知らなかったし、勿論同級生との経験なんてない。だから予想ができなかった。
仰向けに寝た僕の横に先生が半分かぶさるように寝て、またキスしてきた。今度は舌が入ったものだ。ただ僕は舌を入れ返すでもなく、そのまま受け入れていた。もう何が何だか分からなかった。その体制で少し先生が僕の体を、そして勃起したものを触っていたが、そっちもピクピクしていつになくそそり立っているのは分かった。
すると、先生が僕の股の上に乗ってきた。勃起したものを温かい感触が包む。そのまま先生が体を倒し、またキスをしながら、僕の手を先生の胸に持って行った。キスが終わり、耳元で「もんでも触ってもいいのよ」という。先生は乗ったまま動いたわけではない(と思う。混乱していたので正しい記憶かは分からない)が、僕の下半身が温かく適度な圧力を受けた中で膨らんでいくのを感じた。限界まで圧力が高まり、精子が出たのがわかった。精子が出るのだけはオナニーで知っていたから。ただ、僕は精子をどこに出したのだろう。処理はしなくていいのだろうか、とは思った。オナニーではティッシュに出して拭いていたから。。
先生に「あ、もしかして精子出ちゃった?」と聞かれ、僕はうなづいた。
「そっか。気持ち良かった?それなら嬉しいな」
先生はそのまま、少し体重を僕にかけるようにして、さらに下半身を密着させてゆっくり動かした。射精したばかりの僕のものに、ねっとり何かが絡みつくような感覚。その感触は自分の手でのオナニーでは感じられない。頭が壊れそうで、気持ち良すぎてまた射精した。
「また出た?そっかー。気持ちよさそうで羨ましい。わたしも今度は気持ち良くなっていい?」
それは何なのだ?何が何だか分からない。先生は僕に乗ったまま今度は上下にゆっくり動き出した。僕のは勃起したままだ。2回目の射精まではあまり聞こえなかった、授業の声とは違う先生の吐息。
「おっぱい・・・触って」
最初と同じように、今度は両手を先生の胸の下からつかめる位置に持って行かれた。揉むと柔らかく、何かが切れたように僕は揉みまくっていたと思う。今思えば力任せに揉んでいたに違いなく痛かったんじゃないかと思うけど、先生の声も大きくなっていた。僕は寝そべったまま自分から動くでもなく、また射精した。
ぐったりする僕にまだ動いていた先生が気付いた。
「あ、精子出しちゃったんだ。じゃぁ終わりにしようか。」
先生はもう一度、僕の股の上に少し体重をかけて座った。僕のを先生の穴に押し込むように。
「ありがとう。嬉しい。」そういう先生は心なし涙ぐんでいるようにも見えた。
そして先生が下りて、そのまま下着を付けて服を着た。僕にも着るように言って先生はいったんトイレ付きのユニットバスに行った。しばらくすると先生は出てきて、訳の分からない時間の前のように色々話して夕方帰った。
それがセックスだということを、温かくて僕のモノに圧力をかけた場所が女性のマンコであることも、当時の僕は知らないことだった。ただただ、こんな気持ちいいことがあるんだ、これは何なんだろうとだけ思った。
先生と、同じ経験をすることは2度となかった。授業はさすがに普通の感情では受けられなかった。
11月に入るぐらい、あの日から1か月半近くだろうか、先生が体調不良で休む日が増えた。年明けにはそういうこともなくなったが、冬で厚着になった先生がふっくらしてきたなとは思った。3学期が終わる日、先生が出産のために産休に入るので代わりの先生が来ることが僕らに知らされた。その頃には先生のおなかも目立ち始めていて、赤ちゃんできたのかなとクラスでも話題になっていた。
僕はその知らせを客観的に受け止めていた。何故なら先生の温かい所で、先生に誘導されて射精したことが子供を作る行為であることを知らなかったから。先生も僕には何も言ってこなかった。
中学を卒業し、高校になって、友達の家で遊んでいるとき、友人が彼の兄が持っているAVを勝手に借りてきて、ゲームをしながら映していた。そこには、当然ながら男女の裸の姿。僕とは違い男性が主導していたが、女性の股に男性の性器を突っ込み、男女が濃厚に絡み合っていた。モザイク掛かっていたが、女性の股にある穴に男性の棒が入っているのは、あの時の僕と同じであることは分かった。
画面の中の男性は気持ちよさそうだ。その男性が言う。
「あ、出ちゃう、出ちゃうよ。赤ちゃんできちゃうよ。本当にいいの?」
女性が呼応する。
「うん、赤ちゃん欲しい。出して!ちょうだい!」
その瞬間、男性が激しく動いて女性の股に射精したようだった。(作品なので実際は別として)
「!!あ、赤ちゃん!?」
その瞬間、中2のあの日が、先生が産休を取ったことがフラッシュバックした。
その男性がしたことは、僕が先生にしたことと全く同じだ。僕が精子を出した場所は、女性の性器だ。
・・・先生は僕の精子で妊娠したのでは。先生のおなかの中の赤ちゃんは、僕の子供!?
頭が真っ白になった。友達の家は口実を付けて出て、その足で、あの行為があった先生の家に向かった。ただ、先生はもう引っ越ししていた。中学校に聞くと赴任先の学校は教えてくれたが、そちらでは結局退職されてもう在籍していないとのことだった。
勿論、先生の子供の父が僕である確証はない。
他の生徒に同じことをしているかもしれないし、もし先生にお付き合いしてる人がいたなら、その人の子供かもしれない。
大人になって知識を得て振り返ると、先生が悪阻で休みが増えた時期、妊娠中の経過などが符合するし、先生がわざわざ日付を指定したのは、先生が妊娠を狙って危険日を選んだからではないかという気がしている。
3発出した後、先生がトイレでしていたことも振り返ると気になった。シャワーを浴びた音はしなかったが長かった。もしかしたら、僕の大量に出たであろう精子や汚れたマンコを洗うどころか、さらに僕の精子を自分で子宮に押し込んでいたのかも・・当時はもちろん知る由もないが、僕が射精した後も思えば僕のを先生の奥に押し込ませるような動き、言い換えれば僕の精子を先生の子宮口に押し込む動きが多かったのだ。
その後先生がどうしているのかは、勿論分からない。