約2ヶ月前のとある土曜日、帰宅ラッシュで車内が混雑し始めた夕刻の電車内での出来事です。
席に座ってスマホをいじっていたら、目の前に立っていた小学4〜5年生程度の小太りな男児二人組からの視線を感じたので、何だろうと思いながら顔をふと上げると、彼らは私ではなく、私の左隣の角席に座っている黒スーツとタイトスカートを身に纏った20代前半〜中盤くらいのOLさんの方をニヤニヤと見つめていました。
そのOLさんは色白な上にスラッとした細身でスタイルが良く、艶のある黒髪に加えて小顔で目鼻立ちも整っており、全体的に清楚な雰囲気で、確かに男性ウケしそうなとても綺麗で可愛らしい方でした。
だから男児二人組がこの女性のことを気になって見てしまう気持ちは理解できるのですが、それにしても過剰というか露骨な感じで、女性の顔から身体からスカートや太ももの辺りまで全身を舐め回すかのように、ぎょろぎょろとしたイヤラシイ目つきで堂々と眺めていました。
あまりにもあからさまに二人が凝視するので、女性もその視線に気付いたのか、スマホをいじりつつも、さりげなく両脚をキュッと閉じたり、カバンを膝の上に乗せて抱え直したりして少し警戒するような素振りを見せていました。
一方で男児たちは相変わらず女性を舐め回すように眺めつつ、時々なにやら二人で小声でニヤニヤしながら話しており、最初は全然聞き取れなかったのですが、少しずつ二人の会話の音量が上がってきて「めっちゃ可愛い」「エッロ」「やりてぇ」などと欲望丸出しの声が次々と聞こえてきました。多分これは女性に聞こえるようにわざと声のボリュームを上げて嫌がらせをしているのでしょう。
男児たちの思惑通り、その声は女性に聞こえていたらしく(隣にいる私でも普通に聞き取れるくらいなので当たり前ですが)、女性は下を向いてスマホの画面から目を離さないまま、先程よりも更にキュッと縮こまったような姿勢になり、スマホを持っていないほうの左手でタイトスカートの裾を押さえていました。
性的な言葉を投げかけられて恥ずかしいのか、それとも男児二人をなるべく刺激しないよう警戒して視線を合わせないようにしているのかは分かりませんが、下を向いてスマホの画面を必死に見つめており、恐怖で怯えているようでした。
そんな女性の弱々しい様子を見てさらに興奮が高まり我慢できなくなったらしく、男児たちの言動はさらに過激になっていき「犯すぞ」「ヤらせろ」「中出し」など小学生とは思えないような言葉を、女性に聞こえるくらいの声でブツブツと連発し続けており、さらには女性を眺めながらズボン越しに自分のモノをもぞもぞと弄り始めました。ズボン越しにもハッキリと分かるほど、二人のモノは大きくなっていました。
果たして、まだ小4か小5程度の男児二人組が射精できるのかどうかは分かりませんが、あの弄り方は間違いなく自慰行為でした。そしてこれも多分、女性を恥ずかしがらせるために目の前でわざと自慰を見せつけているのだと思います。それくらい堂々とニヤニヤと悪びれもせずにやっていました。
女性はひたすら下を向き続けて男児たちの方を見ないように、視線を合わせないようにして耐えていました。
そんな中、私は自分が降りる駅に到着したので電車を降りました。
ホームから車内をチラッと見ると、私が今まで座っていた席には、先程の男児のうちの一人が女性にピッタリと詰め寄って密着した状態で座っており、もう一人の男児は相変わらず女性の目の前に立っていました。
あのあと電車内で、女性や男児二人の間で何かがあったのかは分かりませんが、おそらくは性欲むき出しの男児達からの卑劣なセクハラや痴漢行為に遭ったに違いありません。
まだ幼い小学生男児二人組があんな行動を取るなんて。しかも、自分達より遥かに年上の成人女性に対して臆することもなくセクハラするなんて。
大したオチもなくて申し訳ないのですが、小学生の子供二人が、大人の女性を非常に衝撃的な光景と体験だったので書かせていただきました。