冬休みが明けて、中学校が始業式の日、妹の佑香が風邪を引いて寝込んでしまったのだった。
帰省中の僕は下宿に帰るのを遅らせて、妹の看病兼留守番を引き受けることにした。
「佑香も、柄じゃないのに長風呂なんかしてるから、風邪を引くんだわ」
「まあ、あいつも年頃になってきたんじゃないかな。今日から学校だから綺麗にしたかったんだろう」
「うーん、あの子も色気づいてきたのかしらね。じゃあ母さん行ってくるわ、お兄ちゃんなんだから、ちゃんと妹のこと看病してね。遊びに行ったりしちゃダメよ」
「わかってるって、いってらっしゃい」
バタンとドアが閉まり、母が出ていく。
「さてと・・・」
僕は本を抱えて妹の部屋に向かった。
佑香はぐっすり眠っているようだった。
ゆっくりと部屋を見回す、ファンシーな小物、大きなぬいぐるみ。
本棚にはマンガ、参考書、まさに女の子の部屋という感じ。
机には僕と撮った写真が飾ってある。
「お兄ちゃん・・・」
佑香の声がした。
「あ、起こしちゃったか、気分はどうだ?」
「うん、大分楽になった・・・薬効いたのかなぁ?」
「良かったよ。何かして欲しいことあるか。おかゆも出来てるぞ」
「ご飯はあとでいいけど・・・パジャマ、汗でぐしょぐしょなの、お兄ちゃん・・・着替えさせてくれる?」
「わかった」
僕はタンスからきちんと畳まれたパジャマと下着を取り出した。
そっと布団の脇に置くと、部屋を出ようとする。
「お兄ちゃん、どこ行くの?」
「どこって、着替える間、外に出てるよ」
「お兄ちゃん、着替えさせてよ。まだ頭がクラクラしてるから1人じゃ着替えられないの。それに汗かいちゃってるし」
「でも・・・」
「お兄ちゃんになら見られても平気だから、お願い。身体がだるくって、しんどいんだもん」
確かに熱があるときは関節も痛くなるし身体もだるい、頭もふらつく。
「お願い・・・」
「わ、わかったよ」
僕はタオルを絞るためのお湯を取りに行った。
プチッ、プチッ・・・。
ひとつひとつパジャマのホックを外して、さっと両側に開く。
妹のじとっと濡れた肌、ふわっとした2つの胸の膨らみ。
すっぽりと手で包み込めそうで、可愛らしい大きさだ。
上半身を起き上がらせて、腕から湿ったパジャマを抜き取る。
くたっとして、力の入らない佑香が自分に寄りかかってくる。
柔らかくて温かい、女の子の香りがふわっと匂ってくる。
僕は優しくおでこに手を当てた。
「うん、熱下がったな。よかったな」
黙って目を閉じて頷く佑香。
僕は妹を左手で抱きかかえながら右手のタオルで汗を拭いていった。
腕から脇の下、背中、そしてお腹、胸。
ふにっとして柔らかいが、瑞々しくて張りがある。
膨らみかけ、発育真っ最中の佑香のおっぱい。
「こうしてもらってると、なんか気持ちいい・・・」
うっとりと佑香が呟く。
「そ、そうか・・・」
僕の頭の中は欲望と理性が渦巻いて、ぐちゃぐちゃになっていた。
自分のモノはもうびんびんに固く勃起している。
ふと見ると、おっぱいの先っぽがツンと尖っている。
まだ小さく薄い色の乳頭だが、それだけに愛らしい。
(そっと口づけてみたい、直接触れてみたい・・・)
それをじっと我慢して、替えのパジャマを着せる。
「あ・・・」
佑香が何か言いかけて目を閉じた。
今度は下の方だ。
パジャマを脱がしてから、脛から膝、太ももと拭いていく。
新しいパジャマを穿かそうとすると、今度は佑香が止めた。
「ショーツも替えて・・・」
「で、でも、これは・・・まずいよ」
「汗で気持ち悪いの。お兄ちゃんになら見られても平気だから・・・お願い」
「う、うん・・・」
僕は思わず唾を飲み込んでいた。
汗で張り付いた白いショーツ。
だいぶ濡れていて割れ目の形がくっきりと透けて見える。
引っ掛かりながら、そっと剥がすようにして脱がしていった。
隠されていた女の子の部分が露わになる。
丘のところは産毛のような毛がうっすらと生えていた。
股間には、すっと入った縦線が見える。
すっと縦に切れ込んだスリット。
サーモンピンクの秘肉が隠れている禁断の部分。
「ちゃんと、拭いて・・・」
手が止まっていると佑香が催促した。
少しだけ足を開かせて、股の付け根から割れ目、お尻の間。
すごく緊張しながら僕は手を動かした。
全力でブレーキを踏んでいる状態。
気を抜いたら、すぐに暴走してしまう。
「あ・・・んんっ」
佑香が呻く。
「もっと・・・もっと拭いて、汗で濡れちゃってるでしょ?」
「あ、ああ・・・」
濡れている。
でも、これは汗だけじゃない。
見つめれば見つめるほど、拭けば拭くほど溢れてくる幼い妹の愛液。
「はあ、はあ・・・もっと・・・」
佑香の声も熱にうなされる声ではなく、快感に悶える声に変わっていた。
「も、もういいだろう」
僕は妹の身体を拭く手を必死の思いで止めた。
これ以上やると理性が負けてしまう。
いっぱいまで水を満たしたダムにヒビが入ってきた、そんな気分。
「お兄ちゃんの鈍感・・・」
僕にもたれかかりながら佑香が何かつぶやいた。
「な、なんだ?き、聞こえなかった」
「・・・お兄ちゃん、なんで私が風邪引いちゃったか、知ってる?」
「えっ?き、昨日の長風呂で湯冷めしたんじゃないのか?」
「うん、私、昨日お風呂で・・・」
佑香は、そっと囁いた。
「お兄ちゃんのこと想いながら1人でしてたから・・・」
心の中に亀裂が広がって理性が壊れていく。
「お兄ちゃん・・・好き・・・」
「佑香っ!」
「あんっ!」
決壊して溢れだした欲望の流れは、もう止まらなかった。
僕は佑香にのしかかると、むしゃぶりつくように妹の股間に顔を埋めた。
「佑香、佑香っ!お前が、お前が悪いんだからな。一生懸命我慢してたのにお兄ちゃんを誘惑したりして」
「いい、いいよ・・・お兄ちゃん、もっと・・・」
うっとりとした声で佑香は僕の頭をそっと押さえた。
僕の唇が佑香の性器にさらに押しつけられる。
それに応えて僕も、子犬が舐めるように激しく舌を動かす。
「あっ、ああんっ」
佑香の性器の隅々まで舐め尽くす。
クリトリスを吸い、割れ目に沿って舌を這わせていく。
「お兄ちゃん・・・気持ちいい・・・」
甘えるような妹の声。
ぴちゅ・・・。
膣口の中にまで舌を差し込み、とろりとした幼蜜を味わう。
小陰唇をついばむように、そっと咥える。
ちゅぷっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ。
ひとしきり舐めた後、僕は顔を上げた。
「はあ・・・はあ・・・」
まるで、かけっこの後のような妹の息遣い。
「佑香・・・」
「お兄ちゃん・・・」
2人が唇を重ねる。
愛液の味のエッチなキス。
「ん・・・んんっ」
兄妹が激しく舌を絡め合う、妹の甘い唾液が僕の中に流れ込んだ。
「ぷは・・・」
つーっと、糸を引いて2人の唇が離れた。
僕が着せたばかりのパジャマをもう一度脱がす。
髪を撫でて、耳たぶに口づけする。
首筋をゆっくり下りて脇の下まで舐める。
「きゃふっ!」
「くすぐったい?」
「ううん、ちょっとびっくりしただけ」
まだ未成熟な妹の身体。
固いつぼみを開かせるように、もう一度じっくりと上から下へと愛撫を繰り返していく。
「あっ・・・ふあっ・・・」
小さなおっぱいを手でゆっくりと揉みほぐしながら、ちゅっ、ちゅっと吸う。
舌でコロコロと転がすと、小さな乳首がムクムクっと硬くなってくる。
「あふっ・・・いい、いいよぉ」
妹の切ない喘ぎ声が聞こえる。
まだ子どもの声なのにぞくっとするほど色っぽい。
お腹、おへそと下へおりていきながら、撫で回し、頬ずりし、舐めていく。
うっすらと毛が生えた丘、内股の白く柔らかい部分。
まだ幼さを残した性器をキスマークで飾るように強く吸う。
大事なところをわざと後にする。
「あっ、ああん・・・お、お兄ちゃん」
懇願するような妹の声。
「じゃあ、もっと足開いて、お兄ちゃんに佑香のすべてを見せて」
佑香は黙って頷くと、もう開かないくらいいっぱいに足を広げた。
それからおずおずと手を添え、くにゅっと自分の陰唇を割り開く。
恥ずかしい桃色の粘膜の奥まで兄の目に晒す。
「佑香、そこまで・・・」
予想以上の妹のエッチな反応に僕は股間が熱くなった。
佑香が待ち望んでいる部分に再度口づけてやる。
「はああん・・・んふっう」
ちゅばっ、ちゅぱっ。
「可愛いよ、佑香」
性器は、もう充分に濡れて潤っている。
幼い花弁が、とろとろと蜜を分泌して、ペニスの侵入を待っている、そんな感じ。
くぷっ・・・。
指を入れてみると、きゅっと締めつけられる。
「痛い?」
「ううん、大丈夫」
体勢を変え、僕は妹の上に被さった。
僕のモノも痛いくらいに限界まで反り上がっている。
佑香も足を開いたまま兄を受け入れるようにして、そっと手を伸ばす。
「佑香っ!好きだよ」
「お兄ちゃん・・・」
「・・・いくよ」
右手でモノを支えて、先端を佑香の割れ目にあてがう。
ちゅく・・・
肉厚のある割れ目に先端を擦りつけると、佑香の愛液が2人を結ぶように絡みつく。
ちゅるっ、ぴちゅっ・・・。
先端がヌルヌルになって馴染んだところで、さっき指を入れた部分を狙ってペニスをぐっと押し当てた。
小さい妹の粘膜を押し広げて、大きな僕の硬いモノが入っていく。
ずにゅぅ・・・。
「んああっ!」
ぴったりと吸い付くように佑香の肉壁が僕の先端を包み込んだ。
そのまま、ずずずっと、奥まで挿入していく。
温かく、柔らかく、優しく、それでいて、キツく、狭い、そんな妹の体内。
かなり痛そうではあったが、どうにか根元まで全て入りきった。
「あ・・・うっ・・・い、いたっ・・・痛いぃ・・・」
「大丈夫か?」
「う、うん・・・なんとか・・・我慢する・・・あっ!動かさないで!」
「わかった・・・」
繋がったままで兄妹がじっと見つめ合った。
「やっと・・・やっと、お兄ちゃんと・・・ひとつに・・・」
涙をこぼしながら小さく佑香が呟く。
「ずっと・・・ずっと好きだったのに・・・お兄ちゃんったら・・・大学、行ったっきり・・・帰って・・・来ないから・・・」
痛みをこらえながら、とぎれとぎれの妹の告白。
「本当にごめんよ、佑香」
僕は謝った。
今までのこと、今日のこと、今のこと、全てを含めて。
「僕だって佑香のことが好きだった。だから、怖かった。いつかこうして兄妹で愛し合ってしまうんじゃないかって、それで・・・」
「私・・・いつでも・・・待ってたのに」
「佑香・・・」
僕は、こうして抱き合っているだけで心が満たされていくのを感じた。
動かさなくても充分に心地よかった。
「なんか・・・あそこがじんじんする。お兄ちゃんが、私の中に入ってるんだね・・・」
ぽつんと佑香が言った。
「まだ痛いか?」
「ううん、もう大丈夫・・・いいよ」
佑香も、まだ辛そうな顔をしているが、最初よりはだいぶ楽になってきたようだ。
「動くよ・・・」
「あっ!ふぁ・・・」
僕が腰を引いて静かに動き始める。
ずるずるっと引き出して、時間をかけて、ぐぐぐっと突き入れる。
結合部分に目をやると、血が滲んでいるのがわかった。
愛液で薄められているが、佑香の初めての印だ。
くちゅっ・・・ぬりゅっ・・・。
僕は気を遣ってゆっくりと抽送した。
男にとっては焦れったいようなセックスだったが、自分の快感よりも愛しい佑香が痛がらないようにという思いが強かった。
「お、お兄ちゃん・・・お兄ちゃんっ・・・」
佑香がうわ言のように呼びかけてくる。
妹から溢れる愛液は、水飴のようにねっとりと絡みつき、自らの痛みをも和らげるように僕のペニスを濡らす。
狭い入り口はきゅっきゅっと根元を締めつけ、中は柔らかい微妙なヒダが、動かさなくとも敏感な部分を刺激する。
相手が佑香だというだけで、もう爆発しそうなのに、その中の感触も恐ろしく気持ちよかった。
「ああん・・・、あふっ・・・」
ぐちゅ・・・、ぐちゅ・・・。
こすれる愛液がくちゅくちゅとエッチな音を奏でる。
切ない喘ぎ声と合わさって、まるで僕をフィニッシュへと導くメロディのようだった。
「す、すごいよ・・・佑香、さ、最高だよ」
「あん・・・う、嬉しい・・・」
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。
やがて僕の動きが速くなる。
あまりの気持ちよさに自然に腰が動いてしまうのだ。
急速に絶頂が近づいてくる。
「あっ・・・お、お兄ちゃん、ゆっくり・・・いっ、いたあいっ、くふっ!」
ひと筋、ふた筋と新しい涙がこぼれていく。
妹のしがみつく手に力が入る。
「ご、ごめん、佑香、もう少しだから」
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ!
「んっ・・・くふっ・・・んんっ!」
僕の中で迸りそうな感覚が腰から上ってくる。
止まらない射精感を感じた僕は、これ以上ないくらいの激しさで腰を叩きつける。
くちゅくちゅじゅぶくちゅ!!
「・・・ゆ、佑香っ!くうっ!」
ペニスを根元まで突き入れた瞬間、耐えていたものがついに限界を迎えた。
どひゅっ!どひゅっ!どひゅっ!どひゅっ!
濃厚な精液が身体の中を迸って放出されていく。
(中で出したらやばい)
一瞬そう思ったものの、佑香のもたらす快感はあまりにも強烈でペニスを佑香から抜くに抜けなかった。
どひゅっ、どひゅっ、どひゅっ、どひゅ・・・
放出されている精液を子宮へと導くように、射精の脈動に合わせて佑香の膣内がキュッと締まる。
その感覚が気絶しそうなほど気持ちよく、僕は止める間もなく、ありったけの精液を妹の膣内に注ぎ込んでいた。
「・・・はあ、はあ、佑香ごめん・・・」
「・・・んっ」
長い長い射精が終わると、2人は繋がったままでもう一度唇を重ね合った。
落ち着いて小さくなったペニスを抜いて、佑香の女の子の部分を見てみると、溢れた精液で割れ目の部分が満たされているようだった。
その後は2人で眠りについてしまった。
翌日。
「じゃあ大人しく寝てなさい」
「ああ・・・」
「まったく、妹の看病して伝染されるなんて、お兄ちゃんのくせに情けない。大学が始まるから、今日帰らないといけなかったんでしょ?」
「・・・仕方ないよ、最初の講義は休むよ」
「じゃあ行ってくるから」
説教だけして母親が出ていくと、入れ違いに佑香が入ってきた。
パジャマのままの姿で心配そうな顔をしている。
「大丈夫?お兄ちゃん。私の風邪が伝染っちゃったんだね?」
「コホッ、コホッ・・・気にするなよ、こっちは大丈夫さ。昨日の今日だから佑香の方が心配だよ」
「うん、大事をとって休むけど元気だよ・・・あそこも、もう痛くないし・・・」
照れながら妹が付け加えた。
「そうか・・・」
「お兄ちゃん風邪引いてるのに、こんなこと言っちゃ悪いんだけど・・・」
佑香はちょっと俯いてから言った。
「お兄ちゃんがもう1日いてくれるのが、すごく嬉しいの」
「・・・佑香」
僕は胸がいっぱいになった。
「すぐまた帰って来るよ。風邪が治ったら、2人でどっか遊びに行こうな」
「うんっ」
佑香は嬉しそうに頷くと、めいっぱい甘えた声で言った。
「ねえ、お兄ちゃん・・・こっちの部屋で寝ててもいい?」
「いいけど、そばに来るとお前の風邪、またぶり返しちゃうぞ」
僕が苦笑しながら答える。
「大丈夫だよ、お兄ちゃんが治してくれるもん。じゃあ、お布団持ってくるね」
妹がにっこり笑って飛び出していく。
ケホッ・・・。
風邪のせいで頭も喉も痛かったけれど、それを吹き飛ばすくらい僕は幸せな気分だった。