ALICEの日記


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今日は両親がいないので家に私ひとりっきりです。
私はひとりっこです。
今までだってひとりで留守番することは何回もあったのですが、今夜は妙にどきどきします。
だって、生まれて初めて裸のままで外に出たからです。
といってもそれほど過激ではないのですが。
近所にあまり遅くまで起きている家はないようなのですが、一応2階からときどき確認してどこの家の電気も消えるまで待ちました。
11時にはどこの家も真っ暗になったのですが、用心のためもう1時間待って12時に実行しました。
家の電気も全部消して真っ暗にしました。
自分の部屋の中で着ているものを全部脱いでしまいました。
これからやろうとしていることを考えると胸がどきどきしました。
もう1度窓から近所を眺めました。
やっぱり真っ暗でした。
私は決心しました。
裸のままで階段を下りていくとふだん服を着て生活している自分の家の中なのに、すごく興奮して見知らぬ場所を歩いているような気分でした。
玄関のドアの前に立つと足の裏がひんやりしました。
そっとドアを開けてみました。
家のフェンスの向こうにある常夜灯だけがぼんやりと灯っていました。
私は決心してドアを大きく開きました。
急に視界が開けました。どうしよう、やっぱりやめようかとも思ったのですが、せっかくここまで来たんだからと自分を納得させてとうとう外に1歩踏み出してしまったんです。もう戻れないんだ、戻っちゃいけないんだ、私は自分に言い聴かせてドアをそっと閉じました。
小さくばたんと音がしました。私はとうとう外に閉め出されてしまったのです。
それも裸のままで。
からだが小刻みに震えました。
寒くもないのに。
私は裸足でした。
そっと土の上に素足をおろしました。
意外と暖かい感触です。
子どもの頃なら裸足で土の上を歩いたこともあります。
でもそのときの私は裸足どころか何も服を着ていなかったのです。
耳に神経を集中させて1歩1歩前に進みました。ほんの少しずつですが玄関のドアから遠ざかっていきます。
でもそのときは心細さだけではなく解放感、そしていやらしい本当の自分がじわじわとこみあげてくるような気がしました。
足の裏を見ると土で汚れていました。
そのことがかえって私の今していることを正当化するというか、仕方がないんだよねって自分を納得させてくれました。
私は裸のままで庭をぐるぐると歩き回りました。
あたりは物音ひとつしません。
みんな寝ているんです。
でも私だけが裸で外をうろうろしている。
そう考えるとなんだかとてもうれしくなってきました。
私は必要もないのに屈伸運動をしてみました。
雲がかかった真っ暗な夜でしたので、フェンスの向こうの常夜灯の灯りだけが私の姿を映し出していたと思います。
からだはもう震えていませんでした。
あそこに触れてみるとぐちゃぐちゃに濡れていました。
私はそっと指を出し入れしました。
クリにちょんと触れてみるとからだがびーんと電気ショックを受けたみたいにはねあがりました。
息がはあはあしました。
もう一方の手は無意識に胸をゆっくりとなでていました。
初めての野外露出で私はオナニーまでしてしまったのです。
そして何度もいってしまったのです。(たぶんあれがいくってことだと思います)
どれくらいの時間私はオナニーしていたのでしょうか、自分でもよくわかりません。
ようやく落ち着くと私はこの状況を思いっきり楽しみたくなっていました。
そっと家の門、といっても形ばかりの門ですが、そこから道路の方をのぞいてみました。まっすぐな道路で車が1台通るのがやっとという狭い道路です。
道路の反対側は農協(ここは伏せ字でお願いします。なんか特定されそうだから。ベンジーさんだけの秘密にしておいてください。お願いします)の建物で、高い塀で囲まれています。ちょっと歩くと農協の入口があってそこから敷地の中に忍び込むこともできます。
行ってみようか、私はもっとすごいことをしたくなりました。
でも車が通るかもしれないし、人も通るかもしれない。
結局私はできませんでした。
でもいつかは必ずもっと冒険したいと思います。
この日記はこれからときどき何かすごいことをしたときに書いていきたいと思います。
でも、誰かに読んでもらうことを想定して書いているのですが、どこかのホームページで告白するだけの勇気はまだありません。
送るとしたらたぶんベンジーさんのところだと思います。
私が自分のいけない性癖に気づいたのはここだから。
その気になったらたぶんまとめてメールすると思います。
そのときのために一応自己紹介しておきます。
名前はALICEとだけしておきます。
私は14才の中3です。
3月7日が誕生日です。
遅生まれです。
身長は157、体重は45、胸囲は81.5です。
でもこれは春の身体測定のときの結果です。
ミッキーマウスが好きです。
これくらいだったら日本全国の人に、私が特定されることはないですよね。
それと、このパソコンは一応私の部屋のありますが、ときどき母も使うので、返信は絶対にしないでください。
家族に知られたら大変だからです。
お願いします。
わがままですが、私からだけ送信させてください。
この文章もフロッピーに入れて保存しています。

こんばんは。ベンジーさん。
いつも10日を楽しみにしています。
みんなすごいんですね。
本当にびっくりしてしまいます。
でも私もいつか必ずみんなに負けないような露出をしてみたいと思います。
ところで、昨日のことです。放課後に先生の仕事を手伝って教室に戻ると誰もいませんでした。
私はカバンを取って昇降口のそばのトイレに入りました。
当然誰もいませんでした。
個室に入っておしっこをしてパンツを引き上げようとしたのですが、このままここで脱いでみたいと考えてしまいました。
どうしようとちょっと悩んだのですが、結局、やってみたいという考えを打ち消すことはできませんでした。
私はパンティを足からぬきました。
ノーパンです。
あそこやお尻がすーすーするようでした。
脱いだパンティはたたんでカバンの中にしまいました。
このまま帰ろう、でもちょっとだけ学校の中をノーパンで歩いてみよう。
私はノーパンのままトイレを出ました。
ほんのちょっとの布きれがあるかないかでこんなに感じが違ってくるなんて。
私はどきどきしながら用もないのに教室に戻ってみました。
教室は3階にあります。
階段を上がるときは誰も下にいないのにどきどきして無意識にカバンで隠してしまいました。
教室には誰もいませんでした。
私は教室の前後にある引き戸を静かに閉めました。
そして教壇の上に立ってスカートのはしを少しずつ持ち上げました。
私のあそこが湿っているのが触らなくてもわかりました。
誰もいない教室とはいえ、ふだんみんなが勉強したりお弁当を食べたりしているところでとんでもないいやらしい真似をしている自分に興奮しました。
私はスカートのはしをウエストのところにはさみこみました。
これで私のいやらしいあそこはむき出しになりました。
目を閉じました。
みんながいやらしい私を注目していることを想像しながら。声が聞こえるようでした。
ほら、濡れてるよ。
そんないやらしいことして興奮してるの。
変態、変態。
クラスメートのひやかしの声が聞こえるようでした。
私はその格好のまま教室の中をうろうろしました。
そしてあそこ、おまんこをなでまわしたのです。
もっと脱ぎたい、全部脱いでしまいたい。
私はすぐにも実行にうつそうとしたのですが、そのとき遠くの廊下から人の声が聞こえてきました。
はっとした私はたちまち我にかえりました。
スカートを元に戻し、階段を駆け下りて昇降口の下駄箱までたどりつきました。
息が荒くなっていました。
危なかったです。
あのまま服を脱いでしまっていたらきっと誰かに見つかってしまっていたと思います。
でもノーパン状態は続いています。
私は自転車通学なのですが、スカートが風でまくれないように注意しながら帰りました。おまんこにサドルがあたります。
パンティ1枚ないだけで刺激はふだんよりもものすごかったです。
家が近くなって人通りがなくなったとき、座り直して直にお尻がサドルにあたるようにしました。
スカートがふわっと浮くようでした。
誰にも見られていないのはわかっていましたが、そんな変態的な行為をして感じている自分に酔ってしまったようです。
本当は家に着いたらすぐにでもオナニーしたかったのですが、母がいたのでがまんしました。
私の父は単身赴任しています。
母は週末になると父のお世話をするために泊まりに行きます。
ですから週末は家に私ひとりきりです。
初めは寂しかったのですが、今ではひとりきりになれる週末が楽しみです。
明日、また母がでかけます。
今から何をしようか楽しみです。
では、おやすみなさい。

おはようございます、いえ、こんにちはかな。
だってもうお昼なんだもの。
私は今家にひとりでいます。
裸です。
裸で日記をつけてます。
誰もいないのはわかっているのですが、やっぱりどきどきします。
実は夕べから裸なんです。
生まれたままの姿で過ごしています。
寝るときもこのままでした。
さっき起きたところです。
夕べはひとりで夕食をとってそのあと近所が寝静まるのをじっと待ちました。
そしてまた外に出てしまったのです。
でも庭だけだと前と同じだから、もっとすごいことしなきゃ家に入れないんだと自分に言い聞かせました。
私はとうとう門を開けてしまいました。
きいっという音にどきっとしました。
今考えると大した音じゃないのに。
道路に出てしまいました。
ひとりでぽつんと誰もいない道路に立ち尽くしてみました。
とても不安です。
でも解放感でいっぱいです。
裸足なんだから足音なんてしないのに私はそっと農協の塀の壁に近づきました。
常夜灯の灯りで私の影が薄ぼんやりと壁に映りました。
そして壁に背中をつけて両手両足を広げてみました。
磔にされた気分です。
今この道路の向こうから車が来たらどうしよう、近所の人がカーテンの隙間から覗いていたらどうしようなんて考えると怖いんですけど不思議と興奮してしまうんです。
おまんこからだらだらとふとももにいやらしい液が伝ってきました。

おしっこをもらしたみたいです。
私は足を開いたままおまんこをそっと触りました。
本当におしっこをもらしたみたいでした。
私は興奮してしまってその場で思いっきりオナニーしてしまいました。
気がつくと道路のアスファルトの上に膝をついて座り込んでいました。
いくらか冷静さを取り戻すと不安になってきました。
訳がわからなくなったときに車や人が来たら危ない、私は急いで家の中に戻りました。
でもシャワーを浴びているうちにさっきのことを想い出してまた興奮してしまい、シャワーをおまんこにかけながらまたオナニーしてしまいました。
それでまた部屋に戻ってベッドの上でオナニーしながら眠ってしまい、さっき起きたというわけです。
夕方には母がもどってきます。
これから服を着て宿題をします。
私は英語が好きで、将来は大学で英語を勉強したいです。

今日は学校でいやなことがありました。
男子って嫌いです。
休み時間に黒板にエッチな絵を描いて喜んでいるんです。
そしてそれを女子に見ろ見ろと言って見ると今度はすけべって言うんです。
子どもじみてるっていうか。
だから男子って嫌いです。
私はレズなのでしょうか。
でもさっきオナニーをしたら気持ちよくて機嫌が直りました。
すいません、今日はエッチな告白はなしです。
おやすみなさい。

明日の目標。
農協の入口のところにある自動販売機、そこでジュースを買ってくること。
もちろん裸のままで。
絶対やること。

買ってきました。
ジュース。
どきどきしました。
でも誰にも会わずに実行できてよかったです。
深夜1時過ぎでした。
やっぱり玄関のドアを開ける瞬間は胸がどきどきします。
でも外に出てドアがかちっと閉まったとき、私は魔法にかけられてしまうようです。
いつもと違った大胆な自分になれるんです。
門から車や人が通らないか、目と耳でしつこいくらいに安全を確認しました。
それから門を少し開いて小走りで塀づたいに進んでいきます。
農協の入口は家から50メートルぐらいしか離れていないのですが、誰かに会ったら言い訳なんてできないと思うとどきどきです。
入口はいつも開いています。
自動販売機はその入口のすぐそばにあります。
他に灯りがないので自動販売機の前はすごく明るく感じられます。
販売機のガラスに私の裸がぼんやりと映ります。
その姿を見ると自分が今していることのとんでもなさを実感してしまいます。
私は準備してきたお金を急いで投入します。
ジュースの落ちる音がとても大きく感じられました。
私は急いでジュースを取り出すと早く帰らなくっちゃとあせってしまって入口であたりを確認せずに飛び出してしまったのです。
あっと思ったのですが、幸い車も人もいませんでした。
ほっとしました。
自分が今まともじゃないことを思い知らされました。
しっかりしないとどんな失敗をしでかすかわかりません。
注意すること。
私は塀伝いに家まで戻りました。
息がはあはあいっていました。
私は裸のまま玄関のドアの内側でジュースを一気に飲み干しました。
でもまだ喉が渇いていたので台所でもう1本ジュースを飲みました。
2本も飲んでしまいました。
そこでふと思いました。
外でおしっこしたらどんな気分かなって。
告白の中にも外でおしっこするシーンがいっぱいあったのを想い出したのです。
でも、できませんでした。
今改めてさっきのことを想い出して日記を書いているのですが、まだできません。
ごめんなさい、初心者です。

やっぱりやりたいよね、おしっこ。次の土曜日は絶対します。

改めて読み返してみましたが、我ながらとんでもないことをしていますね。
でも、やっぱりおしっこはしたい。
したくてしたくて欲求不満です。
でも母がいるときはできません。
しかたなくホームページを見ながらオナニーしています。
明日は私ひとりです。
絶対おしっこします。

しました。
おしっこ、ついさっきです。
まだ興奮しています。
シャワーを浴びながらオナニーいっぱいしたばかりなんですが、もったいないので裸のままで報告します。
ジュースをいっぱい飲んでトイレに行くのをがまんしながら近所が寝静まるのをわくわくしながら待っていました。
そして11時半、決行しました。
最初から裸のままで玄関を出ました。
庭に出ると小雨が降っていてちょっと寒かったんですけど、どうせ裸だし、おしっこして汚れても都合がいいと思って、しばらく裸のままで小雨にうたれながらじっと立ち尽くしてみました。
でもこんな時ってあまり寒さを感じないんですよね。
地面はちょっとぬかるんでいて歩くと私の足跡が残りました。
足の裏はすぐに泥だらけです。
でもそれがかえってみじめな自分を意識してしまって感じてしまうんです。
私はすぐにでもオナニーしたいのをがまんして門から家の前の道路に出てみました。
おなかはもうおしっこでぱんぱんでした。
でもせっかくの野外でのおしっこなんだからともうちょっとがまんしました。
左右の道路はもちろん誰もいません。
でも遠くで車の音が聞こえます。
道路の先には国道があります。
でもこっちの道路はその先が山に続く砂利道なので滅多に車が入ってくることはありません。
だから私みたいな初心者でも安心して野外露出できるんです。
道路のアスファルトに私の泥足の足跡がつきます。
裸足の足跡であることがわかります。
でも雨が洗い流してくれるので明日の朝になっても痕跡は残らないはずです。
髪もからだも雨でしっとりと濡れていました。
私は興奮で荒くなる息を無理矢理押さえながらゆっくりと農協の入口に向かいました。
そうです。
どうせおしっこするなら自分の家ではないところでやりたいと考えたのです。
農協の門からそっと中をうかがいました。
もちろん誰もいません。
向こうに自動販売機があって暗闇の中、そこだけが明るく見えました。
私は一応あたりを気にしながら自動販売機に近づきました。
自動販売機のガラスに私の裸が映ります。
乳首がつんと上に尖っているのがわかります。
下半身のおまんこの毛だけが黒く映し出されます。
こんなところで裸でいるんだ、もしも誰かと会っても言い訳なんてできないんだと考えると背徳的な自分のやっていることに興奮してしまいます。
足を動かすとおまんこもぐちゅぐちゅします。
勃起したクリトリスがときどき内股に触れるんですが、そのたびにしゃがみこみたくなるほど敏感になっていました。
私は自動販売機の前で足を思いっきり開きました。
そうです、立ったままおしっこしようとしたんです。
でもおなかはぱんぱんなのに、なかなかおしっこが出ませんでした。いつものようにしゃがんでやろうかとも思ったのですが、せっかくなんだからとおなかに力を入れてなんとか立ったままやろうと思いました。
早くしないと誰か来る、と不安になってきたのですが、なかなか出ません。
すると自動販売機がぶーんと音を立てました。
今考えるとたいした音じゃないんですけど、そのときの私はもうびっくりしてしまって、でもその音が合図になったようにおしっこが急にじゃあじゃあと出始めたんです。
もうびっくりしました。
おしっこは真っ直ぐ足下に落ちるとばかり思っていたのですが、ひねったゴムホースから水が出るようにあっちこっちに散らばって私の足やおなかの方にまでかかってしまったんです。
びっくりしておしっこを止めようとしたんですが、止まりませんでした。
まあ、裸なんだから、雨の中なんだからと結局は出るままに任せてしまいました。
でもおかげでコンクリートにおしっこの音がならなかったんですけど。
両手はおっぱいをもんでいました。
勃起した乳首を指でこりこりするとそのたびに腰が無意識にくいんくいんって動きました。私は最後の一滴が出るまで立ったままでした。
足下にはおしっこがあっちこっちに流れています。
それが自動販売機の明かりに照らされて、たった今自分がやってしまったことの背徳感を痛烈に思い知らされました。
ちょっとの間、私はそれをぼんやりと眺めていました。
あーっ、とうとうやっちゃった、こんなことしちゃって私って変態なんだ、でもそんなことを考えると逆に興奮してしまうんです。
やっぱり変態です。
太ももにも足にもおしっこがいっぱいかかってしまいました。
匂いが染みつくのはいやだなと考えました。
でもまだ家には戻りたくありませんでした。
私はコンクリートの上に寝そべってみました。
それまでと景色がまったく違って見えました。
不思議な気分でした。
雨が私の全身に降りかかってきます。
それがなんとなく気持ちいいんです。
私は足を大きく広げておまんこに直接雨がかかるようにしました。
雨が私のおしっこを洗い流してくれました。
髪もぐっしょりと濡れてしまいました。
私は立ち上がって濡れた髪を後ろにしぼりました。
雨水がしたたり落ちました。
でも考えてみると私が寝そべった場所には私のおしっこもあったのです。
髪をおしっこで濡らしてしまうなんて動物みたいです。
私は動物になろうと思いました。
四つんばいになって犬みたいに農協の建物の方に歩いて行きました。
私はいやらしい犬、だってこんなところで裸でいるんだもの、おしっこしちゃうんだもの。膝がちょっと痛かったけど、すごく興奮しました。
そして建物の陰に行くとそこからはプランターの花などが置かれていました。
土の地面でした。
壁の向こうに私の家があります。
でも壁を越えて帰ることはできません。
もう一度入口に戻って道路を歩いていかなければ帰れないのです。
誰もいないとはいえ、やっぱり不安で胸がどきどきしました。
私は建物の陰で膝を抱えて体育座りしました。
私一人がこの世界に取り残されたような寂しさ。
でもこの世界は私だけのものといううれしさ。
こんな矛盾する思いで私は落ちてくる雨粒に顔を打たれていました。
建物を一周してみよう。
もちろん建物の中は真っ暗です。
誰もいないのはわかっています。
でも暗闇の向こうに誰かいるんじゃないか、不安は依然としてありました。
建物の角を曲がるときはやっぱり緊張しました。
そっと下の方から向こうをうかがって誰もいないことを確認してから進んでいきました。そしてまた正面に戻りました。
結局何も起きませんでした。
でも私のおまんこと乳首はこの異常な状況に興奮していやらしい反応を示していました。でもやっぱりだんだんとからだが冷えてきました。
私は小さい頃から風邪を引きやすい体質です。
でもいやらしく興奮しているときは寒さを感じないのですが、さすがに雨が私の体温を奪っていったのだと思います。
私は小走りで道路に出て一応あたりを確認しながら家に戻りました。
玄関で準備しておいたタオルで泥をふき、玄関付近の私の裸足の足跡を軽くふきとりました。
私の小さな冒険。玄関のドアを閉めるとほっとして力が抜けるようでした。
でもからだを暖めなくっちゃと気力をふりしぼってお風呂場に向かったんです。
お風呂につかって目を閉じるとさっきのことが次々と思い出されました。
どきどきしました。
冷静になって考えてみるとなんてとんでもないことをしちゃったのか、自分の大胆さに驚いてしまいました。
でもからだはやっぱり反応しちゃうんです。
私っていやらしいんです。
記憶が新しいうちに書いちゃいました。
今度は絶対にもっとすごいことしたいと思います。
おやすみなさい。

起きました。
改めてゆうべ(けさ?)の日記を読んでみました。
これから母の迎えに行きます。
それから駅のショッピングセンターで買い物をします。
急いでごはんを食べないとバスに遅れちゃうので今日はここまで。

今日は学校で英語の小テストがありました。
そんなの聞いてないってみんなで言ったのに結局やることになりました。
先生はずるい。
まあ、けっこうできたけど。
私は英語と国語と社会は得意、でも数学と理科はちょっと苦手。
5教科以外だと体育と音楽は得意、でも技術家庭と美術はちょっと苦手、不器用なんですよね。
パソコンのときは夢中でやってるんだけど。
それと今日の帰り、ノーパンで帰ってきました。
コンビニのトイレでおしっこするふりしてパンティ脱いでポケットに入れました。
なんかすーすーして変な気持ちでした。
お客さんはいっぱいいたんだけど、私がノーパンだなんて誰も気づかないってのがすごくスリルがありました。
そのまま自転車で家に帰り自分の部屋でパンティはきました。
でもおまんこはぐちょぐちょで制服のスカートの裏地にちょっと液がついてしまいました。やっぱり制服だとノーパンはつらいかな。
では私は勉強します。

やっぱり高校入試の年なんだから勉強しなきゃ。
エッチと勉強はしっかりと切り替えること。
それができなきゃ高校生になれないぞ。

この日記ってなんなんだろう。
一応月刊野外露出に告白することを前提にしているけど、でもこのまま送らずにしてしまうかもしれない。
自分で自分に言い聞かせてエッチなことを自分に強制している。
オナニーの一種。
たくさんの人の告白に比べたら私なんてほんの初心者。
早く一人前の露出奴隷になりたい、なんて。
絶対勇気を出してホームページで告白します。
そのときは、ベンジーさん、よろしくお願いします。

こんばんは。
ゆうべは勉強漬けでした。
でも私は短時間で集中してやるタイプなのでちょっと疲れました。
受験の自信は、あります。
はっきりいってあります。
模擬試験の結果だっていいんですよ。
でもやっぱりどこか不安なんですよね。
万が一ってこともあるから。
今英語やってちょっと息抜きしています。
これから苦手な数学です。
うーっ。
でもがんばります。

私はSMに興味があります。
痛いのはいやですけど。
でも野外で縛られて犬の首輪みたいなのをつけて歩かされるなんてのにはちょっとあこがれてしまいます。
大勢の人たちのいるところをってのはちょっとごめんなさいって感じですけど。
でも、やっぱりちょっとは興味あるみたいです。
だって、こんなこと考えていたらおまんこ濡れてきたようなんだもん。

金曜日の帰りにホームセンターでロープや首輪を買ってくること。
それと、ついでに洗濯ばさみも。
ホームページのみなさんの告白を参考にしてみたいと思います。
今週末の目標です。

今日、学校の帰りにホームセンターに寄ってきました。
目的はもちろんお買い物。
でもとっても恥ずかしかったです。
どうってことないものばかりなのですが、見る人が見たら私の下心がわかっゃうんだろうなと思うとレジのところでひとりで顔を赤くしていました。
でもロープは買えませんでした。
やっぱり恥ずかしくって。
仕方がないから梱包用の紙ロープを買いました。
店を出るまでどきどきしちゃって、ひょっとして私の買い物見て気づいた人が後をつけてきたりしないかと不安で周りをきょろきょろしてばかりいました。
万引きと思われなくて良かったです。
ついさっき母が寝たのを確認して買ってきたものを出してみました。
紙ロープと首輪と洗濯ばさみ。わくわくします。
明日はこれらを使ってみます。
今晩はこのわくわくを楽しみながら寝たいと思います。
おやすみなさい。

ごめんなさい、やっぱりちょっとだけ使っちゃいました。
洗濯ばさみ。
どうしても気になっちゃってついついベッドの中でパジャマの前をはだけて洗濯ばさみで乳首をはさんでみました。
どんなだろう、どんなだろうとどきどきしながらはさんでみたのですが、悲鳴が出そうになるほど痛かったです。
すぐにはずしてしまいました。
残念ながらただ痛いだけで気持ちよくはなれませんでした。
ほんのちょっとはさんだだけなのに、乳首はいつまでもじんじんしていました。
でも痛みがひいていくにしたがってなんかとろんとした気分になっていきました。
ああ、やっぱり感じるんだ、でもバネが強すぎるから少し何かはさんでおいてバネをゆるくしておく必要があります。
もう1回はさんでみようか、そんな気持ちがまた生まれてきてしまいました。
さっきあんなに痛かったのに。
でもやっぱりもう1回だけ、ってやってしまいました。
でも今度はもっとがまんしてみよう、時計を見ながら時間を数えました。
5秒、10秒。でも結局10秒ぐらいしかがまんできませんでした。
さっきよりもじんじんと痛みます。
つけている間は乳首がちぎれそうなほどでした。
でも乳首をつまんで息をふうふう吹きかけているうちにやっぱりその痛みが快感に変わっていったのです。
そして今度は両方に。快感は倍になったようでした。
それからおなかや舌にもためしてみたのですが、そっちはあまり痛くないし、それほどの快感でもありませんでした。
結局今晩も夜更かししてしまいました。
せっかく明日はひとりっきりだというのに途中で寝てしまわないようにしなきゃ。
もう一度おやすみなさい。

母は昼前に出かけました。
明日の昼まで私はひとりっきりです。
ひとりでいられるときは私は裸で暮らすことにしています。
もちろん今も裸です。
それに今首輪をつけています。
それだけで本当に自分が犬になったような気分です。
今晩はこれをつけて両手首を紙ロープで後ろで縛って野外露出してみたいと思います。
どきどきしています。
また今晩の内に報告したいと思います。

報告します。
してきました。
今、夜の2時です。
今晩もちょっと霧雨が降っていましたが、かえって誰とも会わないで安心でした。
後ろで両手首を結ぶのは大変でした。
夕方からいろいろ試してみました。
それでロープを輪のようにしてそこに両手首を通し、ぐるぐるとねじりました。
でも反対にまわすとすぐにはずれてしまうので、ちょっとがっかりです。
でもしかたがないので夜の12時にあたりを確かめてから裸のままで玄関まで行き、玄関でロープで手首を縛って外に出てみました。
ドアを開けるのが大変でした。
でもただ裸で出るのと違い、自分のからだの自由がきかないってことでなんかすごくふだんよりも感じてしまいました。
試しに道路に出てしまいました。
もちろん車も人もいません。
私は塀伝いに小走りで走ってみました。
走るたびに手首がきつくしまるようで、自分が誰かに追いかけられているような気分になってしまいました。
走るとおっぱいがぷるぷると揺れます。
乳首は固く勃起していて、痛いようでした。
ほんのちょっとだけ家から離れただけなのに、すごく不安でした。でもその不安感がなんとなく心地よいのです。
見つかったらどうしよう、見つかったらどうしよう。
誰もいないのはわかっているくせに自分で演出してしまうんです、自分を追いかけている誰かに見つからないようにと。
おまんこは触ってほしくてじんじんしていました。
私は道路の真ん中でロープをほどき、思いっきりオナニーしました。
そして道路の真ん中で足を開いて立ったままでおしっこしました。
今度はすぐに出てきました。
私はおしっこを垂れ流しながら、途中で止まってしまわないようにゆっくりと歩いてみました。
後ろを振り返るとおしっこのあとが私のあとをついてくるようで恥ずかしかったです。
おしっこが終わると私は手におしっこがつくことにもかまわず、そのままおまんこを触りました。
クリトリスにもおしっこをなすりつけて触りまくりました。
急に頭の中が真っ白になり、いってしまいました。
私はアスファルトの上に大の字になって横たわり、真っ暗な空を見上げながら息を整えました。
寝そべって眺める景色はいつもと違う景色で不思議でした。
今日も誰にも見つからなかった、よかった。
冷静になってきた私はだんだん怖くなり、急いで家に戻り、しっかりとシャワーを浴びました。
そこで気づきました。
輪になったロープを道路に忘れてきたことを。
でも、もうシャワーを浴びちゃったし、結局そのままにしておくことにしました。
明日の朝、誰かが見つけるかもしれませんが、あんなの、何に使ったかなんてわかりっこないですよね。
それと、手首が赤くなっちゃってちょっとすりきれたみたいです。
今度からはリストバンドをしてやりたいと思います。
おやすみなさい。

さっき学校から帰ってきました。
母は買い物にでかけています。
ゆうべは紙ロープで一生懸命自分のからだを縛れるように結び目を造ってみました。
まだからだにはつけていません。
「少女革命」という雑誌があるんですが、表紙は普通、でも中身はすごく過激な雑誌です。そこの体験コミックなどを参考にしています。
今度の土曜日につけてみようと思います。
母の車の音がしました。
では。

さっき母とけんかしました。
高校のことなんだけど、私は女子校に行きたいのに母は共学の進学校に行けといいます。自信がないわけじゃないんです。
行きたくないというわけでもないんです。
でもなぜか母の言いなりにはなりたくないって反発したくなっちゃうんです。
それと、自分が隠れてこんなとんでもないことしてるってことがなんか引け目になっちゃって、うまく母に言い返せないんです。
今日はちょっといらいらしています。
成績が落ちて母にいやみを言われるのがいやなので、これから勉強します。
じゃあまたね。

さっきホームセンターで南京錠買ってきました。
2つも。
告白の中にもあったけど、やってみたいと思います。
鍵は農協の隣の公園に隠してみます。
もう1つは告白にもあった、どこかに鍵だけ置いてくるときに使いたいと思って余分に買ってしまいました。
そのときのことを考えると、とてもエッチな気分です。
でも今日はわくわくの気持ちを抑えて勉強します。

今日学校でいいことを思いつきました。
手首に片手ずつブレスレットのように紙ロープをつけて、それを後ろで南京錠でくくりつけたら。
さっきさっそく実験してみました。
うまくいきそうです。
母が寝てから実際つけてみようと思います。

うまくいきました。
輪をしっかりと結んだので、南京錠でくくりつけるとびくともしません。
でも後ろにある南京錠に鍵を差し込んで開けるのが大変です。
これから練習してみます。
明日が楽しみです。
では。

さっき母を見送りました。
母の車が国道を出ていくのを見届けました。
でも母の乗る新幹線の発車時刻を過ぎるまでは我慢します。
何かあって戻ってくるかもしれませんから。
あと30分くらいあります。
がまんです。
それまで全身ロープを作ります。

さっきのことです。
全身ロープをからだに試着してみました。
本当は誰かに縛ってもらいたいのに、なんて思ったりして。
首輪をつけて金具にロープをつけて、そして前の方はおっぱいを輪の中に入れて、おへそのあたりも輪のように広がるようにして、うまく説明できなくてすみません、股にロープをまわしてそれを背中を通して首輪の後ろを通し、また背中からおろして股に通し、また顔の下の首輪に結びました。
わかってもらえるでしょうか、ごめんなさい。
そして胸のロープはブラをつけるみたいに背中の後ろで結び、おなかのロープはお尻の上のあたりで結びました。
しゃがみながらしていたのですが、さあできたと思ってうっかり立ち上がってしまったんです。
するとたるんでいたロープがぴんと張っちゃって、全身がぎゅーって一気に縛り上げられたようになってしまったのです。
びっくりしました。
まだからだのあちこちにロープのあとが赤く残っています。
明日までに消えるかな、心配です。おっぱいも輪の中でテニスボールみたいに丸く締め上げられました。
特に股にかけたロープが急にぎゅーっておまんこを締め上げたもんだから、痛くて痛くて。でも立ち上がって一応痛いのをがまんしながら部屋の中を歩いてみました。
するとクリトリスがときどきロープにこすれて、きーんとするような痛みのような快感のようなものが頭のてっぺんを突き抜けるようでした。
でも私はせっかくだからと紙をはさんで少し緩くしておいた洗濯ばさみで両方の乳首をはさんでみました。
乳首は勃起していたので、はさんだ瞬間、ちょっとのけぞってしまいました。
すると今度はロープがからだにくいこんで。
変態、変態。いえ、大変、大変。
そして両方の洗濯ばさみの橋に通しておいた輪ゴムを歯でくわえました。
こうすると顔を動かすたびに乳首が洗濯ばさみでひっぱられるんです。
バネを緩くしていたとはいえ、けっこうききます。
もう頭の中はいやらしいことをしたいということだけでいっぱいでした。
これだけでも変態なのに、私はさらに机の上の南京錠をとって背中の後ろで両手首を縛り付けてしまったのです。
そんな変態ポーズで私は部屋の中を歩き回りました。
痛いんだけど、すごく興奮しました。
私はそのままの格好で下におりました。
そして家の中をうろつきまわったんです。
洗面所に行くと鏡があります。
すごい格好をした私が映りました。
輪ゴムを口から離すまいとしてすごい顔でした。
恥ずかしかったです。
痛くなると少し前屈みになります。
そうするとロープがいくらか緩みます。
でもバランスが崩れて転びそうになってしまいます。
おまんこは縛り上げられてじんじんと痛むのですが、ぐっしょりと濡れているのがわかりました。
ちょっと顔を動かすだけで乳首が引っ張られました。
目を閉じて顔を動かすとまるで誰かにいたずらされているみたいでした。
昼間からこんな痛いことして濡れるなんて変態です。
私は2階に戻りました。
両親の部屋に入りました。
両親の部屋にはベランダがあります。
私はベランダに出てみることにしたのです。
私は後ろ向きのままでサッシ窓の鍵をおろしました。
ベランダの向こうは山側で、木や丈の高い草が生えています。
誰もいないのはわかっているのですが、昼間で明るいのですごくどきどきしました。
鍵をはずしてから、どうしようと少し躊躇したのですが、思い切ってベランダに出てみました。
初めての昼間の野外露出です。
急に視界が開けてどぎまぎしてしまいましたが、気持ちよかったです。
でも全身がきりきりと痛くて、すぐに自分の部屋に戻りました。
机の上の鍵をつかもうとするのですが、手が汗ですべってなかなかつかめません。
あせって鍵を床に落としてしまいました。
あわててかがんで鍵をとろうとしたのですが、バランスを崩してしまってとうとう転んでしまいました。
そのとき、ぎゅっと全身に痛みが走りました。
私は芋虫みたいに床に転がった状態で鍵を探り当て、ようやく右手に鍵をつかみました。でも今度は鍵穴がなかなかみつからないんです。
手を動かすとまた痛みが激しくなってきました。
私は痛みをこらえながら必死でなんとか南京錠をはずしました。
洗濯ばさみをはずし、それからロープをはずそうとしたのですが、きつく縛ってしまったので、結び目がほどけませんでした。
結局ハサミで切ってしまいました。
そのときの解放感は本当にすてきでした。
からだの自由ってこんなにすてきなんだなって実家してしまいました。
からだのあちこちがロープで擦れてひりひりしたけど、私は思いっきりオナニーしてしまいました。
両親の部屋のサッシの鍵を閉めていなかったことを思い出し、そのまままた裸でベランダにでました。
ひりひりにそよ風が心地良かったです。
そしてそこで寝そべってオナニーしました。
そのとき思いました。
山側に確か向こうに抜ける細い道があったはず。
そこを裸で歩いてみたい。
今晩は懐中電灯持ってちょっと冒険してきてみたいと思います。
また、あとで報告します。

ゆうべは結局冒険できませんでした。
やっぱりちょっと怖かったのと、異常に興奮しちゃってベッドの上でオナニーしながら寝ちゃったんです。
うるうる。
だから夕べは野外ではしませんでした。
でも、裏山、冒険してみます。
今度の土曜日が待ち遠しいです。

からだがひりひりします。
目立たなくなったけど、まだ赤く擦ったあとがあちこちに残っています。
明日は体育があります。
着替えの時に友達にばれないようにしなければと思います。

うーん、今日の体育、外だったから短パンでした。
太ももの内側に擦ったあとがあったんだけど、誰も気づきませんでした。
そうですよね、私だけが勝手に意識しているだけなんですよね。
私があんなことしたなんて誰も考えないですよね。
でもまだ痛いところがあちこちある。
まだお風呂に入るのが大変です。
しみるんです。
ううっ。
母にそれとなくフェンスのこと、聞いてみました。
フェンスの下には大きな排水溝が埋められていて山からの雨水はそこを通って川に注ぎ込んでいるということでした。
うーん、もっと別のこと聞きたかったけどそれで話を変えられたので聞けませんでした。今度の土曜日は絶対冒険してみます。

今度の土曜日、母は2泊すると言ってました。
ラッキー。
でもうちの親って一度も電話してきたことがないんです。
心配してないのかな。
ラッキーなんだけど、それはそれで見捨てられているみたいでちょっとがっかり。
最近裏山が気になってばかりいます。
早く明日にならないかな。
今晩はこれから洗濯はさみと南京錠を使ってオナニーします。
では。

さっき裏山の冒険に行ってきました。
服は着ていました。母は朝の新幹線で父のところに行きました。
ラッキーです。
だから午前中のうちに冒険できたのです。
雑木林のようになっているのですが、家の周辺はフェンスで囲まれています。
私が子どもの頃にはおじいさんがきのこや山菜を採っていたらしいのですが、おじいさんは私が小学生の頃に亡くなったので、それ以来誰も入ることはなかったと思います。
私の両親が山菜やきのこを採ってきた記憶はありません。
私も子どもの頃は小さな道を少し上っていったこともあります。
でも今まではどうせ真っ暗な雑木林なんだからと入ってみようなんて思いもしませんでした。
子どもの頃の記憶でも丈の高い草ばっかりで虫がいたりして進んで入ってみようなんて思いませんでした。
でも私は何年かぶりでそのフェンスを乗り越えたんです。
昔の記憶を頼りに草を分けてしばらく行くとそこに丸太を土に埋めた階段のような道を発見しました。
急な階段でした。
でもそれを頼りに登っていくと急に草がなくなりました。
向こうは急な傾斜に背の高い木が何本も生えていました。
草はそこからなくなってきました。
陰になっているので生えないんだと思います。
階段の丸太を追ってさらに登っていきました。
しばらく人が入った様子はまったくありませんでした。
しばらく階段に沿って登っていって頂上付近に来るとそこに大きな木が1本あって、その木陰には丈の低い草むらがありました。
木の葉っぱの間からは空も見えます。
今までこんな場所があるなんて、全然知りませんでした。
ひょっとしたら父も母も知らないかもしれません。
おじいさんだけが知っていた秘密の場所かもと考えるとわくわくしました。
でもそこから先はかなりの急傾斜で、崖のようになっています。
階段があるかと捜してみましたが、見つかりませんでした。
下の方には小川が流れているはずです。
そこに下のフェンスの排水溝が繋がっているのだと思います。
そこまで行きたかったのですが、あきらめました。
でも自分の家のすぐそばにこんな素敵な場所があるなんて。
私はわくわくしました。
あたりは物音ひとつしません。
ここなら誰も来ない。
今ここで裸になっても誰にも見つかる心配はない。
私は一応周辺をうかがってから裸になってしまいました。
薄暗いとはいえ、まだ午前中でした。
外で脱いでしまうことに抵抗感はありました。
でも素敵な発見に興奮していたのでしょう、結局脱いじゃったんです。
自然の中で裸、私は解放感でいっぱいでした。
用もないのに裸のまま教室くらいの広さの草むらをうろうろしてしまいました。
とってもいい気持ちでした。
そのままの格好で戻ろうかとも思ったのですが、家のそばまで行くと草の丈が高いのでまた擦り傷ができちゃうと思ってしかたなく服を着ておりました。
フェンスを越えるときは注意しました。
両親に私がフェンスを越えてるってことがばれないように。
倒れた草なんかをわざわざ元に戻したりして。
これからも注意しなきゃだめだよ。

お昼ご飯を食べてから、農協の隣の公園に行ってきました。
そして家の玄関の鍵を滑り台の下の草むらにそっと置いてきました。
誰もいませんでした。
他人が見たってどうってことないことなのに、胸がどきどきしました。
自分がすごくいけないことしてるんだって。
でも鍵を置いてくることの何が悪いっていうの。
どうってことないですよね。
あとは夜を待つだけです。
でも、誰かが鍵に気づいて拾ったらって考えるとちょっと怖くなります。
大丈夫です。
ここの公園はふだんからあまり利用されていないから。
だってちょっと行ったところにもっと大きな新しい公園があるから遊ぶときはそっちで遊ぶから。
でも、もしかして、でもそう考えるときのどきどきがまた楽しいんです。
これからもう一度裏山に冒険に行きます。
先週みたいにせっかくの土曜日をふいにしないように気をつけたいと思います。
ではまた。
大忙しです。

さっき行ってきました。
今度はバスタオル持っていきました。
道もわかったので、今度は午前よりすいすい登れました。
てっぺんに到着すると私は木陰にバスタオルを敷いて服を脱ぎました。
とってもいい気持ちでした。
明るい太陽の下、生まれたままの姿でした。
私は用もないのに体操してみたりしました。
そしてちょっと汗ばんでくると、やっぱりしちゃうんです。
オナニー。
バスタオルに横たわっておひさま見ながら思いっきりしちゃいました。
どうせ周囲に誰もいないんだからって、今までは声をこらえてオナニーしていたんだけど、このときは声を出しちゃいました。
周囲はとっても静かです。
ときどき鳥の声が聞こえるだけです。
私のいやらしい息づかいとおまんこをいじるくちゅくちゅの音だけが聞こえました。
こんな場所で声出しながらオナニーしてるって考えただけで部屋の中でするよりも感じてしまいました。
それから立ち上がってあたりをふらふらと歩いてみました。
私の家は木の向こうで見えません。
崖の方も木ばっかりで何もみえません。
でもひよっとして誰かがひょいと木の間から出てくるんじゃないかと思うとやっぱりちょっと怖いです。
ほとんど安全だとわかっていてもそれくらいのスリルはあった方がいいのかもしれません。また服を着て下りてきました。
明日はまたひとりです。
今度はもっと何かすごいことをしたいと思います。
今は夜を待って少し仮眠しておきます。
おやすみなさい。

さっきのこと、報告します。
ちょっとショックでした。
深夜が待ちきれなくて私は11時ころ、両手首を後ろで南京錠で固定したまま玄関を出てしまいました。
そして玄関のドアをロックしてその鍵を新聞受けから中に入れてしまいました。
少しくらい早くったってこんな田舎なんて同じ。
私はそれまでもいやらしいことばかり考えて夜を待っていたので、やっぱりどうかしていたと思います。
鍵がかちゃんと音をたてて新聞受けに落ちたとき、私は、これで私は公園まで行って鍵を取ってこなきゃ家の中に戻れない、南京錠をはずすこともできない、って自分で自分を追い込んでおきながらその絶望感に甘く酔ってしまっていたのです。
やっぱりふだんよりもどきどきしました。
途中で家に戻ってもどうしようもない、どんなことがあっても公園まで行かなきゃならないんだ、って考えるだけでおまんこが濡れてしまいました。
そのわくわく感とは裏腹に、足はなかなか前に進んでくれませんでした。
道路に出るときもいつもよりずっと慎重でした。
道路を小走りで走るとバランスを崩して転びそうになってしまいました。
それでゆっくりと歩いていかなければならなかったのです。
もし今誰かにあっても前を隠すこともできない、逃げ出すこともできないと思うと途中でとても怖くなってしまいました。
このまま家に戻りたい、何度もそう思ったのですが、戻ってもどうすることもできないのです。
私は本当に泣き出しそうになってしまいました。
でもなんとか気力を振り絞ってゆっくりと公園に向かいました。
農協の前では特にどきどきしました。
不安定な姿勢で腰をかがめて中に誰もいないのを確認しました。
そしてようやく公園の入口までたどり着きました。
私は木陰から誰もいないかと中をうかがっていました。
すると道路の向こうから車の音がしたのです。
私は最初どうしていいかわからなくなってしまいました。
すると車のライトが小さく向こうに見えました。
私はとっさに公園の中に飛び込み、道路側の植木の陰に隠れました。
ライトがどんどん近づいてきました。
私はどうしていいかわからず、じっとしていました。
すると車は何事もスピードを緩めることなく農協の前を通り過ぎ、角をまがって私の家とは反対方向に行ってしまいました。
車の音は遠ざかっていって聞こえなくなっても私は動くことができませんでした。
また別の車が来るかもしれない。
私は気持ちを奮い立たせて立ち上がろうとしました。
そのとき、ずっとしゃがんでいたので、足がしびれていたのです。
立ち上がろうとしてそのまま前のめりに転んでしまいました。
幸い土の上だったのでどこも怪我はしなかったのですが、足がしびれて立てないんです。手でさすることもできないので、足の筋肉を動かして早くしびれをとろうと思ったのですが、それがかえっていけなかったのです。
こむらがえりを起こしてしまいました。
こむらがえりの起きるその直前の気持ち、わかってもらえますか。
このままどうしようって感じでした。
そして、きました、こむらがえり。
痛いのなんのって。
でも足の筋肉をもむこともできない。つらかったです。
本当、その場をのたうちまわってしまいました。
裸で。
なんとか痛みが治まって立ち上がることができたんですが、全身土だらけでした。
私はよろよろと滑り台に向かいました。
そのときはもう感じるなんてどころじゃなくて、ただひたすら自由になりたい、家に戻りたいとばかり考えていました。
ようやく滑り台にたどり着いたのですが、鍵は地面の着地台っていうんですか、その下に置いていたのです。そこで私は自分の馬鹿さ加減を呪いました。
後ろで縛ったままどうやって鍵を取るのよ、って。
後ろ向きのままだとしゃがんでもそこまで手が届きません。
しかたなく着地台の下に膝をついて覗いてみました。
愕然としました。
なかったのです。
確かに置いたはずの鍵が。
目の前が真っ暗になるのを感じました。
そういうときって本当に真っ暗になるのです。
ひょっとしたら砂がかぶってしまったのかもしれない。あせった私は着地台の前に仰向けに寝そべって足で着地台の下を捜しました。
でもありませんでした。
ひよっとしたら後ろの草むらにあるかもしれない。
私は滑り台の裏側を捜すことにしました。
そこは丈の高い草が生えていて地面が見えませんでした。
でも私は立ったまま足で鍵を捜しました。
すると、さっき直ったばかりの足がまたこむらがえりしそうになりました。
来る、来る、来るっ。やっぱり来ました。
さっきようやく痛みから解放されたばかりなのに。痛みに私は立っていられず、その場に横になりました。
痛い方の足を上に上げて痛みが治まるのを待ちました。
悪いことは重なるものです。
公園の外でまた車の通る音がしたのです。
周囲は木立や植木で囲われているから外から見える心配はなかったのですが、ひょっとして誰かが車を止めて公園に入ってきたら、って考えると真っ青でした。
ましてやそのときの私には逃げることもできません。
足まで上に上げてシンクロみたいな格好していたのです。
やられちゃう。
悪い方、悪い方にばかり考えてしまいました。
でも、車は公園の前を通りすぎてくれました。
ほっとして遠ざかる音が聞こえなくなるまでじっとしていると足の痛みも少しずつひいていき、ようやく立つことができるようになりました。
でもどうしよう。家に入れない。
とりあえず私は家に戻ることにしました。
また車が通るかもしれない。私は慎重に公園を出て農協の前を通り、家まで戻りました。後ろ向きでドアのノブをまわしましたが、開くはずがありません。
まず両手だけでもなんとかしなくちゃと思い、庭の水道の蛇口を開き、両手首の紙ロープを濡らしました。
紙なら濡らせばちぎれるはずと考えたのですが、意外と丈夫で、引っ張っただけではちぎれそうもありませんでした。
それで今度は家の角のところにごしごしと手首のロープをこすりつけてみました。
いくらか紙ロープがこすれたようなので力いっぱい両手を広げると、南京錠のところで紙ロープがちぎれました。
私はほっとして玄関の前のコンクリートに座り込んでしまいました。
それから家の窓のどこかから入れないかと捜したのですが、どこもしっかりと閉まっていたのです。
やっぱりもう一度公園に行かなきゃならないのです。
ため息が出ました。
いつまでもこうしちゃいられない、私はもう一度公園に向かいました。
でも今度は両手の自由がききます。さっきよりもいくらか安心です。
でももし鍵が見つからなかったら。私は母が帰ってくるまで外にいるの、それとも裏山に隠れていようか、そして母が外出したときに入ろうか。
そんなことまで考えていました。
やっぱりもう一度公園に戻らなければならなかったのです。
私は決心して気持ちを奮い立たせました。
絶対に見つけなければならないのだと。
公園までは一応周囲に気をつけていきました。
公園にはさっきと同じ、誰もいません。
滑り台の周囲を捜してみましたが、鍵はありませんでした。
私は絶望してしまいました。
どうしよう、私はそばのベンチに腰掛けました。
すると、お尻の下に何か冷たいものがあたりました。
なんだろうとお尻をあげてみると、なんと鍵でした。
私の家の玄関の鍵でした。
きっと誰かが滑り台の下でみつけてベンチの上に置いてくれたのだと思います。
夜なのに、目の前がぱーっと明るくなったような気がしました。
これで家に入れる。
鍵を取り戻した私は急いで家に戻りました。
お風呂に首までつかるとさっきまでのことが思い出されて、お湯の中なのにぶるぶるっと震えがきました。
そして今自分の部屋で忘れないようにしっかりと日記しています。
忘れっこないと思うけど、こんなこと。
今度からはもっと気をつけてやりたいと思います。

せっかくの母のいない日曜日、でも夕べのことを思い出すと怖くなっちゃって結局今日は1日本を読んだり勉強したりして過ごしてしまいました。
遅れていたドリルブック、終わらせてしまいました。
すごいでしょ。
明日の朝母が帰ってきます。
私のエッチな痕跡が残っていないか確認して寝たいと思います。

今日は退屈な授業だったので、ずっとおとといのことばかり考えていました。
授業中なのに、私はいやらしいことばかり考えていたんです。
トイレに行ってみると、パンティはしっかりと濡れていました。
履き直すと冷たくて気持ち悪いので、思い切ってトイレで脱いでしまいました。
あんなことがあってその直後はもうしないなんて思っていたくせに、結局時間が経つと怖さは忘れて快感だけが残ってしまうんですね。
次の時間は久しぶりにノーパンで授業を受けました。
放課後までパンティはポケットの中にたたんで入れておいたのですが、このあとそれを履くのもいやなので、ちょっといたずら、1年生の男子の下駄箱のところにわざと置いてきちゃいました。
誰か見つけてくれたかなあ、私のオナニーパンティ。
心当たりの人は申し出るように。

昨日のパンティ、やっぱりなくなってました。
誰が拾ったのかなあ、先生だったりして。私のパンティでその人もオナニーするのかなあ。かぶったりして。
男子のオナニーって興味ある。
おちんちんも見たことない。
おとうさんのは小さい頃ならあるけど忘れちゃった。
雑誌のコミックでなら見たことあるけど、そんなの私のおまんこに入るのかなあ。
どきどき。
誰か見せてくれたらフェラチオもしてあげるのになあ。
ちょっと淫乱です。

学校の帰り道、途中のコンビニに寄ってトイレに入りました。
そのときは本当におしっこがしたかったんですが、終わってしまうとここでエッチなことしたくて、ブラウスのボタンはずして乳首をいじってしまいました。
でもあまり長い時間閉じこもっているとうんこだと思われるので、結局すぐにやめて外に出ました。
すると入口で立ち読みしていた男の人がトイレに駆け込みました。
びっくりしたけど待っていたんだなと思うとすぐ出てよかったなと思いました。
でも今考えてみると、私、おしっこ流したっけとちょっと不安になっています。
もし忘れていたらあの男の人に私のおしっこ見られたことになる。
うーん、ちょっと恥ずかしい。

土曜日です。
母はもう新幹線に乗った頃です。
今日は天気もいいので裏山に行ってみようと思います。
ではまたあとで。

報告します。
私は今回はバスタオルと紙ロープと南京錠とハサミと洗濯ばさみをリュックに背負ってプチ登山してきました。
今、まだちょっと手首がひりひりします。
さて、私は目的の場所に到着すると私は服を脱いでバスタオルの上に座りました。
ハイキング気分です。
空は青かったし、風も気持ちよかったし。
紙ロープにはところどころに大きめの結び目をつくっておきました。
そしてその端を真ん中の木の枝に縛り付け、反対側の端を登ってきた側の木の枝に縛り付けました。
綱渡りのロープのようです。
私はそのロープをまたぎました。
そして真ん中の木に向かってそのまま歩いていきました。
最初はそれほどでもないのですが、真ん中の木に近づくにつれてロープが高くなっていくので、おまんこがロープの結び目にこすれるんです。
たまにクリトリスが結び目に当たるとからだがびくっとなります。
目を閉じてもうすぐ結び目かな、まだかなって思って進んでいくと、突然結び目がくるんです。誰かにいたずらされているみたいで感じてしまいました。
それから、真ん中の木に抱きついてみたりもしました。
樹液の匂いって嫌いじゃないです。
私の背よりもちょっと高いところに枝がありました。
私はまず片手を紙ロープで縛ってそのロープを木の枝の上に通し、もう一方の手も縛りました。
枝の先の方に移動していくとだんだんと腕が高くなってまるで木につるされているみたいでした。
ぎりぎりのところで私はつま先立ちになりながらつられる快感を味わってみました。
それから同じように木の幹に背中向きで腕をまわして自分を木にはりつけにしてみました。いやらしいですね。
こんなことばかりして。
でももっとすごいことしたいと思った私は、幹の少し上の方に昔枝を切ったような、部分を見つけました。
本当につるされてみたい。
私はリストバンドをしっかりして、両手首をさっきみたいに縛りました。
でも私には届きそうにありませんでした。
それにつるされたあとの下りることも考えなければならないのです。
私は手頃な大きさの石を見つけてきてそれを使ってロープを木の枝にひっかけました。
ちょうどいっぱいに立ったくらいでした。
下りるときはこの石に乗れば大丈夫。軽く考えて石から足をはずしました。
すると私は両手を高くあげた状態でぶらさげられた格好です。
からだの重みで手首と肩のあたりに激痛が走りました。
これじゃだめ、私は石に足をかけようとしたのですが、思わず足で石を転がしてしまったんです。
ほんのちょっと、それこそ数センチなのですが、どうしても足が石に届かないんです。
またやってしまったのです。
手首がぎりぎりと痛みます。
足を石に届かせようとすればするほどからだがぶらぶらと動いて痛みが増します。
どうしよう、このまま私死んじゃうかもしれないとまで考えてしまいました。
ようやく足の指で石にしがみつき、その石を台にしてえいっと小さくジャンプし、ロープを枝からはずしました。
私ははずみで前のめりで草の上に倒れ込んでしまいました。
このときは本当に助かったと思いました。
手首はリストバンドごしにも赤くなっていました。
でも擦れていなかったので大丈夫、誰にもばれませんでした。
もっと何かいい方法がないでしょうか。
ベンジーさん、いろいろとアドバイスしてください。
ただし、ホームページ上だけにしてください。
このパソコンは母も使いますので、こんな痕跡は残したくないのです。
ばれたら私は家にいられなくなっちゃいます。
わがままですが、よろしくお願いします。
結局そのまま怖くなって荷物をまとめて戻ってしまった私でした。
夜は、おとなしく外であそぶつもりです。
このあいだのことがあるから。
それとさっきのこともあるから。

今戻ってきました。
庭と道路だけで遊んできました。
でも、裏山と違ってまた車が通るかも思うとやっぱりスリルがありました。
道路でおしっこするときはやっぱり終わるまでそわそわしちゃうし。
寝静まっているのはわかっているんだけど、どこか人の気配が感じられるとどきどきしちゃうんだよね。

さっき母から言われました。
今度の土曜日は親戚の家に泊まりに行けと。
せっかくの土曜日なのにとがっかりしたんだけど、でも引き受けたのはそこの子をプールに連れて行ってと頼まれたから。
おばさんは妊娠中でその子、幼稚園の子なんだけど、H君といいます、相手をしてあげられないから代わりにプールに連れてってほしいとのことでした。
おこずかいも期待できそうなので、それとちょっと思うところもあるので、OKしちゃいました。

学校の帰りにこっそりと水着を買っちゃいました。
ピンクの可愛いやつ。
でもね、サイズがひとつ小さいのをわざと買っちゃいました。
わかるでしょ、私が考えていること。
ふふ。
これからサポーターと胸のパッドをはずします。
裁縫は苦手だけど。
そこで、ちょっと露出しちゃった。
水着を買ってトイレの個室に入りました。
一人になっちゃうと水着買ってエッチなこと考えていたこともあって、ここで脱ぎたいって思ってしまったのです。
個室の中でじっと耳をそばだてました。
人の気配はありませんでした。
私は制服を脱いでドアの上にあるフックにひっかけていきました。
でも、静かなトイレの中で脱ぐときの衣擦れの音、かなり響くんですね。
どきどきしました。
パンティはたたんでトイレのふたの上に。
どうせなら全部脱いじゃおう、結局ソックスとズックまで脱いで裸になっちゃいました。トイレは相変わらずしーんとしていました。
こんな場所で裸になるなんて、変態だよね。
不安なんだけど心地よいんです。
息が荒くなりました。
私はもう一度耳をそばだてて誰もいないことを確認しました。
そしてドアの留め金を静かにはずしました。
あとはそれを向こう側に押せば外に出てしまうのです。
どきどきしました。
私はほんの少し押してみました。
ほんの小さな隙間なんだけど、外と繋がってしまいました。
私は小さく息を吸い込んでドアをゆっくりと引いていきました。
でもそのとき、トイレの入口から誰かが入ってくる気配がしたのです。
私はびっくりしてあわててドアを押し戻しました。
ばたんと大きな音がしました。
その人は隣のトイレに入りました。
スカートをたくし上げる音、おしっこの音、ペーパーでふいている音、そしてじゃーという派手な水を流す音。
それらの音から隣の人の進行状況をうかがっていました。
ばたんと大きな音を立てて手も洗わずに出ていったようです。
私は留め金をかけることも忘れて身動きひとつせずにじっとドアを手で押さえていました。でも今考えると物音一つ立てないってのはかえって不審に思われたでしょうね。
さて、そのことで我にかえった私は急いで服を着ようとしましたが、カバンや荷物もあってなかなかうまく着ることができなかったのです。
上だけ着てスカート履こうとしたらまだ誰か入ってきたみたいで、またまたそのままのポーズで固まってしまいました。
その人が出ていってからようやく服を全部着ることができました。
トイレを出てすぐ家に帰ろうかと思ったのですが、時計を見たらまだ時間があったので、今度は別の階のトイレに行くことにしました。
でもカバンや荷物はじゃまになるから地下のコインロッカーにしまってしまいました。
今度は手ぶらです。
私はエスカレーターで上に上がり、空いてそうな売り場のトイレに飛び込みました。
案の定、誰もいませんでした。さっきよりも広いトイレでした。
私は一番奥の個室に入りました。
そしてさっさと裸になってしまったのです。
もちろんソックスとズックも脱いじゃいました。
私って完全な裸が好きなんです。
何ひとつ身につけていないっていう状況が一番興奮します。
私はそっと留め金をはずしました。
そして手を離すとドアはすーっと静かに手前にきました。
私はそのドアの外側に立ちました。
トイレの内部に向かって完全に裸を露出してしまったのです。
個室の中のとは違った空気が私の裸にふきつけてくるようでした。
私は気をつけの格好のままほんのちょっとの間だけその場に立ち尽くしてみました。
今誰かが入ってきたらどうしよう、そう考えるだけで足はぶるぶると小刻みに震えました。でもそのときはそっとドアを戻せばいいんだ、誰もおかしくなんて思わないはずだと自分を勇気づけました。
誰もトイレに入ってくる気配はありませんでした。
どうせ誰も来ないのなら。
私は裸足のままで外に1歩踏み出してしまいました。
今誰かが入ってきたら完全に裸の私を見られてしまいます。
でも、誰も入ってきません。
私はもう1歩踏み出しました。
やっぱり誰も入ってきそうにありません。
誰も来ないよ。
私は思いきってトイレの入口付近まで走っていきました。
洗面所の大きな鏡に裸の私が映っていました。
トイレの入口付近では売り場の音も聞こえてきます。
人の行き交う音、話し声、みんな当たり前のように買い物を楽しんでいるようです、私だけがそのすぐそばでこんないやらしいことをしている。
そう考えると足は小刻みに震え、まるで根が生えたみたいに動けなくなってしまつたのです。
だめ、このままここにいたら絶対に誰かに見つかっちゃう。
私は固まってしまったからだに無理矢理言い聞かせて個室に戻ろうとしました。
するとそのときです。
誰かがトイレに近づいてくる気配を感じました。
しまった、見つかっちゃう。
私は慌てて個室に飛び込みました。
それとほとんど同時、誰かがトイレの中に入ってきたようです。
見られなかったよね、大丈夫だよね。
私は自分に問いかけました。
その人が裸の私を目撃して私の入っている個室をノックしたら、「どうしてこんなところで裸でいるの、あなた変態でしょ」って言われたら。
私はどきどきしました。
その人はゆっくりと私の入っている個室に近づいてきました。
私は留め金を持った手に力を入れてじっと目を閉じていました。
ところがその人は私の隣の個室に入ったのです。
ばたん。
ドアの閉まる音にほっとした私は力が抜けて汚いんですけど、その場に座り込んでしまいました。
その人はすぐに出ていきました。
私はそのあともなかなか立ち上がることができませんでした。
どうしてこんなことしてるんだろう、自分の馬鹿さ加減をなじりました。
でも開いた足の付け根に目をやると、濡れてるんです。
おまんこはこんな危険な目にあったにもかかわらず濡れていたんです。
乳首も固くなっていました。
やっぱり私は変態です。
実感しました。
もうふつうに戻れないんだ。
ちょっと悲しい気分。
でもそのときはどうせこんな変なことしてるんだからって、そこで座ったままオナニーしちゃったんです。
するとまた誰か入ってきました。
でもその人は隣の隣の個室に入りました。
その人がまだ入っているうちにまた誰か来ました。
そしてその人は私の隣の個室に入ったのです。
個室の敷居の下は空間になっています。
つまり、床に顔をつければ隣を覗くことができるのです。
他人がおしっこする様子なんて見たことない。
私は好奇心から覗いてみることにしちゃったんです。
でもさすがに床に顔を直につけるのはいやだから、トイレットペーパーを床に敷きました。今考えるとあまり変わりないけど。
のぞいてみるといきなりその人のお尻が目の前に現れました。
びっくりして声をあげそうになりました。
そしてまたいきなり、しゃーっとおしっこが。
初めて見る他人のおしっこです。
それもあんな間近で。
その人はペーパーで軽くふいて出ていきました。
その人が出ていったあと、水の流れる大きな音だけが残りました。
これはこれで貴重な体験だと思いました。
私はもう1度見たいと考えました。
じっとトイレのふたに腰掛けて誰かが入ってくるのを待ちました。
女のくせに同性のおしっこのぞくなんて本当に変態です。
しばらく待ったのですが、誰も入ってきそうにありませんでした。
さすがにばかばかしくなって帰ろうかなと思ったときでした。
誰かが入ってきました。
そして私の隣に入ってくれたのです。
私はまた床に顔を押しつけました。
水色のズックに白いソックスでした。
そして自分の前にバッグを置きました。
「87」というロゴが入っていました。
しゃがむとひだのあるセーラー服のスカートのようでした。
またまた私の目の前にお尻が。私は顔が見えないかなってちょっと顔を近づけました。
そのときです。
私の目の前におしっこのしぶきが飛び散ってきたのです。
びっくりしました。
あわてて顔を引っ込めました。
でもちょっとほほにかかってしまったのです、おしっこが。
その瞬間汚いって手で拭いちゃいました。
その人は静かに水を流すとすぐに出ていってしまいました。
私は呆然としてしまいました。
おしっこかけられちゃった。
それも知らない人に。
さっきのおしっこ、手で拭きました。
まだ手についているはずです。
そこで私、とんでもないことしちゃったんです。
そのおしっこを拭いた手、舌でぺろってなめちゃったんです。
変態です。
さすがにひとりで赤くなってしまいました。
でも、さっきの人、私におしっこかけた人、どんな人だったんだろう、私は確かめてみたくなっちゃったんです。
私は急いで服を着ました。
そしてドアを開けました。
隣の個室をちょっとのぞいてみたんです。
すると便器の中に完全流れないでおしっこが黄色く残っていたのです。
ああ、またとんでもないことしちゃった。
私は便器の前にかがんでその匂いをかいじゃったんです。
何の匂いもしなかったけど。
それから、それから、なんと私はその便器のたまったおしっこの中に指をちょっとだけ浸してしまったんです。
そして、そして、その指を、ぺろって。なめちゃったんです。
ああ、やっぱり変態、変態、変態。
そのときの私、完璧にものを考える力をなくしていました。
弁解じゃないけど。
でもそんなことやっちゃったのは事実。
やっぱり包み隠さず告白しなければと思います。
さて、私は気を取り直してさっきの女の人を追いかけました。
追いかけるといってもどっちに行ったのかさえもわかりません。
手がかりはあります。
セーラー服と水色のズックと「87」のロゴの入ったバック。
とりあえず私は地下まで下りてみました。
そして人混みの売り場を捜してみました。
いません。
私はエスカレーターに乗って1階ごとに捜そうとしました。
そんなことしてなんになるの、私はあなたのおしっこなめましたとでも告白するの、でも私はなぜかそのときその人を見つけなきゃならないんだと考えてしまっていたのです。
でも、見つけたんです。
なんとトイレのあったその階で。
私は遠巻きにその人を観察しました。
とてもきれいで可愛い人でした。
高校生でした。
私の知っている近所の高校の制服でした。
参考書売り場にいました。
私も参考書をながめるふりをしてその人に近づきました。
そして何気なくその人の隣にまで近づきました。
いい匂いがしました。
おしっこの匂いじゃないです。
私は、あなたの、おしっこを、なめました。
私はそっと口の中でつぶやきました。
その人は気づきません。
私はもう1度つぶやきました。
するとその人はふっと私の方を見ました。
気づかれてはいないと思います。
でもちょっと変に思ったのでしょう。
本を棚に戻して別の方に行ってしまったのです。
私、ストーカー。私は本を探すふりをしてぼんやりとしていました。
そして、また地下まで行ってカバンと荷物を出し、帰ってきました。
今もその人のえっというような振り向いた顔が思い出されます。
私って、レズ?
結局今晩は水着の仕事できなかった。
明日の晩やります。

夕べは12時すぎにベッドに入ったのに、やっぱり興奮してたんですね、なかなか寝付かれずに結局オナニーしてしまいました。
いい気持ちのまま寝ちゃったら、その人の夢、見ちゃった。
私もその人も裸、そして二人で抱き合っているの。
でもそれだけであとは何もしないんだけど、乳首を重ね合わせて、おなかをすり寄せて、足を絡め合って。うーん、今までで一番素敵な夢でした。
でも朝起きるとパンティがおしっこもらしたみたいにじっとりと濡れてた。
焦って母に気づかれないように洗濯機の中に押し込んだけど。
あせあせ。
宿題もすませたし、これから水着の仕事をします。
苦手なんだけど。

泊まってきました。
おばさんのところ。
行ってきました。
プール。
これから報告します。
土曜日の朝、母の車でおばさんのところに送ってもらいました。
母はそこから新幹線ででかけたのです。
おばさんは前に会ったときよりもおなかが大きくなっていました。
H君は赤ちゃんの時から知っていて、私によくなついてくれています。
おじさんは前の日から出張で日曜日にしか帰ってこないということでした。
おばさんのところには何度も泊まったことがあります。
お昼は早めに出前のお寿司をごちそうになりました。
そのあとでバスで屋内プールまでH君を連れていったんです。
おばさんのところは私の家から遠いのでそこのプールでは私の知っている人はいませんでした。
だからです。
私は2種類の水着を準備したのは。
更衣室はH君も一緒に女の方です。
いっぱいロッカーが並んでいたのですが、私たちは一番奥のロッカーを使うことにしました。
更衣室には私たちの他には誰もいませんでした。
私はぱっぱっと脱いで裸になってしまいました。
誰もいない更衣室とはいえ、裸でいるのはやっぱりちょっと心細かったです。
でも、やっぱりなんか解放感。
私は裸のままH君の服を脱がせ始めました。
でもH君は自分でできると言って勝手に着替えを始めたんです。
私は近くのベンチに腰掛け、じっと耳をそばだててみました。
やっぱり私たちのほかには誰もいないようでした。
だったらこのままの格好でもいいよね、私は裸のままベンチに腰掛けていました。
そのうち、H君が着替え終わりました。
そして、ひとりで勝手にトイレに行きました。
本当に私ひとりになってしまいました。
私はこの間買ったばかりのピンクの水着の方をを取り出しました。
そしてそれを手に持ったまま、またぶらぶらとしました。
隣のロッカーの列の奥に行ってみました。
もちろん誰もいません。
今誰か来たらどう思われるだろう。
そう考えるとちょっと不安になってしまいました。
でもそのあと私がとった行動はその考えとは矛盾していました。
私は手にしていた水着を自分たちのロッカーの方に投げちっゃたんです。
私は手元に何も持っていない不安を楽しんでいました。
オナニーしたい、でもH君だっているし。
するとH君が私たちのロッカーのあるところへ戻ってきました。
そして私の水着を見つけて叫びました。
「あれーっ、水着が落ちてるよ」あんまり大きい声だったものでびっくりして私もH君のところに戻りました。
それ、私のよって取り返してH君の目の前でピンクの水着を着ました。
ワンピースのやつなんだけどやっぱりきつくて、肩ひもをかけると肩と股がきりきりと痛いくらいでした。
下を見るとくいこんでいるみたい。
それにサポーターも取ってたからうっすらと透けていた。
おっぱいはぺたってつぶれたみたいになっちゃってて、それとやっぱりパッドを取ってしまったから乳首が透けてました。
どうしよう、やっぱり別の水着にしようかと悩んじゃったんですが、H君が早く行こうよとせかすので、しかたなくその水着でプールに行くことにしたんです。
どうってことないふりしていたんですけど、水着がきつくてまるでロープで縛られてるときのこと想像しちゃって、エッチな気分になってしまっていました。
H君とシャワーを浴びました。
シャワーを出ると水着の透け具合はさっきよりもすごくなっていました。
プールではいっぱいの人が遊んでいました。
どうしよう、やっぱり着替えてこようかと考えていたのですが、H君が私の手を引っ張るんです。
決心しました。
どうせ私の知っている人なんていないんだから、堂々としていよう、それとちゃんと水着だって着ているんだし、恥ずかしいことなんてないんだって自分を奮い立たせました。
H君はふつうのプールでは背が立たないので、子供用のプールです。
私もそれにおつきあいです。
H君はビート板をもってきて小さな滑り台を滑ったりしてはしゃいでいます。
私はH君と一緒になって遊んでしまいました。
やっぱり小さな子を連れた女の人が何組かいましたが、自分たちのことに夢中でした。
私は疲れたので子供用のプールのへりに腰掛けてH君が遊んでいるのを見ていました。
背後を人が通ります。
背中越しにちょっと視線を感じてしまいました。
すると正面におじさんが腰掛けました。
小さな女の子を連れてきて遊ばせていました。
でもその人が私の方をちらちらとうかがっているのがわかるんです。
何気なく自分の水着を見下ろすと、ばっちり透けていました。
乳首がぽっちりと浮き出ていて、おまんこの毛も私からは1本1本がわかるほどでした。それと、恥ずかしいのですが、水着の股のところから毛が数本はみ出ていたのです。
私は恥ずかしくなってプールに入ってH君のそばに駈け寄りました。
するとそのおじさんもプールに入って子どもに近づくふりをして私に近づいてきたんです。そのおじさんは子どもの手を取ってバタ足させながらわざと私の正面に近づいてきました。目はちらちらと私を見ていました。
ああ、今私のとんでもない格好を見られてるんだ、でもそのときは快感なんて全然わかなかったです。
ただただ怖かったんです。
私はH君の手を取って大きい方のプールに行こうといいました。
大きいプールにはいっぱい人がいましたが、そっちなら水の中にからだを隠せると思ったからです。
そのおじさんは追いかけてはきませんでした。
H君は背が立たないので、ビート板につかまらせて私がそれを引っ張って遊んであげました。
それから私がH君を背負って一緒に泳いだんだけど、すごく疲れるんです。
人があまりいないあたりを見つけてプールサイドにあがりました。
息がはあはあしました。
私たちは寝椅子に座りました。
まわりには誰もいませんでした。
やっぱり水着、変えようかなって考えていました。
でも今変えたらさっきのおじさんに変に思われちゃうし。
そこでバスタオルを持ってきていなかったことに気づきました。
私はH君にロッカーの鍵を渡し、取ってきてもらうことにしました。
H君は走って更衣室に戻りました。
H君が見えなくなったそのときです。
びーっとホイッスルがなりました。
休憩時間でした。
プールに入っていた人たちが次々とあがって私のいる寝椅子の方にやってきたのです。
たちまち私のまわりの寝椅子は満杯になりました。
私はどうしていいかわからずどきまぎしてしまいました。
みんな自分たちの話に夢中ですが、中にはやはり私のことに気づいてちらちらとうかがってくる人もいました。
私は隠すものが何もなかったので、そわそわと何度も足を組みかえたり髪をかきあげたりしていました。
どうしよう。
両腕を胸のあたりで組んで透けた乳首を隠そうとしました。
でも他の部分の透け具合からばれていたと思います。
隣に座った人が眠ったふりをして顔を私に向け、薄目で私を見ていたのがわかりました。だってまぶたがぴくぴく動いていたんだもの。
どうしよう、私も更衣室に戻ろうか、でもそれもなんか不自然だし。
そこへH君が戻ってきました。
私はH君からバスタオルを受け取るとからだにばさっとかけました。
H君の座っていた寝椅子は別の人に取られていたので、H君は私の足下にちょこんと腰掛けました。
私は心の中でほっと息をつきました。
やっぱり恥ずかしい。
でもバスタオルでからだを覆ってしまうと、その下の私のからだは火照っていきました。バスタオルが薄い水着ごしに勃起した乳首を刺激していたのです。
怖いばかりだと思っていたのに、からだは見られることによって正直に反応していたのです。
おまんこはどうなっているだろう。
でもその場で確かめるわけにもいきません。
でもなんかしっとりと濡れているような気がしました。
水ではないもので。
水着に締め付けられていたせいもあったと思います。
また、ぴーっとホイッスルがなりました。
みんな急ぐようにしてプールに向かいます。
でも私はおまんこ濡らして乳首を勃起させた状態でバスタオルを取るわけにはいきませんでした。
H君は早く行こうとせかします。
私はH君をひとりで子供用のプールに行かせました。
まわりに人がいなくなってほっとして私は周囲を見回しました。
すると向こうの方に男の人が寝椅子から起きあがってじっと私の方を見ていたんです。
そして私と目が合うと急に反対の方を向きました。
気づいていたんだと思います。
私のことに。
驚いた私はまたバスタオルをからだの上にかけて寝椅子に横たわりました。
するとその人はまた私の方を向いてきました。
見られてる、でも距離があるから大丈夫、でも近づいてきたらどうしよう、声をかけられたらどうしよう、そんないやらしい格好でこんなとこにいてお前露出狂だろうと言われたら私は反論できるだろうか。
頭の中がぐるぐるとうずまきました。
そのときH君が私のそばに立っていました。
全然気づかなかったので驚きました。
H君は私を子供用のプールに連れていこうとしました。
ちょっと怖くなっていた私はからだの反応も消えていたようなので、H君と一緒に子供用のプールに行きました。
さっきのおじさんもいませんでした。
私はほっとしてまたH君と子どもにかえって遊びました。
プールにからだを半分つけてH君が遊ぶのを見ていました。
周りは子どもと女の人ばかりでしたので、安心していました。
そのとき、子供用のプールに私と同じくらいの女の子達が3人、入ってきて滑り台で遊んでいました。
それからやはり向こうに腰掛けて足をぱちゃぱちゃさせながら話をしていました。
するとその中の1人の子がじっと私の方を見て、隣の子になにやら耳打ちしました。
そしてどっと笑ったのです。私は緊張しました。あの子達、私のことに気づいたんだ、って。
私は無意識胸を両手で押さえながら水の中に入りました。
するとまたその子達がどっと笑ったのです。
知られてしまっている。
私はとてもその子達の方を向くことができませんでした。
私は近寄ってきたH君に耳打ちしました。
トイレに行こうって。
H君もOKしました。
私はH君の手を引いて後ろも振り返らずにプールから出ていきました。
またあの子達の笑い声があがりました。
更衣室には誰もいませんでした。
私はH君を男子トイレに行かせ、私は更衣室に戻りました。
息がはあはあしました。
ひょいとお尻を見てみると、お尻は半分以上も水着からはみ出していました。
あの子達はそのことを笑ったのだと思います。
全身はどう見えていたんだろう、私は更衣室にあった大きな鏡に全身を映してみました。そして愕然としてしまいました。
ピンク色なので、遠目には何も着ていないようにも見えました。
サポーターもパッドもはずしていたので、乳首とおまんこの毛はくっきりと透けていました。
こんな姿をたくさんの人に見られたんだと思うと怖くなってきました。
でもその姿を見ているうちにだんだんとおまんこが反応していくのが自分でもわかりました。
そして乳首がだんだんと勃起していくのが透けた水着びしにもはっきりとわかったのです。もうプールには戻れません。
トイレから戻ってきたH君に聞いてみました。
するとH君はだいぶ疲れたようです。
目が半分とろとろしていました。
もうプールはいいって言って着替えを始めたんです。
私はトイレに行きました。
もちろん誰もいません。
休憩時間のホイッスルまではまだ時間があったので、たぶんそれまでは誰も戻ってこないはずでした。
私は個室に入っておしっこをしようとしたのですが、そのためには裸にならなきゃいけなかったんです。
でもきつくてなかなか脱ぐことができませんでした。
しかたないよね、私は水着のまましゃがんで水着を着たままでおしっこしちゃったんです。
水着の布からじわっという感じで出てきてそれから太股を伝うようにしておしっこは足下に滴っていきました。
トイレのサンダル、汚しちゃいました。
おもらししちゃったんですよね。
私はおしっこが終わってからもしばらくじっとして余韻を楽しんでいました。
こんな汚れた水着は脱がなきゃ、って今度は個室の中で裸になりました。
水着の股のところを嗅いでみるとおしっこ臭かったです。
そしてなんと私はその水着の股のところを口に含んでしまったのです。
変態、変態、変態。
ちょっと塩っ辛かったかな。
もっとエッチなことしたいと思ったのですが、更衣室にはH君がいるので、あわてて水着を持って裸のまま更衣室に戻りました。
するとH君はベンチの上に横たわってすやすやと寝息を立てていたのです。
私たちのほかには誰もいません。
私は汚れた水着はゴミ箱に入れました。
もったいないけど、こんな水着、家に持ち帰る事なんてできませんよね。
手ぶらでした。
私は裸のままで更衣室の中をうろうろしました。
そして私が使っていたロッカーとは別の列にロッカーのあるところで立ったままオナニーしました。
片手は乳首をこりこり、もう片手はおまんこ。
中はぐちょぐちょでした。
クリトリスも固くなっていて触るたびに腰が引けました。
でもH君が気になりました。
私は乳首とおまんこをいじりながら、歩いてH君が寝ているベンチの方に歩いていきました。
油断していたと思います。
ロッカーの陰から出たとたん、目の前に子供用のプールにいたさっきの女の子達が立っていたんです。
3人ともびっくりしたような顔で私を見ました。
私はとっさのことで身動きすることができませんでした。
つまり両手は乳首とおまんこ、こんな格好じゃあ誰がどう見たってオナニーそのものですよね。
でもすぐに我にかえった私は小走りで自分の使っていたロッカーに向かいました。
するとその子たちも私のあとをついてきたのです。
私のロッカーはカギをかけたままでした。
私はあせってロッカーを開けようとするのですが、なかなかうまくいきませんでした。
その間、女の子達はじっと私のあわてぶりをロッカーの向こうから眺めていたんです。
ようやくロッカーを開けて私は女の子達の方を向かないようにして大急ぎで着替えました。そして寝ていたH君を起こして逃げるように廊下に出たんです。
すると更衣室の中から大爆笑がおきました。
あの子達です。
その声を背中に、私はH君の手を引いてプールをあとにしました。
初めて他人に自分のオナニー姿を見られてしまいました。
あの状況では良いわけはできません。
女の子達はもちろんしらない子だけど、またいつかどこかで会うかもしれません。
そのときこのときのことを思い出されたら。
頭の中がぐらぐらしました。
私たちはプールの近くでタクシーを拾い、駅前まで行きました。
そこでH君と一緒にマクドナルドに入ったんですが、何バーガーを食べたかさえ覚えていません。
それくらい動揺していたと思います。
それからバスに乗っておばさんの家に戻りました。
そこでもう一着の水着が乾いたままだったことを思い出し、こっそりと洗面所で水に濡らしておきました。
それと、今考えると私の足、おしっこ臭かったかもしれません。
おばさんに気づかれたかなあ、どきどき。
その晩、夕飯をごちそうになってH君とお風呂に入ることになりました。
おばさんは夕飯の片づけをしていました。
男と混浴しちゃった。
私がお風呂につかっているとH君が私の目の前で立ち上がりました。
私の目の前におちんちんが。
H君だって男なんだなあって改めて思い知らされました。
するとH君、おしっこしたいって言うんです。
じゃあトイレに行ってしてきなさいって言うと、ここでするって言うんですよね。
そして排水溝に向かっておしっこしようとしました。
そんなことしちゃだめだよ、って私は自分のことをたなに上げて注意しました。
するとH君、ひとりでお風呂に入るときはいつもしてるんだ、でもママには内緒だよって。
こんな小さな子でもお湯に秘密があるんだってちょっと感動してしまいました。
私はまたもやもやしてきました。
じゃあ、私もする、ってお風呂から出て私もH君の隣にしゃがんじゃったんです。
H君、やっぱれびっくりしていたけど、へへって笑って排水溝に向かっておしっこ始めたんです。
私、男のおしっこをこんなに間近で見たのは初めてでした。
私もH君の隣でおなかに力を入れておしっこを始めました。
H君たら、私のこと見て、すげえ、だって。
H君、私のおしっこをよく見ようとして自分もおしっこしたまま私のおまんこをのぞこうとしました。
私がおしっこしているところ他人に見られるのももちろん初めてです。
H君とはいえ、男です。
なんかおまんこ、見られてると思うとじーんとしちゃいました。
H君、おーっすげえって言いながらのぞきこんできたので、H君のおしっこ、私の足にかかっちゃいました。
私は咄嗟にきゃーって言いながらH君の方に向きました。
意識していました。
H君の足にもおしっこかけちゃったんです。
ふたりでおしっこかけあいながら、きゃーきゃー言ってました。
お風呂にもう一度入り、ふたりで約束しました。
誰にも秘密だよって。
ふたりの小さな秘密、H君、大きくなっても覚えているのかなあ。
お風呂をあがると私たちは2階のH君の部屋で寝ることになっていました。
おばさんは1階です。
ふとんがふたつあって暑かったのでタオルケットだけでした。
私とH君は別々のふとんに横になったのですが明かりを消すとH君が私のふとんの中に入ってきました。
私はHくんをだっこしながら、さっきのこと、絶対秘密だよって言うとH君はこっくりと大きくうなずきました。
かわいい。
これでふたりは共犯です。
H君をだっこしてもエッチな気分にはなりませんでした。
ただあったかいなって思って、なんか抱きまくらみたいでした。
ごめんね。
H君は私に抱かれたまますぐに寝息をたてはじめました。
私は別のふとんにはいりました。
でも目がさえてなかなか寝付けませんでした。
すると頭の中にプールでのことが思い出されたのです。
だんだん胸の動悸がしてきました。
自分がしちゃったとんでもないことに1人で赤面しちゃいました。
やっぱり見られるにしても銅製のそれも同じくらいの人に見られるのはちょっとつらいです。
でもいろいろと思い出しているうちにエッチな気分になってきました。
隣にH君が寝ている。
小さいとはいえ、男だ。
さっきは一緒におしっこかけあっちゃった。
私はおばさんの気配がないか廊下をうかがいました。
おばさんはおなかが大きいので2階にはあがってこないはずです。
私、とんでもないことしちゃいました。
H君がちゃんと寝ているのを確認して、H君のパジャマとパンツを引き下ろしてしまったのです。
私の目の前にぽろんって感じでH君のおちんちんが。
薄暗かったけど、まじまじと観察してしまいました。
さっきはここから出たおしっこかかっちゃったんだ。
そう考えると、私は思わずH君のおちんちん、ぺろってなめちゃったんてす。
H君はなにごともなかったかのようにすやすや眠っています。
大丈夫、昼間あんなに疲れたんだから、起きるはずがないよって思い、私は、H君のおちんちん、今度はぱくって口の中にほおばってしまったんです。
その上、舌を使って先っぽをぺろぺろ。
変態、変態。
初めてのフェラチオでした。
ちょっとおしっこ臭かったけど。
でもそのとき私はまたとんでもないことを想像していました。
もしもH君がこのままおねしょしたら私がH君のおしっこ、そのまま飲んであげようって。でももちろんそれはありませんでした。
私はもう一度おばさんが来ないか、下の気配を確かめました。
大丈夫のようでした。
私はパジャマを脱いで裸になりました。
そしてH君のわきにまたすべりこみました。
裸でだっこするとなんか気持ちいいです。
H君は自分の親指をしゃぶっていました。
私は試しに親指を口から離してみました。
するとまたすぐに親指をもとにもどそうとするんです。
目を覚ます気配はありませんでした。
私はH君の親指を離し、その代わりに私の乳首をH君の口元に持っていってみました。
すると案の定、H君は私の乳首をちゅうちゅうと吸い始めたんです。
最初はくすぐったいだけだったんだけど、だんだん感じてきてしまいました。
乳首も勃起し始めていたし。
初めて男におっぱい吸われました。
うっとりしていると、H君、かりって感じで突然私の乳首をかんだのです。
びっくりして危なく悲鳴をあげそうになりました。
そういえばおばさんも前言ってました、H君が乳首をかむから痛いって。
母親になるのって大変なんですね。
でもその痛みが合図のように、私のおまんこが本格的に濡れ始めちっゃたんです。
私って、濡れるとまるでおしっこもらしたみたいになります。
ですから制服のままだとあまりできないんですよね。
H君も裸にしようかと思ったのですが、目を覚まされたら大変と思い、がまんしました。でも私は裸。
H君の指をそっと開いて私の乳首をつまませました。
力が入っていないのですぐに手が離れてしまいます。
私は乳首をつまませた指でおさえ、H君のほっぺたをちょんとつついてみました。
するとううーんってH君が動いてそのはずみで私の乳首をぎゅっとつまんでくれたのです。
ちょっと痛かったけど、すごく感じました。
私はもう一度H君のパジャマとパンツを引き下げておちんちんを口にほおばりました。
目を閉じるとなんか幸せな気分でした。
そのとき、誰かが階段を上ってくる気配がしました。
誰といってもおばさんしかいないのですが。
私は慌ててH君にパジャマとパンツを履かせて、私も自分のふとんに戻ってタオルケットを頭からかぶりました。
私のパジャマとパンティはタオルケットの中でしたが、タオルケットの下の私は裸でした。パジャマを着るひまもありませんでした。
足音は部屋の前でとまりました。
どきどきしました。
おばさんがそっとドアを開けたようでした。
私は軽い寝息をたてているふりをしました。
でもおばさんは部屋の中に入ることなく、そっとドアを閉じてまた階段を下りていきました。
どきどきしました。
こんな格好で見つかったら、と考えると間一髪、セーフといったとろでしょうか。その後、私は結局眠ってしまったようです。
目が覚めるともう朝でした。
ふーっ。
この日はいろんな初体験を経験したんだなあ。
どきどきわくわくの一日でした。
長くなっちゃったので、おやすみなさい。

もうすぐ夏休みです。
でも私にとってはやはりひとりっきりの土曜日だけが楽しみなのです。
だって平日だと母と過ごさなきゃならないんだもの。
母が嫌いってわけじゃないけど、こんないけないことばっかりしているとまともに母の顔を見るのがつらいんです。
ごめんね、悪い子で。
中3の夏休みはつらいです。
受験対策の講習会が学校であるし。
母が家にいる平日はしっかり勉強すること。
そして土曜日だけを楽しみにこの夏はがんばること。
5教科のテキストを渡されたけど、もううんざり。
でも、がんばらなきゃ。

夏休みになったらちょっと遠出をして野外露出してみたいと思います。
今日も帰り道、自転車でルートを探しに行ってきました。
朝日町にいい公園を2つ発見しました。
今度の土曜日はそこでやりたいと思います。
宣言したんだから絶対やること。
明日も確認のためにもう一度行ってみること。
危険は犯してはいけない。
何よりも安全を一番に考えること。

確かめてきました。
そして片方の公園のトイレの裏に南京錠の鍵を隠してきました。
今からわくわくです。
今度はちょっとやそっとでは見つからない場所に置きました。
それでも見つけられたら?
そのときはそのときです。
裸で家まで帰ってくればいいことじゃないの。
それがひっょとしたら私が一番望んでいることかもしれないじゃない。
勇気を出して。

さっき裏山に行ってきました。
それも午前中から裸で。
さすがに明るい時間帯に裸で玄関を出るときは緊張しました。
何度かドアから顔だけ出して人通りや車通りがないことをよっく確認してからあとは一気に走っていきました。
でもフェンスを越えるときが一番どきどきでした。
そして古いズックだけ履いて。
裸で坂道を登るのは初めてだったのですごく心細かったです。
でも下が見えなくなってくると、もう家に戻るまで着るものはないんだ、そう考えるとだんだんいやらしい気持ちになっていきました。
でも不思議ですね。
服を着ていれば冷静に登れるのに、裸だというだけで変にどきまぎしちゃって、冷静に登ることができず、何度も転びそうになってしまいました。
お尻にも泥がついちゃって。
なんとか頂上に到着。
私はリュックをおろし、バスタオルをしきました。
それからいつもの首輪をつけました。
これをつけると、さあ、これからエッチなことやるんだって自分に宣言するような気になります。
そして準備してきた紙ロープを木の枝に2つ、輪をつくって縛り付けました。
それからバネを緩めておいた洗濯ばさみを両方の乳首につけました。
痛いというよりも、誰かにきつめにつままれているような感じです。
ちょっとじんじんするくらい。
そしてリストバンドをして私の手首にも輪をつけ、それを今度は南京錠で木の枝の輪と固定してしまいました。
片方の固定はかんたんです。
もう片方は固定した方の手でやるのでちょっと大変でした。
そして枝の先の方の手を動かして、さあはりつけの完成です。
両腕が枝に沿って固定された状態なんです。
もちろん手の中には南京錠の鍵を握っていました。
足は地面についているので、痛くはありません。
私はしばらくの間、はりつけの自分を楽しみました。
風がはりつけされた私のからだを通り抜けていきます。
鳥の鳴き声も聞こえます。
目を閉じて周りにたくさんの人がいることを想像します。
ほら、自分であんなことして喜んでいるんだよ、変態なんだね、もしかしたら感じているんじゃない。
確かに私のからだは反応し始めていました。
足を開き気味にするとおまんこからいやらしい液がつーっと太ももを伝って落ちていきました。
ちょっとからだを揺すってみると、洗濯ばさみがゆらゆら揺れて、周りにいる誰かにいたずらされているような感じでした。
おまんこからエッチな液があふれてきました。
息がはあはあしました。
いじりたい、でもいじれない、そんなもどかしさが私の中のいやらしい気持ちをどんどん増幅させていったようです。
私は足を閉じ、おなかに力を入れました。
どうせならしてみたい、この場でおしっこを。
ちょろっという感じで出てきました。
でも足を閉じているので足全体を伝うようにおしっこは滴り落ちていきました。
お尻の方まで濡れてしまいました。
足を開きました。今度は足下にじゃぼじゃぼとみずたまりをつくっていきました。
最後の一滴が出終わると私は放心してしまいました。
わざとおしっこのみずたまりに両足をつけました。
すごくみじめでした。
風が脚についたおしっこを乾かしてくれます。
でも匂いはついたままです。
私は思いっきりオナニーしたくなっていました。
それで枝の先の方に固定した輪をもう一方の固定した方に引き寄せようとしました。
ところがです。
小さく枝が分かれた間に引っかかって動かなくなっていたのです。
馬鹿でした。
そんなこと、考えたらすぐにわかるのに。でも冷静でなかったんでしょうね。
どうしよう。
目の前が真っ暗になりました。
すると乳首の洗濯ばさみがじんじんと痛み出したのです。
さっきまではなんともなかったのに。
はずすことができないとわかって痛みを意識しだしたのだと思います。
どうしよう、このまま私、こんなとこで死んじゃうのかな、もし発見されたらこんな格好のままなのかな、みんななんて言うのかな。こんな馬鹿なことをしちゃった自分を恨みました。
私は必死になって反対の輪を移動させてみました。
すると、枝の先の方が細くなっているのですから、案外かんたんにするすると動いたんです。
でもどうしても枝分かれしたところで引っかかって届きませんでした。
ほんの数センチです。
なんとか近づいた両手首を必死に引き寄せて手の中の鍵で必死になって南京錠を開けようとしました。
ちょっと反動をつけるとうまい具合に鍵が鍵穴に入りました。
あとはそれを回すだけ、とちっょと安心したときでした。
階段のある方でがさがさと音がしました。
このときばかりはからだが凍り付くような恐怖心を感じました。
だって、あんな格好のままで誰かに見られたら。そしてそれがもし知らない男の人だったら何されるかわかりません。
いえ、知っている人であったとしても私は家にいられなくなってしまうのです。
それはがさがさと登ってくるようです。私は必死になって鍵を回そうとしました。
鍵が手にかかった、ところがまわそうとしたとき、あせっていたんでしょうね、うっかり鍵が鍵穴からはずれて足下に落ちてしまいました。
がさがさという音は近づいてきます。私はもう一方の手の中にあった鍵を持ちかえようとしたのですが、なんとこちらも下に落としてしまったのです。
あーっもうだめだ。
私はきつく目を閉じました。
私の人生は破滅だ。
がさがさという音は坂を登り切ったようです。
私の方に近づいてくる気配がありました。
見られてる、私のこんなとんでもない格好を見られてる
。私は絶望的な気持ちでした。
でもなんか様子が変です。
草を踏む足音が妙に軽かったのです。
私はそっと目を開けてみました。
すると、そこにいたのは汚れた白い犬だったのです。
首輪をつけています。
私と同じです。
それで仲間と思われちゃったのかな、身動きできない私のまわりをしっぽをふりながらぐるぐると回り始めたのです。
私は心底ほっとしました。
全身の力が抜けて倒れ込みたい気分でした。
でも倒れることはできないのです。
鍵は両方とも足下です。
そのときの私の行動、私って学習能力がないのでしょうか。
足の指で鍵を拾おうとしたのです。
犬はそんな私のようすをしっぽをふりながら座って眺めているのです。
鍵は足元にありました。
だからすぐに足の指ではさむことができました。
でも、それで一体どうするの。
馬鹿ですね。
片足立ちで鍵をはさんだ足を上に上げたんです。
届くはずないのにね。
今だから自分のことながら笑っちゃいます。
そして、そして、つっちゃったんです、足を。来るぞ来るぞと予感がして、案の定脚がびりびりとしびれてきたんです。
痛い痛いって思わず声をあげてしまいました。
その私を犬はきょとんと見ていたと思います。
そのときはそっちまで気がまわらなかったので。
本当、痛かったですよぉ。
経験した人しかわからないと思います。
いないと思いますが。
しばらくしてようやくしびれが引きました。
ほっとしたのもつかの間、まだ私は木の枝に万歳の状態でした。
木の枝を揺すってみましたが、折れそうにありませんでした。
私は結局、紙ロープなんだからと輪をごしごしとこすりあわせて引きちぎることにしました。
足が地面についていたので、けっこう力をこめて作業(?)をすることができました。
ところがそれを見ていた犬がなにかおもしろいことを始めたと思ったのでしょうか、私の足元にやってきてまとわりつこうとするのです。
私は小声でしっしっと追い払おうとしたのですが、かえってそれをおもしろがったのか、離れてくれませんでした。
私は犬になんかかまっていられないと思い、無視して紙ロープをごしごしとこすりあわせました。
するとその犬は今度は私の脚をぺろぺろとなめようとしたのです。
くすぐったい。
脚にはさっきのおしっこがついていました。
それをなめてることになるんでしょうね。
この犬も変態?
足で追い払おうとするのですが、かえっておもしろがってしまっていたようです。
私は結局無視して作業を続けました。
ところがです。
おまんこが濡れてきたのを感じてしまったのです。
どうしよう、私、犬になめられて感じてしまった。
変態、変態、変態。
おまんこから液がつーっと伝って落ちていくのがわかりました。
足首まで伝うと、犬がそれをぺろぺろとなめていたんです。
ごめんなさい、やっぱり私、そのとき感じていたみたい。
本当の変態ですね。
ところがその犬、今度は私の脚を使ってかっくん、かっくんって始めたんですよね。
あーっ私、犬にレイプされちゃうんだ、でもそのとき私、思わずこらってけっこう大きい声出して足で犬を追い払ったんです。
そしたらびっくりしたようにしてその犬、慌てて階段のある坂を下っていったんです。
なんとか貞操だけは守り抜きました。
でも、たとえ変態犬でもひとりになってしまうとちっょと寂しかったな。
私は作業を続けました。
少しずつですが、紙ロープがこすれてきました。
でも完全に切れてしまうまでまだまだ時間がかかるようでした。
手首の先は鬱血して赤黒くなってしまいました。
乳首の痛みはもうそれが当たり前になっちゃったのか、鈍感になってしまっていました。どうしよう。
でも、そのときぽつぽつと雨が降り出しました。
雨は次第に勢いを増し、私はずぶぬれになってしまいました。
髪を伝って雨が滴ります。
目や鼻にも雨が入ります。
ほんと、絶望的でした。
こんなみじめなことしてしまって。
私は後悔していました。
でも、その雨のお陰で紙ロープが水を吸い、溶けるようにかんたんにはずれたのです。
私は手首に残った紙ロープを引きちぎり、乳首をかんでいた洗濯ばさみをはずしました。そしてバスタオルの上に横たわりました。
雨が裸の全身に降りかかるのですが、そんなことはお構いなしでした。
ああ、生きてるってすばらしい。
馬鹿みたいに感じるでしょうが、それがそのときの正直な感想です。
私は雨が降り止むまでそうしていました。
ほんの5分くらいだったと思います。
またすぐに青空に戻りました。
私は立ち上がり大きく両手を広げてあたりを歩き回りました。
本当にうれしかったんです。
そしてバスタオルやリュックを崖側の草の陰に隠しておきました。
だって、万が一があるかもしれないからです。
時計を持ってきていなかったので、時間がわからかったんです。
だから自分としてはずいぶんと時間が経ったように感じていました。
坂道がさっきの雨でぬかるんでいると思って手ぶらで帰ることにしたんです。
案の定、下りはぬかるんでて危険でした。
私は十分に注意しながら下っていったのですが、途中で転んでしまいました。
からだ中が泥だらけになってしまいました。
家に戻るまでこのままなのかなあって思っていたのですが、丈の高い草の生えている手前にくぼみがあって、そこにお風呂よりもちょっと大きいくらいのみずたまりができていました。
山の上の方から流れてきた水がたまったようです。
どうしよう、ちょっと迷ったのですが、私は泥だらけのズックを脱いで足をひたしてみました。
思ったより深さもあるようでした。
私は決心してからだをとぽんとつからせました。
おなかのあたりまで水がありました。
こんなところでみずたまりにつかっているなんて、まるで奴隷みたい、いえ、奴隷だってこんなところにつかったりはしないはずです。
とてもみじめな気持ちでした。
でもやっぱりそれを意識すると不思議と感じ始めていたんです。
どうせ泥だらけになったってここで洗うことができるんだ、私はみずたまりから出て、そばのぬかるみに仰向けに横たわってみました。
ぬるっという感じなんだけど、なんか暖かい。
最初は髪は濡らさないようにしようとも思ったんですが、結局髪もぬかるみの中にひたしてしまいました。
そして泥のついたてをおなかや胸や顔にになすりつけました。
不思議といい気持ち。
小さい頃はこんな泥遊びして怒られたっけ。
でも今は誰にも怒られない。
私はうつぶせになって本当に泥の中にからだだけじゃなく顔まで埋め込んでしまいました。そして立ち上がってみました。
泥で目を開くことができません。
何とか目のあたりだけ泥をぬぐって全身を見てみると、私のからだはまるで黒い固まりみたいでした。
そしてなるべく泥が落ちないように気をつけて下ってきた坂道をまた登り始めたんです。正気じゃなかったんでしょうね。
今考えると。
でも歩くたびに泥が落ちてしまって、結局途中で引き返しました。
そしてまたみずたまりにつかって泥を落としました。
でも全部は落ちません。
家にはお風呂を準備していたのですが、このままの格好では家の中に泥がついてしまいます。
そのときは自分でもう夕方過ぎかなと思っていたので、とりあえず家に戻ることにしました。
フェンスまでたどりつきました。人がいないか確かめてから、よいしょっとフェンスを乗り越えました。
我ながらおてんばです。
そしてズックは手に持ったまま、ひょいひょいと道路とは反対側に面した家の裏側にたどり着きました。
そこに水まき用の水道があるんです。
私はホースを使って頭から水をかけました。
水音が響き渡るようでちょっと怖かったです。
そして全身に水をかけて泥はだいたい洗い落としました。
でもからだをふくことはできません。
水が冷たかったので、ぶるぶるっと震えてしまいました。
私は急いで玄関から中に入りました。
そして今度は暖かいシャワーを全身に浴びてようやく人心地を取り戻したんです。
時計を見たら、まだお昼をちょっと過ぎただけでした。
自分ではものすごく長く感じていたのに。
そしてお昼ご飯をすませて、今こうやって報告してるんです。
ふーっ、長かったです。
いつもだらだらとごめんなさい。
さて、夜は遠出をしてみます。

ただいまです。
今戻りました。
私は南京錠とバッグと首輪と洗濯ばさみを持って深夜2時、自転車で3キロほど行ったところにある公園に向かいました。
これからしようとしていることに自転車に乗っていてもどきどきしました。
国道で車やトラックを見かけたけど、それ以外には人とも車とも会いませんでした。
誰とも会うことなく公園に到着しました。
その公園は周囲が木立で囲まれていて、入口と出口がひとつずつあるだけです。
一応、あたりをそっとうかがってみましたが、もちろんこんな夜遅く、誰もいませんでした。
自転車は草むらに倒しておきました。
さあ、いよいよです。
私は大きく息を吸い込みました。
そして服を脱ぎ、持ってきたバッグに全部入れました。
そして、そして、持ってきた南京錠でファスナーが開かないようにしてしまったんです。
がちゃん、っていう音が暗闇に響きました。
私はどきっとして一瞬我に返りました。
とんでもないことをしてしまったんです。
やっぱりやめようか、ファスナーを開こうとしたけど、もうだめです。
してしまってから後悔してももう遅いんです。
このバッグを開けるにはその公園から1キロほど向こうにある別の公園のトイレの裏手に隠した鍵がなければ開けられないのです。
いつまでも悔やんでいてもしょうがありません。
もたもたしているとそれだけ誰かに見つかる危険が増すだけです。
それに日の出が早くなってきているので、明るくなる前に鍵を取ってこなければならないのです。
私はバッグを植え込みの陰に隠しました。
そして、首輪をつけ、両方の乳首に洗濯ばさみをかませました。
昼間に痛くなるほどつけていたんだけど、これは私が決めたことなんです。
これからエッチなことをするんだという決心のための私の儀式のようなものなんです。
これだと見つかって言い訳はできません。
ひとりエッチしていることがまるわかりです。
一応危険防止のためにズックだけは履いていました。
でもあとは裸です。
私は誰もいないのはわかっているはずなのに、両手で前を隠して忍び足で公園を出ました。次の公園までは住宅街もあります。
広めの道路も横切らなければならないのです。
始まったばかりなのに、私は震えがきてきちんと歩くことができなくなっていました。
公園を出てしばらくは住宅が続いていました。
でもどこの家も電気が消えていました。
街頭もほんのぽつぽつしかありませんでした。
でもいつ誰が通りかかるかわからない、誰かが窓からこっちをのぞいているかもしれない、そう考えると自然と小走りになっていました。
街頭の下を通るときは特にどきどきでした。
そして小走りになるたびに乳首の洗濯ばさみが揺れて刺激します。
はずそうかとも思ったのですが、自分でこうしたいと決めたんだからとそのままにしておきました。
最初の住宅街はなんとか無事通過することができました。
ほっとしたのもつかの間、今度は広めの道路を横切らないと公園には行けないのです。
私は看板の陰に隠れて道路の周辺をうかがってみました。
すると、向こうから車のライトが小さく見えました。
私はまだ遠くなんだからもう渡っちゃおうかとも思ったのですが、あれが行き過ぎてからでも大丈夫と考えてじっと息をひそめて隠れていました。
目の前を車が通りすぎていきました。
もちろん私には気づきもしませんでした。
さあ、渡ろう、小走りで道路を渡っていきました。
ところが道路を半分ほど渡ったところで今度は反対側の方から車のライトが。
もう安心と思っていた矢先だったので、私は動揺してしまって道路の真ん中ですくんでしまったのです。
ライトがどんどん近づいてきます。
もうすぐ私の前まで来る、そのときになってようやく、はねられるかもしれないっていう意識がわいてきて、急いで反対側に渡りきって小道に飛び込みました。
車は何事もなかったように通りすぎていきました。
心臓がとまるほどのショックでした。
自分のからだが自分の意思に反して動かなくなる、こんな場面で危なすぎます。
私は恐怖感を覚えました。
でもいまさらどうすることもできないんです。
鍵を取りに公園まで行かなきゃ。
私は自分を奮い立たせて一歩一歩歩いていきました。
そこはやはり住宅街でした。
その先に目的の公園があります。
やっとたどり着きましたが、やはり周囲をきちんとうかがってから公園に入りました。
トイレの裏にまわって隠しておいた鍵を見つけました。
今回はきちんとありました。
ほっとしました。
でもまだ半分なんです。
今度はさっきの公園に戻らなきゃならないんです。
時間の感覚がわからなかったのですが、心なしか空が幾分明るくなってきたような気がしました。私は急ぎました。
でもそんなときでも私は首輪と洗濯ばさみはそのままにしておかなきゃいけないんだと考えていました。
やっぱり変だったんですね。
もっと早くに始めるんだったと悔やんでもあとの祭りでした。
最初の住宅街を小走りで走り抜けました。
さっき通った道なので、今度はいくらか緊張感が切れていたのだと思います。
私は広めの道路をちょっとだけ左右確認して駆け抜けました。
そして次の住宅街の通りに、前方をまったく確認せずに入ってしまったのです。
すると道路の向こうからぼんやりとした灯りがみえました。
私は何だろうとちょっと立ち止まったのですが、それは自転車でした。
灯りはふらふらしていました。
私はそのとき絶対見つかったと思いました。
ほんの10メートルほどの距離でしたから。
でも私はとっさに知らない家の門の中に飛び込んで、隠れました。
自転車のきいきいという音が近づいてきました。
ああ、絶対見つかった。
私は半ばあきらめていました。
何聞かれるんだろう、親に連絡されるんだろう。
絶望的でした。
ところが自転車はきいきいと間の抜けた音をたてながら通り過ぎていってくれたのです。ほっとしました。
でもそこは知らない家の庭先。
私は自転車の後ろ姿が角を曲がるのを確認するとまた小走りに走り出しました。
さっきよりも明るくなったような気がしました。
そしてその住宅街が終わるとそこはバッグと自転車がある公園。
ほっとして、ああこれで助かったと私は公園の入口から一応最後の確認をしました。
ところが、そこでまた驚いてしまいました。公園のベンチに男の人と女の人のツーショットが。
目の前が真っ暗になりました。
私のバッグのあるところとは離れてはいましたが、そこまで行くには見つかってしまうかもしれません。
どうしよう、とりあえず私は公園の出口の方にまわることにしました。
そこまで行くには知らない道を通らなければならなかったのですが、しかたがありません。その通り道、一軒だけ灯りがついていた家がありました。
音楽の音が微かに聞こえてきました。
でもそこを通り過ぎないと出口には行けません。
私は心なしかからだを低くしてその家の窓辺の下を通り過ぎました。
やっと出口に着いてもう一度そっと公園を覗いてみました。
ところがそのときには誰もいませんでした。
あれっと思っていると入口の方から車の発車する音がしました。
どうやら二人は車で帰ったらしいのです。
ほっとして力が抜けてしまいました。
疲れ切った私はよろよろしながらバッグのある場所までたどりつきました。
そして念願の鍵で南京錠をはずし、バッグを開け、ようやく服を着ることができるようになったのです。
もう疲れ切っていて、私はTシャツとジーンズのスカートだけをつけて自転車に乗りました。
首輪も洗濯ばさみもそこではずしました。
でもこれから家に戻らなきゃ、私は必死に自転車をこぎ、家に向かいました。
途中、時計があったのですが、4時をすぎたばかりでした。
でも周囲は白々としてきたので急ぎました。
結局今考えると暗闇に目が慣れていた私は明るく見えたってことなんでしょうね。
そしてようやく家の近くの公園までたどりつきました。
あと少しです。
でもそこで私は、せっかくだからと公園の前でまた裸になり、首輪と洗濯ばさみをつけてそのまま自転車で家まで戻ってきました。
戻ってきてまたお風呂に入り、今こうして報告しています。
もう9時をすぎちゃいました。
母は夕方にしか帰ってきません。
明日からは講習会です。
これから仮眠します。
明日からまた勉強です。

さて、この報告を送ることに決心しました。
ものすごく長くなっちゃったけど、よろしく掲載してください。
お願いします。
できれば8月号に間に合えばいいな。
だって夏休みだからいっぱいの人に読んでもらえるでしょ。
それと、1回の報告ごとに改行しなかったけど、そこらへんはおまかせします。
読みずらいですよね。
どんどん直してもらってかまいません。
それと、違っている字や表現も手直ししてもらえればうれしいです。
実はほとんど読み直していないから。

私のエッチな日記、まだまだ続く・・・

もうすぐお盆です。
お盆には父が帰ってきます。
やっぱりうれしいけど今の私にはちょっと寂しいんです。
だってエッチができないんですから。
お盆の後半には両親と私の一家水入らずで旅行に行きます。
親の監視つきですからあまり期待できません。
でも、やっぱりちょっとわくわく。

帰ってきました。
やっぱり何もできませんでした。
さっきで夏休みの宿題はすべて完了。
偉いでしょ。
3人で私の進路について話し合いました。
というより一方的に言われたってところかな。
がみがみ言われてもやっぱり本気で私のことを考えてくれていると思うとうれしい。
父は昨日帰りました。(「帰りました」は変かな?)
母はまた金曜日に父のところに行くそうです。
それまでいい子でいます。

今日は卒業した小学校に行ってきました。
母は今晩は母の実家に行っているので私一人です。
私も誘われたのですが、勉強が忙しいと言い訳して断りました。
さて、なんで小学校に行ったか。
実は、5,6年生のときの担任の先生が結婚退職するということなので、会いにいったんです。
でも私には内緒の計画があったんです。
職員室は2階です。
友達と4人で行ったんですが、職員室には先生ともう一人知らない若い男の先生だけでした。
その男の先生は日直だそうです。
2時間くらいおしゃべりしちゃいました。
その途中、私はトイレに行くふりをして、職員室の隣にある印刷室に行き、教室のカギケースから屋上のカギを抜き取りました。
6年間も暮らした学校です。
ちょろいもんです。
でもこれって泥棒かな、まあいいや。
屋上は危険防止のためふだんはカギがかかったままです。
でも小学校時代に何度かあがったことがありました。
知らない若い先生が最後に戸締まりをして校舎を閉めるのでしょうが、ふだんカギのかかっている屋上までは確かめないはずと考えたのです。
さて、学校を出たあと、自転車置場で私は「あっ、自転車のカギ、忘れちゃった」って言って一人で昇降口に戻るふりをしました。
もちろん嘘です。
友達は私とは帰る方向が違うので、3人とも自転車で先に帰りました。
それを確かめて私は自転車を別の場所に隠しました。
学校にいるのは先生が二人だけ。
私はこっそりと学校に忍び込んじゃったんです。
学校の中はしんとしていました。
もちろん誰もいません。
職員室に先生が二人いるだけです。
私は裸足のままそっと階段を上がりました。
校舎は3階建てです。
その上には屋上があります。
屋上のドアの前には運動会などで使う道具が山積みになっていました。
最近人が立ち入った形跡はまったくありませんでした。
私は鍵穴にそっとカギを差し込み、そっとドアノブをまわしました。
大きな音が出るかとひやひやしましたが、案外すんなりとドアは開きました。
屋上は周囲が少し小高くなっていて、その上にフェンスが巡らされています。
ですからかがんでいれば下からは見えないんです。
それと、先生たちの駐車場も見えます。
車が2台ありました。
先生と日直の先生の車です。
そのとき、午後4時でした。
あとは暗くなって人がいなくなってから警報機のない窓から出ていけばいいやと考えていました。
私は時計台の裏で全部脱いじゃいました。
グラウンドの反対側は山になっていて、雑木林です。
フェンスの下はゴミ置場や用務員さんのオートバイ置場です。
もちろん誰もいるはずがありません。
私は裸のままフェンスにもたれてあたりを見回しました。
すごい解放感でした。
先生たちが帰るまで、私はここでオナニーすることにしていました。
脱いだ服を持ってきたプールバッグにしまいました。
そして、首輪をつけて、洗濯バサミをつけました。
この格好が好きなんです。
それからリストバンドをつけて準備してきた紙ロープの輪を両方の手首につけました。
もう慣れたものです。
歯を使ってきゅっと縛るんです。
そして、そして、両手を後ろにまわして、両方の手首の輪を南京錠でとめました。
「ガチャン」というロックの音を合図に私はエッチな動物になるんです。
カギはプールバッグの中に入れておきました。
私は立ち上がり、屋上の上を歩いてみました。
いつもの家の裏山と違って興奮してしまいました。
私はグラウンド側のフェンスの下にかがんでそっと下をのぞいてみました。
誰もいません。
向こうの道路を自動車が通っているのが見えました。
でも向こうからこっちを見ている人なんていないって考えて、そっと立ち上がってみました。
どきどきしました。
ひょっとしたら誰かに見つかるかもしれない。
そんな不安で胸がどきどきしました。
見られたらおしまい。
でも絶対に見つかるはずがない。
でもひょっとしたら。
そんな不安が私のおまんこを濡らすんです。
本当にいやらしい私のおまんこ。
今こうして思い出しながらパソコンを打っている間もおまんこがうずうずしています。
でも頑張って告白を続けます。
どうしてもいじりたくなって私はカギをあけました。
そして屋上のど真ん中に寝そべって思いっきりオナニーしました。
指がおまんこの中にぬるぬると入っていきました。
家でやるのと違ってすごくあふれていました。
クリトリスも大きくなっていて、ちょんと触れるだけで全身がびくんびくんとはねるようでした。
ときどき乳首の洗濯ばさみを開いて、ばちんと手を離します。
その都度悲鳴が出そうなくらい痛いんですが、おまんこはその度にあふれてしまうんです。
やっぱり私って変態です。
こんな場所で感じているなんて。
何度もイッてしまったようです。
ふと下をのぞくとみちこ先生の車がなくなっていました。
私はオナニーに熱中していて先生が帰ったことに気づかなかったのです。
するとあとは日直の男の先生だけ。
私はわくわくしました。
そして、もう一度後ろで南京錠をつけました。
空を見上げて寝そべっているととてもいい気持ちでした。
ところがです。
そのとき、突然、ぴゅーって強い風が吹きました。
そして私の服と南京錠のカギが入ったプールバッグが風に舞いあげられてしまったのです。
私はびっくりしてしまい、一瞬何が起きたのかわかりませんでした。
舞い上がったプールバッグは山側のフェンスのそばに落ちていきました。
あっと思わず声が出てしまいました。
ところが、バッグが落ちる前にまた風が吹いて、なんとバッグは下に落ちてしまったのです。
私は本当にその場で固まってしまいました。
何が起きたのか、理解することができませんでした。
ようやく我にかえって、後ろ手のまま、フェンスの下をのぞいてみると、私のバッグが地面の下に落ちていました。
バッグの口は閉じていたので、中身がちらばることはありませんでしたが。
でも、すぐに愕然としました。
もうじきさっきの男の先生が見回りをするはず。
もし私のバッグを見つけたら、落とし物と思って中を開けるはず。
バッグの中には私の服と、それとブラとパンティが入っている。
さっき職員室で私のバッグを見ているはず。
どう思われちゃうだろう。
それと、もうひとつ大事なことに気づきました。
南京錠のカギと自転車のカギが入っていたんです。
もしあのバッグを持って行かれたら私はこんな格好で歩いて家まで帰らなきゃならないんです。
頭の中がぐらぐらして気を失いそうでした。
私はそのとき決心しました。
あの先生に見つかる前にバッグを取り戻さなきゃ。
私は意を決して下に下りることにしました。
屋上のカギを握りしめ、私は後ろ手でドアノブをまわしました。
そして音が出ないようにドアを閉めたのですが、それだけでけっこうな時間がかかってしまいました。
あの男の先生がどこにいるのかわかりません。
私はどきどきしながら運動会の荷物の間にかがんで息を整えました。
そして階段を一歩一歩忍び足で降りていきました。
裸足だったので足音がしなくてすみました。
3階です。
階段の隅からそっと両方の廊下をうかがってみました。
人の気配はありませんでした。
でもなかなか足を踏み出すことができませんでした。
でもいつまでもこうしていては手遅れになってしまいます。
私は震える足に命令するようにして3階の廊下に下り立ちました。
しーんとしているのですが、私の胸の鼓動がどくどくと響くようでした。
両手が使えないので、転ばないように注意してそっと2階への階段を下りようとしました。
ところがそのとき、2階からこつこつと足音が聞こえてきました。
私はパニックになってドアの開いていた教室に飛び込みました。
そして教室の壁にはりつくように隠れました。
2階の足音は私が降りようとした階段を通りすぎていきました。
ほっとしました。
でも足音の向こうにも3階に上れる階段があるのです。
たぶんそっちから上ってくるつもりなのです。
私は今のすきにと階段を下りることにしました。
階段のところまでいき、じっと耳をそはだてました。
足音は遠ざかっていきます。
そのとき私は無理な姿勢で廊下でかがんでいたのですが、足音が向こうの階段を登り始めたのを確認して立ち上がった瞬間、足がちょっとしびれていたので、バランスをくずして転んでしまったのです。
幸い声と音は出なかったと思うのですが、なかなか立ち上がることができませんでした。
足音は確実に階段を上ってきます。
廊下に顔を押しつけるようにしてなんとか立ち上がったのですが、右足がしびれて思うように歩くことができませんでした。
足音が大きくなってきました。
私は右足を引きずるようにして下に向かう階段までよろよろと歩きました。
するとそのすぐあと、ガラガラっという教室のドアを開ける音が3階の廊下に響き渡りました。
間一髪でした。
教室の窓の確認をしていたようでした。
でもそのテンポは速いんです。
このままじゃいられない。
私は右足を引きずりながらあせって階段を下りていきました。
2階。
一応、確認します。
誰もいません。
3階からドアを開ける音が響いてきました。
私はちょっと安心しました。
音であの先生の居場所が確認できるからです。
階段を下りていきます。
1階です。
静かな校舎にドアの開ける音が響きます。
足のしびれも治ってきました。
ところがそこでまた愕然としました。
「バッグがあるのは校舎の裏。ここからどう行くの?」
1階の廊下を見渡してもどこから校舎の裏に抜けられるのかわかりません。
どうしようと悩んでいるうちに、足音は2階に下りてきてしまいました。
このままじゃ見つかってしまう。
私は、昇降口に向かいました。
屋上のカギはここにそっと置いておきました。
先生、ごめんなさい。
そうです、私はいったん外に出て、校舎をぐるっとまわって裏側に行くことにしたんです。
それしか方法が考えられなかったのです。
とはいえ、後ろ手のままで、それも首には首輪、乳首には洗濯ばさみをつけたままで夕方とはいえ太陽の出ている野外へ出ていかなければならないのです。
私は昇降口のところで躊躇しました。
でも足音は昇降口の上まで来ていました。
あとはさっき私が下りてきた階段に戻って1階に下りてくるはずです。
悩んでいる暇はありませんでした。
私はえいっとばかりに昇降口を飛び出しました。
広いグラウンドが目の前に開けました。
でも私はおかまいなしで校舎の脇を走りました。
誰かいたらどうしたんだろう、どうなってたんだろう。
幸い、誰もいなかったのですが、今考えても恐くて震えてしまいます。
校舎の裏側は小石が敷き詰めてあって、裸足で歩くと足が痛かったです。
ゴミ箱の真ん前にバッグがありました。
私はほっとしました。
私はしゃがんで後ろ手でバッグをつかみました。
あの先生がどこから来るかわからないのです。
とりあえず、隠れることができる場所で先生がいなくなることを待つことにしたんです。
でもどこがいいのかわかりませんでした。
私は来たのとは反対側の方に向かいました。
外に出ると校舎の中の様子がわからないので、恐かったです。
とりあえず、角のところにある植え込みの陰でじっとしゃがんでいました。
そこは周囲からは見えないところだったのでちょっと安心したのですが、このときの時間がすごく長く感じられました。
ところがです。
またきてしまったんです。
こむらがえりが。
私は必死になってこらえましたが、だめでした。
しゃがんだままでは痛くてどうすることもできなかったのです。
私は植え込みの陰から出てしまいました。
そしてその場に寝そべって痛みが引くのをじっと待ちました。
今ここで見つかったらおしまいです。
でも足の痛みにはどうしても勝つことができなかったのです。
「このまま見つかったら」
でもどうすることもできなかったのです。
すると、遠くでエンジンの音がしました。
「誰か来たのかな」って痛みの中で一瞬不安になったのですが、音が遠ざかっていったので、男の先生が帰っていく音だと気づきました。
私はほっとしました。
本当に全身の力が抜けてしまいました。
すると足の痛みも治まってくれたのです。
私は地面に座り込んでしばらく後ろ手のままぼーっとしてしまいました。
でもいつまでもこうしてはいられないということに気づき、バッグをなんとか開いて南京錠のカギを取り出しました。
手が汗ですべってなかなか開けられませんでした。
でもようやく自由になると、私は服を着るのも忘れてその場で座ったまま放心してしまいました。
遠くで車の音が聞こえました。
私はよろよろと起きあがってなんとか服を着て、自転車置場に向かいました。
でもそのとき気づいたのです、裸足だってことに。
でも校舎は閉まっていたし、仕方ないので、裸足で自転車を漕いで帰りました。
玄関の植え込みの下に置いていたカギで家に入りました。
カギがあるってすばらしい。
今考えてもぞっとします。
でも、我ながらすごい冒険しちゃったなと思います。

さっき母と口論しちゃいました。
原因は私の進路のこと。
私だってわかっているんだからあんまりやかましく言わないでほしい。
志望校だって合格まちがいなしって出てるでしょ。
いっそ中卒のままプーになっちゃおうかな。
それでもいいの?、おかあさん。
あー、ほんとむかつく。

今日、学校に行ってきました。
夏休みだけど、数学の講習だったんです。
中学生ってつらいです。
受験よ、早く終われ。
その帰り道、ちょっと遠回りして以前に一度だけ行ったことのあるコンビニに行きました。
お客さんはまばらで、でも雑誌のコーナーで男の人が一人立ち読みしていました。
心臓がどくんとしました。
トイレは雑誌コーナーの奥にあります。
雑誌をちょっと眺めるふりをしてから、私はどきどきしながらトイレに入りました。
男の人がちらっと私の方を見ました。
私は個室に入るとこれから自分がやろうとしいることを考えてどきどきしました。
そこのトイレはドアを開けるとすぐに一段高くなっていて、和式の便器があるんです。
つまりドア1枚隔ててそこはお店ってこと。
さっきの男の人とドア1枚隔てただけでおしっこするってこと。
内開きのドアなんですが、私はわざとカギをかけずに、入口のところに勉強道具の入った袋を置いてドアがぎりぎりのところで開かないようにしておきました。
トイレにじかに袋を置くのはいやだったんだけど、エッチなことしたいってときはしかたないなと思ってしまうんです。
準備はOKです。
私は袋の巾着の紐のはしを持ちました。
あとはこのひもをちょっと引くだけでドアは開いてしまいます。
制服を着ていたんですが、スカートを大きくまくってパンティを下げ、お尻をわざと後ろに突き出しました。
私は水を勢いよく流しながらちょろちょろとおしっこを始めました。
そして、そして、勇気を出して袋のひもをそっと手前に引き寄せました。
かすかにすーっと店内の空気が流れ込んでくるのを丸出しのお尻に感じました。
でも私は水の音でそのことに気づいていないんです。
店内の音楽が大きくなりました。
でも私はドアが開いたことに気づいていないんです。
息が止まるようでした。
でも私は気づかないふりをしておしっこを続けていました。
あそこはじんじんと熱くなっていました。
私は「もっとこのままでいたい」と考えて、できるだけ気づくのをがまんしました。
そしてペーパーでおまんこを拭いて、パンティをあげて、スカートを下ろして。
そこでようやく気づいたふりをしました。
ドアの向こうではそっきの男の人がびっくりしたような顔でじっと私の方を見つめて固まっていました。
私は驚いたふりをして袋を持って店をでました。
そしてあとは自転車に乗って一目散で逃げ出しました。
サドルの上でおまんこがくちゅくちゅしていました。
あの人、びっくりしただろうなあ。
どんなふうに見えたかなと思って、さっき部屋の鏡の前で試してみました。
お尻ははっきり見られたと思います。
足をわざと大きく広げていたので、ひょっとしたらおまんこやお尻の穴まで見えていたかもしれません。
薄暗かったから見えなかったかな。
でも私は知ってて見せつけたんじゃなく、事故にあったようなものですよね。
だから私は悪くないんです。
そう自分を納得させました。
あそこのコンビニはもう行けません。うるうる。

今日も学校に行ってきました。
その帰り道のことです。
友達とふたりで電車で隣の隣の町まで遊びに行きました。
映画を見ようと思ったんですが、友達がおかあさんに呼び出されて着いた駅からそのまま戻ってしまって、結局私一人になってしまいました。
一人で映画見てもつまんないから私は駅前をぶらぶらしていました。
ふと目についたのがおもちゃ屋さん。
なんの気なしにふらっと入ったんですが、そこで見つけたのが、な、なんと、手錠。
もちろんおもちゃなんだけど、ううっ、使えそう。
他のおもちゃと一緒に大きな箱に入って「どれでも300円」。
買っちゃいました。
Sを3個とLを3個。
ちょうど映画見ようと思ってたからお金もありました。
でも、レジでちょっと恥ずかしかったです。
おじいさんだったけど、私の使用目的を知っているようで。
そんなことないですよね。
レジ袋に入った手錠をかばんに押し込んで、私はもううれしくて頭がくらくらしていました。
さっそく駅のトイレに入って手錠の包みを開けてみました。
本物は見たことないけど、鉄でできていて、けっこうずっしりと重いんです。
カギはスペアを含めて3つずつ。
手錠と手錠の間は鎖じゃなくて固い紐でした。
これならがちゃがちゃいわなくてもすみそうです。
ラッキー。
どうしたら手錠が手に入るか、最近このことばかり考えていたんだけど、まさかこんなにかんたんに手に入るなんて。
その場ですぐにでもつけてみたかったのですが、家まで我慢することにしました。

今、母が出ていきました、と言っても父のところに行ったってことですよ。
でも万が一のことを考えてもうちょっとがまんです。
今回も母は2泊だそうです。
ラッキー。
ゆうべ、手錠を試してみました。
我ながら、うーん、すごい。
まずSの方を前でかけてみました。
意外と紐が短くて本格的。
カギを開ける練習をしてみたけど、けっこうかんたんでした。
後ろでもかけてみたけど、最初は鍵穴が見つからずにちょっと苦労しました。
でもすぐに慣れてきました。
それと、手首のところのポッチを押すと手錠が外れるような仕組みになっているんです。
でも、だからといっていい気になっちゃだめだよ。
絶対に気をつけること。
Lの方は案の定、足首にぴったり。
試しにひとつで両足をかけちゃったんだけど、告白にもあったけど、うまく歩けないんですよね。
ゆうべは大の字になってベッドの四隅に両手両足を固定してみました。
全然動けませんでした。
こんな拘束感、初めて。
ス・テ・キ。
うっとりしちゃいました。
10分くらいそうしていたんだけど、それだけでおまんこがあふれちゃって、シーツに染みができそうでした。
ポッチを押して自由になったときの解放感。
ス・テ・キ。
さて、これから裏山で遊んできます。またね。

行ってきました、裏山。
リュックにいろいろ入れて遊んできました。
ちょっとしたハイキング気分です。
でもいつまでたってもやっぱり玄関を出る瞬間はどきどきします。
誰かに見つかる確率なんてまるで低いのに、ひっとしたらその時にクルマが通るかもしれない、誰かが家に来るかもしれないなんて考えちゃって、何も着ないで外に出ちゃっていいのかななんて、ためらってしまうんです。
でも、それだけでおまんこはぬるぬるになっちゃう、エッチな私です。
幸い、というか、いつもどおり、結局無事にフェンスを越えちゃいました。
フェンスを越えちゃうとそこからは外から見つかる心配はなくなっちゃうんです。
ちょっと残念、でもそこから先は私のパラダイス。
全裸のままでリュックを背負い、登っていきました。
頂上は、といってもほんの丘程度のところなんですが、真ん中に太い木が枝を張り巡らせていて、木陰はほとんど草原です。
前に来たときと変わりがありません。
私は木陰にリュックをおろしてバスタオルを敷きました。
首輪をつけ、両方の乳首に洗濯ばさみをつけ、後ろ手で手錠を試してみました。
乳首にきゅーんと甘い痛みが走りました。
でも私はその甘い痛みが好きです、目を閉じると誰かにつままれているみたいで。
首輪は私のエッチタイムの必需品です。
首輪をつけたときの私はいい子の仮面をかなぐり捨てたときの私の紋章です。
首輪をつけた私はどんなエッチなことをしても許されるんです。
誰に?
私にです。
立ってみました。
おまんこはもうあふれていました。
最近ベッドでのオナニーでおまんこに指を入れるようになりました。
ぬるぬるがあふれてくるとするっという感じでかんたんに指が1本はいるようになりました。
こんなエッチをする前は入らなかったのに。
指をゆっくりと出し入れしながらときどきクリトリスに触れとたきの一瞬息がつまるような感じが好きです。
頭の先につーんと快感が走るような感じがするんです。
私は後ろ手のままあたりを歩いてみました。
おまんこもクリトリスもいじることができません。
でもそのもどかしさが好きなんです。
エッチな液がふとももまであふれていました。
でも触れない。
そのうずうずした感じを我慢したあとでのオナニーは快感です。
私はバスタオルの上に寝そべって洗濯バサミと手錠をはずしました。
手錠はカギを使わなくてもポッチを親指で押すだけでかんたんにはずれてくれます。
私は思いっきりオナニーしました。
はしたない声もあげちゃいました。
そのときだけ周囲の小鳥の声がぱったりととだえるんです。
みんな私のエッチな声に聞き惚れてくれているみたい。
頭のてっぺんから足のつまさきまで電流が走ったみたいで、目を閉じていると頭の中でちかちかと光が灯るような感じです。
あの瞬間がイクってことなんでしょうか。
何度かイッたあと、私はバスタオルの上で大の字になって息をはあはあさせていました。
オナニーしていると時間の感覚がわからなくなっちゃうんです。
時計も持ってきていなかったし、でも太陽の位置でだいたいお昼前だなってぼんやりと考えていました。
木の葉っぱのあいだから光が落ちてきて、私のからだの上にもいくつかこぼれていました。
ちょうどおまんこの毛のあたりが光できらきらしているのがなんかおかしかったです。
それから私は木の幹に後ろ手で縛ってみたり、手首のそれぞれに手錠をかけて枝にばんざいの格好で固定したりしました。
でも、せっかくLサイズの手錠もあるんだから、と私はまたまたとんでもないことを考えついたんです。
でも、やっぱり白状します。
そのとき思いついたんじゃないんです。
おもちゃ屋で手錠を見つけたときから考えていました。
私はLの方の手錠を枝の根元にかけました。
私は持ってきた手首用のリストバンドを無理矢理足首につけました。
そして全裸のまま、はしたないんだけど、木によじ登ったんです。
そして枝のところに腰掛けました。
胸がどきどきしました。
これから自分のやろうとしていることを考えると恐怖心がわいてきました。
でも私は勇気を奮い立たせて実行することにしました。
私は片方の足首にLの手錠をかけました。
そして枝を通してもう片方の足首にも手錠をかけました。
そうです、このまま手を離すと私は木の枝に逆さづりになっちゃうのです。
さすがに怖くてやめちゃおうかとも考えました。
でも、そのときやらなきゃ後悔しちゃうと思い、決心したんです。
私は鉄棒みたいに両手を枝にかけてゆっくりとからだをおろしていきました。
両足かけまわりのような体勢です。
あとは手を離すだけです。
周りの風景が逆さまにみえるのが何かおかしかったです。
私はいきなりからだが下におちないようにからだに力を入れてゆっくりと手を離しました。
そして少しずつ頭を下におろしていました。
頭はほんの数センチですが、地面から離れていました。
私は地面に手をついて逆さまのからだを支えました。
逆立ちの格好です。
足首がからだの重みでぎりぎりと締め上げられるようでした。
でも、これじゃまだ私が考えていたのとは違う。
私は思いきって地面についていた手を離してみました。
そのとたん、私の体は枝からぶらんぶらんとつるされた状態になってしまったのです。
足首に痛みが走りました。
からだが反動でぶらぶらと揺れるたびに足首がきゅっと締まるんです。
思わず地面に手をついてしまいました。
地面に垂れ下がった髪が変な感じでした。

痛みもさることながら、私はそのとき自分が置かれているその異常な情景の様子を思い浮かべることによってますます息がはあはあと荒くなりました。
誰かに見られたらどうしよう、今なら逃げられない、どうすることもできない。
その思いが私を興奮させました。
私は思いきってまた手を地面から離してみました。
そっと離したので、さっきほど揺れはありませんでした。
私は宙づりのまま自分のおっぱいをもんでみました。
乳首はこりこりになっていて、ちょっともんだだけですごく感じてしまいました。
私は手をのばしておまんこに触れてみました。
もうぐちょぐちょでした。
こんなにつらい目にあっているのに、おまんこはもっともっとといやらしくうずいていたのです。
私は自分のエッチさかげんを思い知りました。
こんな状況で濡れているなんて。
私は片手でおっぱいを、片手でおまんこをいじりました。
感じるたびにからだが揺れます。
足首も痛くなります。
でも私は止めることができませんでした。
痛みよりも快感の方が大きかったのです。
何度も頭の中で光を見ました。
宙づりのままで何度もイッてしまったのです。
私はどうしようもない変態です。
でも、だんだんと頭に血が上ってきたのがわかりました。
私は地面に手をついてちょっと休んでから、よいしょとからだを腹筋させるようにして木の幹につかまり、手だけでよじのぼるようにして足首のそばの枝をつかみました。
そして手錠のポッチを押して手錠をはずしました。
枝に手をかけて最後の力を振り絞って草むらに下り立ちました。
バスタオルの上で息をきらしながら横たわってしまいました。
本当にしばらく動くことができませんでした。
でもとっても幸せな気分でした。
だってこんなすごいことしちゃったんだもの。
私は木漏れ日の中で目を閉じました。
まぶたに日差しの色が映るようでした。
そして私は疲れが出たのか、うとうとしちゃって、眠っちゃったんです。
全裸のままで。
はっと目覚めると太陽はずっと傾いていました。
どれくらいかわからないのですが、ずいぶんと眠っちゃっていたみたいです。
あんなところで全裸のまま眠っちゃうなんて、私も我ながら大胆です。
おなかも空いていたので、私はリュックに荷物をつめて裏山から下りてきました。
でも、今思うと、なんであのとき手錠をして眠らなかったんだろうって、ちょっとだけ後悔しています。
やっぱり、変態ですか?
シャワーも浴びたし、ごはんも食べたし、洗濯もしたし。
シャワー浴びたとき足首みたら、やっぱりちょっとあとがついてました。
リストバンドのおかげでこれくらいですんだんだろうけど。
あんまり痛みはないんだけど、やっぱりこんなところにあざみたいなのがあるとやっぱり不自然。
明日からしばらく靴下はいて生活します。
もう午後の7時をまわっています。
この日記つけるだけでもけっこうな時間がかかっちゃうんですよ。
学校の授業で操作方法は習ったんだけど。
初心者だもん。
パソコンも、露出も。
もっとすごいことしたい。
でも誰かに見つかるのだけはいや。
絶対いや。
生涯2度と会うことのない人にちらっと見られるくらいならいいけど、知ってる人に見られたら私は絶対死んじゃうと思う。
麻衣子さんやゆきこさんに比べたら私は意気地なしです。

今起きました。
朝です。
結局ゆうべは疲れちゃってそのままベッドに倒れ込んでしまいました。
うう、お外で遊びたかったのに、残念です。
でも、これからもう一回裏山に行ってきます。
今日はもうちょっとすごいこと考えたんです。
我ながら興奮しちゃいます。
そういや私、昨日から服着てないんだ。
全裸のままで過ごしてます。
私みたいなことしてる人っているのかな?
でも私は家の中では裸でいることの方が自然に思えてきちっゃているんです。
慣れっておそろしいですね。
では、行ってきます。

ただいまです。
パソコンを開いてごあいさつです。
やっちゃいました。
裏山に全裸にリュックといういつものいでたちで(怖いなあ、本当に慣れちゃった、怖いものなしだよ)、またまた行ってきました。
まずは持ってきたペットボトルのウーロン茶を一気に飲み干しました。
喉も渇いていたし。
それに、もうひとつの目的があったからです。
さて、私は空になったペットボトルを投げ捨てると、また枝に登って今度は両足にそれぞれLの手錠(足錠かな?)をつけました。
今回はリストバンドを無理矢理2つずつ足につけたんです。
そして、もう一方をそれぞれ枝にガチャンとかけちゃったんです。
幹の方は枝が太いんですが、足錠がかかるぎりぎりのところを見つけてかけちゃいました。
すると両足がけっこう開いた状態になって、バランスをとるのが大変でした。
どうしようとちょっと躊躇したんですけど、開いた足の間からさわっと風がおまんこを撫でていくんです。
早くしなさいよって。
私は手錠を口にくわえ、洗濯バサミで乳首をはさみました。
きゅっと甘い痛みが全身を走りました。
いよいよです。
私は急にからだが落ちないように慎重に枝を抱え、幹に手をかけながらからだを下におろしました。
そして、手を離します。
髪はだらんと下に垂れ下がります。
二重のリストバンドのおかげか、足首は昨日ほど痛くはありませんでした。
私は両手を地面に下ろしました。
でも足を開いた格好なので、昨日よりもうまく手をつくことができませんでした。
それから地面からそっと手を離し、口にくわえていた手錠を持って後ろ手にまわして、やっちゃったんです。
ガチャン。
手錠のカギがかかる音に心臓がぞくっとしました。
私ってこんな変態なことしてよろこんでいるんだ。
そう考えるとおまんこからエッチな液がしたたってくるのを感じるんです。
足を開いた状態なので、毛のあたりが濡れているのがわかったし、反対側の方ではお尻の穴をつたって背中の方にきているのがわかるんです。
足首はやっぱりきりきりと痛みます。
乳首も洗濯バサミの重さからか、おっぱいが下に垂れるような格好で、あんまり大きくなくて恥ずかしいんだけど、目の前に両方の乳首と洗濯バサミがあるって感じでした。
後ろ手で手錠しているので、力を抜くと両腕が変な格好になって痛くなります。
私は頑張って腕を腰のあたりに添えておきました。
かなりつらかったです。
でも今回はまだこれでおしまいではありません。
私はおなかに力を入れました。
ここでおしっこするんです。
逆さまになった状態でおしっこしちゃうんです。
それが今回の私の課題なんです。
でも逆さまになっているとどこに力を入れていいのかわかんなくなっちゃうんですよね。
あちこち痛くなってきたし、頭にも血がのぼってきたみたいだし。
今回はやめようかって思ったときでした。
右足のつまさきがなんかもぞもぞするんです。
なんだろと思って首を曲げて見ると、げげっ、カエルだったんです。
カエルが手錠の紐を伝って私の足のつまさきに。
さらに足の甲の方に下りてきたんです。
私はカエルが苦手というわけではないのですが、そのときはびっくりしちゃって思わず小さく悲鳴をあげてしまいました。
そしてカエルを振り落とそうとからだを小さく揺すったんです。
足首がぎゅーっと締まりました。
そのとき、私は自分の意に反して、しちゃったんです。
おしっこ。
おしっこは勢いよくしゃーっと噴水みたいに上に上がりました。
でもすぐに雨みたいに私の全身に降ってきました。
おしっこがぼたぼたと私のおなかのあたりに落ち、それが滴って胸、さらには私の首筋、顔にかかりました。
おっぱいにあたったおしっこは洗濯バサミを伝って私の口や鼻にこぼれ落ちてきました。
私はおなかに力を入れておしっこの出を加減しました。
すると勢いは弱まったんですが、じゃぼじゃぼとそのまま毛からおなかを伝って下に落ちてきて、さっきよりも口や鼻にいっぱい入ってしまいました。
後ろ手に手錠をしていたので、顔をぬぐうこともできません。
苦しくてからだをよじると今度は足首が締まってとても痛いんです。
ようやくおしっこが止まって、私は乳首からの滴りにあごをうたれながら、逆さまの状態で放心してしまいました。
髪もおしっこまみれで、髪の先からぽったんぽったんとしずくがたれていました。
ああ、素敵な体験。
こんなこと書くから変態なんだよね。
でも、そのときの私は言葉にできないほど幸福でした。
でも頭に血が上っていって、顔が変に火照るのを感じました。
いつまでもこのままじゃいられない、私は急いで手錠のポッチを押しました。
手錠はそのまま地面に落ちました。
私は自由になった両手で顔をふきました。
でもこれって顔におしっこをなすりつけたってことだよね。
それから両手で木の幹につかまりました。
そして幹づたいにからだをおこしていき、手を枝にかけました。
ところが、腕に力が入らないんです。
枝をつかんだところまではいいのですが、そこからからだをおこすことができなかったんです。
どうしよう。
私はあせってしまいました。
呆然としていると、おしっこか汗ですべったんだと思います。
枝にかけていた手がはずれて、私のからだは勢いよく枝にぶらさがってしまったんです。
足首にそれまでにないほどの痛みが走りました。
私は思わず宙づりのままからだをよじってしまいました。
ほんと、このとき痛かったんですよ、うるうる。
ところが、その勢いでリストバンドをまいた左足が足錠からするっと半分抜けそうになったのです。
私は落ち着いて地面に両手をつきました。
そしてからだを支えながら右足首をゆっくりとねじるように動かしてみました。
すると、右足首も案外かんたんに足錠から抜けそうになりました。
私は両手をついて一気に両足を抜きました。
本当に、すぽっという感じであっさりと抜け出すことができたんです。
そのときの解放感。
たまらないほどです。
結局私はこの解放感を味わうためにこんな危険な真似をしているのかもしれません。
バスタオルの上で大の字になって空を見上げました。
生きてるってすばらしい。
そんな馬鹿なこと、臆面もなく考えられるほどの解放感でした。
時間にするとほんの2,3分といったところかもしれません。
でも私にとっては永遠にも匹敵するほどの時間でした。
なんちて。
馬鹿ですね、我ながら。
いよいよ明日から学校です。
あーっ、憂鬱だなあ。
でも、夏休み最後の日にいい思い出ができました。
足首、痛いです。
でも二重のリストバンドのおかげか、昨日ほどの痛みではありません。
でも、明日からは靴下は脱がれないなあ。
全身のあちこちが変な具合に痛みます。
あさっては実力テストです。
これから勉強します。
間に合うかなあ。
母は明日帰ってきます。
今晩も一人だけど、受験生よ、勉強も大切なのだよ。
なんちて。
私って真面目だなあ。
誰か誉めてよ。

ずっと勉強していました。
受験生だもん。
もう0時近くです。
寝ます。

やっぱり学校って退屈なところです。
今日は明日のテストのためにって自習が多かったんだけど、なんか疲れちゃった。
先生、働け。
母が呼んでいます。
では。

テスト、終わりました。
ちょろいもんでした。
自分で言うのもなんだけど、私ってけっこう勉強できるんです。
英語は満点かな?
今週は週末の学習発表会の準備週間。
コミックなんかだと学園祭って模擬店出したりコンサート開いたりしてるけど、現実の中学校ではそんなことありませんよ。
美術の時間に書いた絵や家庭の時間に作ったエプロンの展示したり、ステージでは文化部が発表するのを見学したり。
うちの学校だけかな、こんなつまんないの。
私は何をするかというとただぶらぶらして時間をつぶすだけ。
無駄だよね、こんなの。

今日、体育の時間はプールでした。
足首のあざも薄くなってきていて、注意しないとわからないくらいになっていました。
安心してプールに入りました。
英語、やっぱり満点でしたよ。
誰か誉めてよ。
でも、数学、ちょっと失敗しちゃいました。
でも86点。
すごいでしょ。

明日は学習発表会です。(この名前、どうにかならないのかな)
月曜日が代休です。
でも、月曜日は母がいるからつまんないんです。

やっぱり学習発表会ってつまんなかった。
先生たちって結局行事なんて形だけやればいいって思ってるんだろうな。
私が先生だったら、3日くらいかけてすんごく楽しい学園祭にしちゃうんだけどな。
ところで、さっき母から電話があって、おばさんに赤ちゃんが生まれたんだって。
女の子だって。
おめでとう。
母は急遽おばさんの入院している病院に行くとのことでした。
それで、あさって、私におばさんちの留守番を頼むって。
月曜日に午前にある「用事」があるからって、それを頼まれたんです。
「用事」は何かって?
それは教えない。
おじさんも病院に行ってるし、H君は実家に預かられているし、ってことは私一人でお留守番、ってことは・・・。
私、明日からおばさんちの留守番するってことにしちゃったんです。
わくわくしちゃいます。
学習発表会、ばんざい。

ただいまです。
病院から戻ってきたおじさんに送られてさっきおばさんちから帰ってきました。
「形跡」はちゃんと処理したよね。
母はもう少し病院に残るそうです。
寝不足でちょっとふらふらです。
でも頑張って一応順を追って告白しますね。
途中のスーパーで食べ物買って、お昼過ぎにおばさんちに到着しました。
カギはなぜか私の家にスペアがあるんですよね。
それ使いました。
しーんとしていてもちろん誰もいません。
でも一応「おじゃましまあす」と言って中に入りました。
何かどろぼうみたい。
本当はすぐにでも裸になりたかったんだけど、環境が違うとかなり不安なんですよね。
それでしばらくテレビを眺めていました。
でも、こんなことするためにここに来たんじゃないって思い、勇気を出して全裸になりました。
人の家の中でこんな格好でいるといつも以上にすごく興奮しちゃいます。
全裸のまま家の中をあっちこっち歩いてみました。
居間に戻ってきたそのとき、突然電話が鳴ったときは心臓が飛び出すくらいどきっとしました。
電話はおじさんからでした。
私は全裸のままでおじさんと話しました。
明日の「用事」よろしくということでした。
みんな予定通り病院に泊まるとのことでした。
受話器を置いたあともしばらくどきどきしていました。
電話って相手がどんな格好しているかなんて見えないんだよね。
エッチな機械だよね。
でも、ほっとした瞬間に感じちゃったんです。
おまんこからとろっという感じてエッチな液がこぼれてきたことを。
私は液を指ですくって、鼻先にもっていって匂いをかいじゃいました。
それから、口でぱくっとくわえて・・・。
・・・なめまわしました。
私は完全にエッチモードでした。
私はおばさんたちの寝室に行きました。
タンスの一番上におばさんの下着が入っていました。
きれいにたたんであります。
おばさんって几帳面なんだね。
フリルのついたすごく高そうなブラとパンティがありました。
私はそばにあったティッシュでおまんこの液をふいて、身につけてみました。
ちょっと大きかったんだけど、姿見に映してみると大人の女になった気分でした。
奥の方を探してみたら、ショッキングピンクのすけすけのブラとパンティを見つけました。
今度はセクシーな大人の女に変身しました。
それらを元の通りに引き出しにそっと戻し、今度は何気なくベッドの脇の小さな引き出しを開けてみました。
すると、小さな箱が入っていました。
なんと、コンドームの箱だったのです。
コンドームくらい、保健の時間に習ったから私だって知ってるよ。
でも、現物を見たのはもちろん初めてでした。
感動しました。
数えてみると16個ありました。
全部個包装で、ミシン目でつながっています。
一個くらいばれないよね、って勝手に自分を納得させて、もらっちゃいました。
今、それは私の目の前にあります。
いただいちゃった。
それから服を着ました。
なぜまた着ちゃうのかって?
夜のためにご近所を確認するためだったんです。
おばさんちは2階建てで、周囲はブロック塀で囲われています。
門の入口はアコーディオン式の厳重タイプです。
外に出てみるとご近所はどこもブロック塀で囲まれた住宅です。
ちょっと坂道になっていて登り切ったところで比較的広い道路と交差しています。
私は坂を下って細い路地を通り、ぐるっとまわって坂道の上にある広い道路に出ました。
おばさんちからその道路は見えないのですが、クルマもかなり通るにぎやかな道路です。
道路の向こう側に行ける歩道橋があって、そのちょっと離れたところにコンビニがありました。
私はコンビニで飲み物とお菓子を買って、帰ってきました。
そのとき、私の前にレジをすませた男の人が私の前を歩いていました。
若い大学生くらいの男の人でした。
その人はおばさんちの手前で曲がり、そこにあるアパートに入っていきました。
そこにアパートがあることはおばさんちの2階から見えるので、前々から知っていました。
私はおばさんちに戻り、前にH君と寝た2階の部屋ににふとんをしいて、夜になるまで仮眠をとることにしました。
その部屋は大きなサッシの窓があるんですが、外が丸見えです。
といっても隣の家とその隣の家の2階部分には窓がないので、のぞかれる心配はありませんでした。
でも隣とその隣の家の2階部分の間からさっきコンビニで会った男の人が入っていったアパートの窓がひとつ見えていました。
アパートの窓には障子がたてられていました。
私はパンティひとつと大きめのTシャツだけで、タオルケットをかぶって昼寝しました。
目覚まし時計は10時にあわせました。
私はうとうととしていつしか眠りについていました。
はっと思って目覚めると、目覚まし時計は6時を指していました。
「3時間くらい眠っちゃったんだ」
私は目だけで時間を確認し、そのまま横になっていました。
からだが泥みたいで動くことも億劫なくらいでした。
私はふと目だけを窓の外に向けました。
すると、さっきは閉まっていたはずの向こうのアパートのサッシ窓と障子が開いていたのです。
そしてその部屋の奥に男の人が立っていました。
私は横になったまま目だけでその男の人を見ました。
その人はさっきコンビニで会った男の人でした。
だって不思議な模様のデザインのTシャツ、坊主頭、覚えてたんです。
間違いありません。
私はどきっとしました。
アパートはおばさんちよりも少し高いところにあるので、むこうからこっちの窓は見えると思います。
「のぞかれていたんだ」
私は目だけでじっとその人の動きを観察しました。
その人は手に何かぶらさげていました。
「何だろう」
するとその人は部屋の奥に移動し、その物を目に当ててこちらを見始めたのです。
それは双眼鏡でした。
こちらをずっと見ています。
このときばかりはざわざわっと嫌悪感が背中に走りました。
3時間くらい、ずっと寝姿を観察されていたことになるんです。
私は頭の中が混乱しちゃって、じっとしてることしかできませんでした。
その男の人はその間もずっと双眼鏡をのぞいて私を見ています。
タオルケットは寝ている間に足元の方に丸まっていました。
大きなTシャツといっても、裾は太ももまでです。
起きているのがばれないように、薄目の状態でそっと下半身を見てみました。
Tシャツの裾はまくれてパンティが見えていました。
「こんな格好、今見られているんだ、双眼鏡ってどれくらい近く見えるんだろう」
私はあせってしまいました。
身動きすることができませんでした。
でもだんだん度胸がすわってくるというか、どうせ見られるだけだもの、このシチュエーションを楽しまなくっちゃ、って気持ちになっていってしまったのです。
やっぱり、エッチだなあ、私って。
私は寝返りをうつふりをして、Tシャツをまくりながら、背中を向けました。
お尻が見えてたと思います。
パンティごしだけど。
背中までまくれていたと思います。
視線を感じました。
その視線を意識するとおまんこに甘い疼きのようなものが芽生えました。
私はまた寝返りをうって仰向けになりました。
Tシャツがおへそのあたりまでまくれたのがわかりました。
ほらほら、よく見てね。
私はしばらくおへそを観察させてあげました。
それから今度はその男の人に向かって両膝を立てて脚を拡げて見せました。
そのときには私のおまんこはしっとりと濡れていたはずです。
パンティに染みがついていたかもしれません。
だって、ひんやりとした感じがしたんだもの。
30分くらいもそんなことして楽しんでいました。
窓の外がだんだんと薄暗くなっていきました。
アパートの男の人の姿もぼんやりとしてきました。
「これじゃ向こうからもはっきり見えないだろうな」
私は目が覚めたふりをすることにしました。
そのときはちょっと演技過剰じゃなかったかなって反省しています。
私はわざとらしくあくびをして立ち上がりました。
そして、部屋の灯りをつけました。
なるべく窓の方を意識しないように、自然に振る舞うようにしました。
でも今考えるとやっぱりぎくしゃくしていたなあと思います。
私は忘れたふりをしてカーテンも引かずに部屋の中をうろうろしてみせました。
「さて、どうしよう」
でも本当は何をするか、決めていたんです。
私は部屋のドアのそばに立ちました。
そこがたぶん一番向こうから見やすいだろうと考えたからです。
私はもうひとつあくびをして、窓に背中を向けてTシャツを脱ぎました。
Tシャツが頭からぬける瞬間、私はもう逃げられないんだと決心したんです。
裸の背中に視線を感じました。
たぶんあの男の人はくいいるように私を見つめていると思います。
双眼鏡が精度の高いものだったとしたら、毛穴のひとつひとつまでじっくりと観察されているに違いないのです。
心臓がどきどきしました。
私は、息を止めたまま、後ろを振り返りました。
自然に振る舞おうとしたんですが、からだが小刻みに震えることを抑えることができませんでした。
とうとう窓に向かって胸をさらしてしまいました。
「見られてる、見られてる、見られてる」
でもまだ全裸ではありません。
私はちょっと震える手でパンティを引き下ろしました。
パンティの股の部分がぬちゃっという感じで糸を引きました。
でも、感じていることを、見られているのを承知でこんなことをしているってことを悟られてはいけません。
私は脱いだパンティを手に持ち、何も気づいていないふりをして窓の方に進んでいきました。
アパートの窓の向こうで人影がほんの少し動いたのがわかりました。
私は窓を開け、風に当たるふりをしました。
「見て、見て、見て」
私は心の中でその男の人に向かって叫んでいました。
でも窓辺に立っていたのは、ほんの少しの間だけでした。
私は窓を閉め、バッグの中から新しいTシャツとパンティを出して身につけました。
脱ぐときもでしたが、着るところを見られるってのもけっこう恥ずかしかったです。
そしてすぐに部屋の灯りを消し、わざとドアを閉めずに下に下りて行きました。
そのまま部屋にいると自分でもとんでもないことをしでかしそうだったからです。
だって、昼寝から起きて窓を開けたままオナニーするなんて、わざとらしいと思ったからです。
私が気づいていてわざと見せつけていることを知られたら、何かとんでもないことになるんじゃないかと考えたからです。
その男の人がやってきて、犯されちゃうんじゃないかって考えたんです。
だって、最近危ない事件も多いし。
そんなリスク、負いたくもないし。
私は居間で脱ぎ捨てていたスカートをはき、昼にコンビニで買ってきたお弁当をレンジでチンして食べました。
私はそれからしばらくテレビを見て、お風呂にお湯を入れました。
9時をすぎていました。
私は居間で服を脱ぎきちんとたたんで、ゆっくりとお風呂に入りました。
お風呂をあがって私はバスタオルだけを巻きました。
居間はしっかりとカーテンがしてあって、どこからものぞかれる心配がありません。
時刻はまもなく10時でした。
子どもは寝る時間です。
さあ、いよいよ2階に向かいます。
どきどきしました。
私は居間の灯りを消して、灯りもつけないで階段を上り、暗がりの中から部屋の中をそっとのぞいてみました。
窓の向こうにアパートのその部屋の灯りが見えます。
窓も障子も開いています。
案の定、その男の人が部屋の奥から私の部屋をうかがっています。
手には双眼鏡です。
待っているんです、私が部屋に戻るのを。
それが誰であっても待っていられるってちょっとうれしいです。
その男の人と私はたぶん2度と会うことはないと思います。
おばさんちに泊まったことだって今まで数えるほどしかありません。
それにその人だっていつまでもあのアパートに住んでいるわけではないのだし。
私はそう考えることによって自分を納得させました。
私は階段を下り、階段の灯りをつけました。
男の人は私が登ってくる合図と考えてくれると思ったのです。
これから自分がしようとしていることに心臓が痛くなる思いでした。
私は、素知らぬふりをして開けっ放しのドアから部屋に入り、灯りをつけました。
横目で窓の方を見ると、アパートの窓は真っ暗でした。
思った通りでした。
あの暗がりの下で男の人は食い入るように私をながめているのです。
おまんこがきゅーん、ってうずきました。
私はわざとカーテンを引きませんでした。
そしてバスタオルだけで部屋の中をうろうろしてみせたんです。
そして、部屋の隅にあった鏡台の前に座り、ドライヤーで髪を乾かしました。
「今頃わくわくしながら見てるんだろうな」
正直に言います。
わくわくしていたのは私の方です。
視線ってやっぱり感じるんですね。
今顔を見られてる、今脚を見られてるってわかるような気がしました。
自意識過剰でしょうか。
髪をブラシで梳いて、私はふとんの上に寝そべりました。
さっきはTシャツを着ていたけど、今度はバスタオル1枚です。
「見て、見て、見て」
私はしばらくそのままでいました。
おまんこが濡れてきて、空気にじかに触れていい気持ちでした。
私は意を決して、立ち上がりました。
そのときにわざとバスタオルを緩めておいたんです。
立ち上がった瞬間に、バスタオルはぱさっ、という感じでふとんの上に落ちました。
でも私はちょっとあわてたふりをしただけで、あとは知らんぷりして意味もなく部屋の中を歩いてみせました。
でもただぶらぶらしてるのはちょっと変だなと思い、もう一度鏡台の前に腰掛けました。
今度は全裸です。
自分の顔が目の前の鏡に映りました。
こんなことして興奮しているはしたない自分が映り、ちょっと恥ずかしかったです。
私は胸を手で持ち上げ、大きさを気にするふりをしました。
そして、そのまま鏡を見ながら、ゆっくりとおっぱいをもんでいきました。
だめでした。
もうがまんできなくなっていました。
私のオナニー、見せるんだ、あの男の人に見てもらうんだ、って考えちゃって、止められなくなってしまったのです。
私は鏡に映るいやらしい自分の顔をながめながらおっぱいをもみ続けました。
そして、両方の乳首を指でこりこりしてみせました。
乳首が固くとんがりました。
私は立ち上がり、右手をおまんこに。
べとべとで太ももまでエッチな液がこぼれていました。
もう止まりませんでした。
窓の向こうを意識するといつもより興奮してしまいました。
指が止まらなくなって、おまんこに指を入れてかきまわしてしまいました。
親指にエッチな液を塗ってクリトリスを触れるとそのたびに腰がくいっ、て後ろに引けてしまいました。
声も出しました。
家の中には誰もいないんだしと、わざと「おまんこ気持ちいい」とか「おちんちんほしい」とか、卑猥な言葉をゆっくりと言っちゃいました。
あの男の人に私が何て言っているかわかるようにしたんです。
私はわざとおまんこを両手で拡げるようにして、向こうから見えるようにかきむしってしまいました。
ふだんと違って、見られていることを意識してやっちゃったんです。
エッチ女優みたいです。
もう立っていられなくなり、私はふとんの上に倒れ込むように横になり、オナニーを続けました。
窓に向かってわざとお尻を突き上げ、ふだんあまりやらないポーズでオナニーしてみせました。
サッシの窓に私のお尻が丸く映り、余計興奮しちゃいました。
おまんこはべとべとでした。
私はエッチなジュースを指ですくい取って、お尻の穴も撫でてみました。
それまでそんなことしたことなかったんだけど、大サービスでした。
でも、ちょっと癖になっちゃいそうで怖いです。
30分間くらい、オナニーショーをしていました。
へとへとでした。
でも、ふだん家の中でするときと違って、何度もイッてしまいました。
終えると息がはあはあして、ふとんの上に仰向けになったまま動くことができませんでした。
でも、その間もおっぱいをさわり続けていたんですから、私も相当なエッチです。
「見ててくれてありがとう」
心の中でアパートのあの男の人にお礼しちゃいました。
でも、「お道具」は何も使わなかったんです。
持っていってなかったから。
いわばノーマルオナニー。
そんなのあるのかな?
でも、やっぱり変態な私も見てほしい。
私は、部屋の中を捜してみました。
ありました。
棚のところに洗濯バサミ。
私は決心しました。
最後に見せてあげるんだと。
私はぶるぶる震える手を落ち着かせながら、窓の方をなるべく意識しないように洗濯バサミを手に取りました。
そして、試しに指にはさんでみました。
痛かったです。
私がふだん使っているのは、わざとばねを緩くしたものです。
だから乳首にはさんでもつままれている程度の痛みです。
でもその洗濯バサミはばねがきつい、洗濯バサミ本来の役割を果たすのに十分なものでした。
私はおそるおそる乳首に洗濯バサミをはさんでみました。
ぎーんと、食いちぎられるほどに乳首に痛みが走り、私はすぐにはずしてしまいました。
はずしてもいつまでもじんじんと痛みが残りました。
私はその痛みで我にかえり、自分が立った今しでかしたことに顔が赤くなってしまったのです。
「なんてことしちゃったんだろう。あの男の人、私のこと、どう思っただろう」
私は急に裸でいることが恥ずかしくなり、カーテンを引き、部屋の灯りを消しました。
そして、裸のまま下に下りていきました。
お風呂をもう一度わかし、どっぷんと浸かりました。
乳首がひりひりしました。
私はお湯の中で、ついさっきのことを反芻してみました。
どきどきしました。
とんでもないことしちゃったと後悔しました。
でも、お湯の中でふやけているうちに、やっぱりそのどきどきはうれしいときのどきどきだと気づきました。
私はお風呂を上がって、階段の灯りをつけずにそっと部屋に行ってみました。
そして暗闇の中、カーテンの隙間からそっとアパートの方をのぞいてみました。
アパートの窓は窓も障子も閉まり、中には灯りが灯っていました。
たぶん、私がそのまま寝ちゃったと思ったのだと思います。
しばらく裸のままでうかがっていたのですが、再び窓が開くことはありませんでした。
私はさっき脱いだパンティとTシャツを着て、ふとんの上に横になりました。
そして、さっきの疲れもあったのか、うとうとしちゃいました。
次に目が覚めたのは2時半ごろでした。
何か、学校の夢みてたんですが、教卓の上に立たされて、先生やみんなにはやしたてられるという夢でした。
そのときの私が裸だったか着衣だったか覚えていませんが、目を覚ましたときのどきどきはエッチな気持ちを復活させてくれたのは確かです。
また、濡れていました。
さっきあんなことしたばかりなのに。
私は暗闇の中からカーテンをそっと引いてアパートの方をうかがってみました。
真っ暗でした。
私がオナニーにし疲れて眠ってしまったと思って、あの男の人も寝ちゃっているのだと思います。
そっと窓を開けてあたりに耳をそばだててみました。
しーんという音が聞こえるほどの静けさでした。
また胸がときめいてきました。
当初の私の計画はおばさんち周辺での野外露出でした。
ところが、ひょんなことからあんなことになってしまったのです。
せっかくのこの機会、逃す手はありません。
私は足音を忍ばせて階段を下りました。
そして、Tシャツとパンティのまま、少しだけ玄関を開けてみました。
外の冷たい空気が吹き込んできました。
家の前の道路には等間隔でぼんやりとした街灯があります。
でもおばさんちの前には街灯がないので、他よりも薄暗くなっています。
私はTシャツとパンティを脱いで全裸になり、裸足のままそっと玄関を出て、門の方に近寄ってみました。
門の下の方から目だけ出してあたりをうかがってみました。
クルマも人も通る気配はありませんでした。
広い道路の方からときどきトラックの通り過ぎる音がしましたが、それも思い出したようにという程度でした。
その頃はもう夜中の3時近くでした。
こんな時間に起きて活動している人なんているはずがありません。
私は、門をそっと引き開けようとしました。
ぎぎーっ、と鈍い金属音がしました。
その音にびっくりして、今度は門をちょっと浮かせるようにして引きました。
私のからだが通ればいいのです。
私は道路に出ました。
門は元に戻しました。
私は道路に一人取り残された格好になってしまいました。
坂道で薄暗いとはいえ、いつ誰が通りかかるかわからないのです。
私は昼に下見をしたルートを歩いてみることにしました。
裸足のまま、坂道を下っていきました。
やっぱり街灯の下を通り過ぎるときはどきどきします。
ましてや、知らない町です。
どきどきはなおさらです。
角を曲がって路地に入りました。
そこから先は広い道路まで街灯もありません。
でも知らない家の玄関のすぐそばを通るのです。
ひょっとして誰かが突然出てきても逃げることはできないのです。
でも、さすがにどこの家も真っ暗でした。
2つ目の角を曲がると、その先にさっきのアパートがありました。
さっきはここから見られていたんだ、と思うと自分のやったことながら恥ずかしくなりました。
そのアパートのあの男の人の部屋の窓の下に立ってみました。
アパートの玄関に灯りが灯っていたのですが、確かめてみたかったのです。
でも、近所の家が邪魔になっておばさんちのその部屋は見えませんでした。
ほっとするやら、がっかりするやら。
私はアパートを過ぎて路地を歩いて行きました。
「本当にこの道でよかったよね」
昼間通ったときとは全然印象が違っちゃって不安になってしまいました。
でも細い坂道を登り切るとそこに広い道路がありました。
標識の陰からそっと道路をうかがってみました。
クルマは一台も通りません。
しーんとしています。
でも、街灯がさっきよりも明るく、短い間隔で灯っていました。
道路の向こうに昼間に行ったコンビニがありました。
そこだけがぎらぎらと輝いて浮き立つようでした。
コンビニの中のようすも見えました。
しばらくじっと眺めていたのですが、店員の人がひとり、レジに座っているだけのようでした。
顔は見えないのですが、男の人のようでした。
お客は誰もいないようです。
その間も一台もクルマは通りませんでした。
私は決心して歩き出しました。
何も着ていないということはすごく不安なことです。
どきどきが外に聞こえそうなほど緊張しました。
「こっち見ないで、こっち見ないで」
私は祈るように歩いていきました。
その途中、歩道橋があります。
屋根付きの歩道橋でした。
昼間に通った歩道橋です。
どうしようかとちょっと迷ったのですが、クルマも人もいないんだし、とその歩道橋の階段を登ってしまったんです。
ちょっとだけ、って思ったのに、足はどんどんと上に向かっていってしまうのです。
そして結局歩道橋の上まで上がってしまいました。
コンビニからは死角になっているようでした。
私は安心して、歩道橋の真ん中で風に当たっていました。
どちらからの道路もしーんとして静かなものでした。
いい気になった私は、今度はコンビニ側に下りていってしまったんです。
でもさすがに今度は慎重です。
一応抜き足差し足で一歩一歩下りていきました。
階段の途中まで行くとコンビニの店内が見えました。
店員さんはレジのところにいるらしく、無人に見えました。
私はできるだけからだを小さくして、コンビニとは反対側の歩道に下りました。
もちろん誰もいません。
私はそこからまた歩いてみることにしたんです。
街灯が明るいので、誰か来ればかんたんに見つかってしまいます。
でも、それが危険とわかっていても、私のおまんこは私を急かすのです。
歩道橋から20メートルも行ったときでしょうか。
道路の反対側からクルマのライトが見えました。
私はあわてて歩道橋に戻ろうとしました。
でも、とっさのことでからだが思うように動いてくれませんでした。
私は結局そばにあった看板の陰に隠れました。
隠れたといってもからだはほとんど見えていたと思います。
私は息をのんで、でも目だけはしっかりと見開いて近づくライトを見つめていました。
大型のトラックでした。
大きな音を立てて私のそばを通り過ぎていきました。
そのとき、トラックの運転手の人の姿をしっかりと見ました。
その瞬間のどきどきといったら。
心臓が飛び出そうなほどでした。
「大丈夫、見つかってない」
「でもひょっとしたら」
トラックが行き過ぎるそのほんの一瞬に私は自問自答していたのです。
トラックはスピードを緩めることもなく、轟音を立てて通り過ぎていきました。
「このままじゃいつ見つかるかわかんない」
私は逃げるように歩道橋まで戻りました。
そして上に上がり、歩道橋の上でしゃがんで息を整えました。
いくらか落ち着いてきたそのとき、コンビニ側の階段を登ってくる足音がしました。
かつん、かつんという音でした。
私はその瞬間、コンビニの店員さんに気づかれたと思い、あせって反対側の階段を駆け下りました。
裸足だったので、足音がしなくてよかったです。
その足音は私を追ってきました。
登ったら下りる。
今考えると当たり前のことなのですが。
でもそのときの私はパニックで、私を追ってきたと考えてしまっていたのです。
私はおばさんちの家の前の通りに入りました。
そして、その足音の主が通り過ぎるのを待とうと思い、角の電信柱と小さな看板のの陰に隠れたんです。
急いでもおばさんちまでたどりつけないと考えたからです。
足音が通りの反対側に行ってくれることを期待したのですが、足音は私のあとを追ってきました。
私は身をこわばらせてじっと息をひそめていました。
足音がゆっくりと近づいてきました。
下半身しか見えなかったのですが、若い女の人のようでした。
こちらから見えるってことは、向こうからも見える。
そのことに気づいて私はあせってしまいました。
でもそのときにはもうどうすることもできず、じっとしているしかなかったのです。
私はそのとき「もうだめだ」と思いました。
一巻の終わりです。
私は目を閉じることすらできず、その女の人のハイヒールが近づいてくるのを息をのんで見つめていました。
すると、その女の人はすぐそばに私がいるにもかかわらず、足取りを緩めることもなく通り過ぎてくれました。
あとで考えると、街灯の加減で、私のいたところは暗くて見えなかったのだと思います。
あとほんの数十センチずれていたら、と思うと今でもぞっとします。
とりあえず、私はその女の人の姿が見えなくなるまでじっと身を縮めていました。
その間にやはりトラックが続けざまに3台通り過ぎていきました。
そろそろ夜明けが近づいていたのです。
明るくなったら大変、私は急いでおばさんちに戻ることにしました。
でもずっとしゃがんでいたので、足がしびれて動かすことができませんでした。
こんなところでいつもみたいにこむらがえりがおきたらとんでもないことになっちゃう。
私は注意しながらゆっくりとおばさんちに向かいました。
おばさんちの門はもうすぐ目の前でした。
「これでおしまいか」
私はちょっと寂しくなっちゃいました。
せっかくだからと、私はおばさんちの門の前でおしっこすることに決めたんです。
それも、せっかく街灯があるんだからと、街灯の下まで行き、四つんばいになって犬の真似して片足をあげておしっこしちゃいました。
でも片足上げた格好でのおしっこってけっこう難しいんです。
なかなか出てくれなくて、ちょっとの間、がんばってしまいました。
空が白々してきていたので、早くしなきゃとあせっちゃうんだけど、そうすると余計出なくなっちゃうんです。
街灯の下なので、どこから人が来ても見られちゃう。
それと、灯りの下ってこっちから暗い方ってよく見えないんですよね。
でも、何とかおしっこの穴にきゅっ、て力を込めてしちゃうことに成功しました。
坂の下の方に手をついていたので、おしっこが流れてきて手のひらはおしっこだらけでした。
でも、変態な私はそれで満足しちゃうんです。
困ったものです。
手のひらとお尻のおしっこをぶるぶると落として、また四つんばいになっておばさんちに戻りました。
門の中に入り、門に寄りかかってはあはあしてしまいました。
それから家の中に入り、お風呂に直行です。
もうぬるくなっていたので、またまた追い炊きしました。
おじさん、おばさん、ガスいっぱい使ってごめんね。
お風呂からあがって、バスタオル巻いたまま、「形跡」を消す作業をしました。
汚れたTシャツと下着、それとタオル、全部バッグにつめ、玄関先の残ってた足跡を掃除し、居間と寝室も点検しました。
全部OK。
それから私はきちんと新しいTシャツに着替えて、おじさんが帰ってくるのを待ちました。
寝ちゃうとそのままいつまでも眠りこけてしまうと思ったからです。
おじさんは10時頃病院から戻ってきました。
おじさんは午後から仕事ということで、すぐにクルマで私を家まで送ってくれました。
そして、私は今こうしているんです。
お昼食べることも忘れちゃった。
これから冷蔵庫をあさって遅い昼食をとります。

今日はとうとうずる休みしちゃった。
どうしても朝起きることができなくて、風邪気味と嘘ついて休んじゃいました。
3年生になって初めての欠席です。
母が「おばさんちでおなか出して寝たんでしょ」って言うけど、出したのはおなかだけじゃないもん。
母がめずらしくおみやげを買ってきてくれました。
ミッキーがいっぱいプリントされたバッグです。
ミッキーの百面相っていったところかな。
ミッキーマウス、大好き。
そろそろ母が買い物から帰ってくるからまたベッドに戻ります。
おやすみなさい。

9月号、見ました。
開くときにいつもよりどきどきしました。
載ってました、私の日記。
うれしい。
でも、かなり恥ずかしい。
これって全国の人たちに読まれちゃうんだなって思うと、顔が赤くなっちゃいます。
「小説」って扱いがちょっと不満なんですが。
他の人の告白も読みました。
すごいです。
私なんてまだまだです。
10月号にも載せてもらえるのかな?
一応「つづく」ってあったから大丈夫かな?
ちょっと不安です。
それと、ベンジーさんの「自縛」の小説、つづき読みたいです。
わくわくして待ってたのに。
再開お願いします。
今月末は期末のテストがあるので、これから勉強します。

3連休に父が帰ってきて、みんなで退院したおばさんちに行きました。
私としてはこの間のことがあるのでちょっと怖いような恥ずかしいような気がしたのですが。
赤ちゃん、とってもかわいかったです。
私もいつか赤ちゃん生むのかなあ。
そして午後からは父と母と私で一泊の旅行に行きました。
目的は遊園地。
遊園地なんて、私、子どもじゃないよ、ってちょっとすねてたんですが、でも今考えてもちょっと恥ずかしいくらいはしゃいじゃって、やっぱり私って子どもなんだ、って思っちゃいました。
もちろんエッチは何もなし。
ホテルでも疲れてお風呂からあがると、ばたんきゅーでした。
昨日も家族3人でレストランに行って食事しちゃいました。
遊んでばっかり。
いけない、いけない、テスト勉強しなくっちゃ。

母が今度の土曜日から3泊で父のところに行きます。
このあいだ会ったばかりなのにねえ。
年甲斐もなく相思相愛、ってとこでしょうか。
でも、いってらっしゃい。
私は私で楽しんじゃうから。
ということで、4日間勉強できそうもないから、今から必死にテスト勉強しときます。
ああ、テストのない国に行きたい。
ミッキーのバッグ、友達に評判でした。
私も気に入ってるんだ。

さっき母が出ていきました。
もう夜です。
本当はしばらく行ってなかったから裏山に行きたかったんだけど、「早く行って」とも言えず、しかたなく部屋で勉強していました。
暗くなってから裏山に登るのはちょっと怖いです。
真っ暗だし、足を踏み外したら大変だもん。
今晩は家の近所で遊びたいと思います。
これから仮眠します。
おやすみなさい。

裸でいると寒いです。
でもがんばって告白します。
ゆうべ仮眠から目覚めるともう夜中の1時すぎでした。
ということは8時間近くも寝てたってことになります。
目がぎらぎらしちゃって、全然眠くありませんでした。
おなかが空いていたので準備してあった食事を猛烈な勢いで食べちゃいました。
一応2階からあたりを確認してみました。
しーんとしていて誰もいない世界みたいでした。
世界に私ひとり。
この感じがなんか好きなんですよね。
私は部屋で全裸になって首輪と洗濯バサミをつけ、後ろ手に手錠をかけました。
ポッチを押せば手錠ははずれるからと思ってカギは持ちませんでした。
そして手錠をひとつと足錠を2つ、落とさないように口でくわえて、出発です。
でも、今でも玄関のドアを開けるときは緊張します。
外の空気がふわー、って入ってきてからだが撫でられるようです。
エッチな気分とは別に身が引き締まる思いです。
手錠のロープをくわえていたから、口からよだれが垂れていました。
一応後ろ手でドアのカギをかけ、カギをそばの石の下に隠しました。
庭先に立ち尽くしてみました。
曇り空で真っ暗だったし、音のない世界の中でひとり取り残された孤独感を味わいました。
誰か暗闇の中から私のようすを観察しているかもしれない。
このあいだのおばさんちでの事以来、私は他人の目を過剰に意識するようになってしまっていたのかもしれません。
おまんこがうるっ、としてきました。
エッチな液が太ももを滴り始めたのがわかりました。
私は、後ろ手で門を開け、道路に出ました。
真っ暗です。
私は農協の方に向かって転ばないように気をつけながら歩いていきました。
自動販売機のあたりだけがぼんやりと明るくなっていました。
誰もいないことを確かめて門をくぐり、中庭に入っていきました。
口が疲れて、よだれが首のあたりまで垂れてきました。
でもがまんして建物の裏手にまわっていきました。
そこで私は手錠をはずしました。
待ちきれなくなった私はそこで思いっきりオナニーしました。
背中が草むらにすれちゃって、草の汁がなすりつけられたみたいでした。
建物の裏にポールが2本立っています。
何に使うのかわからないんですが、両手を拡げたくらいの間隔です。
私はLの足錠をそれぞれのポールに固定しました。
足を大きく拡げた状態です。
気をつけないと倒れてしまいそうでした。
それから乳首に洗濯バサミをつけて、今度は両手を手錠でそれぞれのポールに固定しちゃったんです。
立ったままの大の字っていったらいいんでしょうか。
腕は上の方に上げていたので、「大」の横棒がVの字みたいになった、ちょっと怒った大の字でしょうか、どうでもいいけど。
もしそのとき誰か来ても逃げることはできません。
怖いんだけど、わくわくしちゃう私ってやっぱり変態。
手錠をすり上げるようにしてできるだけ手首を上の方に持ち上げました。
すると両手両足がぴんと張って、まるではりつけにされている気分でした。
痛くはありませんでしたので、私はしばらくそのままじっとしていまた。
でもからだがぴんと張った感じなので、乳首の洗濯バサミがちょっとつらかったです。
静かでした。
本当に物音ひとつしないんです。
だから私が腕や足をちょっと動かすだけで手錠や足錠ががちゃがちゃいって、ちょっとどきどきしました。
囚われの獣、って雰囲気でしょうか。
こんなところで身動きできないでいるっていう異常なシチュエーションに興奮しちゃいました。
おまんこからつーっとエッチな液が垂れてきました。
でも、それをぬぐうこともできない、あのもどかしさがいいんです。
私はおしっこの穴に意識を集中させました。
目をつぶって「いつもトイレでしているみたいにするんだよ」って自分に言い聞かせました。
案外かんたんにおしっこが出てきました。
ところが、そのときはおしっこが水道の蛇口をひねったみたいにじゃー、って一直線に地面に落ちていったんです。
しーんとした暗闇に、おしっこが地面にこぼれる音が響きました。
私はあせってしまっておしっこの出を調節しようとしたんですが、いったん出始めたおしっこは私の意のままにはなってくれませんでした。
私はどきまぎしてしまいました。
近所に聞こえないか、ひょっとして誰か建物のおもてにいて、この音を聞いているんじゃないかと。
ようやく、最後の一滴がしたたり落ちました。
私は息をはあはあさせて、でもしゃがみこむこともできずにはりつけに立ったままのそのままの姿勢で目を閉じていました。
足元には、暗闇の中でも私のおしっこの水たまりができているのがわかりました。
私は一度に両手首の手錠のポッチを押しました。
ところが、一度押しただけでは手錠ははずれませんでした。
胸がぎくっとなって、今度はそっと丁寧に感触を確かめながらポッチを押しました。
すると、どちらもがちゃんとはずれ、私はバランスをくずして前屈みに倒れ込んでしまいました。
なにせ両足はまだ固定したままでしたから、私はよけることもできずに、さっきしたばかりのおしっこの水たまりの上にべちゃ、って感じでおなかをうちつけてしまいました。
左の乳首の洗濯バサミがはずれるほどでした。
ぱちんととれたので、痛かったです。
私はそのままの姿勢で足錠に手をかけてはずしました。
ようやく自由になりました。
でもはずれた洗濯バサミはどこかにとんでいって見つけることができませんでした。
連休明けに職員の人が見つけてどう思うかな。
私はそのとき、そのままおしっこの水たまりの上にわざと腰を下ろしました。
そして、土で汚れた指をおしっこに浸してきれいにし、おまんこを思いっきりいじりました。
変態的なことをしている自分をどこかで別の自分がこっそりと観察している、そんなことを考えるだけで何度もイッてしまいました。
オナニーのあと、しばらくそのまま放心していたんですが、せっかくここまできたんだからと私は立ち上がり、手錠と足錠を持って建物のおもてに戻りました。
暗闇に目が慣れていたので、自動販売機の明かりがすごくまぶしかったです。
私はもうまともな思考力はなかったと思います。
ただ、「次は公園に行くんだ」ってことばかり考えて、周囲をまったく気にすることなく、全裸のままで農協をあとにしちゃいました。
もしそのとき人やクルマが通ったら。
今考えるとぞっとします。
どんなときでもしっかりと安全だけは確保すること。
一瞬の快感のために人生を台無しにしちゃだめだよ。
でもそのときの私は全裸なのにまるで服を着ているときみたいに歩き出してしまっていました。
私はまったく周りをうかがうこともなく、でも何事もなく公園にたどり着きました。
前にも書いたけど、農協からすぐのところにある、滅多に利用されない小さな公園なんです。
でも遊ぶ道具は一応ひとそろいそろっています。
周囲は木立とフェンスで囲まれています。
ですから、一カ所の入口だけを注意していればいいんです。
もちろん誰もいませんでした。
私はせっかくだからと後ろ手に手錠をつけ、のこりを口にくわえて公園の中をうろうろしてみました。
ぼんやりとした街灯が一本あるんですが、その下でただ立ち尽くすだけで、とってもいい気持ちです。
でも、さっきみたいにどこかに縛り付けられたい。
私は奥のフェンスに向かいました。
そこは街灯の明かりも届かない真っ暗な場所です。
私はいったん手錠をはずし、フェンスの支柱にひもを通して、後ろ手で固定しました。
奥といっても、入口から丸見えなので、通りかかった人が目をこらせば見つかってしまいます。
私はどきどきしながらつながれていましたが、やっぱり誰も通りませんでした。
私はさらに大胆になっちゃって、今度は入口付近ですることにしました。
道路に面して木立はあるのですが、もしそこを人が通りかかかれば絶対に見つかってしまうような場所でした。
でも、「今まで誰も通らなかったんだから」と、私はまず足錠で両足を固定しました。
これだと歩幅は20センチくらいしかありません。
さらに両手をいっぱいに伸ばした状態でフェンスの支柱に手錠を固定してしまいました。
フェンスは私のおなかくらいの高さで、あまり高くありません。
でも手錠は支柱の上の方で固定したので、中腰で立っていなければなりませんでした。
地面にお尻をつくと手首がぎりぎりと絞られるようでした。
私は道ばたに置き去りにされた犬。
うっとりしちゃいました。
でも道路から見える場所だったので、目だけはきょろきょろさせて周囲をうかがっていました。
でも、やっぱりしーんとしていました。
時々遠くの方からクルマの行き交う音が聞こえるだけでした。
どれくらいそのままでいたのでしょうか。
そろそろおまんこをいじりたくなって手錠をはずそうとしたときです。
農協の方から、つまり私の家の方からクルマの音がしました。
目だけそちらを向けると遠くにライトが見えました。
私はあせって手錠をはずそうとしました。
でもあせってポッチを押したのですが、はずれなかったのです。
ライトはどんどん近づいてきました。
私は「もうだめだ」と両腕を伸ばしたままで首をできるだけ下に向けました。
こぼれる髪の間から近づいてくるライトが見えます。
私は本気でこのときは神様にお祈りしました。
「お願い、気づかないで」
不信心な私の祈りが通じたのでしょうか。
クルマはスピードを緩めることなく私の背中のすぐ後ろを通り過ぎていってくれたんです。
でもクルマの音が聞こえなくなるまで、私は身動きすることもできずにじっとしていました。
ようやく静寂が戻りました。
私の心臓の音だけがあたりに響いているような気がしました。
からだが小刻みに震えていました。
手錠をはずそうとゆっくりとポッチに指をかけるとぱちんとかんたんにはずれました。
手錠のポッチはゆっくりと確実に押さないとはずれないんですね。
勉強になりました。
両腕が自由になり、私は立ち上がろうとしたのですが、足錠をつけていたことをすっかり忘れてしまっていて、立ち上がりざまに前のめりに倒れてしまいました。
幸いただの土の上だったので、なんともありませんでしたが。
気が動転していたんだと思います。
私は足錠をはずして、自由になりました。
私は公園の真ん中の何もないところで手足を動かしてみました。
「自由に動けるってすばらしい」
他の人が聞いたら「大げさな」、って思うんでしょうが、少なくともベンジーさんやこの日記を読んでくれている人ならこの気持ち、わかってくれると思います。
さっきまでの恐怖心がふっとんでいました。
私は全裸のまま公園の中をうろつきました。
そして、滑り台をしたり、ジャングルジムに登ったりしてみました。
ついさっき見つかりそうになったばかりなのに、見つからなかったことをいいことに結局またそんなことをしてしまう私はやっぱり破滅型なのかな?
だって、ちょっぴりつまんなかったんです。
誰にも見つからないって自信があるときは。
裏山であそんでいるときだって、そう。
やっぱり私が求めていることはぎりぎりで見つからないっていうシチュエーションなんだと思います。
でも本当に誰かに見つかるのは絶対にいや。
これって矛盾していますね。
さて、このときは結局何事もなく家に戻り、お風呂で全身ボディシャンプーかけてごしごし洗っちゃいました。
けっこうおしっこ臭かったんです。
このあと、お昼ご飯食べてちょっとでかけてきます。

ただいま、です。
昼と夜が逆転した生活になっちゃいました。
今、朝の8時です。
ついさっき帰ってきたばかりです。
今回ばかりはあせってしまいました。
手首がまだ痛いです。
からだがものすごくつらいのですが、お風呂に入ってパンを食べたので、いくらか体力が戻ったようです。
お風呂の中で泣いたんですよ。
ぼろぼろ涙が出ちゃった。
本当につらかったんだ、今回は。
でも、頑張って日記をつけます。
もう昨日のことになっちゃうんだ、昨日お昼食べた後、自転車で買い物に行くついでに、その前に以前露出した少し離れた公園まで行ってきました。
我ながら元気ですねえ。
エッチのためなら。
勉強だとすぐに眠くなっちゃうのに。
トイレの裏に南京錠のカギと自転車のカギを隠してきたんです。
ちょっと小雨模様だっんだけど、ちっちゃな子が遊んでいました。
私は人に見られてもどうってことないことするだけなのに、どきどきしちゃいました。
私は家に帰って仮眠をとりました。
目覚めると深夜の12時でした。
でもまだ心配だったので、しばらくテレビを見て時間をつぶしました。
2時を過ぎました。
外は雨が少し強くなってきたようでした。
でも私はカバンを持ち、Tシャツとジーンズだけのいでたちで出発しました。
目的地はもちろん以前と同じ、ひとつ手前の公園です。
途中、もうすでにずぶぬれになってしまいました。
でも雨のせいか、途中誰とも会うことなく目的地に到着。
滑り台の下で全裸に。
汚れるのがいやだったから、ズックもカバンに入れちゃいました。
そして、ビニール袋に濡れた服と自転車のカギを入れ、南京錠をかけちゃいました。
あの、「がちゃん」という音がたまらなく怖いです。
というか、これから起きるかもしれないことを想像しちゃうから、好きです、と正直に言っちゃった方がいいですよね。
手錠はポッチを押せばはずれるので、カギは持ってきませんでした。
私はカバンが濡れないようにして、今日の準備をしました。
まず首輪、それから乳首に洗濯バサミ、そして、前回と違うところは。
しちゃったんです。
後ろ手に手錠を。
これだと誰と会っても逃げることはできません。
でもその切迫した状況が好きなんです。
困ったものです。
カギはもうひとつ向こうの公園です。
そこまでこの格好のままで行かなければなりません。
やっぱりちょっと躊躇しました。
でも、いつまでもこうしているわけにはいかないんです。
私は決心して滑り台の下を出ました。
道順は前回通っているので頭の中にすっかり入っていました。
でも、今回は両手が使えないので、バランスをとるのが大変でした。
それに雨が降っていたので、髪が額にはりつくし、雨が顔を滴ってきても手でぬぐえないのがつらかったです。
私は前回よりも慎重にゆっくりと進んでいきました。
でも雨のおかげでクルマ通りが少なく、国道もクルマをやり過ごしてなんなく渡ることができました。
そのため、少し気が抜けていたんでしょう。
住宅街の道路であたりをうかがうためにしゃがんでいて、そのまま後ろに転んでしまっちゃったんです。
そのとき、道路に背中をぶつけちゃったんですが、後ろ手の手錠ががちゃんと音を
立てました。
痛かったです。
背中と手首が泥だらけになっちゃいました。
見上げるとぼんやりした街灯があり、空から落ちてくる雨粒が線のようになっていました。
こんな格好で雨を見つめるなんて機会、めったやたらにあるわけないです。
すごくみじめでした。
まるでどこか人知れぬ異国でのたれ死にする直前みたい。
でもいつまでもセンチメンタルに浸っているわけにはいきません。
私は気を取り直して、からだを起こし、公園を目指しました。
ようやく公園の入口にたどりつき、一応中をうかがってみました。
もちろんこんな雨の中に、誰もいるはずがありません。
でも一応万全を期して、暗がりをこっそりと通り、トイレにたどりつきました。
トイレにはぼんやりと灯りがついています。
でも人の気配はまったくありませんでした。
私はトイレの裏にまわりました。
隠しておいたカギは石の下にちゃんとありました。
ほっとした私は、顔にかかる雨がうっとうしくて、手錠をはずして顔をぬぐおうと思いました。
手錠のポッチを押しました。
ところが、はずれないんです。
手錠が。
私は真っ青になりました。
そしてもう一度慎重にポッチをゆっくりと押しました。
だめでした。
何度も試してみたのですが、やっぱりはずれませんでした。
目の前が真っ暗になりました。
「どうしよう」
たぶん、転んだときにカギが壊れちゃったのだと思います。
ポッチがあるからとカギは持っていませんでした。
自転車と南京錠のカギは手に入ったけど、手錠がはずれなければどうにもなりません。
本当に、本当に呆然としてしまいました。
そこの公園から3キロ以上あるんです、私の家まで。
「どうしよう」
前回だって全裸で歩いたのは次の公園まででした。
そのときだってすごくどきどきしたのに、今度は全裸で、それも後ろ手に手錠をつけた格好で家まで歩いていかなければならないのです。
どきどきどころじゃない、本当に怖かったです。
だって、途中には明るい通りだっていっぱいあったし、距離だって前回に比べて半端じゃないし。
でもいつまでもそこでうずくまっているわけにはいかないのです。
私は仕方なくその格好で家まで帰る決心をしたのです。
「自転車とバッグはあとで取りに来ればいいや」
でもそのときはそんなのんきなこと、考える余裕がありませんでした。
顔にかかる雨をぬぐうこともできず、からだも雨で泥だらけでした。
でもそんな格好でも手錠をかけたままではどうすることもできませんでした。
私は自転車と南京錠のカギをしっかりと握りしめて、トイレの裏からそっと顔を出しました。
しとしとと雨が降っています。
もちろん誰もいません。
私は誰もいないのがわかっていたくせに忍び足で公園の入口まで小走りでたどりつきました。
それだけで息がきれてどきどきしちゃいました。
まだまだほんの序の口なんです。
これからのことを考えると目の前が真っ暗でした。
「次の公園まで行けば」、っていうわけにはいかないのです。
気が遠くなるほどの距離なんです。
自転車ならそれほどでもないのですが、歩いて、それも後ろ手で手錠をしたままです。
絶対に見つかってはいけないのです。
私はできるだけ暗い場所を選んで歩いていきました。
住宅街はぼんやりと街灯がついています。
でも誰も通りそうな気配がなかったので、一気に走り抜けました。
といっても、バランスをくずさないように走ったので、ほんの小走りだったと思います。
国道の手前で看板の裏に隠れました。
もうそのまま動きたくない、って思ったんですが、そうもいってられません。
クルマをやり過ごして一気に国道を渡りました。
息がはあはあしました。
そのまま道を抜けてバッグと自転車のある公園にたどり着きました。
足が棒のようでした。
滑り台の下にカバンはありました。
私は濡れた土の上にぺたんとお尻をついて、後ろ手のままで南京錠を開けようとしました。
でも、悪戦苦闘している最中にはたと気づきました。
「カバンを開けたって、何にもならないじゃない」
そんなことすら気づかないほど気が動転していたのだと思います。
私は邪魔になるので、自転車と南京錠のカギを足でカバンの下に押し込めました。
「こんなことしている場合じゃない、これからもっとあるんだよ」
自分に言い聞かせるのですが、からだが小刻みに震えました。
やっぱり怖かったんです。
だって、予想もしていなかったことなんですから。
雨の中で人通りは少ないと予想はできても、私は細心の注意を払っていかなきゃだめよと自分に言い聞かせました。
私はまず乳首の洗濯バサミを、滑り台の支柱にぶつけてはずそうとしました。
からだをひねって手錠をした手をまわしても届かないことは経験上わかっていました。
試してみたけどやっぱりだめだったんです。
暗闇にかん、かん、って音が響きました。
ばねが甘くなっていたので何度かぶつけるとはずれたんですが、はずれる瞬間が痛いんですよね。
爪を立ててぎゅっとつままれるみたいな痛さでした。
でも痛くても指でさすることもできなかったんです。
痛いのに、乳首はしっかりと立っていました。
ふだんエッチなことを考えていないときは陥没したみたいになっているんですけどね。
こんなときまで立っちゃうことないのに。
足元に落ちた洗濯バサミはそのままにしておくことにしました。
公園を出るとそこから比較的広い道路までは住宅街です。
街灯もなく、どの家も真っ暗で人の気配はありませんでした。
いよいよ出発でした。
これまでにない体験でした。
私は転ばないように注意しながら、そっと細い道を歩きました。
本当に路地みたいな道路なんです。
両側の玄関やサッシ窓がすぐそばにあって、まるで他人の家の中を歩いているみたいで緊張しました。
ときどき門のところに灯りがぼんやりとついていたのですが、そこを通るときは思わず小走りになってしまいました。
後ろにまわした腕もだるくなってきて、特に両手の感覚が失われたようでした。
自転車と南京錠のカギを持ってこなくてよかったと思いました。
住宅街の路地を抜けると、そこは比較的広い道路です。
そしてその路地の向こうはやはり比較的広い道路で、居酒屋やバーが並んでいます。
最初の関門です。
その通りにタクシーが数台、停車の点滅ランプをつけてとまっていました。
もちろん、その通りを行くつもりはありませんでした。
角を曲がって、広い道路を行き、途中でその道路をわたることにしたんです。
私は角の看板の陰にしゃがんで隠れ、向こうの通りのタクシーの様子をうかがってみました。
こちら側は街灯もなく真っ暗です。
ですから向こうから見つかる心配はありませんでした。
でも、タクシーなら当然運転手さんがいるはずです。
その人たちに気づかれないように角を曲がらなければなりません。
私は「どうしようか」とためらっていました。
でもタクシーは動く気配もなく、「いつまでもこうしていては逆に危険だ」、って考えて、勇気を出してそこから動くことにしました。
看板の裏でこっそりと立ち上がると、足がしびれていて、あやうく転ぶところでした。
もし、立ち上がってすぐに歩き出そうとしていたら、歩道の真ん中で転んでいたかもしれません。
そしたら、タクシーの運転手さんに見つかっていたかもしれない。
ぞっとしました。
これからのことを考えると怖くて動けなくなるので、とりあえずは目の前の危険をクリアすることだけを考えるようにしました。
私は足のしびれがなくなったのを確認し、一応身をかがめて角を曲がりました。
「見つかったかもしれない」
でも立ち止まってはいけないと思い、見つかっていないと考えて後ろも振り返らずに進みました。
その道路は広く、途中までは灯りもなく真っ暗なのですが、その先はアーケードのかかった商店街なんです。
もちろんどの店もシャッターがおりています。
でも灯りがそれまでと違ってまるで昼間のように明るいんです。
反対側にも同じようにアーケードがかかっていて、その間に2車線の道路です。
道路側には腰くらいまでのフェンスがあります。
私はアーケードの手前の看板の後ろから、来た道を振り返りました。
ずいぶん歩いたようで、さっき曲がった交差点がずっと遠くに見えました。
居酒屋のある通りや停車していたタクシーももちろんもう見えませんでした。
ちょっとほっとしましたが、「気を抜いちゃだめよ」、って自分に言い聞かせました。
そして、これから歩いていくアーケードの通りをうかがってみました。
反対側のアーケードの通りのようすがはっきりとわかりました。
ということは、そちらから私が歩いていく側もよく見えるということです。
どきどきしました。
心臓の音が破裂しそうなほどでした。
でも、そのアーケードの通りを通って、その道路を反対側に渡らなければ家には帰れないのです。
あたりをもう一度うかがってみました。
さっきから人もクルマも通りません。
私は決心して、アーケードの通りに進んでいきました。
足を踏み入れたとたん、蛍光灯の強い光が私のからだがしっかりと照らし出しました。
まるで昼間みたいな明るさでした。
シャッターがおりているとはいえ、全裸で、それも首輪と後ろ手の手錠をつけたままでその通りを歩いちゃったんです。
頭の中がぐるぐるして地面が揺れるようでした。
でもしっかりとふんばってあたりを注意しながら歩いていきました。
反対側の歩道に、見覚えのあるお店の看板がありました。
その脇の通りを抜けると人通りの少ない道に入り、家への近道なんです。
私はいくらかほっとしたのですが、そのとき、私が行こうとしていた道から女の人が出てきたんです。
私はとっさにしゃがみこみました。
幸い、道路側の消防の機械の脇でした。
私は消防の機械の陰からその女の人が通り過ぎるのを見張っていました。
派手な格好をした髪の長い女の人でした。
その人はゆっくり、ゆっくりと通りを歩いていました。
その足取りのもどかしさといったら。
そのとき、私はふと自分のいる歩道を見渡しました。
隠れているとはいえ、もしこちらの通りを誰かが歩いてきたら、蛍光灯の下、はっきりと見られてしまうんです。
アーケードの下は雨が入らないので、コンクリートの歩道に私の裸足の足跡がずっと続いていました。
これだって見つかればあとをたどられてしまいます。
足があまりしびれないように、お相撲さんみたいな格好でした。
誰かが通りを歩いてきたら、おまんこがはっきり見られてしまうような格好でした。
今考えるとほんの数十秒といったところだったのでしょうが、そのときはとてつもなく長い時間に感じられました。
もう気が気ではないんです。
誰も通りかからないことを祈るような気分でした。
女の人は依然としてゆっくりと歩いてきます。
ハイヒールのかつーん、かつーん、って音がのんびりとした足取りだってことを教えてくれました。
消防の機械の陰で私が震えているなんてこと、まったく気づいていないようでした。
気づかれちゃ困るけど。
女の人が私の目の前を通り過ぎました。
私はその後ろ姿をじっと目で追いました。
「もうだいじょうぶ」
私はからだを起こして足の屈伸をしました。
そのとき振り向かれていたら、見つかっていたと思いますが、転ばないためにも仕方なかったんです。
そのとき、ふくらはぎにいやな予感がしました。
女の人の後ろ姿が遠ざかり、私は走り出す準備をしました。
「今よ」
私は自分に号令をかけて一気に走り出そうとしました。
ところが、ほんの数メートル走ったところで、きちゃったんです。
こむらがえりが。
最悪の場所でした。
激しい痛みでした。
私はその場に仰向けに寝そべりました。
そうしないと足の痛みを逃がすことができないんです。
誰もいないとはいえ、明るいアーケードの下です。
シャッターのおりたお店の前で、声を出さないように歯をくいしばって痛みをこらえました。
女の人の後ろ姿がまだ見えました。
「お願い、後ろを振り返らないで」
私は心の中で叫んでいました。
仰向けに寝そべると、そこはあたりから丸見えだってことに気づきました。
でも起きあがることはできません。
手錠が背中にこすれて痛かったんですが、そんなことにかまっている暇はありませんでした。
とにかく、痛みが引くようにと一心に祈っていました。
ようやく痛みは治まったのですが、息がはあはあしてすぐに立ち上がることができませんでした。
そのとき、足元の方の道路の向こうからクルマのライトが見えました。
私は寝そべったまま転がるように消防の機械の陰に隠れました。
隠れたといっても、注意して見ればほとんど無防備な状態だったと思います。
でも、他に隠れる場所がなかったんです。
「気がつきませんように」
クルマはスピードを緩めることもなく、私のすぐ脇を通り過ぎていきました。
私は寝そべったままアーケードの蛍光灯の灯りをぼんやりと眺めていました。
自分が置かれている状況を見失ってしまっていたのだと思います。
でもすぐに我にかえりました。
私は立ち上がり、足を確かめて走り出しました。
さっきの女の人の姿はもう見えなくなっていました。
私は先へと進み、フェンスの間から道路を一気に渡りました。
そのときは周囲にあまり注意を払っていませんでした。
幸い誰もいなかったのですが、こんな一瞬の不注意が危険なんです。
気をつけよう、気をつけようと心の中で何度もつぶやきました。
私はさっきの女の人が出てきた道路に入りました。
そこは住宅街で灯りもなく、ちょっとほっとしました。
住宅街を進んでいくと、そこに駐車場がありました。
その駐車場は灯りもなく、真っ暗でした。
私はそこでちょっと休憩をとることにしました。
道路の方から駐車場の方を遠巻きにうかがってみましたが、人のいる気配はありませんでした。
私は一番奥にあった自動車の後ろのタイヤにお尻をついてよりかかりました。
雨がさっきよりも強くなってきました。
アーケードでは雨をしのぐことはできたのですが、ここでは髪が額にへばりつくほどにぬれねずみでした。
でも、気持ちはいくらか落ち着いてきました。
私はこれから通る道を頭の中でおさらいしてみました。
2カ所広い道路を横切りますが、あとは農道でした。
いくらかほっとしました。
からだが冷えているのを感じました。
手首は感覚がありませんでした。
からだは泥だらけ、あちこちに擦り傷ができちゃったのか、ひりひりしていました。
「なんでこんなことしてるんだろ」
私は雨に打たれながら自問自答しちゃいました。
答えはわかってるくせに。
なんとなく気持ちが落ち着いて、私は出発することにしました。
すると、誰かが道を歩いてきたのです。
ぼんやりとでしたが、全身の感覚がとぎすまされていた私はすぐに気づいてクルマの後ろに身を潜めました。
傘をさした男の人でした。
私はクルマの後ろでじっと息をひそめて男の人のようすをうかがっていました。
傘に落ちる雨の音がぼたぼたと聞こえました。
私はそれほどの雨だということを初めて知りました。
男の人が私の方へ近づいてきました。
暗かったから見つかるはずがないと思っていたのですが、ひょっとして、と考えて緊張しました。
その男の人は手前のクルマに乗り込みました。
クルマは後ろ向きにとまっていました。
私はほっとしました。
「あのクルマが出て行ったら私もここから離れよう」
ところが、エンジンをかけたのですが、いつまでたっても発進しないのです。
暗い中で何をしていたのでしょうか、今もって謎です。
激しい雨が私の背中をうちました。
もうからだが冷えてしまって震えがくるほどでした。
「どうしよう」
時間も気になりました。
そろそろ夜明けが近くなっているはずでした。
雨が降っているとはいえ、夜が明けてしまったら絶対誰かに見つかってしまいます。
私はあせってしまいました。
「仕方がない、クルマの陰を通ってこっそりと出て行こう」
私はあせっていたのです。
それがどんなに危険なことだったか。
今考えてもぞっとします。
カーステレオの音が雨音の間から聞こえてきました。
私はできるだけからだを低くしてそのクルマから離れたクルマの陰を伝って駐車場から出ようとしました。
でも、駐車場からでるためには一度そのクルマのすぐ後ろを通らなければなりません。
私は、遠くからそのクルマの運転席のミラーをうかがいました。
ぼんやりと男の人の顔が見えました。
私に気づいてはいないようでした。
私は心の中で「一、二の三」、って声をかけて、できるだけからだを低くしてクルマの後ろを通り過ぎました。
そして別のクルマの陰に隠れました。
「ここまできた」
心臓がどきどきしました。
ここでのゴールはもうすぐでした。
たったそれだけで息がはあはあしてしまいました。
ところが、あと2台で入口というところで、そのクルマのライトが突然ついたのです。
私はどきっとしてその場に固まってしまいました。
幸いクルマの陰での出来事でしたので、私はじっと息をひそめていました。
するとクルマはのろのろとバックしてやっと出ていったのです。
私が来た方へと行ってしまいました。
ほっとした私は、力が抜けてしまって、へなへなとその場に尻餅をついてしまいました。
びちゃん、ってまた泥がはねました。
私はみずたまりにお尻をつけたまま、またしばらく身動きできなくなってしまいました。
雨はしだいに小降りになっていきました。
でも、髪から伝ってくる雨をぬぐうことができないのがつらかったです。
しだいに空が明るくなってきたような気がしました。
雨もぽつぽつになってきました。
「こうしちゃいられない」
私は萎えてしまった気持ちを奮い立たせて出発することにしました。
お尻だけがみずたまりにつかっていたから、そこだけが白くきれいになっていました。
お猿みたいでした、今だから笑っていえるけど。
一応、駐車場の周囲をうかがってから、私は小走りで曲がりくねった住宅街の道を進んでいきました。
空が白み始めたことで、あせっていたんです。
でも誰とも出会うこともなく、なんとか次の真っ直ぐな広い道路の交差点までたどりつきました。
クルマはまったく通っていませんでした。
こちらはお店もほとんどなく、工場の壁がずっと続いています。
黄色の信号がのんびりとしたリズムで点滅していました。
私は誰もいないことを確認して一気に道路を渡りました。
そこからはまた工場の壁にはさまれた道路です。
歩道にぽつんぽつんといった間隔で背の高い木が植えられています。
街灯もぽつんぽつんという感じの薄暗がりです。
「木の陰も気をつけなきゃ」
木の支えの陰に隠れ、私はしゃがんてあたりをうかがいました。
誰もいませんでした。
「よし」
私は一気にこの通りを駆け抜けようとしました。
ところが、走り出そうとしたそのとき、向こうの工場の出入り口からトラックが出てきて、こちらに向かってきました。
私はつんのめりそうになりました。
でもなんとかバランスを保って木の陰に身をひそめました。
トラックのライトはふつうのクルマとは比べものにならないほど明るいんです。
木の陰に隠れている私の姿がはっきりと照らされるのがわかりました。
轟音をあげてトラックが近づいてきます。
私はどうすることもできず、できるだけ縮こまっていました。
「だめ、見つかっちゃう」
私は絶望的になりました。
しかしトラックは勢いを緩めることなく、ウインカーをつけて曲がっていました。
ところが、ほっとしたのもつかの間、出入り口からまた別のトラックが出てきたんです。
トラックのライトがまた私を照らし出しました。
でもまた気づくことはなかったようです。
私は2台のトラックをやりすごしたものの、まだ来るんじゃないかと怖くなってしまいました。
別の道を通ろうかとも考えました。
でもそのときにトラックが来たら隠れる場所もないんです、かえって危険でした。
私はしばらく木の支柱の陰でじっとしていました。
工場の中には誰か働いてい人がいることは確かです。
でも、その出入り口のところを通るのが一番家への近道なんです。
別の道はどうなっているかわからないし、危険だと思いました。
どれくらいじっとしていたでしょうか。
その後はトラックが出てくる気配はしませんでした。
覗いて見たわけではないので、確信があったわけではないのですが、結局自分に都合のいいように状況を判断していたんだと思います。
私は工場の出入り口の前を通ることにしました。
怖かったです。
もし出入り口のそばに人がいたら。
そう考えるとからだが震えました。
でもいつまでもその場にいるのはもっと危険です。
私は決心しました。
木の陰から立ち上がりました。
足がしびれていたので、ちょっと屈伸しました。
頭の中がぐるぐるしていたので、あやうくバランスをくずして転びそうになってしまいました。
「こんなところで転んじゃいられないよ」
私は自分を励まして、一歩一歩踏みしめるようにして出入り口に近づきました。
出入り口の手前まできて私はしゃがみこみ、耳に神経を集中させました。
中から物音はしませんでした。
「だいじょうぶ、誰もいないよ」
私は息をとめるようにして一気に出入り口の前を小走りで走り抜けようとしました。
中をのぞく勇気はありませんでした。
でもどうしても走りながら横目で中の様子が見えました。
遠くの工場には灯りが灯っているところもありました。
出入り口のすぐ脇には出入りをチェックする守衛さんの部屋のようなところがありました。
走り抜けながらでしたが、そこには誰もいないようでした。
その出入り口は思ったよりも広かったので、気が気ではありませんでした。
そしてもうすぐ出入り口が終わり壁になるといったとき、安心しちゃったのか、足がもつれて横向きに倒れ込んでしまいました。
左腕を強くコンクリートの地面に打ち付けてしまいました。
痛かったけど、そんなことにかまっている暇はありませんでした。
私は痛みをこらえて立ち上がり、壁づたいに走っていきました。
ひょっとして私が確認できなかっただけで、誰かが私の姿を見つけて追いかけてくるかもしれないと思ったからです。
ようやく壁のきれるところまでたどりつきました。
左腕がひりひりしました。
ちょっとこすって赤く擦り傷になっていましたが、血は出ていませんでした。
でも、また目の前は広い道路です。
黄色の信号がまたまたのんびりと点滅していました。
「私がこんなに大変なのに、なんで信号ってこんなにのんきなの」
そんなばかことで怒ってしまっていました。
今考えると、我ながら本当にばかです。
私は息がきれていました。
口ではあはあと呼吸していました。
そのころは雨がやんでいて、うっとうしさはなかったのですが、このまま晴れたら朝が近いんだもの、明るくなって人が出てきちゃう。
時間がわからず、私はあせっていました。
幸い目の前の道路には人もクルマもいませんでした。
私は一気に道路を渡りました。
住宅街です。
曲がりくねった細い道なので、私は先を十分注意しながら進んでいきました。
また雨がぽつぽつと
ところが、途中で前の方で人の声が聞こえたような気がしました。
どこかに隠れようとしたのですが、あいにくどこにも隠れる場所がありませんでした。
私はとっさにしゃがみこみました。
しゃがんだところでどうすることもできないのですが。
でも誰も来ませんでした。
気のせいだったんだ、ってほっとして再び歩き出そうとしたとき、後ろのほんの2軒向こうの角から突然大きな犬を連れた人の姿が現れたのです。
前ばかり気にしていたので、後ろの方をすっかり忘れていたのです。
私は頭が混乱しちゃって、立ったまま固まってしまいました。
その人は傘をさしていたので、どういう人かわかりませんでした。
まだ私には気づいていないようでした。
「隠れよう」
でも隠れる場所が見つからなかったのです。
私はどうすることもできず、その人が近づいてくるのをじっと待っていました。
すると先に犬が私に気づいたようです。
「わん」、って一声ほえました。
するとその人も傘をひょいとあげて犬がほえた方向にいる私を見たんです。
「あら」と声をあげました。
めがねをかけたおばあさんでした。
ちょっと驚いたような顔をしました。
私はその間身動きひとつできませんでした。
まるで魔法にかかったみたいでした。
おばあさんも声も出せないで固まっていました。
ほんの数秒といった間だったのでしょうが、私にはとても長く感じられました。
おばあさんがはっとしたように私に近づいてきて何か声をかけようとしました。
私はおばあさんの方を向いたまま後ずさりしました。
できるだけ顔をそむけていたので、顔は見られなかったと思います。
おばあさんが小さな声で何か言いかけました。
私はどうしていいかわからず、そのまま走り出しました。
「見つかった、見つかった、見つかった」
頭の中で何度も叫んでしまいました。
私はあたりに気を払うことなく、一目散に駆けました。
そしてようやく住宅街の切れるところまでたどりつきました。
息がはあはあして足も痛かったのですが、おばあさんが後ろから追ってくるんじゃないかと、気が気じゃありませんでした。
道路を渡って、そこから舗装されていない農道に入りました。
農道をちょっと行ったところに大きな看板がありました。
私はその看板の裏に隠れて乱れた息を整えながら、今来た道をじっと目をこらして見つめました。
おばあさんは追ってこないようでした。
ほっとしました。
でも、今考えると、知らない人にだったら見られてもどうってことないんですよね。
おばあさんの驚いたような顔、今思い出してもどきどきしちゃいます。
穴があったら入りたいくらいです。
目の前の農道はほとんど真っ直ぐでした。
石が敷き詰めてあったのですが、さすがに裸足だと足の裏が痛かったです。
でもこの道が家への一番の近道なんです。
私はがまんしてゆっくりと進んでいきました。
こんなところで転んだら大変なことになるからです。
農道ですから、もちろん街灯はありません。
街灯がなくなると、まだあたりが暗いことに気づきました。
「まだだいじょうぶ」
私はちょっと安心しました。
こんな農道、今の時間帯に人やクルマだって通りっこない、ってたかをくくっていました。
安心したからでしょうか、私は急におしっこがしたくなったんです。
エッチな気持ちからくるものではありませんでした。
本当の意味での尿意でした。
私は誰もいないのに、わざわざ農道の端に寄ってしゃがみました。
そして草むらに向けておしっこしました。
大きく脚を開かないと太ももにおしっこがかかってしまいます。
私はお相撲さんの土俵入りみたいな格好でおしっこしたんです。
これがエッチな気分だったら、立ったまましたりしたんでしょうが、そのときの私にはとてもじゃないけどそんな気持ちの余裕などありませんでした。
それまでたまっていたおしっこがいっぱい出ました。
やっぱり家が近くなったので安心していたんだと思います。
私は立ち上がり、進んでいきました。
またぽつぽつと雨が降り出しました。
でもそのときの私には周囲が暗くなるので雨は大歓迎でした。
どんどん進んでいきました。
周りは広いたんぼです。
まだ薄暗かったのですが、暗闇に目が慣れていたので、しっかりとあたりをうかがいながら歩くことができました。
もうすぐ広い道路というあたりでした。
道の向こうにぼんやりと大きな影が見えたのです。
何だろうと一応身をかがめて近づいて行くと、クルマが一台、向こう向きに停車していたのです。
人が乗っているかどうかは確認できません。
「どうしよう」
私は今来た道を戻ろうかとも思ったのですが、なにせ砂利道、それに戻ってしまうとものすごく遠回りになってしまいます。
私は農道からたんぼに下りました。
けっこう段差があるので、つらかったです。
私は道路に顔だけ出すような格好で自動車のようすをうかがっていました。
依然として人の気配はありません。
エンジンもかかっていませんでした。
「このまま知らん顔してクルマの脇を通り抜けちゃおうか」
でも、万が一誰かいたら。
迷ったあげく、私はたんぼの中を歩くことにしたんです。
たんぼは刈り取りがすんでいて、ところどころに、稲藁っていうんですか、洗濯物を干すみたいにかかっているところがありました。
そのクルマのところにもその稲藁がかかっていたのです。
「あの稲藁の陰を通っていこう」
たんぼは雨でぬかるんでいました。
場所によっては足が「ずぼ」、って入ってしまうんです。
でもクルマの脇を通るよりはいいと思ったんです。
私はゆっくりとたんぼの中を進んでいきました。
たんぼを歩いているとクルマが見えなくなることもありました。
見えなくなると逆に不安でした。
それに泥の中に足がはまってしまうと身動きできなくなってしまうこともありました。
バランスを保つのが大変でした。
稲藁の陰といっても反対側はずっとたんぼが広がっているんです。
反対側の農道もあります。
誰かがそこを通ったら絶対見つかってしまうんです。
でも私はまずそのクルマに神経を集中させました。
稲藁の陰からそっとそのクルマの方をのぞいてみました。
運転席に人影はありませんでした。
ちょっとほっとしましたが、後ろのシートに横になっていることも考えられるので、気を抜くことなく慎重に進んでいくことにしました。
足元は雨でぬかるんでいて、ときどきずぼっと足をとられてしまいます。
バランスを崩さないように慎重に歩きました。
刈り取りのあとが一列に並んでいるので、まるで細い道を歩いているみたいでした。
ようやくクルマを越えました。
今度はフロントガラスも見えます。
運転席のシートも倒れていないし、人の気配もありませんでした。
「なんだ、結局誰も乗っていなかったんだ」
私は今度こそほっとしました。
ところが、気を抜いたのがいけなかったんでしょうね、農道に戻ろうとしてバランスを崩し、後ろ向きに尻餅をついてしまいました。
あせった私は後ろ手に手をつこうとしたのですが、ぬかるみに足をとられて背中から仰向けに転んでしまったんです。
べちゃん、って音が派手にあがりました。
全身泥だらけでした。
わずかに目と鼻のあたりと、おへそのあたりだけが無事でした。
髪まで泥だらけです。
後ろ手の手は背中の下だったのですが、泥がぬかるんで髪や背中にくっつき、足元も力を入れるとずぼっ、という感じで沈んじゃって、起きあがろうとすればするほど、余計動けなくなってしまいました。
私は仰向けでした。
そうしている間にも周りの泥の中に埋まっていくようでした。
とうとうおへそのあたりまで泥がかぶってしまいました。
「いけない、このまま埋まっちゃう」
私はあせってからだを横向きにして膝をついて立ち上がりました。
立ち上がった私の全身から泥がぽたぽたと落ちました。
本当に泥まみれ。
自分に起きたことがきちんと理解できなかったのだと思います。
私は呆然としてほんの少しの間その場に立ち尽くしてしまいました。
からだから泥が落ちるときのぽたぽたという音に耳をすましてしまっていました。
ふいと下を見ると私のからだはまるでチョコレートでコーティングされたみたいでした。
ちょっと笑っちゃいました。
笑うなんてやっぱりどうかしていたんでしょうね。
気を持ち直した私は全身をぶるぶる、って震わせて泥を落とそうとしました。
あたりにぼたぼたと泥が飛び落ちました。
でもチョコレートコーティングは相変わらずでした。
でも泥が落ちてからだが軽くなりました。
まずは農道に戻ることにしました。
ひと足ごとに足がずぼずぼとぬかるみの中に沈みます。
私は転ばないように気をつけながら慎重に歩きました。
歩くごとに泥がからだのどこかからぼたぼたと落ちました。
でもそんなことにかまっている暇はありませんでした。
私はようやく農道の脇のたんぼの畦までたどりつきました。
クルマよりもずっと前のところでした。
農道は畦よりも少し小高くなっていました。
私は両手が使えないので農道に胸を乗せてふんばって、それから足をかけて転がるように農道に登りました。
もう少し先に農道への登り口があったのですが、時間が惜しかったんです。
農道に私のからだのあとがくっきりとつきました。
おっぱいの形がはっきりとわかりました。
どうせ小さいけど。
でもそんなことにかまってなどいられませんでした。
雨は小降りでしたが、空がだんだんと明るくなっていっていました。
その先は農道を真っ直ぐいって、あとはいつもの私のテリトリーでした。
家はもうすぐでした。
私は農道を小走りで走りました。
素足に小石は痛かったです。
全身泥まみれの異様な姿でした。
誰かに見られたら「お化け」と思われていたと思います。
雨が少しずつ強くなっていきました。
でもその雨がからだの泥を少しずつ洗い流してくれました。
ようやく、交差点まで来ました。
後は角を曲がって真っ直ぐ行けば公園と農協です。
ほんのすぐ近くです。
雨はいよいよ強くなっていき、私のからだの泥もほとんど落ちていました。
髪についた泥が流れ落ちてきて目があけられなくて大変だったけど。
私は顔をぶるぶる振るって泥を落としました。
一応、交差点であたりをうかがいました。
もちろん誰もいませんでした。
私はまず公園を目指して小走りに走りました。
アスファルトの地面がこんなに心地よいなんて初めて感じました。
公園に到着です。
私は入口の門の陰のところで息を整えました。
ゴールは間近でした。
そっと公園の外に目をやると、強くなった雨がアスファルトをたたいていました。
空はまたさっきよりもうす暗くなっていました。
私はこれなら誰も通らないと安心して、公園の外に出て、次の農協を目指しました。
でも農協は素通りでそのまま家まで一気に行こうと思ったんです。
農協の門に差し掛かったときでした。
農協の門の内側にライトをつけたままのクルマが止まっていたんです。
そしてクルマの後ろに傘をさした人がちらっと見えました。
足が止まってしまいました。
たぶん向こうの人が門のところを見ていれば、走り抜ける私は完全に見つかっていたと思います。
どうしようか、家はすぐ目の前だから、そのまま一気に駆け抜けようかとも考えたのですが、ここまでなんとか無事に来て、最後の最後で見つかったらどうにもならない、って考えて、私はとりあえず公園に戻ることにしました。
私は目の前が真っ暗になりました。
こんなところで足止めをくらうなんて。
私は公園の入口の陰に隠れました。
耳だけはどんな音でも聞き漏らすまいと神経を集中させました。
雨はますます強くなりました。
雨音が邪魔をします。
クルマがいなくなったとしてもその音を聞き逃すのではないかと思いました。
「どうしよう」
もう一度農協まで見にいこうかとも思ったのですが、クルマと鉢合わせになっては大変です。
私は迷いながら入口の陰で時間が過ぎるのをもどかしく待ちました。
待っている間は不安でした。
誰かが来たらどうしよう、ってこのときほど時間が過ぎるのが遅く感じられたことはありませんでした。
どれだけ時間が経っていたのでしょうか。
クルマが発進するような音を聞いた気がしました。
空耳かもしれない、でも雨が降っているとはいえ、いつまでもこうしているは危険だと考えました。
私は公園をそっと出ました。
雨で足音なんか聞こえるはずないのに、忍び足で農協に近づきました。
どきどきしました。
私は地面に正座するような格好で門の下の方からそっと中をのぞいてみました。
「クルマがありませんように」
祈るような気持ちでした。
でも、目に入ったものはクルマのライトでした。
私は絶望的になってしまいました。
いつまでもその場にいられません。
私は必死に公園に戻ろうとしました。
ところが、あせってしまって電柱のそばで前のめりに転んでしまったのです。
幸い膝からついたので怪我はなかったのですが、そのとき、農協の門からクルマのライトが見えました。
そしてすぐにクルマの前の方が門から出てくるのが見えました。
このときばかりは観念しました。
見つかっちゃう。
身動きはできませんでした。
その瞬間、時間がスローモーションのように過ぎていくのを感じました。
私は電柱のそばで横たわったまま息をのみ、固く目を閉じました。
まるで心臓が止まったみたいでした。
ところがクルマは反対の方向へ行ってしまったのです。
角を曲がって家とは反対の方へ行ってしまいました。
私は横たわったまま、立ち上がることができませんでした。
強いショックを受けてしまっていたようです。
雨が私の全身を強く打ち、からだを伝って落ちていきました。
「私、どうしちゃったんだろう」
仰向けに雨の粒を見つめながらしばらく放心していました。
雨が鼻の穴に入ってきて、くしゅんと小さくくしゃみをしてしまいました。
それで私はようやく我にかえることができたのです。
からだはぼろぼろに疲れ果てていました。
でも家はすぐそこです。
また誰か来ないうちに、って私は重たいからだを無理矢理立たせました。
ショックで足がもつれるようでした。
私は農協の前を通り過ぎ、やっとのことで家にたどり着いたんです。
雨はざんざん降っていました。
私は玄関のコンクリートに腰掛け、雨に打たれていました。
泥を流さないと家に入れないんです。
頭を振って髪の泥を落としました。
雨がちょうどシャワーのようでした。
それから脚を大きく開いて前屈みになり、空に向かってお尻を突き上げました。
おしりの間、おまんこやお尻の穴もきれいにするためでした。
カギはいつもの場所にありました。
後ろ手でカギを開け、ドアを閉めると本当に力がぬけちゃって、その場にぺたんと尻餅をついちゃいました。
頭の中でさっきまでのいろんなことがぐるぐると思い出されました。
思い出すたびに息を飲んでしまいました。
でも安心したせいか、急にからだが震えるほどに寒さを感じました。
9月とはいえ、ずっと雨に濡れていたんだもの。
私は2階に上がり、数時間ぶりに手錠をはずしました。
腕がだるくなっていました。
手首はちょっとすれた程度でした。
机の時計は4時に少し前でした。
だから公園から家までほんの1時間半。
でも自転車なら10分もかからない場所です。
我ながら危険な真似をしちゃったと怖くなってしまいました。
それから下に下りてわかしておいたお風呂を再点火してそのままどぼんと飛び込みました。
からだがくたくたでした。
私はお湯の中に頭までつかって湯船の中で全身を丹念に洗いました。
いい気持ちでした。
生きてるってすばらしい。
心から実感しちゃいました。
でもあちこちに擦り傷ができたみたい。
お湯に浸かるとあちこちがひりひりしました。
それから台所にあったパンをむしゃむしゃと2個も食べちゃって、牛乳もパックのままでごくごくと飲んじゃいました。
はしたない。
人心地ついて、私は裸のままで玄関や廊下をあとが残らないように丹念に掃除しました。
それからまたシャワーを浴びて、こうして日記をつけているというわけです。
もうお昼を過ぎました。
我ながらこの日記にかける執念はすごいと思います。
でも手錠ひとつ壊れちゃった。
残念。
明日はまた学校です。
母は明日帰ってきます。
とりあえずこれから寝ます。
おやすみなさい。

夢見ちゃった。
怖かった。
全裸に後ろ手で誰かに追っかけられる夢。
目が覚めると「ああ夢だった」とほっとしたのですが、すぐに「でも半分は体験したことなんだ」と気づき、急に怖くなっちゃいました。
今になって本当の怖さが身に染みてきました。
怖いです。
野外露出、ちょっとおやすみしようかなと思う。

今日は1日勉強して過ごしました。
せっかくの休日だけど、母がいるんじゃどうしようもないよね。
でも、それを口実に露出を避けている自分なんです。
ごめんなさい。
寝るのが怖いです。
また夢見そうで。

テスト、終了しました。
この日記をつけるのも久しぶりです。
出来は、私としてはまあまあ。
でも、「私としては」というのは、他の人からするとかなりのものなんですよ。
誰も誉めてくれないから自分で自慢しちゃいます。
おやすみなさい。

テストがみんな返ってきました。
結果は。
まあ、ばっちり。
社会でちょっと失敗しちゃったけど、93点ならまあ許してやろう。
学年トップはばっちりキープ。
優等生のALICEでした。

ゆうべまた夢を見ました。
今度は真っ昼間にたくさんのひとがいる駅前で私が全裸のままそこを横切ろうとする夢。
沢山の人が行き交う中、私は「どうしよう、どうしよう」と看板の陰で震えているんです。
目が覚めてもどきどきしていました。
でもね、実はこのとき、パンティがぐっしょりなっちゃっていたんです。
乳首の先も尖って敏感になっちゃってて。
恥ずかしい。
でも、やっぱり私って露出したいんだなってしみじみしちゃいました。
再開しようと思います。
ちょっと寒くなったけど。

10月号、読みました。
改めて自分の日記を読み返すのって恥ずかしいですよね。
でもこれが全国の人に読まれているかと思うと、それだけで濡れちゃいます。
感想があったら教えてもらいたいです。

誰か私の日記、コミックにしてくれないかなあ。
小説でもいいけど。
そしたらどんな表紙でもタイトルでも頑張って買っちゃう。
そんな形の露出があってもいいでしょ。
どなたかその気のある方はベンジーさんまで。
勝手に広告しちゃう。
この日記の管理の一切はベンジーさんのものです。
なんちゃって。
勝手なALICEでした。

今日は電車で別の町に行って、そこのデパートでエッチなことしちゃいました。
といっても、今の私にはリハビリが必要と思い、今までのことに比べると可愛い露出しちゃいました。
お昼前に店内に入り、階段で人通りの少ないフロアを選んでトイレに直行しました。
紳士服売り場でした。
ここなら女の人が入ってくる確率が低いと思ったんです。
個室の中で全裸になりました。
服はリュックの中にしまいました。
そしてあたりの様子をうかがって誰もいないのを確認してそっとドアを開けました。
トイレの中はしーんとしていました。
私はズックだけの姿で個室をそっと出ました。
そしてひょこひょこと入口の方に歩いていきました。
外のフロアのにぎやかな音が聞こえました。
人の歩く気配もしました。
「もし、誰かが今トイレに入ってきたら」
そう考えるとからだの中からじんわりと甘い気持ちがわきあがってきました。
「もし、私が今外へ一歩踏み出せば」
でもさすがにこの考えは打ち消しました。
見つかるわけにはいかないんです。
見つかったらおしまいなんです。
「でも、でも、ちょっとだけなら」
私は誘惑に勝てませんでした。
トイレの入口からそっと顔だけのぞかせました。
ほんの一瞬です。
店員の男の人の後ろ姿が遠くに見えただけでした。
「ほんの一歩だけなら」
トイレの入口の周辺には人の気配がありませんでした。
さっきの店員の人は後ろを向いたままです。
私は「えいっ」と心の中で気合いを入れて一瞬だけフロアにからだを移動しました。
フロアの明るいライトがまぶしかったです。
でもすぐに転がるようにトイレの個室に逃げ込みました。
ドアのカギをかけてトイレに座り込みました。
心臓が飛び出しそうなほどどきどきしていつまでたってもおさまりませんでした。
「誰にも見つからなかったよね」
自分に問いかけました。
でも今にも私の姿を見かけた人が私を捜しにくるかもしれない、そう考えると怖くなって、私は急いで服を着ました。
手が震えてスカートのホックを留めるのさえも大変でした。
逃げようと思ったとき、誰かがトイレに入ってきました。
私はどきっとしてからだが固まってしまいました。
「見つかった」
私は身動きすることができませんでした。
足音がこつこつと近づいてきました。
私は目を固く閉じて自分に言い聞かせました。
「ドアをノックされたらノックを返せばいいんだ、どうしても開けろといわれたら服を着ているんだから知らんぷりして出て行けばいいんだ」
どきどきしました。
でもその人は私の隣の個室に入ったんです。
ほっとした私は隣の水を流す「じゃー」という音にまぎれて個室を飛び出しました。
トイレには他に誰もいませんでした。
フロアに出てもさっきのことを誰かに見られているんじゃないかと思い、下を向いたまま小走りで階段を下りていきました。
デパートの外に出てもどきどきはおさまりませんでした。
誰かが追いかけてくるんじゃないかと気が気ではありませんでした。
私は結局何も買わず、駅に向かい、そのまま家に戻ってきたんです。
ほんと、あっという間。
電車賃がもったいない。
でも、リハビリにはよかったようです。
明日は裏山に行ってきます。
ほら、その気になれたんだもの。
今晩は宿題します。
5教科全部あるんだもの。
今晩中に終わらせなくちゃ。

うー、寒かった。
裏山、もうシーズン過ぎちゃったみたい。
でも久しぶりってこともあって頑張って行ってきました。
全裸のままで。
もちろん、首輪つきだよ。
手錠は転ぶと大変だから手に持ってです。
頂上はいつもと変わりなしでした。
お久しぶりです。
そろそろ草も木も元気がなくなっていました。
私はいつものように手錠をかけてうろうろ。
そのとき、発見したんです。
奥の方に木が生い茂っていたんだけど、葉っぱや草が寂しくなってきたら、その向こうに通り道らしきものが。
私は手錠をはずして確かめました。
すると草のあいだに下に下りられるように枕木が埋められていました。
今までは草に隠れて見つけられなかったんです。
下っていけば小さな川が流れています。
上からは木の葉っぱに隠れて見えないんですけど、確かなんです。
私は手錠を置いて冒険してみることにしました。
全裸でズックも履いていなかったので、足場を確かめながら、怪我しないように慎重に下っていきました。
枕木は草のあいだに埋もれているので、ひとつひとつ捜しながらでした。
でもだからこそ最近は誰も通っていないってことがわかったんです。
私は木の枝や蔓につかまりながら、慎重に下っていきました。
しばらくして上を見上げると、木の枝に隠れてしまって頂上は見えませんでした。
下を見下ろすと、やっぱり木と丈の高い草ばかりです。
上を見上げると、葉っぱがいくらか落ちていたので、ところどころ空が見えました。
私はちょっと不安になってきました。
こんなところで遭難しちゃったらどうしよう。
でも結局好奇心には勝てないんですよね。
私は下っちゃうんです。
枕木は落ち葉に隠れてなかなか見つけられませんでした。
ですからほんとにゆっくりゆっくりでした。
途中から枕木がなくなりました。
木の間隔が広くなり、傾斜が緩やかになってきたんです。
かすかに川の流れる音が聞こえてきました。
でも私は慌てずにゆっくりゆっくり進んでいきました。
すると、突然木がなくなって、目の前に小川が現れました。
川幅は3メートルくらいでしょうか。
でも水量が少なくて浅い川でした。
流れで削られたらしく、足元は2メートルくらいの崖になっていました。
「川に下りたら戻れないよ」
とんでもないことをしでかしてしまいそうな自分によーく言い聞かせました。
川の反対側はもっと急な崖で、見上げるとやはり木がうっそうと茂っていました。
それが川の流れに沿ってずっと続いていました。
向こう岸には渡ることは不可能でした。
私は川に沿って上流に向かってみました。
場所を忘れないように首輪を木の枝にかけて帰りの目印にしました。
川沿いに木が生えていて、枝の下はまるでアーケードみたいでした。
ところどころ木の枝につかまって通らなきゃならなかったんですが、行けども行けども何の変わったところもないんです。
また崖と木のあいだが狭まってきたので、結局私は戻ることにしました。
今度は下流の方に行ってみることにしました。
どんどん進んでいくと、川幅が広がり、崖の高さも低くなっていきました。
反対側の岸は相変わらずの高さの崖でした。
私は川に下りて下っていくことにしました。
水はかなり冷たかったけど、やってみたかったんですね。
きれいな水でした。
私はちょっと震えながら、川の中を歩いていきました。
「泳いじゃおうかな」
でも水は膝下くらいだったし、それとさすがに寒すぎてできませんでした。
足がきゅーんとしまるくらい冷たかったです。
同じ景色がずっと続きました。
それをいいことに私はどんどん進んでいってしまいました。
途中、私の家側の岸も水際に木が並んでいました。
帰りもやっぱり川の中を通らなきゃなと思いました。
どれくらいの時間水の中を歩いたんでしょうか。
からだが足だけでなく冷たくなってきたのがわかりました。
私は耐えきれなくなって岸にあがりました。
大きな石の上に腰掛けて、冷えたからだをさすりました。
「どうしよう、戻っちゃおうかな」
でもせっかくここまで来たんです。
もう少し進んでみることにしたんです。
今度は岸辺を歩いていきました。
しばらく行くと、向こうの崖の上の木の間に白いガードレールを見つけました。
高さは5メートルくらい上でした。
私はそこがどのへんなのか考えてみましたが、わかりませんでした。
そこから上に登ってみたかったのですが、崖をよじ登る方法がありませんでした。
でもとりあえず、冷たさをがまんして川を渡り、ガードレールの下まで確かめに行きました。
見上げるとほとんど垂直です。
手をかけるところもありませんでした。
私はため息をついて「やっぱり戻ろう」とあきらめました。
そのとき、頭上でごーっ、とクルマが通り過ぎる音がしました。
突然のことでびっくりした私はちゃぽんの水の中にかがみこみました。
冷たかったです。
ちょっとどきどきしました。
そのとき私は気づきました。
そこは家からかなり離れたところにある道路だということを。
「こんなところまで来ちゃったんだ」
私は我ながらびっくりしちゃいました。
慌てて引き返そうとしたときです。
頭上で今度はクルマがきーっ、と停車する音が。
今度はかなりどきっとしました。
私はじっと身動きせずに上を見上げていました。
するとばたんというクルマのドアの閉まる音が。
「誰か来る」
私は慌てて水の中をじゃぼじゃぼと木の陰まで逃げました。
木の間のガードレールのところにサングラスの男の人の姿が現れました。
木の葉っぱの間からたばこを吸っているのがわかりました。
その男の人は遠くの方を見ているようでした。
そして吸い終わったたばこをぽいと下に投げ捨てました。
火がついたままの吸い殻が私のそばに落ちて、じゅっと音を立てて消えました。
マナーが悪いです。
「立ち去ってくれるのかな」
身をかがめながらうかがっていました。
ジーンズのファスナーに手をかけていました。
そうです、その男の人、なんとガードレールからおしっこを始めちゃったんです。
じゃぼじゃぼと私の目の前におしっこが落ちてきました。
びっくりしました。
おしっこは川の水に混じってゆっくりと流れていきました。
おしっこは途中で霧みたいになって、私の方にも少しかかってしまいました。
私はそのおしっこの雨を避けながら、葉っぱの間からその男の人のおちんちん、ちらっとですけど、見ちゃいました。
立ちションというやつですね。
結局その男の人は私に気づくこともなく、クルマで立ち去ってしまいました。
ほっとするやら、むかっとするやら。
こんな可愛い女の子におしっこかけるなんて。
私って同性のおしっこにはあまり嫌悪感はないようなんだけど、男の人のおしっこはいやです。
気持ち悪いもん。
父のあとにトイレに入るとおしっこのあとでも臭いんですよね。
苦手です。
それとも私はレズなんでしょうか。
それもちょっと困るなあ。
さて、私は岸に上がり戻り始めました。
意外と刺激の少ない冒険でちょっとがっかりでした。
でも、途中木が生えていて通れないとき、川の中に入り、そこで立ったままオナニーしました。
川の中でのオナニーってなんかすてきでした。
だって寝ころべないのでどうしても立ったまましなきゃいけない、頭がくらっときても倒れられない、その追いつめられた感じが好き。
それから立ったままおしっこしちゃいました。
じゃぼじゃぼと派手な音がしました。
でも誰もいないんだからとわざとおなかに力を入れて勢いよくしちゃいました。
おしっこは下流に流れていきます。
水に落ちてすぐは水とおしっこの違いが色でわかるんだけど、すぐに混ざっちゃうんですよね。
それから岸に上がってまた歩きました。
けっこう長い距離だったと思います。
行きよりも帰りの方が長く感じられました。
ふつうは逆なんでしょうが。
ずいぶん歩いて、ようやく目印の首輪までたどりつきました。
このときはエッチな気分もどっかにすっ飛んでいて、ひたすら「横になって休みたい」って考えていました。
そこからは今度は山登りでした。
もう全裸でいることを意識することもなかったような気がします。
結局慣れなんですね。
私は枕木をひとつひとつ確認しながら慎重に登っていきました。
ようやく頂上に到着すると、足が棒になったみたいでもう動くのもすやになっていました。
私は木の下に大の字になって寝転がりました。
風が冷たかったんだけど、運動したあとだったからあまり寒さは感じませんでした。
それから木に登って川が見えるか確かめようとしたのですが、木や葉っぱで隠れていて見えませんでした。
全裸で木登りなんて、考えてみればすごいことですよね。
木の上からは私の家の屋根が木や葉っぱの間から見えました。
まるで私一人の世界みたい。
誰にも気兼ねせず、自分の好きなように振る舞うことができるんです。
でもやっぱり風が冷たくなってきて、そのあと急いで裏山から下りてきたんです。
昼風呂、とっても気持ち良かったよ。
癖になりそう。
もう夕方です。
そろそろ夕食の準備です。
今晩は私がつくります。
定番ですが、カレーライスです。
これが一番かんたんです。
材料だって準備してもらっているし。
でも、なんかトラウマが消えちゃったみたいでうれしいです。
あれだけ全裸で過ごしたんだもの。
怖いものなしって感じ。
野外露出、復帰、かな?

裸でいることに慣れちゃったみたい。
家でもお風呂上がりはカギをかけて部屋の中では全裸でいます。
今もそうです。
このままじゃあ、学校でも突然裸になったりして。
そんな自分が怖いです。

学校の帰りにこのあいだのガードレールのところに行ってみました。
場所はわかっていたけど、けっこう遠かったです。
あんなところまで行っちゃったんだなあってしみじみしちゃいました。
ガードレールから下をのぞいてみると、私が隠れていたつもりのあたりは角度によっては見えちゃうんです。
ぞっとしました。
あのとき見つかってたらって考えると。
どっかから下に下りてみようかとも思ったのですが、そんな場所も見つからなかったし、自転車もあったし、それにすごく高かったので、やめました。
そこから下流の方をながめてみましたが、このあいだの景色とずっと何の変化もないようでした。
先に進まなくて正解。
だんだんあたりが暗くなってきました。
でもクルマは一台も通りませんでした。
「このあいだはサングラスの男の人がここからおしっこしたんだ」
目の前にじゃあじゃあおしっこが落ちてきたのを思い出しました。
「気持ちいいんだろうな、こんな高いところから」
私はむずむずしてきました。
「私もやってみたい」
でもいつクルマが通るか分からない場所です。
どうしようか迷っているとあたりはだんだん暗くなっていきます。
時間ばかりが過ぎていきます。
私は腕時計を見て「あと30秒、クルマが通らなかったらやっちゃおう」と決めました。
私は時計の針を見つめました。
29,28,27・・・。
一定の間隔で秒針が進みます。
不安がじわじわと忍び寄ってきました。
17,16,15・・・。
私は自分で決めたことなのにあせってしまいました。
「ちょっと待ってよ、だって心の準備だってできてないのに」
でも秒針は無情にも機械的に残りの時間を削っていきます。
耳だけはそばだてていたんですが、クルマの気配はありませんでした。
9,8,7・・・。
私はどぎまぎしながら呆然と秒針の動きを見つめていました。
「だめ、だめ、さっきのなし!!」
心の中で悲鳴をあげていました。
3,2,1・・・。
とうとう30秒が過ぎてしまったんです。
私は頭の中がぐらぐらと揺れるような思いでした。
「とうとう30秒たっちゃった・・・」
でもまだそのときは迷っていました。
「だって、だってそんなのちょっと考えただけなんだし。こんなの守らなくたっていいじゃない」
そうです。
誰に命令されているわけでもないんです。
自分でちらっと思っただけのこと、無視すればいいじゃない。
私は自分の考えを無視して帰ろうとしました。
するとそのとき、遠くでカラスの鳴き声がしたんです。
一声、「かー」と。
その鳴き声がまるで私の命令違反を責めているようでした。
どきっとしました。
あたりは薄暗くなっていました。
依然としてクルマは通る気配もありません。
静寂でした。
どうせ今このまま家に帰ったって心残りになるだけ。
どうせ今晩、露出できなかったことを後悔してベッドで悔しい思いを味わうだけ。
そしてどうせまた機会を見つけてやっちゃうんでしょ。
今やるか、あとでやるかの違いだけじゃない。
私は一応道路の前後をうかがってみました。
まったく気配もありませんでした。
私は決心しました。
パンティを脱いで制服のスカートのポケットにしまいました。
そしてガードレールに向かってお尻を突き出しました。
ガードレールは腰のあたりまでの高さでしたのでちょうどよかったのです。
でもそのままおしっこしたらスカートを汚してしまいそうでした。
「こんな中途半端じゃあとで絶対後悔するよ」
頭の中でエッチな私がささやきかけました。
私はガードレールのそばを離れ、自転車を隅の木の陰に運びました。
陰といっても周囲からは丸見えです。
あたりはまだ薄暗い程度でした。
灯りはない場所なのですが、それもほんの気休めでした。
クルマが通れば絶対に逃げる場所などないのです。
私はそこでスカートを脱いで自転車のカゴに押し込めました。
下半身裸です。
思わずおまんこの前に手がいきます。
その格好でもおしっこで汚す心配はなかったのです。
でも私は今度は上の制服に手をかけたんです。
その下は白のブラウスでした。
私はブラウスのボタンを上からはずしはじめました。
手が震えました。
それまでかなり大胆な事をしてきたつもりなのに。
でも、今までは「よし、やっちゃうぞ」と決心し、周囲の安全の状況をしっかりと確認してからしてきたんです。
露出といってもきちんと周囲と自分の意思を確認してからしてきたんです。
でも今日は違いました。
その場での突然の思いつきでした。
それも自分の意思が固まらないまま、腕時計に決心を任せちゃったんです。
ようやくブラウスのボタンをはずし終わりました。
ブラウスも自転車のカゴに。
その下は半袖の白Tシャツです。
一気に脱いじゃいました。
白のブラと黒の靴と白のソックスだけの姿になってしまいました。
ふだんよりもどきどきしました。
気持ちが固まらないうちの露出ってかなり興奮しちゃいます。
おまんこからエッチな液があふれ、太ももを伝ってきました。
「こんな状況でも濡れちゃうんだ」
自分のエッチさ加減にびっくりしました。
頭では「どうして」と悲鳴をあげているくせに、からだはしっかりと感じていたんです。
私はブラのホックに手をまわしました。
腕から抜き取って自転車のカゴへ。
これでほぼ全裸です。
耳をそばだてると、しーんという音が耳の中に響くようです。
下の川の流れる音が微かに聞こえました。
「大丈夫、誰も来ないよ」
全裸の私は木の陰を離れ、ガードレールに向かいました。
早くすませてしまいたいと思う反面、もっとこのままでたいいという思いがありました。
自分のことながら、今思い出しても矛盾した自分にびっくりしてしまいます。
私はガードレールにお尻をかけました。
大きく脚を拡げないと脚におしっこがかかってしまいます。
私は万が一のことを考えて靴とソックスも脱いでしまいました。
完全な全裸です。
小石が足の裏に痛かったけど、そんなことおかまいなしでした。
私はおなかに力を入れておしっこをしようとしました。
緊張しちゃってなかなかでません。
目はきょろきょろとあたりをうかがっていました。
誰か来るんじゃないかと気が気ではありませんでした。
私はいったん力を抜き、それからもう一度おなかに力を入れました。
すると、ぴゅーっ、て感じでおしっこ、出たんです。
うまく下に落ちませんでした。
いくらかは弧を描いてガードレールの外に落ちていきました。
下でぽちゃぽちゃと音がしました。
もう止まりませんでした。
目だけは道路の方をきょろきょろさせながら、誰も来ないことを祈っていました。
ほとんどはガードレールにかかっちゃって、足元におしっこの水たまりができちゃいました。
やっぱり脚にも少しかかっちゃいました。
水たまりのおしっこは小石のあいだを伝って下に流れていきました。
最後の一滴がぴゅっ、と出ました。
私はほっとしちゃってその場に座り込みそうになりました。
でも下はおしっこが流れていたので、がんばって広い方に歩いていきました。
そこで座り込もうと思ったのですが、家には母もいるので、からだはできるだけ汚れないようにしなければなりませんでした。
よろよろと自転車の方に近寄り制服を着ようとしましたが、靴とソックスを忘れてきたことに気づきました。
今考えると「そんなのあとだっていいのに」と思うのですが、たぶん何か理由をつけて裸でいたかったんじゃないかと思うんです。
私はまたよろよろとガードレールに戻りました。
でもすぐに靴を履く気にならなかったんです。
せっかくだからともう少し裸を楽しもうと思っちゃったんです。
私はおっぱいをもみはじめました。
興奮していたので、乳首もとがっていました。
ちょっと触れただけなのに、からだがびくんとなっちゃいました。
息が荒くなりました。
私は今度はおまんこをいじりました。
ふだんは指が一本だけだったのに、今日は二本、それもするっと入っちゃったんです。
二本入ったのは初めてです。
私はぬるぬるのエッチな液で手をべとべとにしながらおまんこの中で二本の指をぐにぐにとかぎまぜるように動かしました。
おまんこの内側、触ると指がめりこんでしまいそう。
私は全裸で立ったまま、それもいつ誰か来るかもしれない野外で、やっちゃったんです。
声も出ていたと思います。
何回かイッちゃいました。
でも倒れちゃだめと自分に言い聞かせて、なんとか立ったままでいました。
親指で固くなっていたクリトリスを転がしました。
するとまたおしっこしたくなっちゃいました。
「どうせ誰も来ないんだし、今度は道路で」
私はおまんことクリトリスをいじりながら、よろよろと道路に歩いていきました。
ところが、道路に着く前に、もらしちゃったんです。
おしっこ。
ちょろちょろ、って手を伝うようにしておしっこが出ました。
したばかりだったので量はほんのちょっとだったんだけど。
でも自分の意思に関わらずもらしちゃったってこと、すごく興奮しました。
私はおしっこが手や脚を汚していくのを感じながら、ずっとおまんこをいじっていたんです。
道路に到着すると、アスファルトまで私のおしっこのあとが続いていました。
道路は山に向かう林道です。
考えてみれば、あんな時間に通るクルマなんてないんですよね。
私はもうものを考える力を失ってしまっていたようです。
「よーし、このままこの道、登っちゃえ」
私は全裸のまま、山に続く坂道を走り出しました。
道は曲がりくねっています。
途中で誰かとばったり出くわす可能性も強いんです。
でもそのときの私はそんなこと考えることもありませんでした。
ただただ自分の欲望に忠実なだけでした。
裸足にアスファルトが気持ちよかったです。
誰にも会わないことをいいことに、どんどん登っていってしまいました。
かなり登ったと思います。
途中、いくらか直線の坂道にさしかかったとき、向こうにも休憩の駐車スペースがありました。
「よし、あそこまで行って戻ろう」
坂道をどんどん登っていきました。
すると、薄暗がりの中、その駐車スペースにクルマが一台止まっているのが見えました。
私の足はぴたっと止まってしまいました。
そして急に怖くなってしまったんです。
誰もいないと思って安心して大胆にしちゃっていたのですが、そのクルマを見つけると自分が今していることに驚かされてしまいました。
「何やってるのよ、早く逃げなさい」
私は大急ぎで引き返しました。
そのクルマだっていつ坂道を下ってくるかわかりません。
私は後ろを振り返りながら走りました。
でも前も注意しなければなりません。
私は自分の馬鹿さ加減をなじりました。
「どうしていつもこうなんだろう」
始めはいつだって細心の注意を払って、一応綿密な計画を立てて実行しようとします。
でもいつだって途中で興奮しすぎちゃって自分がおかれている状況を見失い、危ない目にあっちゃうんですよね。
私は走りました。
坂道だから、転ばないように気をつけました。
もしそのときクルマが来たら、隠れる場所はなかったんです。
ぞっとします。
でもなんとか自転車のある場所まで戻ってきました。
私は急いで靴を履き、制服を着て自転車に乗りました。
パンティは履きませんでした。
スカートが風でまくれましたが、一刻も早く帰りたい一心でしたので、かまってなどいられませんでした。
どうせ誰もいないんだし、と多分途中までお尻丸出しだったと思います。
坂道はすごいスピードでした。
坂道を下りきったところでいったん自転車を降り、スカートを直しました。
農協のあたりまで来たときのほっとしたことといったら。
ようやく家にたどり着きました。
でも母は出かけていていませんでした。
私はお風呂場で手と脚を洗いました。
そしてポケットに入っていたパンティを洗濯機の底の方に押し込みました。
2階に上がり、着替えをして制服のチェックをしました。
大丈夫、どこも汚れていませんでした。
ブラウスとソックスを洗濯機に入れ、居間でテレビをつけると同時に母が帰ってきました。
グッドタイミングでした。
ふー、今日は結局日記つけてたことになります。
勉強、しませんでした。
理科の宿題、忘れたことにしよーっと。
今日の反省。
見つかったら人生、おしまいなんだよ。
どんなときでも細心の注意を払うこと。
わかったわね?
おやすみなさい。

今日は一日大変でした。
1時間目からずーっとしたくてしたくて、うずうずしちゃっていました。
仕方がないからずーっと妄想にふけっちゃっていました。
妄想だけでも濡れるんだよね。
私ってやっぱり相当なエッチ。
他の人もそうなのかなあ。
誰か教えて。
宿題もすんじゃったんで、これからオナニーして寝ます。

おちんちん、見たい、触りたい、なめたい、入れたい。
困った私です。
誰か貸してくれないかなあ。

英語の小テストがあった。
抜き打ちなんてひどい。
ちょっとやばいって感じ。
受験生、がんばろうね。

今度の土日に父が帰ってくるって。
最近の父は会うたびごとに「勉強、勉強」ってうるさい。
前はそうでもなかったのになあ。
ふだん顔をあわせてない分、母より口うるさい。
でも今度はおみやげにワンピース買ってきてくれるそうだからおとなしく聞いてよーっと。
父のセンスはけっこういいです。
母は・・・。
もう少し研究した方がいいと思う。

すてきなブランド物のワンピース。
やったあ。
でもふんなお嬢さんっぽいの、いつ着るの?
夕食はレストランでした。
おいしかったあ。
満足した私はこれからしっかりお勉強です。
いい子でしょ?

最近してないなあ。
飽きちゃったのかなあ。
でもこうしてほんのちょっとでも日記をつけるってけっこう楽しいです。
読み返しはしないけど。
自分の記録っていうのかな、誰かに読んでもらえるって思うとはりきっちゃう。
ひょっとして私がエッチするのも読んでもらいたいためなのかな?

今日学校で友達に「てるてる」っていわれました。
なんのことか分からなかったのですが、お昼休みにその友達が職員室の廊下まで私を連れて行って、「ほら」って見せてくれたのが、NHKの朝のドラマの主役の石原さとみって人のポスター。
その人、私にそっくりって言うんだけど、まんざらでもなかったです。
一応口では「似てないよ」って言っておいたけど。
「てるてる」って言われるの、本当はちょっとうれしい。
今日は自慢でした。
ちゃんちゃん。

もうじき11月です。
受験まであと4ヶ月ちょっと。
最近してません、エッチ。
今度の3連休、久々にやっちゃおうと思います。

母におつかい頼まれました。
おばさんちに届け物してくれって。
せっかくの3連休なのに。
ぶーぶー。
自分は父のところに出かけるくせに。
3連休の1日がつぶれちゃいました。
でもおばさんちにしばらく行っていない。
あの男の人、どうしてるかな?
今でも私がおばさんちにいると思ってのぞいているのかな?
思い出すとちょっと興奮しちゃいます。

行ってきました。
赤ちゃん、かわいくなっていました。
お昼にはおすしをごちそうになりました。
おじさんのクルマで送ってきてもらって、さっき帰ってきました。
今はもう夕方です。
おじさんに夕食のお弁当も買ってもらったし。
特製とんかつ弁当。
食べきれないよ。
さて、クルマでの帰り道、途中でいいところを見つけました。
何かって?
それは、銭湯。
家からちょっと離れているけど、あそこならバスで行ける。
ふふ、何考えてるかわかりますよね?
明日は銭湯、行っちゃうぞ。
今は雨、寒いし中間テストも近いし、これから勉強します。
ふふ、銭湯楽しみ。

行ってきたよ、銭湯。
でも、今ちょっとまた落ち込んでます。
でも元気出して日記つけちゃうよ。
昨日ちらっと見たとき、「15時から」って看板にあったので、それにあわせていってきました。
度の入っていないめがねかけて、一応変装して。
銭湯じゃ結局はずすのにね。
でもそれだけで別人になった気分で、なんでもできちゃいそうでした。
雨が降ってたんだけど、がんばっていってきました。
バスで行ったんだけど、そんな人、いないよね。
でも私は行っちゃったんです、わざわざ。
ところがバスの時間がうまくあわなくて、2時半ころには銭湯に着いちゃったんです。
雨が降っていたし、周りにお店もなくて時間をつぶすこともできないし、それで少し早いかなとも思ったんだけど銭湯に入ってみました。
もちろん女湯。
私って銭湯は初めて。
初体験。
ちょっとどきどきでした。
当然お客さんは誰もいませんでした。
若い男の人がモップで脱衣所の床を拭いていました。
私はどきんとしました。
だってあの人が番台に座ったら、私、その目の前で裸にならなきゃならないんだもの。
胸がきゅーんとなりました。
そしたらその人、「3時からですよ」って私の方も見ずに言うんです。
私は「どうしよう」とその場でもじもじしていました。
だって外は雨だし、行くところもないし。
するとその人、私の方を振り返ったんです。
そしてちょっと驚いた顔していました。
こんなかわいい女の子が立っていたんだもん。
自分で言っちゃって。
そしたらその人、「まだ掃除するけど、それでもいいならどうぞ」、ってモップを置いて私の答えも聞かずにさっさと番台に上っていきました。
番台に上がったその人、本当に若いんです。
そのときは「大学生くらいかな」、って思ったんですけど。
男の人を期待はしていたんだけど、もっとおじいちゃんだろうって考えていたんです。
その人、番台の上から私の方をじっと見ていました。
どきどきしました。
これからこの人の目の前で裸になるんだ、全裸になるんだ。
でも当たり前ですよね。
銭湯なんだから。
そしたらその人、値段を言いました。
いくらだったか、覚えていないんです。
でもあわてて私は五百円玉を渡していくらかおつりを受け取りました。
私はどうしようかともじもじしていました。
するとその人、「カゴはそこにあるやつを使ってね」と声をかけてきました。
私はまたまたあわてて「はい」って返事しました。
その人、番台の上で何かしていました。
かちゃかちゃいっていたので、多分お金の勘定だと思います。
その人が下を向いているすきにと、私はさっとトレーナーを脱ぎました。
上半身はブラだけになりました。
ちょっと横目でその人をうかがってみました。
下を向いたままでした。
私は今度はジーンズのスカートを脱ぎました。
これで下着だけになっちゃいました。
知らない男の人のすぐ目の前で私は今下着姿でいるんだ。
そう考えるとどきどきして、胸の鼓動がその人に聞こえないかと心配なほどでした。
ほんの少し、私はそのままの姿でこれからのことを躊躇していました。
そしたら、番台の方で「がたん」と大きな音がしました。
びっくりして振り返るとその人が番台から下りてきたんです。
そして、私のいるところとは反対の方をモップで掃除し始めたんです。
背中を向けていました。
私は「今だ」と思って、ブラのホックをはずしてカゴの上に置きました。
そしてパンティに手をかけて下ろそうとしたとき、その人、くるりと私の方を向いたんです。
私はびっくりして途中まで下げていたパンティをまた引き上げました。
今考えると不自然ですよね。
だって私がその人のことを意識しているってこと、わかられちゃったことになるんだもん。
今考えても顔が赤くなっちゃいます。
そしたら、その人、悪いと思ったのか、また背中を向けました。
私の手はちょっと震えていました。
でも今がチャンスと、私は一気にパンティを引き下げました。
そして、脱いだ服の上にぽんと置きました。
服の間に隠す余裕なんかなかったんです。
そしてタオルと小さなボディシャンプーとシャンプー・リンスセットを持って慌ててお風呂に行こうとしたら、その人、こっちを向いて「あの、靴下も脱いでください」って。
私はその場で赤面しちゃいました。
「ごめんなさい」って言ってあわててソックスを脱ぎ、大きな曇りガラスの戸を乱暴に引き開けてお風呂場に行きました。
お風呂場は静かでした。
もちろん誰もいませんでした。
大きなお風呂に一人で浸かるととっても気持ちよかったです。
からだがふやけちゃいそうでした。
湯気の向こうに曇りガラスの戸が見えました。
さっきの人はまだモップで掃除をしているようでした。
私はゆっくりと暖まってから、誰もいない洗い場でからだを洗いました。
なんか、天国気分。
とってもいい気持ちでした。
ところが、せっかく来たんだからと私がからだを洗ってシャンプーをしていると後ろでがらがらっとガラス戸の開く音がしました。
「誰か来たのかな」と思ってちょっとそちらの方を見ました。
すると、入ってきたのはさっきの男の人だったんです。
びっくりしました。
私は頭を洗っているその格好でぴたっと固まってしまいました。
するとその人は私の方に近寄ってきたんです。
どうしよう、私はパニックでした。
頭を手にやっているので、からだは無防備な状態だったと思います。
「さっき、50円少なく渡したと思うんですけど」
その人、私に近寄ってきてぼそっと話しかけてきたんです。
「そんなの上がってからだっていいじゃない」。
私は心の中で叫びました。
その人、すぐに行っちゃったんだけど、いなくなってからもどきどきがおさまりませんでした。
シャンプー洗い流して、リンスもしないでお風呂にどぼんと入りました。
お風呂の中でちょっとむかつきました。
だってあれって絶対のぞきにきたんだと思います。
私がシャンプーしているすきに私のからだをじろじろ見ていたんだと思います。
セクハラだと思います。(マジではありません)
お湯につかって一人でぷんぷんしてしまいました。
でもからだがふやけていくうちに、こんなに間近でじろじろ見られたのって初めてだよなあ、って思っちゃいました。
お湯の中でそっとおまんこ、触れてみると、お湯の中でもぬるっとしていたのがわかりました。
そうです、今日はこれを期待して来たんです。
だったらもっと大胆なことしなきゃ、って私はだんだんわくわくしてきました。
エッチな気持ちがむくむくしてきたんです。
その人、あんまり危険もなさそうだし、自分ちの銭湯で変なことしないよね、って勝手に自分のいい方に解釈しちゃっていました。
私は、お風呂を上がり、ガラス戸を引き開けました。
その人、番台に座っていました。
私が入っていくとはっとしたように目を上げました。
私はしぼったタオルを胸のあたりにかざして、番台にゆっくりと近づきました。
その人、私から見てもすごいどきまぎしているんです。
笑っちゃいたくなりました。
そして番台の前まで行きました。
その人、「どうしたんだろう、何が起きてるんだろう」って顔して、私をじっと見つめていました。
その距離ほんの1メートル。
私だって平気だったわけじゃありません。
すごいどきどきしていました。
私は小さな声で言いました。
「あのー、おつり・・・」
するとその人、あわてて50円玉、私に渡そうとしました。
さっき自分でそう言ってたくせに。
ところが、受け取ろうとした50円玉、私の手からこぼれてころころっと床に落ちちゃったんです。
これはわざとじゃないですよ。
事故です、事故。
私はあわててしゃがみました。
50円玉は転がって靴置場の下に落ちちゃいました。
でも私はとっさにそれを見つけられないふりをしたんです。
私は床にしゃがんで50円玉を捜すふりをしました。
その人は番台の上からそんな私のようすを見ています。
タオルは胸の前を隠すふりをしていたので、無防備な背中やお尻が丸見えだったと思います。
私は「めがねがないとぜんぜんみえないんです」と小さな声でいいました。
そしたらその人、あわてて番台から下りてきました。
そして私の横で一緒にかがみこんで50円玉を捜し始めたんです。
「ぜんぜん見えなくて」
その人、はっとしたような顔をしました。
多分気づいたんだろうと思います。
私のことをじろじろ見ても大丈夫だって。
うそですよー、あなたのしたこと、全部見えてたよー。
私はわざと中腰になってからだを隠すふりをして捜していました。
その人、そんな私の正面にかがんでいます。
やっぱり捜すふりだけしていたんだと思います。
だって、顔は下向いてたけど、視線はずっと私の方だったじゃない。
知ってたんだから。
でも私、実は男の人とこんなそばに接近するなんて経験、初めてでした。
ほんとは純情なんです、私って。
それもなんと全裸で。
どきどきを通り越して、どっくんどっくんでした。
でも私、そのときその人の視線が私の股間のあたりにあることを知りながら、少しずつ脚を開いていったんです。
最初はわざとじゃありませんでした。
でも疲れてくると少しずつ開いちゃうんです。
でも私が見えないとその人の信じ切っていたいたから、本当はその人にじーっとあそこを見られていたことを知っていたんです。
おまんこがじっとりしてきたのを感じました。
視線で濡れるんですね。
「エッチな液が床にこぼれたら見られてることに気づいてるってばれちゃう」
私はぱっと立ち上がりました。
目の前のその人もびっくりしていました。
タオルは胸を隠していたから、立ち上がると私のおまんこの毛がその人のすぐ目の前でした。
私って毛が薄い方だから、割れ目まで見られてたかもしれない。
恥、恥。
「あのー、やっぱりいいです」
私はつぶやくような小さな声で言いました。
そしてお風呂場に行こうとしました。
するとその人、あわてて、「じゃあ、こっちから返します」って番台から50円を取ってくれました。
最初からそうすればいいじゃない。
私は自分のカゴの服の上に50円玉をぽんと置きました。
そしてもう一度お風呂へ行きました。
からだが冷めてしまっていたので、すぐにお風呂に入りました。
からだが暖まってきました。
頭の中はついさっきのことでいっぱいでした。
「見られちゃった、それもあんな間近で」
とうとう見られちゃいました。
だって今まではプールでも外でも、ほんのちらっととか暗いところでしか人に見られたことがなかったんです。
なのに今日は裸だけじゃなく顔までも明るいところでしっかりと見られちゃったんです。
自分の大胆さに驚いてしまいました。
銭湯なんだもん、裸でいない方がおかしいじゃない、って勝手に言い分つけて自分のエッチを正当化していました。
ガラス戸の向こうでその人がまたモップをかけているのがわかりました。
影だけだけど、見えるんです。
そのとき、私、気づきました。
「今の私って密室にいるんじゃない」
その考えが浮かぶとからだの奥から、もっと具体的に言うとおまんこの奥から、エッチな甘いものがわきおこってくるのを感じました。
私はお湯から上がり、シャンプーとリンスを置いていた場所に腰掛けました。
そこはガラス戸からちょっと陰になっいるところでした。
でも首をあげるとガラス戸の向こうのようすがわかるんです。
私はガラス戸の方から目を離さないようにして、そっとおっぱいを両手でもみました。
乳首、とんがっていました。
ちょっと触れるだけで声が出そうでした。
でもがまんです。
そして右手をおまんこに。
くちゅって感じでした。
指が2本、するって入っちゃいました。
するとエッチな液があふれてきちゃって、手が液で濡れちゃいました。
私はおまんこの中でそっと指を動かしました。
目はじっとガラス戸です。
頭の中が白くなりかけたんだけど、ここでどうにかなっちゃったら大変です。
なんとかこらえながらのオナニーでした。
ガラス戸の向こうにはその人の陰が動いています。
またさっきみたいに何か理由をつけて突然こっちに入ってくるかもしれません。
そのスリルがとってもすてきでした。
ふだん家のお風呂でするのとは数段違った興奮でした。
クリトリス、ちょっと指で押すと、おしっこが出そうになってしまいました。
私ってクリトリスをいじるとすぐにおしっこしたくなっちゃうんです。
時には自分に意思と関わりなく、もらしちゃうこともあるし。
みんなそうなんでしょうか?
その人の影、相変わらずモップをかけていました。
私はどきどきしながら迷っていました。
「やっちゃおうかな」
でも音が聞こえちゃまずいし。
「手で音を消せばいいじゃない」
結局私は誘惑に負けちゃうんですよね。
もう一度ガラス戸の向こうをうかがいました。
ガラス戸と反対側の方のモップをかけているようでした。
「大丈夫、今なら大丈夫よ」
私は自分に言い聞かせて、腰掛けの上に座ったまま、脚を拡げました。
前の鏡にお湯をばしゃってかけると曇りがとれて、両足開いてエッチなことしようとしている私の裸が映りました。
その自分の姿にまた興奮しちゃいました。
私はおなかに力をこめておしっこを始めました。
音を立てないようにと少しずつ、しました。
ちょろちょろと鏡の下の排水溝あたりにおしっこがこぼれていきます。
そしてそのまま流れていくんです。
お湯とは明らかに色が違います。
そのちょっと黄色い色の液体が流れていくようすに、自分が今やっていることを思い知らされました。
ちょろちょろなので、なかなかおしっこは終わりません。
ほんの少しだけ排水溝に落ちるときに音がします。
でもそのときの私には「ひょっとしたら向こうまで聞こえちゃうかも」と思えて、こぼれるおしっこに両手をかざして音を消しました。
最後の一滴が出るまでの時間、とっても長く感じられました。
し終えると、どっと疲れちゃいました。
両手にはおしっこがついています。
私、思わず手のひらを「ぺろぺろっ」となめちゃった。
恥、恥。
私って変態さんなんだ。
そして、その手のひらで、顔までなでちゃった。
顔がおしっこだらけ。
私はおしっこまみれの手で再びおっぱいとおまんこをいじりました。
ほんのすぐそばに男の人がいるのに、ガラス戸一枚のこちら側ではオナニーしている。
そんな異常なシチュエーションに興奮しちゃいました。
でもいつまでもこんなことしてるわけにいかない、残念だけど、おしまいにしました。
そして、もう一度お風呂に浸かりました。
きれいになったり、汚くなったり、私って忙しいですね。
またまたお湯の中でふやけちゃいました。
本当、気持ちいい。
でも、いつまでもこうしているわけにはいきません。
お風呂をあがるときにまたその人の目の前で着替えなければならないんです。
このときの方がすごく恥ずかしかったです。
だってあんなエッチなことしたあとだもん。
ばれてはいないだろうけど、何か意識しちゃうんですよね。
私はお湯の中でどうしようどうしようと迷ってタイミングを見つけることができませんでした。
するとガラス戸が開いて子ども連れの若いおかあさんが入ってきました。
そのすぐあとにおばさんとおばあさんも入ってきました。
「あ、3時を過ぎたんだ」
ガラス戸の向こうで4,5人の人が服を脱いでいるのが見えました。
私はこのタイミングにあがることにしました。
私はお風呂道具を持ってお風呂を上がりました。
脱衣所は案の定4,5人の人がいました。
番台にはその人が座っていましたが、また男湯の方でお客さんが来て、お金のやりとりをしていました。
私は安心しました。
タオルでからだを拭いて、髪が濡れたままだったので、洗面台のコーナーに行って裸のままで髪を乾かしました。
そこは番台からは見えないんです。
鏡に私の上半身が映りました。
エッチな女の子です。
家でも鏡を見ながらオナニーすること、よくあります。
ふだんの服を着ているときの私と別人みたいです。
どっちが本当の自分なのか?
多分どっちも本当の自分なんだと思います。
他の人は気づいていないだけなんだろうな。
誰でもこんな二面性を持ってるってことに。
髪をすっかり乾かし、私は服を着ることにしました。
脱衣所にはまた何人かの人が新しく来ていました。
おばあさんもいました。
しわくちゃなからだ。
私のからだもいつかああなっちゃうのかなって思うとなんか悲しくなりました。
でもだからこそ、今楽しんどかなくちゃね。
カゴは最初の場所にありました。
私、一番上にブラとパンティ脱いじゃってたんですね。
その人に見られちゃったんだ、私のブラとパンティ。
下着を見られるってかなり恥ずかしいです。
早く着替えちゃおうとパンティを履こうとしてびっくりしました。
なんとパンティが裏返しになっているんです。
そしてちょうどおまんこのあたる布地の上に50円玉がころんって感じで置いてあったんです。
さっき50円玉を置いたときは確かに表になっていたんです。
それはしっかりと覚えていました。
ということは、あの男の人だ、ってすぐに気づきました。
その人は番台で男湯のお客さんと何か話しています。
私はぎっとにらみつけてやりました。
気づかれなかったけど。
ちょっと気持ち悪くなりました。
おそるおそるパンティを取り上げました。
さっき私がオナニーしてたとき、その人も私のパンティでいたずらしていたんだと思います。
こんなこと、初めてだったんで、どきどきしました。
以前1年生の下駄箱にこっそり置いてきたことはあります。
でも、そのいたずらされたパンティが戻ってくるなんて。
匂い、かがれたのかなあ、まさか頭にかぶったりしゃぶったりしてたりして。
私は履こうかどうしようか迷いました。
でも、周りに他の人たちもいます。
ノーパンでスカートを履くのばれては変に思われます。
仕方なく、私はパンティを取り上げて履こうとしました。
すると番台のその人、ちらっと私の方を見てにやっと笑ったような気がしました。
やっぱり私の方を意識していたんです。
本当に笑ったかどうかは定かではありませんが、私の方を意識しているのは確かなようでした。
そしたら自分がずっと裸のままでいることに気づきました。
急に恥ずかしくなっちゃいました。
私は急いでパンティを引き上げました。
何となく、股の部分が湿っぽいような気がしました。
それから私は番台に背中を向けて急いで服を着ました。
脱衣所には誰もいなくなっていたので、こわさと恥ずかしさで番台の方を向くことができませんでした。
多分その人、じーっと私のことを観察していたと思います。
すると男湯の方の入口ががらがらっと開く音がしました。
「Kちゃん、お手伝いかい?」
顔なじみの人なのでしょう、番台でその人と話を始めました。
「ふーん、Kさんっていうんだ」
慣れないめがねをかけながら私は聞くとはなしにその話を聞いていました。
「今度高校受験なのに、お手伝いとは関心だねえ」
立ったまま最後のソックスを履いているときでした。
私は愕然としちゃいました。
「えーっ、ということはあの人、私と同じ年なんだ」
老けた感じだったから、大学生くらいだと思っていたんです。
実は私と同い年。
私、同い年の男の前で全裸をさらしちゃったんだ。
頭の中がぐらぐらとまわっちゃって、危うく転んでしまいそうになりました。
私は真っ赤になっていました。
鏡を見なくてもそれはわかりました。
私はあとは逃げるように、番台の脇を通り抜けました。
「毎度ありがとうございましたー」
その人、すっごい大きな声で言うんです。
もう、毎度なんて初めてじゃない、あとは絶対来ないわよ。
私はぷんぷんしちゃいました。
「だまされてた」
でも本当は私が思いこんでいただけで、誰も私をだましてなんかいないんです。
勝手にだまされていたと勘違いしていただけなんです。
でもそのときはなんか悔しくて、ズックを下駄箱から取り出しながら、復讐してやろうと考えていました。
私は誰もいないことをいいことにスカートの中に手を入れて、さっとパンティを脱いじゃったんです。
そして、下駄箱の中にぽんと置いて、あとはさあっと出てきちゃったんです。
これって今考えると復讐でもなんでもないですよね。
かえってKさんにプレゼントしちゃったことになるんだよね。
だから帰りはノーパンでした。
ちょうどよくバスが来ました。
雨だからでしょうか、あんまり人が乗っていませんでした。
一番後ろの席に座りました。
前には数えてみると6人。
おじさんやおばさんばかりでした。
ノーパンということもあり、エッチな気分がまたまたわいてきてしまったんです。
最初は運転手さんから動いているのが見えないように気づかれないように、そっとスカートをたくしあげました。
毛が露出しました。
何かへんな感じでした。
バスの中でこんな格好なんて。
バスが止まりました。
スカートを戻しました。
1人乗りました。
前の方に腰掛けました。
バスが動き出すと私はまたスカートをたくしあげました。
今度はおなかのあたりまでたくしあげ、ノーパンのお尻でじかにシートに腰掛けました。
また停留所で止まりました。
1人降りました。
今度はスカートを戻しませんでした。
どきどきしました。
銭湯での悔しさ(?)をこんなところではらすとは思ってもいませんでした。
またまたエッチなジュースがあふれ始めたんです。
私はトレーナーの中に手を入れてこっそりとブラをはずしました。
でも腕を抜くことができませんでしたので、肩ひもでぶらぶらした格好でした。
私は少し前に身をかがめてからだが運転手さんから見えないようにしました。
そして左腕のトレーナーの袖から腕を抜きました。
すぐにからだを戻したので、前から見えたとしてもトレーナーを着ているように見えたと思います。
でも本当は左腕はトレーナーの中。
私は急いでブラの左の肩ひもを腕から抜き取りました。
そしてトレーナーに左腕を戻し、今度は右腕も同じようにしてとうとうブラをはずしてしまったんです。
人の乗っているバスの中で。
ブラは足元のバッグの中に押し込みました。
ノーブラです。
私、ほとんどノーブラで歩いたことがありません。
別に大きいからというわけじゃなくって、というよりもちっちゃいんですけど、なんか落ち着かないんですよね、ノーブラって。
それに地元でノーブラでいると友達や近所の人に見つかってしまうかも知れないって考えちゃって、あんまりできなかったんです。
さて、すごい格好になってしまいました。
また停留所が近づきました。
前の人が一人、席を立ちました。
私はスカートを戻しませんでした。
停留所では誰も乗ってきませんでした。
運転手さんは降りる人の方を見ていました。
私は「今だ」と思って、スカートのファスナーをはずし、一気にスカートを下に下ろしちゃったんです。
足元にスカートが脱いだままの形で輪になっていました。
バスは再び発車しました。
どきどきでした。
おまんこ、どうしようもなく濡れちゃって、シートを汚してしまいそうでした。
腰をちょっと浮かせて触ってみると、案の定、シートが湿っていました。
でもやめることはできません。
バスは次の停留所では止まりませんでした。
私は足元のスカートを拾って、おまんこの上にかぶせました。
そしてたたんで(このへんの几帳面さが自分でも信じらんない)バッグの中に入れました。
バッグのファスナーをしめました。
完全に下半身ヌードのままバスに乗っちゃったんです。
心臓がどっくんどっくんしました。
私はそっと脚を開いて、おまんこを見下ろしてみました。
シートにしっかりと染みができてしまっていました。
おまんこはとろとろになっていて、触るとエッチな液が指につきました。
息がはあはあしそうでした。
でも他の人に変に思われたら大変なので、なんとかがまんしました。
私はエッチな液で濡れた指をふかず、そのままトレーナーの下から手を入れました。
おっぱいを触ってみました。
乳首はとんがっていました。
息が荒くなるのをがまんすることができなくなってきました。
何度もため息を飲み込みました。
また停留所です。
窓から見ると、学生服の人がいっぱいの人が並んでいます。
忘れていたんです。
高校のそばの停留所だって事を。
私はあせってバッグのファスナーを開けてスカートを取り出しました。
停留所は目の前でした。
いっぱいいました。
私は下を向いたまま、必死にスカートを履きました。
ホックをかけたところでバスは止まりました。
制服の高校生がいっぱい乗ってきました。
男の人も女の人も。
男の高校生のグループが後ろの方にやってきました。
そして、なんと私の隣に腰掛けたんです。
私はシートにゆったり座っていたので、窓際につめました。
「シートにエッチな液がついている」
でもその男の高校生は気づかなかったようです。
ほんと、間一髪でした。
でも私は見知らぬ高校生の隣でノーパンノーブラでいるんです。
気づかれないかとどきどきでした。
バスは急に満員になり、つり革につかまっている人もいました。
私が降りる停留所は終点なのでまだまだ先でした。
高校生の人たちは駅で降りる人たちです。
私の隣に座った男の高校生の人がちらちらと私の方を見ました。
とれーなーだからノーブラなのがばれるはずがないのですが、気が気ではありませんでした。
ときどき窓の外を見るふりして私の太もももちらちらと眺めていました。
だって、ノーパンだったんだもん、どきどきでした。
私は足元のバッグを膝の上に置きました。
ちょっとわざとらしかったかな。
次の停留所でまたバスは止まりました。
また高校生が何人か乗ってきました。
そしたら隣の人の友達らしき人も乗ってきて、後ろの方にきました。
でももう満席で座れません。
そしたら隣の人、私の方に寄ってきて、その友達の一人を自分の隣に座らせようとしたんです。
その人と私のからだがぴったりとくっついちゃったんです。
私、身動きできなくなっちゃってどうしようかと思っちゃいました。
その人、脚を開いて座っていたので、その人の脚が私の素脚にぴったりとくっつくんです。
バスが揺れるたびにその脚がぎゅーっと押しつけられてきます。
なんだか泣きたくなってきました。
この人って、痴漢?
だとしたら、私はノーパンノーブラ、もし触られたりしたらばれちゃう。
私はバッグの中から小銭入れを取りだしました。
じきに次の停留所でした。
私は停車ボタンを押してシートから抜け出そうとしました。
その人はからだをうしろに倒して私を通そうとしました。
そのとき、バスが揺れて、私はバランスを崩してその人にだっこされるように受け止められてしまったんです。
そして、そして、そのときその人におっぱい、むにゅって感じで触られてしまったんです。
私は悲鳴もあげることができないほど驚いてしまいました。
私、真っ赤になって逃げるようにバスの前の方に歩いていきました。
まだ停留所ではありませんでしたので、つり革を持ってバスが止まるのを待ちました。
脇には女の高校生の人が座っていました。
ちょっと目をやったら、わざとらしく窓の外を向いたんです。
そのときは、あの男の高校生の彼女かな、なんて思いました。
バスが止まると私は一番にお金を箱に入れてステップを駆け下りました。
バスが行ってしまっても胸が痛いほどどきどきしていました。
あんな形でおっぱい触られるなんて。
でも、ばれなかったかなあ、ノーブラだったってこと。
そこの停留所は駅のひとつ手前でした。
歩いても駅まで行けます。
そこから電車に乗って帰ることにしました。
やれやれと思って駅に向かって歩いていると、なんか腰のあたりがすーすーしました。
どうしたんだろと見てみると、スカートのファスナー、開いたままだったんです。
周りに人もいたけど、思わずその場でファスナーをあげちゃいました。
頭の中がまたぐるぐるしました。
「さっきの男の高校生の人、ファスナー開いてたの気づいていたかもしれない」
冷や汗がでました。
「大丈夫、あんなに混んでたんだもの、わかりっこないよ」
でも自信はありませんでした。
気づかれていた可能性の方が高かったと思います。
としたらノーパンもばれてたかな?
恥。
「どうせもう会うこともないだろうし」
私はいい方に解釈して気持ちを落ち着けようとしました。
呆然としながら、でもなんとか前へと進んでいきました。
でももうひとつ気づいちゃったんです。
「私、ほんのちょっとだけどつり革につかまってたよね」
そのとき、他の人たちにも見られていたのかもしれないんです。
あのときの女の人。
私、青くなっちゃいました。
「あの女の高校生の人に気づかれちゃったんだ、だから私が目をやったときにそっぽを向いたんだ」
自分の馬鹿さ加減に恥ずかしくなってしまいました。
「あのとき立ってたんだもん、ひょっとしてジーンズのスカートの間からノーパンがわかられちゃったんだ」
私はその場にしゃがみこみそうなくらいショックを受けました。
同性にエッチな自分を知られるのってすごく恥ずかしいんですよね。
私、駅に着いてもしばらくトイレの個室で落ち込んじゃいました。
さっきの高校生の人と一緒にならないようにするためでもあったんだけどね。
それで、5時過ぎの電車で帰ってきて、ようやく家にたどりついたというわけ。
今日はくたくた。
これからもう寝ます。
明日は真面目にテスト勉強します。
おやすみなさい。

今日は学校で一日、おとといのことばかり考えていました。
今思い出しても、うーん、すてき。
バスと銭湯。
これからもっと寒くなるから、このパターンでがんばっちゃおうかと思いました。
でももうひとつの計画を思いついたんです。
電車とバスを乗り継いで日帰りで温泉に行こうかと思います。
家にあった雑誌で調べてみたんだけど、あるんですよね。
可能な温泉が。
ちょっと遠いけど、目的は温泉だけだから大丈夫だと思う。
混浴なんですよね、そこって。
がんばります。
でもその前にテストがあるしなあ。
受験生って悲しいものなのですねえ。
しみじみ。

002
行ってきました、混浴温泉。
旅の恥はかき捨てといいますが、うーん、今思い出しても大恥かいてきました。
恥ずかしいけど、書いちゃいます。
たぶん長くなると思います。
我慢してくださいね。
さて。
電車とバスの時刻表、しっかり調べて準備万端。
おこづかいも少し多めに持って。
でもおみやげは、もちろんなしです、当たり前だけど。
駅にお昼前に着いてそこで少し早い昼食、それからバスで温泉まで向かいました。
初めはいっぱい乗ってたんだけど、だんだん乗客が少なくなって、途中からは私ひとりでした。
45分バスに揺られて、到着しました、あこがれの温泉。
どきどき。
でも、ホテルや旅館が並んでいたんだけど、お目当ての旅館がなかなか見つからず、ちょっとあせってしまいました。
そしたら、脇道みたいなところをちょっと下ったところに隠れていました。
私としてはもっと大きなホテルみたいなところを想像していたんだけど、昔っからあるような木造の、今にも崩れちゃいそうな旅館でした。
ちょっとがっかり。
まあ、昔から湯治場だったってところだから仕方ないけど。
中に入ると、フロントというよりも帳場って感じ。
そこで入浴だけのお金を払いました。
おみやげものが並んだ狭い通路を通り、案内板の指示に従って進んでいきました。
通路の脇にソファーがあって、浴衣姿のおじいさんがビール片手にテレビを眺めていました。
うーん、この雰囲気、やっぱり湯治場ですね。
階段を下って、まるで地下室に続くみたいな通路です。
ぐにゃぐにゃ入り組んでいて、ほんと、迷路みたいでした。
通路沿いに湯治の人たちのための部屋があって、ドアには紙にマジックで書いた何人かの名前がありました。
団体の人たちなんですね。
で、そこにあった名前、ちょっと時代が違うんじゃないのっていうような古風な名前ばっかりでした。
おじいさんやおばあさんばっかりなんだなってちょっと安心、ちょっとがっかり。
ようやくお風呂場に到着。
またソファーがあったんだけど、今度は誰もいませんでした。
お風呂への入口は女湯と男湯の別々だったんだけど、中は混浴なんですよね。
私はちょっと躊躇してしまいました。
そのときになって不安になってきたんです。
だって女湯の方にはスリッパは一足もないのに、男湯の方にはいっぱい。
さすがにためらってしまったんです。
すると、浴衣のおばあさんたちの一団がどやどやとやってきました。
湯治に宿泊している人たちだったと思います。
おばあさんたちはわいわいはしゃぎながら女湯に入っていきました。
私は「よーし」と決心して、おばあさんたちに紛れて一緒に入っちゃいました。
中の脱衣所は狭かったです。
おばあさんたちは浴衣だけなので、さっさと裸になってしまいます。
「おばあさんたちと一緒に入れば中の男の人たちも孫か何かと勘違いしてくれるんじゃないかな」
勝手にそう考えていたので、私はおばあさんたちに遅れないようにあわてて服を脱ぎました。
ジャージの上下と、ちょっと寒かったので上に膝下までのベンチウォーマーを羽織っていました。
何かスポーツの帰りみたいに見えると思ったからです。
おばあさんたちはわいわい言いながらもう裸になっていました。
ためらっている暇はありませんでした。
私は自分の家でお風呂に入るみたいにぱっぱっと脱いでしまいました。
そしてロッカーに服を押し込んで、カギをかけました。
カギにはゴムがついていて、それを手首にかけました。
もちろん全裸になりました、当たり前だけど。
そしておばあさんたちに混じって中に入りました。
中は湯気がもうもうとしていました。
でもその湯気の中にお風呂につかっている人の頭がいくつも見えました。
蛇口のところでからだを洗っている人もいました。
私はどきんとしました。
だって、その人たちってみんな男の人なんですよ。
私、その中で全裸で入っていったんですよ。
この前銭湯で男の人の前で裸をさらしちゃったけど、今回はいっぱいいるんですよ。
どうしようか、って一瞬足がすくんじゃったんだけど、おばあさんたちは蛇口に行ってからだにお湯をかけ始めていました。
「ひとりでこんなところに来たって思われたら、エッチな自分がばれちゃう」
私も急いで蛇口でからだにお湯をかけました。
おばあさんたちはひとかたまりになって大きなお風呂の中に浸かりました。
私も急いでおばあさんたちのそばに浸かりました。
おばあさんたちはけらけら笑いながらおしゃべりしていました。
私は首だけまわしてお風呂を見回しました。
ほとんど湯気で見えません。
でもあちこちに人がいます。
もちろん裸の男の人でした、当たり前だけど。
湯気でぼんやりしていたんだけど、向こうにお風呂の縁に座っている人がじっと私の方を見ているような気がしました。
他にも脱衣所の入口近くにいた人も私の存在に気づいているようでした。
私はお湯の中でどきどきしました。
いつまでもお湯の中にいるわけにはいきません。
お湯から出たら見られてしまうんです。
おばあさんたちがひとりふたりとお風呂を上がり、蛇口でからだを洗い始めました。
そしてとうとう私ひとりになってしまったんです。
いい加減頭がぼーっとしてきました。
私もお風呂を上がって蛇口でからだを洗っているおばあさんの隣に腰掛けました。
蛇口の目の前は一面のガラス窓です。
湯気で曇っていたけど、その下には川が流れ、その向こうには断崖のような山が切り立っていました。
私は隣のおばあさんの真似をして白い小さなタオルに備えつけのボディシャンプーをしみこませてからだを洗い始めました。
後ろの方には湯気の向こうに男の人たちがいます。
離れてはいるものの、「今、見られているんだ」と思うとどきどきしちゃって、動きがぎくしゃくしていたと思います。
すると、どこからともなくおじいさんがやってきて、私の隣に腰掛けたんです。
髪の短いやせたおじいさんでした。
突然のことで、私はびっくりしてしまいました。
「お風呂なんだもの、仕方ないよね」
そう考えて自分の今の状況を納得させました。
でもそのおじいさん、からだを洗うわけでもなく、ただ腰掛けに座って曇った窓ガラスを眺めているんです。
そしてときどき横を向いて私のからだを眺めるんです。
だって私、全裸だったんだよ。
それをほんの間近でじろじろ眺められたんだよ。
本当に恥ずかしいったらありゃしない。
そのときっておばあさんたちの流れに身を任せてっていうか、自分で何かしようっていう気持ちがしっかりと固まっていなかったから、なりゆきみたいなものだったんですね。
だから決心がつかないままでそういう状況になっちゃっていたから、感じるなんていうのじゃなくて、本当に恥ずかしさでいっぱいでした。
そのおじいさん、私の気持ちを知ってか知らずか、次第にあからさまにじろじろと私のからだを観察し始めたんです。
私はおまんこの毛の上にしぼったタオルをぱさっと置きました。
そして腕でおっぱいを隠すようにして桶でからだにお湯をかけてボディシャンプーを流しました。
おばあさんたちはまたひとりふたりとお風呂に浸かり始めました。
そして3人のおばあさんたちが立ち上がって、浴場の奥のドアから露天風呂の方に入っていきました。
私も慌てて立ち上がり、露天風呂の方に行こうとしました。
するとびっくり。
さっきまで誰もいなかったはずなのに、私の後ろのお風呂におじさん風の人が3,4人、浸かっていたのです。
ということは、私の無防備な背中やお尻が見られていたってことなんです。
私は唖然としてしまいました。
私が立ち上がってそちらの方を振り返ると、その人たちは慌てて視線をはずしました。
「見られていたんだ」
でもそれで私の決心は固まったのです。
「そうよ、私は見られたくてきたんじゃない。どうせ人生で2度と出会うことのない人たちなんだもん、思う存分見られよう」
私は立ち上がり、その男の人たちのすぐそばのお湯に浸かりました。
その男の人たちって、たぶんまったくの他人同士だったんでしょうね、私が浸かると分が悪そうにそれぞれ別々の方に少しずつ分かれていったんです。
そうです、こんな状況で見ず知らずの女性に悪さする人はいないのです。
裸の女性がラッキーにも入ってきたらちょっとのぞいてやろうって程度の魂胆なんですね。
違いますか?
だったらってことで私は大胆に振る舞うことを決心しました。
私は立ち上がってお風呂の縁に腰掛けました。
一応恥じらいをもってタオルでおっぱいは隠しました。
でもそうするとおまんこの毛は隠すことができないんですよね。
その男の人たち、「知らないよ」ってそぶりしながら、でも私の方をちらちら見ているんです。
私はわざと脚を少し拡げてみました。
さっき隣に腰掛けたおじいさんも私の大胆さに驚いたのか、もういなくなっていました。
私は素知らぬふりをして天井を眺めていました。
おまんこの奥がきゅーんとうずくようでした。
濡れてたかもしれません。
私はどぼんとまたお湯に浸かりました。
するとさっき露天風呂に行ったおばあさんたちが戻ってきました。
そしてそのすぐ後に先に入っていたらしいおじいさんたちも何人か戻ってきました。
私はお湯からあがり、露天風呂に向かいました。
もうおばあさんたちとは別のグループだと思われてもいいやと思っていました。
そうよ、私は一人で混浴に入っちゃう、見せたがりの女の子なのよ。
だんだんといつものエッチモードに切り替わっていきました。
周りの人たちはもう私のエッチの欲望を満たすための道具でしかありませんでした。
私は背筋をぴんと伸ばして、タオルは手に持ったまま、つまりどこも隠さずに、こんなことどうってことないよって顔で堂々と露天風呂に向かいました。
途中、お湯に浸かっていたおじさんがあからさまに私の全身をなめまわすように眺めました。
でも私はどこも隠さずに露天風呂のドアを開けて中に入りました。
そこは中と違い、湯気がないので、急に視界が開けた感じでした。
露天風呂には誰もいませんでした。
そんなに広くないお風呂なんだけど、川の流れる音が聞こえて、向こうに小高い山が見えました。
私はちょっと安心しました。
やっぱり強がっていてもどきどきしていたんですよね。
私は一番奥の岩陰にからだを沈めました。
頭の上に広がる青空、川のせせらぎ、とっても気持ちよかったですよ。
腕をうーっと上に着きだしてお湯に浸かったまま背伸びしました。
からだがお湯の中にとろけてしまいそうでした。
ところが、すぐに露天風呂のドアが開く音がしました。
岩陰からは見えないんです。
私は再び緊張しました。
そして首までお湯に浸かりました。
入ってきたのはさっきの男の人たちとは別の男の人がひとりでした。
40才くらいでしょうか。
私がいることに気づいていなかったらしく、岩陰の私を見てびっくりして私から見えないところに行ってしまいました。
私はちよっと安心したのですが、ちょっぴり残念にも思いました。
せっかくの混浴露天風呂なのに、結局男の人ってこういう場面では紳士なんだなあって思っちゃいました。
襲われちゃ困るけど、もっと大胆に見てくれてもいいのに。
そんな私の願いが通じちゃったのでしょうか、その男の人、初めは見えない場所でお湯に浸かっていたのに、いきなり立ち上がって移動し始めたんです。
襲われちゃうんじゃないかって一瞬どきっとしましたが、私の前を素通りして木の柵に両手をかけて景色を眺め始めたんです。
でもね、隠してよね、おちんちん。
しっかり見ちゃった、ぎゃー。
かなりグロテスク。
その人、顔は景色の方なんだけど、絶対に私を意識していたと思います。
私におちんちん、見せつけていたんだと思います。
露出狂って男の方が多いんでしょ?
女の子に裸見せて喜んでるんでしょ?
まあ、私も同類だけど。
私の方からしっかり見えるんです。
ぶらぶらしているようすまで。
その距離、3メートルくらいかな。
そんな至近距離に裸の見知らぬ男女がいる。
考えてみれば不思議な状況ですよね、混浴風呂って。
私、だんだんやだってきちゃってました。
でもその人はまだそこにいます。
そのとき、その人は私にお尻を向けていました。
顔も向こうを向いていました。
私は音が立たないようにそっとお湯から立ち上がりました。
その人はまだお尻を向けたままでした。
私は縁に腰掛け、その人のお尻を見つめるわけにもいかず、景色を眺めました。
するとその人がいきなり私の方に顔を向けました。
しっかりと見られてしまいました。
私はとっさに両手でおっぱいを隠しました。
でも、ほんの3メートル、それも湯気もない明るいおひさまの下で全裸を見られちゃったのです。
その人、またすぐに景色の方に目をやりました。
さすがにこんなところでふたりっきりなんて何かされるかもしれないと思い、私は露天風呂を上がることにしました。
するとそのとき入口の方でどやどやとにぎやかな音がして、おじいさんとおばあさんの一団が入ってきたのです。
そして洗い場に腰掛けてビールを飲み始めました。
するとその男の人は露天風呂から出て行きました。
ほっとして私は再びお湯につかりました。
私に気づいたようなのですが、みんなおしゃべりに夢中でした。
しばらくしておばあさんが私の方に近づいてきました。
そして私に聞いてきたんです。
「一人ですか?」って。
そうですよね、こんなとこ、女の子ひとりで来るようなところじゃないですよね。
でも私、つい正直にこっくりとうなずいしまったんです。
そしたらそのおばあさん、「じゃあ、あなたもこっちに来なさいよ」って私の手を引いて洗い場に連れて行ったんです。
そのとき、ついうっかり岩に置いていたタオルを忘れてしまったから、裸なんです。
おばあさんは有無も言わせぬようにぐいぐいと私の手を引っ張りました。
おばあさんも酔っていたようです。
私が手を引かれて洗い場に上がると、一斉に歓声が上がりました。
おじいさんたちはじろじろと私のからだをなめまわすように眺めました。
するとおばあさんのひとりが「いやらしいね」っておじいさんたちをたしなめました。
私はどきっとしました。
まるで私のことを言われたような気がしたのです。
私はおばあさんの隣に座らされました。
でも裸です。
お尻をついて、手を毛の上において隠すようにして座りました。
おじいさんもおばあさんもどこも隠していませんでした。
みんなあけっぴろげなんです。
おじいさんのしなびたおちんちんが洗い場の床にだらんと乗っかっていました。
おばあさんのひとりは体育座りして脚を開いていました。
あれじゃあ真正面のおじいさんにおまんこ丸見えです。
でもみんな全然お構いなしでした。
年をとるってこういうことなのかなあって思っちゃいました。
おじいさんのひとりが缶ビールを開けて私に勧めました。
でも私、とっさに言っちゃいました。
「私、未成年だから」って。
そしたらそのおじいさん、「ほう、何才だ?」と聞いてきました。
私、「18才」って嘘ついちゃいました。
そしたらそれから孫の話になっちゃって、でも私はそのまま洗い場で正座したままで。
困っちゃいました。
脚が痛くなってきて、私、「寒くなったので」と言って中のお風呂に戻ろうとしました。
ところが、脚がもつれちゃって、前のめりに転んじゃったんです。
すってーんって感じ。
私ってば、車座になったみんなの真ん中に丸出しのお尻さらしちゃったんです。
うーっ、格好悪い。
あとはあわててそのまま中のお風呂に戻りました。
湯気が立ちこめていて視界はさっきよりも悪くなっていました。
私は小さなあぶくの出るお風呂に浸かって、あたりの様子をうかがいました。
蛇口にひとり、あと奥にもお湯に浸かっている人が何人かいるようでした。
あぶくのお風呂は温度が低く、ずっとつかっていてものぼせる心配はありませんでした。
しばらくそのままであたりをうかがっていると、他の人たちは次々と上がっていきました。
そして露天風呂のおじいさんおばあさんもにぎやかにおしゃべりしながらあがっていきました。
さっきのおばあさんが私を見つけて「さっきはごめんね」と言ってくれました。
お風呂はしーんとして私だけになってしまいました。
ひとりで貸し切りです。
私は広いお風呂に行き、手足を伸ばしてみました。
気持ちいいんです。
それから平泳ぎですいすい。
誰もいないお風呂って気持ちいい。
でも私はまだエッチな気持ちを満足させていませんでした。
私はまたあぶくのお風呂に浸かりました。
下から出るあぶくをおまんこやお尻の穴に当てると気持ちいいんですよね。
うっ、変態。
あぶくの刺激を楽しんでいたときです。
そのときです。
女湯の方から誰か入ってきました。
そしてすぐに今度は男湯の方から誰か入ってきました。
ふたりは私の存在に気づいていないようでした。
ふたりは手をつなぎ、一緒に蛇口の前に座りました。
誰もいないと思っていたのでしょう、大きな声で話しています。
光の加減と立ち上る湯気で私のことに気づいていなかったのだと思います。
女の人が座ったままの男の人の前に立ち頭を洗ってあげていました。
私からは女の人の裸の背中がぼんやりと見えました。
声の感じからどちらも若い人とわかりました。
私はじっと音を立てないように気をつけながらその光景を見ていました。
これって一種ののぞきですよね。
すると、立ったままの女の人、ときどき小さな変な声を上げるんです。
どうしたんだろうとじっと目をこらしていると、後ろ姿の女の人の股のところに男の人の手が動いていたようなのです。
私はどきっとしました。
すると女の人は男の人の股の間にしゃがみ込みました。
すぐに気づきました、あれってフェラチオってやつですよね。
だっておちんちんを吸うような音まで聞こえてきたんだもん。
私は困ってしまいました。
ふたりは誰もいないと思っておんなことやっている、でも私が見ているってことがばれちゃったらどうしよう。
本当に困ってしまいました。
でも見ているうちに、私の指も実はおまんこと乳首に。
無意識でした。
自分でも知らないうちにオナニー始めちゃっていたんです。
どれくらい見学していたんだろう。
その人たち、結局お風呂にも入らずに出ていってしまったんです。
うーん、感激しました。
初めて見ちゃった。
ぬるめとはいえ、ずいぶん長いことお湯に浸かっていたので、私はもう一度露天風呂に行きました。
もちろん誰もいませんでした。
さっきの私が忘れたタオルがそのままありました。
私はさっきの洗い場で大きく深呼吸しました。
明るいおひさまの下、とってもいい気持ちでした。
でもさっきのことがあったので乳首は尖っていたし、おまんこはぬるぬるでした。
私は両手を後ろにまわし、手首のカギのゴムで両方の手首を固定してみました。
ゴムなのでゆるゆるだったけど、いつもの感触がよみがえってきました。
私はそのままの格好でお湯に入り、うろうろと歩いてみました。
風がさわさわと私のからだをなでまわしました。
おまんこの奥がまたきゅーんとなりました。
私は手首のゴムをねじって拘束感を強めました。
息もはあはあしてきました。
私は洗い場に戻ってその場に寝そべりました。
今もしも突然誰かが入ってきたら何してると思われるんだろう。
そう考えるとますますエッチな気分が増幅していきました。
露天風呂の入口の方に目をやりました。
曇りガラスなので誰かが見れば影で分かるはずです。
私は入口のガラスを見つめながら寝そべったまま脚を拡げていきました。
そして、そして、おなかに力を入れて。
しちゃったんです、おしっこ。
最初はちょろちょろという感じでした。
でも次第に大胆にじゃあじゃあ出てきました。
おしっこはねそべったままの私の背中に流れてきました。
暖かかったです。
うー、変態。
最後の一滴が出終わっても私はそのまま放心しちゃっていました。
すると、そのとき、突然中のお風呂の方に歓声があがりました。
私は、自分が今していたことが見られていたんじゃないかと大あわてでした。
急いで立ち上がり、どぶんとお湯の中に飛び込み、岩陰に隠れました。
ところがそのとき手首に力が入り、手首に巻いていたカギのゴムがぷつんと切れて、お湯の中にぽちゃんと落ちちっゃたんです。
私はあわててカギを拾おうとしたんですが、お湯が透明ではないので、すぐに見つけることはできませんでした。
あせって捜していたんですが、そのとき入口のドアが乱暴に開きました。
「おーい、こっち露天風呂だぞ」
若い男の人の声でした。
私はあきらめてとりあえずまた岩陰に隠れました。
するとどやどやとたくさんの人が入ってくる気配がしました。
私は岩陰で身を固くしました。
でも結局、見つかっちゃったんです。
その人たち、みんな丸坊主でした。
そのとき、5,6人いたと思います。
そのうちのひとりが私を見つけて、びっくりしたように岩陰から離れました。
もう私はパニックでした。
だってその人、私と同じくらいの年だったんです。
私はあわてて背中を向けました。
するとその人たち、入口側のお風呂の縁にずらっと並んじゃったんです。
横目で確かめてみると、みんな腰にしっかりとタオルを巻いていました。
「私のタオルは」
なんとその人たちの後ろの手すりにかけたままになっていたんです。
「どうしよう」
私は本当に泣きたくなってしまいました。
あの位置だと、私の姿がしっかりと見えていたはずです。
みんなに見られている。
でもその人たち、わざと私の存在を無視するかのように、まったく関係ない話をしていました。
話のようすから、どうやらその人たち、私と同じ中学生のようでした。
それも野球部。
練習試合のあとにここに来たらしかったです。
私、野球部の人って嫌いです。
粗野で下品で頭悪いから。
これって偏見かな?
もちろんそのときはそんなのんきなこと考えている場合ではありませんでした。
「どうやってこの場を脱出しよう」
そのことを考えると頭の中がぐるぐるするみたいでした。
後ろを向いていたんですが、首まですっかり使っていたので、だんだんとのぼせてきました。
するとまた入口のドアが開いてけたたましい声がしました。
また何人か入ってきたようでした。
その人たち、私の姿を見つけて、黙りこくってしまいました。
座るところが見つからなかったからでしょうか、洗い場の方に行ってしまいました。
そこはさっき私がおしっこしたところです。
おしっこは洗い流していませんでした。
洗い場の上が濡れているのは私のおしっこです。
すると、そちらから小さな声が聞こえてきたんです。
「なんかおしっこ臭くないか」
きゃー、ばれちゃった。
でも気づかないですよね、気のせいだと思ってくれるよね。
私は後ろを向いたまま顔を赤くしていたと思います。
でも、顔が赤いのは恥ずかしさだけじゃなくってきていたんです。
もう限界でした。
これ以上お湯の中に浸かっていたらのぼせてしまいます。
私は意を決して後ろ向きのまま立ち上がりました。
背中に声にならないようなどよめきを感じました。
「ああ、見られている」
私はうつむいたまま足早に入口に向かおうとしました。
ところがその人たちが縁にずらっと腰掛けているので、どこも通れないんです。
私は固まってしまいました。
両手で隠してはいたんですが、全裸のままで男の人たちの前で立ち尽くしてしまったんです。
その人たち、裸の私を目の前にして、何が起きたのかわからないというようにきょとんとしていました。
私は顔をあげることができませんでした。
みんなあそこ、おちんちんのところはしっかりとタオルで隠していました。
視線を下げたままでいるとどうしてもそこに目がいっちゃったんですよね。
毛ははみでていたけど、そのものは見えませんでした。
今だからこんなのんきな風に書けるけど、そのときはどうしていいかわからず、頭の中は大パニックでした。
ちょっとぐらいしてかな、私にはすごく長く感じられたけど、ようやくひとりの人が気づいてくれて横によけてくれたんです。
私はその狭いあいだを無理矢理のように通って、ドアの方へ急ぎました。
後ろは振り向かなかったけど、お尻や背中をじーっと見られているのを感じました。
本当に視線って突き刺さるんですね。
びんびん感じちゃいました。
ようやくドアを開けて大きなお風呂に戻りました。
すると私がドアを閉めた瞬間、露天風呂の方からわーって大きな笑い声が聞こえてきました。
私は恥ずかしくって恥ずかしくって、もう着替えて帰っちゃうことにしました。
途中、何人かの男の人がいて、急ぎ足で脱衣所に歩いていく私の姿をじろじろと眺めました。
私はもうどこも隠している余裕もありませんでした。
あとから入って来たらしいおじいさんたちもいて、私を見つけてちょっとびっくりしていました。
すたすたと急ぎ足で脱衣所に向かい、乱暴にドアを開けて脱衣所に逃げ込みました。
脱衣所には誰もいませんでした。
壁にかかっていた時計を見ると、調べておいたバスの時刻にもう少し時間がありました。
私は長椅子に腰掛けて呼吸を整えました。
いくらなんでも、同じ年齢の男の人に、それもあんなにたくさんの人と裸のままでいることは、恥ずかしすぎました。
さすがの私も耐え切れませんでした。
私はさっさと着替えて帰ろうとしました。
ところが、気づいたんです。
「コインロッカーのカギ、露天風呂に落としたままだった」
私は愕然としました。
「どうしよう」
頭の中が真っ白になってしまいました。
「あの人たちがお風呂を出て行くまでここで待っていようか」
それが一番いいように思えました。
「でもいつまでいるんだろ」
それでもその人たちが出て行くまで私は裸のまま、タオルもないまま本当の全裸でここでじっとしていなきゃいけないのです。
でもそれが一番いい方法だと思いました。
脱衣所のドアの上の方は大きなガラスになっています。
曇りガラスではありませんでした。
ふっとそちらに目をやりました。
すると、誰かがこちらをのぞいていたんです。
もちろんさっきの男の人たちの誰かです。
私がそちらを見ると白々しくドアのそばから離れました。
「どうしよう」
私が全裸のままで脱衣所にいるってこと、見張られていたんです。
ドアの向こうにまた誰かの動く影が見えました。
このままじっとしていたら、かえって変に思われてしまいます。
だって裸のまま何もしないでじっとしていたんだもの。
「どうしよう、どうしよう」
私は悩んだあげく、決心しました。
そうです、もう一度露天風呂まで行ってカギを見つけてこなければならないんです。
とは思ったものの、ドアの向こうのことを考えるとなかなか実行することができませんでした。
またドアの外で影が動きました。
ひそひそと何かささやく声まで聞こえました。
私はかーっとなりました。
「人がこんなに苦しんでいるのに、なによ」
私はとうとう決心したんです。
「そんなに見たいなら、見せてあげる。どうせ私だってそのつもりでここに来たんだもの」
どうせもう二度と会うことのない人たちです。(たぶん)
私は堂々と(?)振る舞うことにしました。
私は乱暴にドアを開いて中に入りました。
入口付近に2人いたんですが、びっくりしていました。
見ちゃったもんね、おちんちん。
2人とも唖然としちゃって隠すこともしませんでした。
脱衣所からも騒がしかったのに、私が入るなりしーんと物音ひとつしなくなってしまいました。
みんなが湯気の向こうから注目していたと思います。
私は大きく息を吸い込んで、ずんずんと露天風呂に向かいました。
途中、お湯の中から驚いたように私を見上げる人たちもいましたが、私はどこも隠さずに進んでいきました。
「どうってことないよ、どうせあとは一生会うこともない人たちばかりなんだから」
とはいうものの、やっぱりどきどきしていたと思います。
露天風呂のドアを開けると、湯気がなくなって、とたんに目の前が明るく開けました。
奥の方にまだ3人の人がいました。
さすがにどきんとしました。
でも私はまた大きく息を吸い込んで、ずんずんと進んでいきました。
その人たち、本当に口をあんぐり開けて私の姿を見つめていました。
私はためらうことなく、彼らの前でちゃぽんとお湯の中に浸かりました。
お湯の底に沈んでいるカギを捜すためです。
両手と両足でカギを捜しながらお湯の中を行ったり来たり。
その間、その3人はだまって私の様子を眺めていました。
でも私は構ってなどいられませんでした。
だってカギが見つからなきゃ、帰れないんだから。
ところが、どこにもカギは見つかりませんでした。
「どうしよう」
私は途方にくれてしまいました。
そんな私を、3人はじーっと眺めていたのです。
お湯から首だけ出した状態だったので、だんだんのぼせてきてしまいました。
私は座っていた3人に何気なく目を向けました。
すると、真ん中に座っていた人がカギをつまんで私に見せました。
そうです。
その人たちがカギを見つけて持っていたんです。
見つかるはずがありません。
私は裸でいたことも忘れて、立ち上がり、そのカギを受け取ろうとしました。
びっくりしたんでしょう、私が近づくとその人たち、次々とお湯の中に飛び込んで、カギを持ったまま露天風呂から出て行こうとしたんです。
私は必死でした。
カギを持った人の腕に手をかけました。
「あの、そのカギ・・・」
声をかけるとその人、びっくりして振り返りました。
まじまじと私の姿を上から下へと見つめ、それから自分の手にあったカギに目をやり、そのカギをぽーんとお湯の中に放り込んだんです。
意地悪です。
だから野球部の人って嫌いです。
そして3人ともすたすたと露天風呂から出て行っちゃったんです。
私はまたお湯の中に飛び込んでカギを捜しました。
今度はすぐに見つかりました。
全身の力が抜けそうになるくらいほっとしちゃいました。
「これで帰れる」
私は、カギを握りしめて誰もいないお風呂でもう一度首までつかりました。
いい気持ちでした。
でもさっきの人たちの態度を思い出すと、むかむかしてきました。
人があんなに困っているのに、あの態度は何よ。
これからまたあの人たちのいるお風呂を通って脱衣所まで行きます。
そしてあとは帰ります。
私は今度こそ思いっきり見せつけてやるぞって決心しました。
露天風呂のドアを開けました。
私が入っていくと、また急にしーんと水をうったみたいにおしゃべりが途絶えました。
私は湯気の中でとっても怖い顔をしていたと思います。
にらみつけるように前を見て、ずんずんと歩いていきました。
お湯の中から私を見上げる人たち、蛇口のそばでからだを洗う手を止めてぽかんと見つめる人たち、遠くでこっちを見ながらひそひそ話している人たち。
湯気の中でしたが、冷静にこっちは観察していたんだからね。
私はどこも隠さず、堂々と進んでいきました。
「見たいなら見なさいよ」
そんな気持ちでした。
私は固まった彼らのあいだをぬって何事もなかったかのように脱衣所までたどりつきました。
そうです、変に恥ずかしがると相手は図に乗ってくるんです。
だからこういう場合、堂々とすることが大切なんです。
男の人ってこういうとき、案外度胸がないんですよね。
でも、脱衣所に戻って長椅子に腰掛けると、やっぱりほっとしちゃいました。
火照ったからだをさますためにまたしばらく裸のままでいました。
するとまたドアの向こうに人影が。
横目で様子をうかがってみると、今度の人は大胆にもじーっと私の方を見つめています。
顔まではわかりませんでしたが。
時計を見るとバスの時刻まであとわずかでした。
私はまだ完全にからだが冷めていなかったのですが、バスに乗り遅れては大変と思い、着替えることにしました。
ロッカーをカギで開けたときのがちゃんという音、ほっとしちゃいました。
私はロッカーから服を取り出しました。
ドアの向こうではまだ誰かがのぞいていました。
私は、そこでいたずら心を起こしちゃいました。
着てきた服と下着、そのままたたんでバッグの中にしまっちゃったんです。
それものぞいている人にわかるように、わざとそっちを向いて。
すると私に残ったのはベンチウォーマーと靴下だけです。
私は長椅子に座ってゆっくりと靴下を履きました。
そして、そして、裸の上にベンチウォーマーだけを羽織ったんです。
ベンチウォーマーはかなりゆったりで裾は膝下くらいまで、ファスナーは首までしっかりとかかります。
スカートを履いていると思ってもらえれば、このまま外に出ても大丈夫と考えたんです。
今ドアの向こうにいる人は私の秘密を知っちゃうんです。
でもすぐに旅館を出てバスに飛び乗っちゃえば、もうこの人たちと会うこともない、私のすてきな思い出ができるだけなんです。
そんな馬鹿なこと実行しちゃったんですよね。
私はじーっと見ている人がいるのを知っていながら、素知らぬふりをしてベンチウォーマーを裸に羽織りました。
ドアの向こうでその人、息を飲んだような気配がしました。
「見られてる、見られてる」
背中を向けていたんだけど、まるでその人の唖然とした顔が浮かぶようでした。
ファスナーをゆっくりと上げていきました。
「これで私の秘密、知られちゃったんだ」
ファスナーはしっかりと首のところまで引き上げました。
まだちょっとからだが火照っていたので中に熱気がこもっていました。
「さてと」
私はさりげなくドアの方を向きました。
ドアの向こうで影がさっと隠れました。
「とうとう知られちゃったんだ」
心臓がどきどきして狭い脱衣所の中に響くみたいでした。
でもいつまでもこうしてはいられません。
あの人たちがお風呂から上がる前に私は姿をくらませなければならないのです。
私はバッグを肩にかけて、あとは逃げ出すように脱衣所から出ていきました。
時計を見るとバスの時刻まで少しでした。
私は狭い入り組んだ廊下を小走りで走りました。
フロントの人は退屈そうにテレビを眺めていました。
すぐそばにベンチウォーマーに裸の私がいるのにね。
外はいい天気でした。
バスの停留所までの道のりでは誰とも会いませんでした。
本当に静かな、というか寂れた温泉街なんです。
でもさすがに11月なので、空気は冷たく、ベンチウォーマーの下から冷たい空気が流れ込んでくるようでした。
でもからだは火照ったままだったので、その冷たさも気持ちよかったです。
ようやくバス停に着きました。
誰もいません。
ちょっと息がはあはあしていました。
私は脇のベンチに腰掛けてバスを待ちました。
ベンチウォーマーの裏地が素肌にこすれて乳首を刺激します。
目の前には何でも売っているような小さなお店がありましたが、人の気配はありませんでした。
クルマも通りません。
どこかで鳥の鳴き声がしていました。
私はその場でベンチウォーマーを脱いでしまいたい衝動にかられました。
でもすぐにでもバスが来ます。
じっとがまんしました。
バスの中でやろうと考えていたのです。
ところが、いつまでたってもバスは来ませんでした。
私は不安になって停留所の時刻表をのぞきこみました。
すると、びっくり。
私が乗ろうとしていたバスは、「土・日、祝祭日は運休」の表示が。
「えーっ」
次のバスまで1時間くらいあったのです。
私はあせってしまいました。
だってここで1時間も待っていたら、さっきの人たちとまた一緒になってしまうかもしれない、そしたら、私、裸にベンチウォーマーだってこと知られちゃってるから・・・。
さっき来た旅館からの道に目をやりました。
すぐにでもさっきの人たちがこっちに来るかもしれない。
かといって今から服を着る場所もない。
私はもう一度次のバスの時刻を確かめて、その場を離れることにしました。
向こうに目をやるとさっき来た道とは別の路地がありました。
私はバッグを肩にかけて急いでその路地に入っていきました。
さっきよりも広い道路で、ふつうの住宅が並んでいました。
でもそのときの私にはどこでもよかったんです。
バス停から離れられれば。
すると、比較的大きな駐車場に出ました。
クルマが何台かとまっていした。
そして奥にマイクロバスがとまっていたんです。
大きなフロントガラスに表示がありました。
「○○中学校野球部ご一行様」
そうです、さっきの人たちが乗ってきたバスだったんです。
「○○中学校」はまったく知らない中学校です。
たぶん他の都道府県の(特定されないように、慎重でしょ)中学校です。
練習試合にでも来たのだと思います。
野球部ってずるいと思いませんか?
土日はしょっちゅう練習試合、いろいろ旅行ばっかりしているんです。
それなのに私たちは、・・・閑話休題。
誰も乗っていませんでした。
ということは、あの人たち、ここに戻ってくるってことなんです。
バス停には来ないってことなんです。
私はほっとしました。
ほっとすると涙が出てきました。
駐車場をぐるりと眺め回すと、お風呂のあった旅館とは別の方向に道がありました。
そっちに行ってみることにしたんです。
それならあの人たちと会わなくてもすむからです。
道は細い路地でした。
ずーっと行くと、そこはまた別の駐車場でした。
あたりを眺め回してみると、奥の方に「遊歩道」という掲示板がありました。
私はためらわずそちらに行きました。
バスの時刻まではまだ時間があります。
「ちょっとお散歩しよう」
枕木の不安定な階段を下ると、そこは川沿いに狭い遊歩道が続いていました。
もう片側は森でした。
下ったところに地図がありました。
川はさっきの露天風呂のそばを流れていた川でした。
遊歩道はそちらまでは行かず、途中でぐるっとまわってバス停にも抜けられるようでした。
「これならあの人たちに出会うことなくバス停に戻れる」
安心したら、喉がからからに渇いていることに気づきました。
地図の隣に自動販売機があったので、バッグから財布を出してホットコーヒーを買い、喉を潤しました。
飲みながら遊歩道を眺めましたが、誰もいないようでした。
川のせせらぎだけが聞こえてきました。
私は空き缶をゴミ箱に捨てて、遊歩道を歩いていきました。
くねくねと曲がりくねっていました。
耳に神経を集中させたのですが前にも後ろにも人の気配はありませんでした。
私は一応前後に誰もいないか確かめ、ファスナーを下ろし始めました。
じーっというジッパーの音がとても大きく感じられました。
そして前を全部はだけてしまったんです。
冷たい空気が胸やおなかをなでまわしました。
でも乳首は固く尖っていたし、おまんこもエッチな液でふあれ、ふとももを伝っていました。
私のからだは待っていたんです。
思いがけない露出でした。
ポケットに手を突っ込み、前をはだけたままでぶらぶらと歩いていきました。
ひょっとして前から突然誰かが現れるかもしれない。
そんな不安が私の気持ちをますますたかぶらせていったのです。
でも誰もいません。
私は思いきってベンチウォーマーを脱いでしまいました。
靴下とズックだけの全裸です。
脱いだベンチウォーマーとバッグを抱えて歩きました。
でもまだ物足りない。
ベンチウォーマーとバッグを木の根元の裏側に隠しました。
そしてそのままの格好で前の方に走り出したんです。
どうかしていたと思います、今考えると安全の確認もなくそんなことしちゃうなんて。
ほんの50メートルくらいだったと思います。
でもちょっと息がきれたので歩くことにしました。
緩やかな曲がり角を曲がろうとしたときです。
がさっと遠くの方から葉っぱを踏むような音が聞こえたような気がしました。
その音で私の正気は戻ってしまいました。
「いけない、見つかっちゃうよ」
私は森の方に入っていき、太い木の陰に身を潜めました。
がさっという音が近づいてきました。
私は木の陰にしゃがみながら、声が漏れないように口を手で押さえていました。
木の陰からようすをうかがっていると、おじいさんとおばあさんのカップルが通り過ぎていきました。
正気が戻ると恐怖でからだが小刻みに震えてしまいました。
がさっ、がさっ、ふたりは何事もなかったかのように通り過ぎてくれました。
でもお年寄りです。
すぐに出て行くのは危険です。
私はふたりが遠くまで行くまでじっと身を潜めていました。
「こんなところでも人は通るんだ」
私は急いで戻らなければならないのです。
でもじっと我慢して、腕時計が5分間を刻むのを待っていました。
その時間の長かったこと。
ようやく5分が経って私は遊歩道に戻りました。
これならふたりも遊歩道を抜けてしまったはずです。
私は小走りでバッグとベンチウォーマーを隠したところへ戻ろうとしました。
ふたりの姿はありませんでした。
でもまたいつ誰が通るかわからない。
目印も何もありませんでした。
「こんなところで見失ったら」
頭の中が不安で爆発しそうなほどでした。
そんな私の祈りが通じたのでしょうか、このときはすぐに見つけることができました。
ほっとしました。
「細心の注意をしなきゃ」
自分に言い聞かせました。
でも安心しちゃうとだめなんですよね。
またまたエッチな気持ちがむくむくと目を覚ますんです。
「ここでおしっこしちゃおうか」
さっき飲んだコーヒーのせいです、もよおしてきちゃったんです。
「あたりにトイレも見あたらないし、誰もいないし」
自分がこれからやろうとしていることを正当化しているんです。
私は立ったままで両足を拡げました。
そしておなかに力を入れると、じゃぼじゃぼとしちゃったんです、おしっこ。
足元にみるみる水たまりができていきました。
「誰も来ないよね」
自分に言い聞かせながら早くおしっこを終わらせようとしました。
この矛盾。
自分の意思でしているくせに、早く終わらせたい。
私は乳首をいじりながらそんな自分にあきれていたと思います。
最後の一滴が出尽くしたあとも、私は乳首をこりこりしながらそのまま立ち尽くしていました。
余韻を楽しんでいたんです。
とってもいい気持ち。
解放感。
でもそれは誰か来るかも知れないというリスクを伴います。
そのスリルが好きなんです。
我ながら困ったものです。
いつまでもそうしていられないので、私はバッグからパンティを取り出し、太ももについたおしっこをぬぐいました。
それをバッグにしまい、ベンチウォーマーを羽織りました。
うーん、暖かい。
やっぱりちょっと寒いんですよね、もう。
腕時計はもうバスの時刻に近くなっていました。
ぐるっとまわってバス停に行くつもりだったのですが、予定を変更して、来た道を戻ることにしました。
あの人たちのマイクロバスだって、もう行ってしまっているはずです。
もしまだ出発していなかったとしても、どうせ二度と会うことのない人たち、堂々とバスの横を通り過ぎてやるっ、てかなり大胆になっていたんです。
私は小走りで来た道を戻りました。
でもさすがに階段を登るときはちょっと不安でした。
おそるおそる登っていくと・・・、マイクロバスはもういませんでした。
ほっとするやら、ちょっとがっかりするやら。
あとはバス停に直行です。
そこでも少し露出したかったんだけど、またバスに乗り遅れたら大変です、真面目に?ひたすら小走りでバス停に向かいました。
バス停には誰もいませんでした。
バスの到着時刻までまだ20分ほど時間がありました。
ちょっと早く来すぎてしまったんです。
まわりを見回しましたが、やっぱり人影はありません。
私はベンチに腰掛けました。
いわゆるジカケツです。
木の冷たさがひんやりしていい気持ちでした。
「せっかくだからもうちょっと何かしたい」
我ながら困ったものです、またまたエッチな気持ちがわきあがってきてしまったんです。
私は着ていたベンチウォーマーの左腕を抜きました。
すると左腕はベンチウォーマーの中なんです。
大きめで中にゴアテックスが入っているので、腕を抜いても外見はあまり目立ちません。
でも抜いた腕の部分がちょっと不自然だったので、袖口はポケットに入れました。
こうすればポケットに手をつっこんでいるように見えると思ったからです。
あたりには相変わらず誰もいませんでした。
まるでゴーストタウンです。
私はベンチウォーマーの中で左手を使って乳首をこりこりしました。
ずっと尖ったままでした。
からだに電流が走るような感じでした。
でもからだをよじったりすると誰か隠れて私を見ていて変に思われちゃいます。
必死に我慢しました。
そっと脚を拡げました。
左手はおまんこです。
さっきふいたばかりなのに、とろとろでした。
淫乱な私。
クリトリスを指でちょんと触れただけでからだがはねあがりそうになるほどでした。
こらえきれなくなってしまいました。
私は右手でファスナーを胸のところまで下ろしました。
でもベンチウォーマーは生地がごわごわしているので、前はかんたんにははだけません。
調子に乗った私は立ち上がり、自動販売機の方を向きました。
道路に背中を向けた格好です。
立ち上がると、ベンチの私が座っていたところに、しっかりと染みがついていました。
それもちょうど私のおまんこの形のように。
私のエッチを示す刻印です。
それを見た私は「もっと、もっとやっちゃいたい」
時間がないという切迫感がいつもにもまして私を大胆にさせたんだと思います。
私はファスナーを下まで下ろしてしまいました。
前は完全にはだけた状態です。
そして右腕もベンチウォーマーから抜いてしまったんです。
これで私は全裸にただベンチウォーマーを肩から羽織っただけの状態になってしまったんです。
私は肩からベンチウォーマーが落ちないように、気をつけながらからだをいじりました。
おまんこはまるでおしっこもらしたみたいになっちゃっていました。
からだのどこを触れても感じてしまうのです。
私は立ったままほんの短いあいだに何度もイッてしまったんです。
もちろん、周囲にはしっかりと注意を払っていました。
クルマが一台、めずらしく私の背中を通り過ぎていきました。
そのときは手を止めたのですが、どきどきでした。
「向こうから見えないだろうか、もし見つかったらどうしよう」
でもクルマが通り過ぎてしまうとまた私の指は熱心にからだをいじりまわるのです。
止めることができませんでした。
「もっと何かしたい」
私はこのまま道路の方に向き直ってみたいと思いました。
周囲には誰もいません。
私は肩のベンチウォーマーが落ちないようにゆっくりとからだの向きを変えていきました。
そして、そして、とうとう道路の方を向いちゃったんです。
前はしっかりとはだけていました。
私は両腕で前が隠すことができないように、後ろで手を組みました。
明るい日差しの下、誰がいつどこから現れるかわからないところでとうとう私は露出してしまったんです。
からだが小刻みに震えました。
すぐ前の小さなお店は人の気配がありません。
でもひょっとしたらあのガラス窓の向こうから私のようすを見て驚いている人がいるかもしれない。
「まだ全裸というわけじゃないじゃない」
悪魔のようなささやきが頭の中に浮かびました。
私はそのささやきを打ち消そうとしました。
「だめよ、今ならすぐに隠せるけど、完全に脱いじゃったら大変なことになっちゃうよ」
小さな葛藤が生まれました。
「どうしよう」
私は迷ってしまいました。
するとそのときです。
お風呂に入った旅館の方の道からなにやらにぎやかな話し声が聞こえてきました。
私は一瞬どうしていいかわからず、身動きできませんでした。
しかしすぐに頭の中で警報が鳴り響きました。
私は自動販売機の方に向き直りました。
ところがそのとき、急に振り向いたので、肩にかかっていたベンチウォーマーがすとんとはずれてしまったのです。
思いがけず、全裸になってしまったのです。
私はあわててベンチウォーマーを拾い、右の袖を通しました。
そしてその声の方に目を向けました。
声は近づいてきているのですが、姿はまだ見えませんでした。
私は急いでもう一方の袖を通そうとしたのですが、あわてていてうまくいかなかったのです。
でもとりあえず、左手で裏地を押さえながら、右手でファスナーを一気に引き上げました。
そして左腕を袖に通そうとしました。
なかなかうまくいかずにあせってしまいました。
そのとき声の方に目をやって驚きました。
その声の人たちは、さっきのお風呂にいた人たちだったのです。
野球道具をいっぱい抱えていました。
見覚えのある顔がいくつかありました。
私が覚えてるってことは、向こうだって私を覚えているはずです。
私は袖を通すことも忘れて呆然としてしまいました。
だってあの人たちはさっきのマイクロバスでいなくなってしまっていたはずです。
でも今よく考えてみると、そのマイクロバスは別の人たちのもので、この人たちは温泉の近所の地元の中学生だったんだと思います。
練習試合なら2チームいなければならないんですよね。
そのときはそんな考えなんて思い浮かばなかったので、まるで幽霊にでもでくわしたような顔をしていたと思います。
そんな私をその人たちは見つけたんです。
誰かが「あ」というように小さな声をあげたのが聞こえました。
私に気づいたようでした。
急におしゃべりがやんで、みんな黙って私のいるバス停に近づいてきました。
私はまだ片袖をとおしていない状態でした。
左腕はベンチウォーマーの内側にありました。
腕の通っていない左腕がだらんとたれさがっていました。
今考えてもその私の格好は不自然でした。
私は背中を向けました。
その人たちがどんどん近づいてくるのがわかりました。
どさどさっと野球道具がバス停のまわりに置かれました。
そしてその人たちもまるで私を取り囲むように集まってきたのです。
恥ずかしかったです。
私は顔をあげることができませんでした。
みんながじろじろと私を眺めているのがわかりました。
「さっきお風呂にいた女だよな」
誰も不自然なくらい口をきかないのですが、どの視線も同じ事を語っているようでした。
さっきの私の裸の姿を想像していたんだと思います。
上から下まであちこちから視線が刺さるようでした。
中にはあからさまにうつむいいる私の顔をのぞきこむようにみあげる人もいました。
私の左手は依然ベンチウォーマーの内側でした。
でもいつまでもそのままではいられません。
私はたくさんの視線を浴びながら、ゆっくりと左腕を袖に通しました。
みんなそのようすをじっと眺めているのです。
私がなんでそんな格好していたと思ったでしょうか。
ひとりの人がベンチに腰掛けようとしました。
するとその人が小さく「あ」と声をあげました。
私はおそるおそる声の方に目を向けました。
その人、私のエッチな液に気づいたんです。
座ろうとして、ベンチの表面に変な形の染みがついていることに気づいたんです。
そしてその人、その染みを指でさわり始めたんです。
私は頭の中がぐるぐるし始めました。
でも結局汚れていると思ったのか、ベンチには染みを避けて荷物を置き換えただけでした。
「その指についた染み、私のおまんこから出たエッチな液なんだよ」
どうでもいいことなんだけど、なんかちょっとほっとしました。
腕時計に目をやりました。
バスは遅れているようでした。
時間の経つのがとてもゆっくりに感じられました。
本当に頭の中がぐらぐらと揺れるような感じで、ひょっとしたら本当に頭が揺れていたかもしれません。
そのとき、大事なことに気づいたんです。
「この中の誰かが脱衣所をのぞいていた人なんだ」
そうです、この中の少なくともひとりは私のベンチウォーマーの下は全裸であるということを知っているのです。
思わず顔をあげてしまいました。
みんなはびっくりしたようにはっとしました。
でもわからないんです、その人がどの人だったのか。
ベンチウォーマーの下で汗がぶわっと噴き出すようでした。
心臓の鼓動がどくんどくんと脈打ちました。
ひょっとしたらその人がみんなに教えていたら。
そこにいた全員が私の秘密に気づいているのだとしたら。
私はその場で消えちゃいたいほどの恥ずかしさを覚えていました。
誰かがまた「あ」と声をあげて道路に目を向けました。
その声にみんなが一斉に同じ方向を向きました。
ようやくバスが見えてきたんです。
私はほっとしました。
でもまた気づいたんです。
「財布、どこだっけ」
そうです、お金がなくちゃバスに乗れないのです。
ポケットには財布はありませんでした。
私はあせってどこにしまったか思い出そうとしました。
そうです、缶コーヒーを買ったときにバッグの中にしまったのです。
私はバッグを肩にかけたまま中に手をつっこみました。
脱いだジャージのあいだに財布はありました。
安心して私は財布を取り出しました。
ところが、あせっていたので、財布を取り出したはずみに、中のものがぼろっと地面に落ちちゃったんです。
パンティ。
それも裏返しで。
みんなはずっと私の様子を眺めていましたので、当然みんなの目は落ちたパンティに。
あちこちからまた「あ」という小さな叫び声があがりました。
そしてみんなそのままあんぐりと口を開けたままでした。
それもさっきおしっことエッチな液をふいたので、どこかじとっと濡れて汚れたパンティでした。
ハンカチだよって言い訳できない、誰が見てもわかるんです。
私はあわててしゃがんでそれを拾おうとしたんです。
でも悪い事って続きます。
私の足元にバッグに入ったバッドが置いてあって、しゃがんだはずみにベンチウォーマーの裾がバッドにひっかかっちゃったんです。
ほんのちょっとだけだったと思うんだけど、裾がめくれてお尻が出ちゃったんです。
冷たい空気がさわーっとしたのですぐに気づいて直したんですが、すぐ後ろにも何人か立っていました。
ほんの一瞬のことだったから、たぶんばれなかったと思うのですが、心底あせっちゃいました。
でもすぐに後ろを振り返るとその人たち、わざとそっぽを向いたんです。
やっぱり見られちゃったのかな、私のお尻。
私はひったくるようにパンティを拾い上げ、ベンチウォーマーのポケットにつっこみました。
でも今考えると不自然ですよね。
だって濡れて汚れたパンティをポケットにしまったんですから。
ふつうバッグに戻しますよね。
反省。
ようやくバスが到着しました。
「どうして時間通りに来ないのよ」
私は心の中で毒づきました。
ドアが開きました。
するとその人たち、目で私に先に乗れって促すんです。
私としては最後に乗ってその人たちとは離れたところに座ろうとしていたのですが、私が先にバス停に来ていたんだからという意味だと思い、先に乗り込みました。
そのとき、ステップを上がりきったとき、整理券をとろうと思ってひょいと下を見ると、さっき裾がまくれたときに私のすぐ後ろにいた人が、かがみこむようにして下からのぞいていたんです。
私はびっくりして裾をおさえました。
丈が高いからどうせ見えるわけないのですが、本当にびっくりしました。
だから野球部の人って嫌いです。
私は逃げるようにバスの中程のひとりがけの椅子に腰掛けました。
その人たちはバスの後ろの方に集団で座りました。
ほかにもいっぱい座席が空いているのに、野球部の人って本当に馬鹿です。
(かなり感情的です、ごめんなさい)
バスが発車しました。
でも後ろからの視線が刺さるほどに感じちゃいました。
みんな私を観察しているんです。
バスの音でよく聞こえなかったのですが、何かこちょこちょと小声で話しては下品な笑い声を上げていました。
絶対に私のことを話していたのです。
私は真っ赤になってうつむいていました。
バスは途中の停留所で止まることなく進んでいました。
そして、「××中学校前」というアナウンスのあと、停車ボタンが社内に鳴り響きました。
来るときにも見かけた校舎でした。
バスが停車するとその人たちはどやどやと私の横を通り過ぎて降りていきました。
ほっとしました。
でも、最後の人が私に向かって大きな声で言ったんです。
「ありがとうございました」
私は唖然としてしまいました。
何がありがとうよ。
今考えると、よーっくわかります。
あれだけ楽しませてあげたんだもんね。
でもそのときはまったく何のことかわからなかったんです。
バスはその後何事もなく駅に到着、私はトイレでジャージに着替え、電車で帰ってきたというわけです。
今思い返すとすごい体験しちゃったんだなーってつくづく思います。
で、結論。
「野球部の人ってやっぱり馬鹿で下品だ」
一日かかっちゃった。
朝から始めてもう夕方です。
テストも近いのに勉強もしないでこんなことしちゃって、いけない子です、私は。
ようやくおしまい。

うーん、今週はテスト勉強一色。
オナニーも、もちろん露出もおやすみ。
父が帰ってきました。
おみやげのワンピース、す・て・き。
父ってセンスいいんです。
それにひきかえ母は。
昨日買ってきてくれたペンケース、もらったものだから文句言うのもなんだけど、水色の地に七色の虹のデザイン、うーん、ポップってことでそれはそれなりなんだろうけど、ちょっとなあ・・・。
さっきは3人でお食事行ってきました。
でも、父が私立高校のパンフレット持ってきて、私に受けろって。
そうすると父と暮らすことになるのかなあ。
私は受けないよ。
地元に進学するんだよ。
私立進学の模擬試験を受けろって。
うーん、それはちょっと魅力的。
だってそうすれば一人でホテルに泊まらせてくれるって。
わかるでしょ、何が魅力的なのか。

テスト、終わりました。
順調です、ばっちりです。
結果は・・・。
あとは寝て待てです。
そろそろ再始動かな?

今日は暖かかったので、久しぶり裏山に行ってきました。
とはいうものの、やっぱり夏みたいにはいきません。
ぶるぶるです。
エッチな気持ちでいるときは興奮しちゃってあまり寒さなんて感じないんだけど、ちっょとでも気を抜くと急に寒さを実感しちゃいます。
まあ、お風呂入って今はぽかぽかだけど。
お昼を食べた後、ペットボトルのウーロン茶、一気飲み。
立ったまま腰に手をあてて、さあやるぞっ、て感じ。
そして今回は着衣のままで出かけました。
服を着たままでフェンスを越えたんだけど、何か違和感があったんですよね、それってやっぱり変ですよね、ふつう逆ですよね。
バッグに道具やタオル、それとホッカイロまで持って。
準備万端です。
木も枯れてきちゃって、空が枝の間から見えました。
地面も枯れ葉でいっぱいで、かさっかさっと踏みしめるたびに音がしました。
久しぶりの裏山。
前に来たときと同じでした。
ただ真ん中の木はなんかちょっと小さくなったみたいな気がしましたが、まあ気のせいだと思います。
そんなことってないですよね。
私は木の根元にバスタオルを敷いて、その上で服を脱いでいきました。
うっ、寒い。
でも変なもので、服を脱いでエッチな気持ちが高まると寒さが感じられなくなっていくのです。
全部脱いじゃいました。
おひさまの下、やっぱりいい気持ち。
そのままあたりをうろうろしちゃいました。
ここは私だけの楽園です。
楽園だから服はいらないのです。
乳首もおまんこも「早く早く」って急かします。
目を閉じてそっとからだをなでまわしました。
まるで誰かにいたずらされているみたいです。
今日も感度良好。
馬鹿みたいですか?
私はバスタオルのところに戻り、バッグから道具を出しました。
実は、あまり寒くならないうちにぜひやってみたかったことがあったのです。
私はエッチな道具をかかえて前のように木の枝によじのぼりました。
裸で登るのってからだのあちこちがすれちゃうんですよね。
だから慎重に登ります。
枝の上に腰掛けると下から見たときよりもずいぶん高く感じてしまいます。
私は幹に寄りかかりながら作業を開始しました。
まず枝に足錠をつけます。
そして手首と足首にリストバンドをつけます。
それから枝の上でおまんこにハンドグリップを入れちゃいます。
実は一昨日の晩、部屋でオナニーしたときに、使っちゃったんです、ハンドグリップ。
あの握力をつけるためのぐにぐに握るやつ。
その持つところの片方です。
そしたら、すごく濡れていたこともあって、ぬるって感じで入っちゃったんです。
最初はびっくりしちゃって唖然としたのですが、そこは私、ハンドグリップをぐにぐにしちゃいました。
それまでにないほどの快感が頭のてっぺんまで突き抜けるようでした。
バネのところがちょうどクリトリスに当たって、ひやっと冷たくて気持ちいいんです。
それからハンドグリップを動かしながらクリトリスをむくようにいじると、頭の中が真っ白になってしまったんです。
もうどれくらいやっていたかわかりません。
気がついたらベッドの上で息をはあはあさせながらぐったりしていました。
知らないうちに声をあげちゃって、母に聞こえなかったかなってちょっと心配になるほどでした。
で、寒くなる前にやってみたいと思ったんです。
からだはもうエッチな状態で、おまんこはおしっこしたもらしたみたいに太ももまで濡れていました。
「さあ、やるのよ」
緊張で胸はどきどき、息ははあはあでした。
おまんこにハンドグリップを押し当てました。
するとぬぷぬぷって感じで、おまんこが飲み込んじゃったんです。
ハンドグリップのバネのところにはひもをくくりつけておきました。
枝の上で立ち上がってみると、おまんこから長いしっぽが生えたみたいでした。
立っても抜けないものなのですね。
クリトリスに当たったバネの部分、やっぱりひんやりしていい気持ち。
首輪をつけました。
これっていわばエッチの象徴みたいなもの。
首輪をつけると私はどこまでもエッチにならなければならないんです。
それから乳首に洗濯バサミ。
甘い唾液がのぼってくるみたいでした。
そして口に手錠をくわえました。
ポッチは何回も確かめました。
カギなしでも大丈夫です。
いよいよです。
私は枝にくくりつけた両方の足錠に足首を入れました。
がちゃんと音がして私の足首は固定されてしまいました。
もう逃げられないんです。
私は手錠をくわえたまま深呼吸をひとつして、枝に両手をかけました。
そして鉄棒をするみたいにゆっくりとからだを下ろしていきました。
両脚は少し開いた状態でした。
足の裏がくるんとまわって枝の下側にかかりました。
からだは逆さまです。
髪が下に垂れ下がりました。
私は右手をのばして木の幹にかけました。
あとは左手を離すだけです。
世界がひっくり返ってしまいました。
私は心の中で「せーの」と叫んで、左手を離しました。
それでも勢いがついてからだがぶらんぶらんと大きく揺れました。
その瞬間が痛いんですよね。
足首がぎゅーっ、とつかまれるみたいです。
私は思わず地面に両手をついてからだを支えました。
逆立ちです。
洗濯バサミのくっついたおっぱいが下向きになりました。
ほんと、重力ってすごいですね。
息がはあはあしました。
口に手錠をくわえていたので、よだれがだらだらと流れ、頬を逆に伝います。
私は口の手錠を手に持ち直しました。
初めは地面に手がつけるように前で手錠をかけようと考えていたのですが、せっかくだからと(?)いつものように後ろ手にかけることにしたんです。
逆さまになっていると、感覚が狂ってしまいます。
なかなかうまくかかりませんでした。
でも、なんとかがちゃっ、と手錠をかけちゃうと、「ああ、とうとうやっちゃった」、うれしいような、こわいような。
「誰か来たらどうしよう」
来るわけないのに、ずるい私です。
でも、誰かに見てもらいたい、私のエッチな姿。
背中にひもが垂れ下がっています。
くいっと引っ張ってみると・・・。
宙づりなのに、からだがびくんと動きました。
気持ち良すぎるんです。
すごい衝撃です。
クリトリスもバネでこすられちゃう。
私は宙づりのままで感じてしまいました。
今考えると、とんでもなくあぶない行為でアブな行為ですね。
ほんとはずっとそのままで楽しみたかったんだけど、だんだん頭に血が上ってくるのがわかりました。
だんだん苦しくなってきたんだけど、おまんこは前回と違ってからだが揺れたりひもを引っ張ったりするたびにびりびりと電流が走るみたいな快感が突き抜けました。
おまんこはとっくにぐしょぐしょに濡れていました。
エッチな液がお尻やおなかに伝ってきているのがわかるほどでした。
それに加えて今回は、ハンドグリップのバネがクリトリスをいじりまわすのです。
こんな快感、初めてでした。
でも私にはもうひとつの目的がありました。
目を閉じておしっこの穴に神経を集中させました。
来る前にはたっぷりウーロン茶を飲んでいたので、裏山に登ってくるときからおしっこしたくなっていたんです。
ですから、しゃーっ、て感じでおしっこが出てきました。
でもハンドグリップがあるので、前みたいにきれいにしゃーっ、と出るのではなく、とぽとぽと、あふれるみたいに出たんです。
おしっこは私のからだを伝って落ちてきました。
全身がおしっこまみれでした。
顔にもまるで水道の蛇口の水で洗うみたいに流れていきました。
とてもじゃないけど、目なんて開けられませんでした。
鼻にも入ってむせちゃうし。
ようやくおしっこが止まりました。
そっと目を開けましたが、ひりひりしました。
垂れ下がった髪の先からぽたぽたとおしっこがしたたり落ちていきました。
私は呆然としてしまいました。
からだの痛みはあまり感じませんでした。
感覚が快感をむさぼることに集中してしまったようです。
でも頭に上った血のせいでしょうか、息が苦しくなってきました。
私は後ろ手の手錠のポッチを押しました。
そのとき、「また壊れちゃったら・・・」とちょっと怖かったのですが、ぱちんと今回はかんたんにはずれてくれたのでほっとしました。
手錠ががちゃんと地面に落ちました。
私は自由になった両手で宙づりのまま木の幹にしがみつきました。
そして乱れた息を整えてから、慎重にからだを起こしていき、ようやく木の枝に手をかけました。
目がひりひりして大変でした。
それから木の枝に両手をかけて、鉄棒のような格好で足錠を片足ずつはずしました。
そのまま地面に飛び降りたのですが、やっぱり力尽きていたんだと思います、うまく降りられずにおしっこの水たまりの上にべちゃっ、と落ちちゃいました。
でも私はそのままおしっこの水たまりの上に大の字になって寝そべり、それからゆっくりとハンドグリップを抜きました。
もうぐちょぐちょで、ぬるんという感じで簡単に抜けちゃいました。
それから乳首の洗濯バサミをはずし、本当に自由のみになったんです。
その解放感のすばらしさ。
結局私はこのすべてをやり遂げた後の解放感が得たくてこんなことしているんだと思います。
動けませんでした。
寒さも感じられず、ただそのまま流れていく雲をぼんやりと眺めていました。
でもだんだんと興奮が冷めていくと、次第に寒さが感じられるようになりました。
私は汚れた道具をビニール袋に入れ、形跡がのこっていないかしっかりと確かめて裏山を下りました。
からだはおしっこや泥で汚れていたので、服は着ませんでした。
私って裸の方が当たり前なのかな。
裏山を下りるとき、腰ががくがくで大変でした。
これから夕飯を食べて勉強します。
切り替えと集中。
私が学校で学んだ唯一の知恵です。
それでは。

やっぱりしたいんだよね、エッチなこと。
今日は一日勉強するぞっ、て思ったんだけど、昨日のことばかり考えてもやもやしちゃってだめなんです。
勉強が手につきません。
明日は予定変更です。
電車で少し離れた町の公園まで行って遊んできます。
そうと決めたら、あと今晩は勉強だ。

行ってきました、公園。
われながらエッチなことになると苦労をいとわないなあとつくづく感じちゃいました。
だってみんな手間かけてやる?ふつう。
長袖Tシャツにジーンズの膝までのスカート、それにベンチウォーマーを羽織って出発です。
自転車で駅まで行き、そこから電車でGO。
目的地の駅からは今度はバスに乗り継いで。
前にも来たことがある公園です。
だから「勝手知ったる」場所です。
でも一応、昨日地図でしっかり確認し、インターネットでバスの時刻まで調べました。
今度はきちんと土日の時刻ね。
われながら行動的です。
何事につけこうだといいんだろうけど。
まだ9時をすぎたくらいでした。
公園を一応ぐるーっとまわってみましたが、散歩をしているお年寄りが何人かいただけで、あとは静かなものでした。
リュックを背負った私は、まずとりあえずはトイレへ。
そこの公園ってトイレが二カ所あるんです。
一カ所は公園の奥にあり、その入口付近には背の高い木がぽつりぽつりと生えていて、裏は雑木林です。
私が最初に入ったのはこちらです。
もう一カ所は公園の入口のそばで、周囲に木立はあるのですが、入口の向こうは広い道路で、ときどきクルマも通りすぎます。
距離にしてほんの100メートルくらいでしょうか。
ふたつのトイレは一本の道に面していて、裏の雑木林も繋がっています。
私が何をやろうとしていたかわかったでしょうか。
そうです、トイレ渡りを実行しようとしているのです。
それも白昼堂々と。
「どうしてそんなことしなくちゃいけないの」
わかりません。
でもそれは自分で決めたことなんです。
私はやらなくちゃいけないんです。
個室を出てもう一度トイレとその周辺の様子をしっかりと確認し、今度は公園の入口付近のトイレに向かいました。
ほとんど同じ造りです。
周囲にもトイレの中にも誰もいませんでした。
それからまた奥のトイレに戻り、さっきの個室に入りました。
いよいよ決行です。
胸がどきどきしました。
口の中がからからに乾いていました。
私はバッグの中から手錠のカギを取り出しました。
カギはポッチの壊れた手錠のものでした。
そしてそれを個室の汚物入れの下に隠したんです。
どきどきしました。
それだけのことなのに、手がじっとりと汗ばんでいました。
これから自分がやろうとしていることはこれまでやってきてきたどのことよりも危険を伴うものでした。
でも私はやらなければならなかったのです。
それがあたかも私の義務であるかのように。
頭がぐらぐらして足が地面につかないようでした。
まだ午前です。
そんな時間帯にこんないやらしいことを実行しようとしている自分が信じられませんでした。
「本当にやるの?」
頭の中で自問自答しました。
躊躇する私もいました。
でも答えはイエスなんです。
私はゆっくりと着ていた服を脱ぎました。
そして脱いだ服はバッグに。
もちろん全裸です。
ズックとソックスだけは履いていたけど。
バッグの中からポッチの壊れた手錠と首輪と洗濯バサミを取り出しました。
ハンドグリップは、本当はやりたかったのですが、家で試してみるとちょっと歩いただけで抜けちゃうので、泣く泣く今回はなしです。
ベンチウォーマーはバッグに入りませんでした。
私は両方の荷物をかかえて個室を出ました。
誰もいません。
周囲に耳をそばだてましたが、さっきと変わりなく、物音はしませんでした。
私はバッグとベンチウォーマーを掃除用具入れの中にしまいこみました。
扉に「清掃は14時」と書かれた紙が貼ってありました。
それまでは誰もこんな扉、開けるはずがありません。
扉をばたんと閉めました。
これで私は逃げられないのです。
私は個室ではなく、わざといつ誰が入ってくるかも知れないトイレの中で準備をすることにしました。
まず首輪をつけました。
それから、両方の乳首に洗濯バサミ。
これで私は誰が見ても変態です。
もし見つかれば言い逃れはできないのです。
そう考えるとからだがぶるぶるっと震えました。
洗面台のところに鏡がありました。
私のいやらしい姿が映し出されていました。
「誰かに見られたらこんな格好で見られるんだ」
やめようか。
するともうひとりの私が強い口調で命令するのです。
「今やらないと、どうせいつまでも後悔しちゃうんでしょ。だったらやりなさいよ」
私はその声に決心を固めたんです。
心臓がどきどきして爆発しそうでした。
乳首の甘い痛みがきゅーんと突き抜けて、おまんこに届いたような気がしました。
もうそのときはおしっこをもらしたみたいにエッチな液が太ももを伝っていました。
私はほとんど無意識のまま、おまんことクリトリスをいじっていました。
その姿が洗面台の鏡に映し出されるのです。
「なんていやらしいの」
鏡の中の私の目が虚ろになっていきました。
その時点で私の理性はどこかにすっ飛んでしまっていたのです。
私はそれが当たり前のように両手を後ろにまわしました。
そして、まず右手首に手錠をかけました。
そして左手首を輪の中に入れ、その輪を右手で押さえつけました。
「がちゃん」
どきっとしました。
その音は私の両手の自由が失われたことを知らせる音なのです。
これで、向こうの入口のトイレまで行かなければ私は服を着ることもできなくなってしまったのです。
「やっちゃった・・・」
自分がしでかしてしまったことに気が遠くなるほどのショックを受けてしまいました。
でもこうなっちゃうと、ぐずぐすしてはいられないのです。
いつ誰がトイレの前を通り過ぎるかわからないのです。
今こうしているときだって、誰がトイレに入ってきたっておかしくないんです。
そうなったら、何もしないうちに見つかってしまうんです。
逃げられないんです。
私はトイレの入口からそっと顔を出してあたりをうかがってみました。
さっきと同じです。
誰もいません。
トイレの中は薄暗いのですが、外は曇り空とはいうものの、明るく、目の前の景色がまるでパノラマみたいに広がりました。
私は息が荒くなっていました。
「どうしよう」
でもいまさら後には退けないのです。
向こうのトイレまで行かなければ手錠をはずすことができないんです。
陳腐な言い回しですが、本当に痛かったです。
隠したいけど隠せない。
誰か来ても私は裸をその人の目の前でさらさなければならないのです。
でもいつまでもそうしていられません。
私は、思い切ってトイレを出ました。
そして2,3歩前に進みました。
するともう隠れる場所はないのです。
頭がくらくらして地面が地震みたいにゆらゆらするような感じがしました。
だめです。
歩けないんです。
両手を後ろ手で縛っているので、バランスもうまくとれません。
それでもなんとかよろよろしながら、向こうのトイレに続く道を歩いていきました。
「誰も来ませんように」
祈るような思いでした。
でも目だってピントがずれたみたいになっちゃったのか、視界がゆらゆらと揺れていました。
遠くの方で誰かが見ていたとしても、たぶん私には気づかなかったと思います。
半分くらいまできたあたりだったでしょうか、公園の入口の向こうでクルマの音がしました。
私ははっとして、このときばかりは機敏に動いたんです。
道の脇の木立の陰に逃げ込みました。
逃げ込んだといってもからだを隠せるような木ではありません。
隠れたといっても気持ちだけのものだったと思います。
入口の外をクルマが通り過ぎていきました。
私は木立の陰でしゃがんでいたのですが、クルマの人がこっちを振り向けば絶対に見つかっていたと思います。
クルマが通り過ぎてもすぐには立つことができませんでした。
恐怖が心の底からわきあがっていたのです。
泣きたくなりました。
いえ、たぶんもうそのときは半べそかいていたと思います。
いくらか冷静になって木立の陰からまたあたりをうかがってみました。
同じです。
誰もいません。
「いつまでもこのままじゃいられない」
私は目的のトイレに向かおうと立ち上がりました。
ところがそこでバランスをくずして前のめりに転んでしまったのです。
右の乳首の洗濯バサミがぱちんとはずれちゃいました。
痛かったです。
あせってすぐに立ち上がろうとしました。
でも両手が使えないので、あせればあせるほど立ち上がれないのです。
恐怖に歯ががくがくしちゃいました。
私はからだを仰向けにして地面にお尻をつき、ようやく立ち上がることができました。
小石がお尻や背中にちくちくしました。
でもそんなことに構っていられません。
私は立ち上がると道に出て、一気に目的のトイレを目指して小走りで駆け出しました。
「また転んだら今度こそ誰かが来ちゃう」
心の中は恐怖心でいっぱいでした。
ゴールは目の前でした。
私はほっとしました。
その気のゆるんだ瞬間、入口の外の道路の向こうから、自転車が一台来るのが見えたのです。
女の人でした。
まだ遠くの方でした。
私は一瞬足が止まり今来た道を戻ろうとしてしまいました。
でもすぐに思い直して目の前のトイレに駆け込むことにしたんです。
当たり前ですよね、でもとっさのときって判断力が狂っちゃうんです。
私は自転車の人の方を向かず、ただ目の前のトイレの入口目指して小走りで駆けました。
ほんの一瞬のことだったと思います。
けれどもそのときのことを今こうやって思い出すと、ものすごく長い時間に感じてしまいます。
私はトイレの中に駆け込みました。
トイレの中にはもちろん誰もいませんでした。
私はトイレの壁に背中をもたれて息を整えました。
はあはあしていつまでもおさまりませんでした。
「気づかれなかったよね、気づかれなかったよね」
自分に大丈夫だと言い聞かせました。
脚ががくがくしちゃって、その場に崩れ落ちそうでした。
動悸はいつまでたってもおさまりませんでした。
じっと耳だけに神経を集中させて外の様子をうかがいました。
自転車は公園に入ることなく、そのまま入口の前を通り過ぎていったんだと考えるようにしました。
ところが、トイレの前で、きいっ、という音がして、そのあとかたんっ、ていう音が。
血の気が引く思いでした。
「しまった、気づかれた、私を追ってきたんだ」
目の前が真っ暗になってしまいました。
私は慌てて個室に飛び込みました。
ところが、後ろ手に手錠をしていたので、トイレの内側のカギをうまく閉めることができませんでした。
私は何度がカギをがちゃがちゃとかけようとしたのですが、その人がトイレに入ってくる気配がしたんです。
私は息をのみ、後ろ手に両手でカギをがっちりと押さえました。
するとその人、隣の個室に入っていきました。
カギをかける音。
衣擦れの音。
トイレットペーパーが回転する音。
そして、おしっこの音。
しばらくして水が流れる大きな音。
私は隣の様子をじっとうかがっていました。
カギを握る手が汗ばんで、手がはずれそうになるのを必死になってがまんしました。
心臓の鼓動が隣に聞こえたりしないかと本気で心配してしまいました。
ものすごく長い時間に感じられました。
ばたんと隣の個室のドアが開く音が派手に鳴り響きました。
その音にびくんとしちゃいました。
それから洗面台で手を洗う音。
そして、その人がトイレを出て行く気配。
かたんという自転車のスタンドをはずす音。
そのあとは・・・。
沈黙。
やっぱり私には気づいていなかったようです。
隣に私がいたことさえも気づいていなかったのではないかと思います。
私は腰の力が抜けるのを感じました。
ドアに背中をもたれかかったまま、そのままずるずると崩れ落ち、トイレの床にぺたんとお尻をついてしまったのです。
汚いって考えている余裕なんてありませんでした。
自分が無事でいられたことに安心しちゃって、安心しちゃって。
でも次第にその安心が不安に変わっていきました。
「まだ半分なんだ」
そうです、カギは奥のトイレにしかありません。
帰り道、誰とも会わないという保証はどこにもないのです。
日曜日の午前です。
曇り空とはいえ、公園は一番人の多いときなんです。
自分の無謀さを反省しました。
私はそっと個室のドアを開き、おそるおそる出てみました。
トイレの中は何もなかったかのように静かでした。
入口からひょいと顔をのぞかせました。
いつのまにか霧雨が降り始めていましたが、依然として外は明るく、景色が広がっていました。
「こんなところを来ちゃったの」
自分のやったことに今更ながらどきどきしちゃいました。
でも今度は同じ道を戻らなければならないんです。
幸い公園には誰もいませんでした。
ですからさっきの私もたぶん誰にも見つからなかったと思います。
私は勇気を奮ってトイレから一歩踏み出しました。
するとそのとき公園の外の道路を一台のクルマが猛スピードで走りすぎていきました。
私はとっさにトイレに身を隠しました。
あわてていたので、トイレの床に尻餅をついてしまいました。
私はお尻と足を動かして個室に逃げ込もうとしました。
でもクルマの音は何事もなかったように通り過ぎていったのです。
ほっとしました。
けれどもまだ危険は去ったわけではないのです。
もう一度トイレの入口からそとをうかがいました。
耳にも神経を集中させましたが物音は聞こえません。
本当に静かだったんです。
私はまたそっと道に出ました。
周囲に壁がなくなると不安でいっぱいです。
私はふと自分のからだを見下ろしました。
両手を後ろ手で縛っていると誰が来ても隠すことができません。
胸を前につきだした格好なので、「見てください」と差し出しているようなものなんです。
その上、首には首輪、乳首には片方だけになっちっゃたけど洗濯バサミ。
変態を宣言しているようなものなんです。
360度見渡せるこんな場所で、私は足ががくがく震えちゃって動けなくなってしまいました。
「どうしよう」
なのにおまんこからエッチな液だけはとめどなく太ももをしたたり落ちていたのです。
もう足首のあたりまで垂れてきていました。
おまんこの中は頭の中とは裏腹に濡れていました。
歩くたびに付け根のあたりがくちゅくちゅと音をたてていたんです。
たとえ誰かに見つかろうとも、私は進んでいかなければならないのです。
ひょっとしたら、誰かに見つけられたかったのかもしれません。
そしてそれが私に今まで経験したことのない快感をもたらしてくれると思うのです。
でもそのことによって私が支払うであろう代償はあまりにも大きいということも知っていました。
結局は進むしか道はないのです。
私は震える足を一歩一歩確実に進めていきました。
でもなかなか前に進めないのです。
明るい公園でひとり、私はこんな危険を犯して、しかし確実に感じていたのです。
ようやくまんなかあたりまで来たときです。
公園の入口の向こうで人の声がしました。
驚いた私はとっさに道の脇の雑木林に駆け込みました。
こんなときってからだの方が先に反応しちゃうんですね。
それまでのよちよち歩きが嘘みたいでした。
私は比較的大きな木の陰に隠れました。
両脚を開いてしゃがみこんだ格好は、まるでお相撲さんの土俵入りみたいです。
こんな姿見つかったら、いかにも「見てください」っ、ていってるみたいです。
公園の入口の向こうを、そろいのジャージを着た女の人たちの一団が自転車で通り過ぎました。
頭に手をかざしている人もいました。
自分では気づかなかったのですが、さっきまでの霧雨が小雨に変わっていたのです。
私はそんなことさえ気づかなかったのです。
自転車が通り過ぎたあと、しばらくはじっとしていました。
小雨が木の間から私の頭や背中にも落ちてきました。
道も雨で濡れていました。
私は前にずぶぬれになったことを思い出し、雑木林を通ってトイレを目指すことにしたんです。
ズックも履いていたし、最初の予定とは違ったけれど、そのときはその方が安全だと思ったんです。
私は立ち上がり、できるだけ奥の方を歩くことにしました。
奥の方は道も木で隠れてところどころ見えなくなるんです。
でもカギのあるトイレの裏側はよく見えました。
私はこれで見つかる心配は少なくなったと思い、いくらか安心して進んでいきました。
いくらか雨が強くなったのでしょうか、さーっと雨の音が聞こえました。
雑木林の中の私も結局全身が濡れてしまいました。
顔を手でぬぐえないのってつらいんですよね。
でもそんなぜいたく言っている場合ではありませんでした。
こんな季節に雨に濡れちゃって、風邪ひいちゃうんじゃないか、そんな心配していました。
そしてようやくトイレの裏にたどりつきました。
トイレの裏にはちょっとひさしがあったので、そこでしばしの雨宿りです。
そこは丈の短い草はあったけどほかに木もなく、ちょっとしたスペースになっていました。
ほっとしました。
「ここまで来れば・・・」
こんな雨です。
公園には誰もいないはずなんです。
「ようやく解放される」
安堵感からでしょうか、しばらくのんきに上から落ちてくる雨粒をぼんやり眺めていました。
ところが、トイレの表側が急ににぎやかになったのです。
きーっ、がちゃん、きーっ、がちゃん。
次々と自転車が止まる音でした。
「ひどい雨だよぉ、ここでしばらく雨宿りしよぉ」
トイレの中で女の人たちの声がしました。
たぶんさっき自転車で通り過ぎていった人たちが戻ってきたのだと思います。
雨が本降りになってきたので雨宿りのためにここまで戻ってきたのでしょう。
「どうして、こっちのトイレなの?入口のそばの方がいいのに」
私は心の中で毒づきました。
でも彼女たちの行動を私がどうすることもできません。
「どうしよう」
またまた頭の中がぐらぐらしてきました。
私は「もう助かった、大丈夫だ」とすっかり安心していたので、この思いもよらない事件にすっかり気が動転してしまったんです。
トイレの中でたくさんの人の気配がします。
もしさっきの人たちだとしたら、7,8人はいるはずでした。
その人たちが雨がやむまでここに居座るとしたら。
考えただけで気が遠くなりそうでした。
それに、中には私の脱いだ服とベンチウォーマーが隠してあります。
個室の汚物入れの下には手錠のカギもあるんです。
「もし見つけられたら」
服を見つけられたら私は裸でバスと電車に乗って帰らなければならないのです。
カギまで見つけられたら・・・。
ぞっとしました。
トイレの中ではけたたましいほどのおしゃべりです。
「先生がさあ・・・」
「○○ってやな先生だねー・・・」
おしゃべりの様子からその人たちが中学生か高校生だとわかりました。
私は無駄だと知りながら、トイレの裏の壁にぴったりと背中をつけて隠れていました。
代わる代わる個室に入っておしっこをしているようでした。
ドアが乱暴に開閉されるたびに私はからだをびくんと跳ね上がらせました。
「どうしよう、どうしよう」
中で声がしました。
「私の自転車、買ったばかりなんだ」
人の気も知らないで。
「じゃあ、濡れるともったいないじゃない、トイレの裏に置いたら」
その会話の意味を理解するまでちょっとだけ時間がかかりました。
えーっ。
がちゃんと音がして、誰かがトイレから出てくる気配がしました。
私はあわててトイレの壁づたいに反対側に逃げました。
動転していたんですね、トイレの横、つまり公園の入口側の壁の方に逃げちゃったんです。
そこは木もなく、公園の入口からも、芝生の方からもすっかりと見通せてしまうんです。
私は動転しました。
雑木林の方に逃げるべきだったのです。
でももう遅いのです。
がちゃがちゃと誰かが自転車を押してトイレの裏側に来た気配がしました。
私は壁にはりついたままからだを固くしていました。
恐怖で動けませんでした。
目は公園の入口を見つめていました。
誰かが通れば絶対に見つかってしまいます。
でも動くことができないのです。
からだを隠したい、でも立っていると胸を突き出す格好になってしまうんです。
どうすることもできませんでした。
トイレの裏側の物音が消えました。
「置いてきた?」
「うん」
私はそっとトイレの裏側をのぞきました。
そこには自転車が一台あるだけで誰もいませんでした。
ひとまずほっとしました。
雨は次第に小降りになってきました。
でもからだは冷えちゃって、体温が下がっているのがわかりました。
「ああ、このままこんなところで死んじゃうのかなあ」
そんなことまで考えてしまっていたのです。
でもこんな状況です、ペシミスティックにならないほうがおかしいんです。
どうすることもできませんでした。
トイレの中ではにぎやかなおしゃべりが続いていました。
雨はやんだようでした。
でも中の人たちはそのことに気づいていないらしく、けたたましい声でおしゅべりをつづけていました。
雨はやんだよって教えてあげようかとさえ思いました。
すると「あれ、やんだんじゃない?」という声がしました。
やったー。
荷物を持って出て行くような気配がしました。
そこで気づいたんです。
「この自転車、取りに来る」
私は雑木林に逃げ込もうとしました。
ところが、雨でぬかるんだ土に足をとられ、その場にぺたんと尻餅をついてしまったんです。
どうしよう。
自転車の持ち主が近づいてくる気配がしました。
私はこうしてはいられないと、お尻を持ち上げ、しゃがんだ姿勢のままでまたトイレの横の壁にまわったんです。
雨は上がり、周囲はまた明るくなっていました。
どきんとしました。
トイレの前で女の人たちの声がしました。
自転車に荷物を積んで出発しようとしているのです。
「見られちゃう」
パニックでした。
がちゃがちゃと自転車に乗る音がすぐそばで聞こえました。
トイレの裏に逃げようとしたのですが、そちらにもまだ自転車の持ち主がいるようでした。
私はどうすることもできず、必死に壁に背中をくっつけました。
そんなこと無駄なのに。
でも本当にどうすることもできなかったのです。
すると、一台の自転車が私のすぐ目の前を走りすぎていきました。
「待ってよー」
のんなきな声をあげてまた一台通り過ぎました。
あの人たちが後ろさえ振り返らなければ見つからないのです。
「お願い、振り向かないで」
無信心の私が神様に祈りました。
そしてまた一台、また一台と自転車は続いていきました。
「ちょっとー、待ってよー」
振り向かないで、振り向かないで。
生きた心地がしませんでした。
私は彼女たちの後ろ姿に祈りました。
先頭の人は公園の入口を通ってしまいました。
曲がるときもこちらを振り返ることはしませんでした。
私は呆然としながら彼女たちの後ろ姿を見送りました。
みんな行ってしまったようでした。
ほっとした私はトイレの裏側に戻ろうとして固まってしまいました。
そこに自転車の後輪部が見えたのです。
その人、まだいたんです、そこに。
でも姿はもう壁の反対側でした。
どきっとしました。
「あと少しだけ早く裏側に戻っていたら見つかっていた」
そう考えると今でもぞっとします。
トイレの前の道を自転車が走りすぎる音がしました。
私は安堵感からぺたっとその場に尻餅をついてしまいました。
何度目の尻餅でしょう。
お尻は泥だらけでした。
もう動くことができませんでした。
私は両脚を開いて座り込みました。
ところがひょいとおまんこを見ると、ぬらぬらと濡れていたんです。
あんなとんでもない状況に出くわしておきながら、おまんこは喜んでいたのです。
やっぱり私は変態です。
こんなことして快感を覚えちゃうなんて。
私は最後の力を振り絞って立ち上がり、よろよろとトイレの表にまわりました。
もうまわりに誰かいないかなんて確かめることもしませんでした。
よろよろとよろめきながらトイレに入りました。
誰もいません。
でもさっきの人たちの体温が残っているような気がしました。
個室に入って汚物入れを足で動かしました。
カギはそのままでした。
私は床に座り込んでカギをつかみました。
そしてカギ穴に差し込もうとしました。
指の感覚がなくなっていて、なかなかうまくいきませんでした。
それでもようやくなんとかカギをまわし、手錠をはずしました。
手首があざのようになっていました。
やっぱりリストバンドはつけるべきでした。
掃除用具入れを開けると、バッグもベンチウォーマーもそのままでした。
バッグからタオルを取り出し、蛇口で濡らして髪や顔、からだをふきました
完全にふきとることはできませんでしたが、いくらかさっぱりしました。
髪は生乾きの状態だったので、ハンカチでごしごしふきました。
それから私は裸の上にベンチウォーマーを羽織りました。
ファスナーは首の下のあたり、ちょっと余裕をもって引き上げました。

からだを隠すことができる、ほんのちょっとの違いだけで全然違うんです。
人間に戻れるっていうか。
おおげさでしょうか。
私は毛糸の帽子ですっぽりと髪を包み込みました。
ちょっとこの季節には早いスタイルでしたが、違和感はなかったと思います。
私はバッグを肩にかけてトイレを出ました。
足がふらふらしていました。
こんな時間帯にトイレで着替えることだって、考えてみればとっても危険な事だったんですが、そのときの私はもう大人が酔っぱらったみたいになっていたんだと思います。
エッチな自分に酔ってしまう、そんな感じだったんです。
まともな判断力がなくなっていたんだと思います。
公園には依然誰もいませんでした。
「なーんだ、びくびくすることなんてなかったじゃない」
過ぎてしまえば何でも言えるんです。
公園の入口から出て、バス停に向かいました。
途中、犬を連れたおじいさんとすれ違いました。
そのおじいさん、すれ違いざまに立ち止まり、私の顔をまじまじと眺めたんです。
私は「顔が汚れているのかな?」と思い、おじいさんが通り過ぎてからコンパクトを出して顔を確かめました。
さっき顔だけはよく洗ったから汚れていませんでした。
「どうしたんだろ」
ちょっと不審に思ったのですが、服だって着ているし、とあまり気にもかけませんでした。
「たぶん私が可愛いからよね」
なんて安心感からお気楽なことを考えていました。
バス停にはお年寄りの夫婦らしい人が立っていました。
時刻表を確かめるともうじきでした。
私は安心してふたりの脇に立ちました。
するとおじいさんの方がじろじろと私の方を見るのです。
「どうしたんだろう、さっきの人といい・・・」
不安がふくらんでいきました。
そこへ今度は制服を着た高校生の女の人たちが2人来て、私のそばに立ちました。
何か静かな声でおしゃべりしていました。
するとそのうちのひとりの人が私の方を見て「えっ」というような顔をしたんです。
私はとっさに「誰か知ってる人かな」とどきっとしました。
なにせベンチウォーマーの下は裸でした。
突然そんな顔されるとあせってしまいます。
さっきトイレで雨宿りした人とは違うはずです。
さっきの人たちはそろいのジャージで自転車でした。
じゃあどこかで私の様子を見ていた人だろうか、でもそんな人、いなかったはずだし。
私の不安はもう最高潮でした。
「ひょっとしてベンチウォーマーの胸元が開いていて中が見えてるのかもしれない」
思わず私は胸元に手をやりました。
すると、すると、大恥です。
忘れていたんです、首輪をはずすのを。
洗濯バサミは痛みを伴うので忘れなかったのですが、首輪の方はつけているうちにしていることを忘れてしまっていたのです。
顔がぱあーっと赤くなるのを感じました。
私は思わず高校生の人たちに背を向けました。
でもここで首輪をはずすわけにはいきません。
ネックレスだなんて誰も思ってくれるわけがありません。
私はファスナーを一番上まで引き上げました。
でも首輪は隠れてはくれなかったのです。
「どうしよう」
おろおろしていると、バスが来ました。
「一本、遅らそうか」
でも次はまた1時間くらいあるんです。
悩んでいるうちにバスは目の前で停まりました。
私は結局そのバスに乗っちゃったんです。
バスにはほとんどお客さんは乗っていませんでした。
私は誰も座っていなかったので、一番後ろの席に座りました。
お年寄りの夫婦の人たちは前の方に座りました。
ところが高校生の人たちは私の斜め前のふたりがけの席に座ったんです。
私はすきをみて首輪をはずそうとしていたのですが、高校生の人たちはときどきちらちらと私の方を振り返るのです。
そしてこそこそとなにやら話し、小さく笑ったりしたんです。
そのたびに私は消えてしまいたいほどでした。
とても首輪をはずせる状況ではありませんでした。
バスは途中で何度も停車し、そのたびに人が乗りました。
バスはほぼ満席になりました。
私の隣にも背広の男の人が座りました。
その人は結局降りるまで目を閉じていたので気づかなかったと思うのですが、隣の私はなるべく首を縮めてどきどきしていました。
途中で高校生の人たちが降りていきました。
そのとき、私の方をちらっと見て、ちょっと笑ったような気がしました。
顔が真っ赤になりました。
私は終点まで乗ります。
誰かに気づかれないか、気が気ではありませんでした。
でも終点近くになるとバスの中はまた閑散となりました。
ちょっとほっとしたのですが、ふと目を上げるとつり革につかまっていたおばさんがじっと私を見ていたことに気づいたんです。
私は無駄なことと知りながら首をできるだけ縮めました。
「どう思われているんだろう」
どきどきしました。
ベンチウォーマーの下は裸です。
ひょっとしたらそのことまで気づいているのかもしれない。
私は顔を真っ赤にしてじっと耐えていました。
そしてやっと、本当にやっとバスは終点の駅に到着しました。
私はその人から逃げるように、真っ先にバスを降りました。
そして駅のトイレに逃げ込み、個室の中で息を整えました。
はあはあして、喉がからからでした。
ベンチウォーマーを脱ぎ、フックに引っかけました。
裸でトイレに座り込み、首輪をはずしながら声を出さないように泣きました。
「なんでこんなことしなきゃならないの?」
自分に問いかけました。
でも答えはいつも同じです。
私のからだが答えなんです。
あんなにどきどはしていたのに、おまんこは濡れていました。
太ももまでエッチな液がこぼれていました。
乳首は洗濯バサミが恋しくてぴんと尖っていました。
答えは結局これなんです。
手のひらで全身をさーっとなでまわしました。
私のからだは電気が走ったみたいに感じてしまうんです。
これが私の性なんでしょうか。
なんて、そんなしゃれたものではありません。
ただエッチなだけなんですよね。
だってそのあと、怖いんならすぐに服を着ればいいのに、私はまた素肌の上にベンチウォーマーだけ羽織っちゃったんです。
帰りの電車もその格好のまま乗ることにしたんです。
今度は駅なので、行き交う人がいっぱいです。
そんなところで私はベンチウォーマー一枚で歩いていました。
でもからだが慣れてしまっていたというか、度胸が据わってしまっていたというか、あまり興奮はしませんでした。
困ったものですね。
その程度の露出では感じなくなってしまっていたのです。
私は切符を買って待合室で電車を待ちました。
前みたいに腕を抜いてからだをいじろうかとも思ったのですが、ひっきりなしに人が行き交うので、やっぱりすることはできませんでした。
ちょっとがっかり、というよりも自分がまだまだ理性的なんだってことにほっとしました。
時間が来て私は電車に乗りました。
電車は混んでいて私は座れずにつり革を持って立ちました。
ところが、暖房のききすぎなんですね、電車の中が暑くて暑くて。
でもファスナー下ろすわけにもいかない。
ふーふーいいながらがまんしました。
何事もなく駅に到着し、何事もなく家に帰ってきたというわけです。
でも玄関でベンチウォーマーを脱いでからだを点検すると、やっぱりエッチなんですね、濡れていました。
やっぱり何もしないつもりでも、からだは正直に反応していたんです。
それからそのままの格好でお風呂に向かい、シャワーを浴びて遅いお昼ご飯を食べて、パソコンに向かったんです。
でも途中でからだが熱っぽくなってきちゃって、体温計で測ると37度8分。
あわてて薬飲んで寝ました。
夕方からぐっすりです。
母には居間に書き置きしておいたので、母の帰宅も知らずに寝ていました。
というわけで、今日は学校、休んじゃいました。
母は昼前からお出かけしています。
すっかりよくなりました。
というわけで、今回は実は2日に分けて書いた日記です。
明日はちゃんと学校、行きます。

今度の土曜日、模試を受けに行きます。
ひとりで、です。
母が受験会場の予備校のそばのホテル、といってもビジネスホテルを予約してくれました。
本当はそんなとこ受かっても行く気はないのですが、ひとりで模試受験、これにひかれてOKしてしまいました。
最初は母も行くって言ってたんだけど、もう子どもじゃないよ、大丈夫だよって、ようやく説得しました。
模試なんてどうだっていいんです。
ふふふ。
楽しみでーす。
勉強もすんだんで、あとはオナニーしてぐっすり眠ります。

今日の帰り、こっそりとささやかな露出をしました。
授業中、エッチなことばかり考えていたからかな。
今日は帰りがちょっと遅くなってしまいました。
学校を出るときはもう真っ暗でした。
家に帰る途中、家も建物もない、田んぼに囲まれた真っ暗で真っ直ぐな道があるんですが、ふだんはあぶないからそんなところ通っちゃだめって言われているんです。
でもそこを通ると近道なので、内緒で通っている道です。
そうです、前に泥だらけになりながら手錠で通った道です。
今日も誰もいませんでした。
灯りもありません。
真っ直ぐな道で見晴らしはいいのですが、どこに誰がいるとも限りません。
私は自転車から下りてその場でじっとあたりの気配をうかがいました。
風の音だけです。
周囲にも誰もいません。
私はスカートの裾を持ち上げました。
冷たい空気が直接当たり、おなかにまでひんやりとしました。
そして私はまくり上げたスカートの裾を口にくわえました。
パンティは丸出しです。
おまんこがしっとりと濡れるのを感じました。
そこに冷たい空気が当たるとひんやりしてそこだけいい気持ち。
私は自転車を両手で押して、そのまま歩きました。
前後左右、人の気配はありませんでした。
「どうせ誰も来ないなら」
私は自転車を止めて、パンティを脱ぎました。
靴の泥がパンティにつかないように慎重に脱ぎました。
脱いじゃいました。
おまんこに冷たい空気。
でもそれに刺激されてエッチな液がとろっと流れて太ももに滴りました。
こうなるともう我慢できなくなってしまうんです。
私はくわえていたスカートの裾を口から離しました。
そして、一応あたりをうかがってから一気にスカートを脱いじゃいました。
下半身裸になってしまいました。
私は脱いだパンティとスカートをたたんで自転車のカゴに入れました。
それから下半身裸のまましばらく自転車を押していきました。
目は暗闇に慣れていましたが、誰かがいつ通るかもしれない道です。
どきどきしました。
でも誰も通りませんでした。
その道はもうすぐおしまいでした。
私はよしっと決心して自転車にまたがりました。
そしてせっかくそこまで自転車を押してきたのに、またそこからたった今来たばかりの道を引き返したのです。
もちろんライトはつけません。
サドルの振動がおまんこを刺激してぐしょぐしょになってしまいました。
「あ、サドルが汚れちゃう」
わかっていたけど止めることはできませんでした。
暗闇の中、声ももれていたかもしれません。
よたよたしていたかもしれません。
誰かがこのようすを見ていたら・・・。
今考えてもどきどきしちゃいます。
そしてとうとう道の入口のそばまで戻ってきちゃったんです。
自転車から下りると息がはあはあしていました。
あたりをもう一度確認しました。
もちろん人の気配はありませんでした。
私は制服とブラウス、それと下のTシャツを脱ぎました。
ブラウスのボタンをはずすときに手が震えたのは寒さのせいだけではありませんでした。
ブラをつけただけの変な格好になってしまいました。
それからブラジャーをむしりとるように取ってしまったんです。
とうとう靴とソックスだけの全裸になってしまったんです。
寒さはまったく感じませんでした。
エッチなことしているときって寒さは感じないんですよね。
脱いだ服は自転車のカゴへ。
さあ、出発。
でもそのときちょっと考え直しました。
私はまたすぐに自転車から下りて服を全部カゴから取り出しました。
そして、そのまま道路の脇に置いて風で飛ばないように上にカバンをのせました。
私はさっきスカートとパンティを脱いだところまで全裸のまま自転車で行かなければならないのです。
どうしてそんな危険なことを、って聴かれても答えられません。
そうしなきゃならないって自分で自分に義務を課しちゃうんです。
からだは正直です。
尖った乳首とぐちょぐちょのおまんこは、早く行きなさいよ、って私を危険な方向へと促すんです。
私は自転車にまたがりました。
さすがに心臓が爆発しそうなほど高鳴りました。
「さあ、行くよ」
自分で自分に言い聞かせて、私はペダルをこぎだしました。
自転車はすーっと走り出しました。
私はとんでもないことを始めちゃったとちょっとためらいましたが、ペダルを踏む足は止まりませんでした。
やっぱりこれは私の望むことなのです。
暗闇の中、全裸の私をのせた自転車は進んでいきました。
もちろんライトはつけません。
もう止まることはできませんでした。
目と耳だけは常に神経を集中させていました。
でも前後のどちらから誰かが来ても逃げることはできないのです。
全裸で自転車に乗っている自分を言い訳することはできないのです。
冷たい風が素肌に気持ちよく感じられました。
ふだんだったら冷たく感じるはずなのに、こんなことしているときって変ですね。
サドルの刺激はぐにぐにと激しくおまんこを刺激します。
でもなんとか倒れないように気をつけてようやくさっきの場所まで戻ることができました。
息が荒くなってはあはあしました。
胸が上下に大きく揺れました。
私は自転車から降りてスタンドを立てました。
地面に降り立つと自分の今の状況に心細くなってしまいました。
「またさっきのところに行かなきゃいつまでもこのままなんだ」
暗闇の中、私の服やカバンは見えません。
「どうしよう、誰かが来たら言い訳できない」
そう考えたら恐怖と不安が胸に昇ってきて、急に寒さを素肌に感じ始めたのです。
理性が戻ってきたのだと思います。
自分が今とんでもなく危険なことをしていることを思い知らされました。
私はすぐに自転車で戻ろうと決心しました。
サドルにまたがろうとしましたが、サドルはエッチな液でてらてらと濡れて暗闇の中でも光っていました。
その妖しい光が私のしていることをにやにやとあざ笑うようにつきつけるんです。
めまいがするようでした。
私はスタンドをはずし、その冷たくなったサドルの上にまたがりました。
ぬちゃっ、といやな感触でした。
でもそのときの私は一刻も早く服を着たかったのです。
ほとんど理性が戻ってきていました。
自転車をこぐとおまんこにいやな感触がしました。
風が全身に冷たくて、鳥肌が立つようでした。
私は全速力で自転車をこぎました。
たいした距離ではありませんでした。
時間的にはあっという間だったと思います。
でも私にとってその時間はとても長く感じられたのです。
ようやく、という感じで服とカバンのあるところに到着しました。
さっき私が脱いだときのままです。
ほっとして自転車を降りました。
よろよろと重しにしていたカバンをのけました。
するとそのとき、さっきまでとは違う、意地悪な強めの風が吹いたんです。
とっさにあわてて両手で服を押さえたのですが、一番上に置いていたパンティとブラジャーがぴゅーっ、と飛ばされてしまいました。
あっ、と声をあげる間もなく、田んぼの方に飛ばされてしまったのです。
暗闇の中ではどこに飛ばされたのか、見当もつきませんでした。
新しいやつだったのに。
でも制服が飛ばされたのじゃなくてよかったです。
下着なら一枚、二枚なくなっても母にばれませんが、制服だったらそうはいかなかったと思います。
でもそのときはとっさのことですぐにはあきらめきれず、暗闇の中できょろきょろ捜しちゃいました。
ようやくあきらめると、素肌の上にブラウスと制服とスカートだけつけました。
Tシャツでサドルをきれいにふき、丸めてカバンの中に押し込みました。
それからとろんとしながらよろよろと家まで帰ってきたんです。
母の準備してくれた夕食を食べて、今、こうして日記をつけているという次第です。
さあ、深夜になりました。
これからお風呂に入ります。
今晩はさすがにお外はなしです、寒いから。
では。

朝です。
ゆうべのこと、書いちゃいます。
さすがに外には出ませんでしたが、お風呂場で、やっちゃいました。
「自爆」っていうんですか、あれ。
この日記つけてお風呂を入れて、ご入浴。
冷えたからだがぽかぽかしいっていい気持ち。
全身しっかりと洗ってきれいさっぱり。
それでベッドでおやすみなさいならよかったんだけど、そういかないのが私なんですね。
むずむずしてきちゃったんです、あそこが、おまんこが。
食事のあとでウーロン茶をいっぱい飲んでいたので、おしっこしたくなっちゃったんですよね。
でもただするのってもったいない、せっかくの金曜日の夜なんだからって、前にHPで読んだ「自爆」をやっちゃえって、勢いで思いついちゃったんです。
さっそく洗い場に仰向けに寝そべって両脚を抱え込みました。
ところが、下がタイルなもんで、痛いんです、背中が。
それで脱衣所からバスタオルを持ってきて背中に敷きました。
これなら大丈夫でした。
もう一度挑戦。
仰向けになって両脚を抱え込みました。
首が痛くなるほどに背中を丸め込みました。
おまんこが少し変形してぱくっと開き、すぐ目の前でした。
どきどき。
自分のおまんこ、こんなに間近で見たことなんてなかったんです。
なんか、ひくひくしていたみたいでした。
まるでいやらしい別の生き物みたい。
ところどころヒゲなんか生やしちゃってさ。
私って薄いんですよね、あそこの毛が。
だからお風呂に入って濡れちゃうとたてすじがくっきり。
銭湯や温泉じゃしっかり見られたんだろうなーっ、て思います。
恥。
私は不安定なその格好のまま、おまんこを指でぐにぐにしました。
すぐさまとろっとしたエッチな液があふれ出してきました。
おしっこの穴にも刺激を。
でもなかなか出ないんです。
背徳的な行為だからでしょうか、私の理性がその行為を押しとどめていました。
「やっぱりやめようかな、せっかくきれいに洗ったんだし」
と、気を抜いたとたん、出たんです、おしっこが。
ホースの口を指で押さえた時みたいにぶわーっ、てばらまかれる感じで出たんです。
自分でも突然のことだったので、びっくりしました。
顔中におしっこが降り注ぎました。
目も開けられない。
宙づりになったときはそこから逃げることができなかったから仕方がないよねっ、てあきらめていたんだけど、ゆうべは逃げようと思えば逃げられるのにあえてその姿勢でおしっこを浴びていたんです。
そんな自分の変態さに我ながらあきれかえってしまいます。
おしっこは鼻や口にも入りました。
最初はおしっこが入らないように口をしっかりと閉じようとしていたんですが、途中から、「どうせやるなら」っ、てわざと口を大きく開けて自分のおしっこを口の中に入れようとしました。
うーん、変態です。
口の中にたまったおしっこ、飲み下そうとすると姿勢が姿勢なので、げほげほとむせてしまいました。
でも頑張って飲んだけどね。
髪もおっぱいもおなかもおしっこだらけになってしまいました。
下に敷いていたバスタオルもどんどんおしっこを吸っていきました。
最後の一滴が出ました。
私は両脚を抱えていた腕を離し、その場で横たわったまま動くことができませんでした。
息がはあはあしました。
鼻をくんくんさせるとなんか全身がおしっこ臭いような気がしました。
私は寝そべったまま背中で動いて、シャワーをひねりました。
最初ちょっと冷たい水が落ちてきてびっくりしましたが、すぐに温かいお湯がちょうど顔の上に落ちてきました。
シャワーに打たれていると、まるで誰かのおしっこを浴びているみたいな気がしてきました。
目を閉じていると、そんな妄想にかられてしまったんです。
私はシャワーの中で寝そべったままオナニーしました。
家の中でも工夫次第でできるんですね、感じることが。
どれくらいシャワーに打たれていたんだろ。
時間なんてわかりませんでした。
そのあともう一度お湯の中にどぼんとつかり、そのまま上がって髪を乾かしました。
もう一度シャンプーすればよかったんだろうけど、もうばてばてで、ドライヤーで髪を乾かしてベッドにばったり。
あとはそのまま裸のまま眠ってしまったんです。
そしてさっき目が覚めたというわけです。
記憶が新しいうちにと思って朝食の前に日記つけてます。
感心でしょ。
でも、髪、やっぱちょっとおしっこ臭いかなあ。
朝食のあと、今度は部屋でハンドグリップ使ってもう一度オナニーします。
うーん、勉強もしろよ。

勉強したよ、受験生なんだもん。
だってまた明日学校なんだもん。
母が帰ってくるもん。
一週間、ずっとストレスためこんでいたんだもん。
発散も必要だよね。
では。

クリスマスでした、プレゼント、もらいました。
おおみそかでした、紅白歌合戦を見ておそばを食べました。
お正月でした、お年玉もらって、家族で初詣しました。
うーん、この時期、受験生ってなんでも我慢しなきゃいけないんですね。
何事もなく、過ぎてしまいました。
報告、終わり。
家族がいるので、当然エッチもなし。

またまた学校が始まってしまいました。
あっという間ですね、冬休みなんて。
いよいよ受験本番です。
気合い入れて勉強しなくっちゃ。
模試の判定はばっちり。
でも先生は「気を抜くな」だって。
悪ければ悪いと怒るし、良ければ良いで怒るし。
先生ってのは生徒を怒るのが商売なんですね。

若者よ、服を捨てて町へでよう。
国語で寺山修司教わったもので。
やっぱり冬です、寒かったです。
でも、もうすぐだからって受験勉強ばっかりしていると頭がゆだってしまいそうです。
たまには息抜きも必要なのです。
なーんて、自分のエッチを正当化したりして。
さて。
昨日の夜は「盛装」してお外に出かけました。
「盛装」とは。
めんどうくさいけどご説明します。
まず首輪、手錠、洗濯バサミはいつもどおり。
それとこのあいだからアイテムに加わったハンドグリップ。
これがすごくすてきなんですよ、もっと早くから使いたかったです。
入れちゃったことを想像するだけで、おまんこはぐちょぐちょでした。
ですからぬぷぬぷっ、ていう感じで飲み込んじゃったんです、ハンドグリップを。
その異物感がたまりません。
きつきつです。
おまんこの内側が突っつかれるようで、そのたびに全身がびくんと跳ね上がるようでした。
でもハンドグリップくわえた私のおまんこ、濡れちゃって濡れちゃって。
部屋の中ですでに太ももまでエッチな液が滴っていました。
もっと太いのも、とも思ったのですが、だめだと思います、これが限界です。
それからハンドグリップの鉄のバネの部分、ここがクリトリスに触れて、動くたびにこすられちゃうんです。
ダブルの刺激。
それから自転車の荷台のロープを首輪の留め金に引っかけます。
ロープを前に垂らし、途中でハンドグリップのバネの部分にくくりつけます。
そしてロープの残った先は股から後ろにまわし、背中を通って首輪の後ろに結びます。
こうするとハンドグリップは落ちません。
ハンドグリップのもう一方の握りの部分が股のところからちょんと突き出ていて、まるでおちんちんが生えたみたいです。
ロープの残った部分は1メートルくらいだったんだけど、先っぽが輪になっていて、まるで動物の手綱みたいでした。
首を動かすとロープが微妙に動き、おまんこの中のハンドグリップが中でぐりっ、と動くんです。
バネの部分もクリトリスにこすれます。
それだけでもうおまんこがものすごく刺激されて、むちゃくちゃに感じてしまいました。
でもがまんして続けました。
今度は短く切ってつないだ自転車のロープが2本です。
1本は真ん中のあたりで胸の前のロープに縛ります。
それから両端をブラのように背中にまわし、そこで交叉させてまた前に戻し、もう一度胸のロープに縛り付けます。
これで簡易ロープブラの完成です。
これが意外ときつくて、両方のおっぱいがぎゅーっ、としぼりあげられるようです。
充血して赤みを帯びました。
すると乳首はふだんよりも敏感になったようで、すぐにぴんぴんに尖っていました。
でもこうすると私のおっぱいだって大きくなるんです。
そして今度はもう1本のロープをおへそのあたりでやはり同じように腰に巻き付けます。
次に乳首に洗濯バサミ。
これはいつものアイテムです。
血の流れが止まっていたので、乳首がぴりぴりしました。
でも昨日は両方の洗濯バサミに輪ゴムをくくりつけ、その輪ゴムを紙ヒモで胸の前のロープにくくりつけたんです。
これで乳首もおまんこと連動したんです。
何書いてんだろ、私。
首を動かすとロープも動き、乳首もぐいぐいと引っ張られます。
からだにまわしたロープも微妙に動き、もう全身快感です。
その場にしゃがみこんでしまいたくなるほどの快感です。
そして仕上げ。
お尻のところにビニールテープでカギを貼りつけました。
はがれないように丁寧に何枚も。
今回の手錠はポッチの壊れた手錠にすることに決めていました。
壊れていない手錠だと、やっぱりどこか緊迫感が薄れちゃうんですよね。
がちゃん。
手錠は無情にも私の両手首を拘束してしまいました。
こんなとんでもない格好でどうするか。
もちろん、お外へ出かけるんです。
あーっ、でもうまく書けない。
私の「盛装」、わかってもらえたでしょうか。
階段を下りていきます。
おまんこも乳首も、そして全身もぴりぴりするような快感で、転げ落ちそうでした。
「今からこんなことで外に出ちゃって大丈夫だろうか」
弱気になりました。
でも、やらなきゃいけないんです。
自分で決めたことなんです。
私はなんとか玄関までたどりつきました。
そして後ろ手でドアのノブを押しました。
冷たい空気が全身をさーっ、と撫でます。
でも興奮していたのでそれほどの寒さは感じませんでした。
私は玄関をそっと閉め、外に出ました。
真っ暗でした。
あたりはしんとしていました。
もちろんこんな時間に近所で起きている人なんていません。
老人が多いですから。
私は首をあまり動かさないように気をつけてゆっくりと道路に出ました。
息が荒くなりました。
ところが息をするたびにロープが動き、全身がそのたびに刺激されるんです。
「あ」
私はあまりの快感にその場にしゃがみこんでしまいました。
しゃがむとロープが少したるみ、刺激はなくなります。
だからといってずっとその場にしゃがんでいるわけにもいきません。
ハンドグリップが抜け落ちないように注意しながら立ち上がるのですが、するとまたまたロープが。
その繰り返しでした。
なかなか前に進むことすらできません。
ようやく、といった感じで家の前の道までたどりつきました。
私は近所の公園まで行こうとしていました。
頭がぼーっとなっちゃって、物を考えることができませんでした。
それくらい感じていたんです。
「行かなきゃ」
私はしびれるような全身に力を入れて、なんとかまた歩き出しました。
ほんとによろよろっ、て感じでした。
一歩一歩が慎重でした。
ちょっとでも体勢が崩れるとたちまち全身にはじけそうになるほどの快感が走り、その場に崩れ落ちそうになるのです。
でもなんとかようやく農協の前まで来ました。
道の角を曲がるとき、いつもだったら一応クルマや人が来ないか確認するのですが、このときはそんな注意さえ怠っていました。
幸い、誰も通らなかったのですが。
気をつけようと思います。
農協の入口のところだって、誰かいるかもしれないのに、まったく無頓着に通り過ぎました。
そしてとうとう公園へ。
今考えるとそれまで誰とも会わなかったのはたまたまのことだったと思います。
なんていうのかなあ、オナニーでイキそうになるでしょ、その状態がずっと続いているっていうか、そんな感じです。
ほんのちょっとだけ理性がのこっている、それが「今あなたは外にいるのよ」ってささやく、それがイッてしまいたい気持ちを何とか抑える、そんな感じです。
わかってもらえるでしょうか、このやるせない状態。
だからわずかにのこされた理性が何かのはずみでぽーんとどっかに富んでいってしまったら、私はどうにかなっていたかもしれません。
歩くたびにおまんこや充血した乳首がそして全身が刺激されるんです。
これで正常でいろという方が無理でしょ。
私は周囲を確かめることもなく、当たり前のように公園に入っていきました。
幸い、誰もいませんでした。
私は滑り台に向かいました。
そして後ろにひっくり返らないように注意しながら、一段ずつ踏みしめるように滑り台の階段を登りました。
階段がきついです。
昇るたびに刺激されて。
本当に後ろにひっくり返りそうでした。
でもなんとか滑り台の上まで到着しました。
高かったです。
下から見上げるとたいしたことないんだけど。
どきどきしました。
こんな高いところ、もし公園の前をクルマが通ったら絶対に見つかってしまう。
滑り台の降りるところは公園の入口の正面です。
私はまさに道に向かって立っていたのです。
「誰も来ないいうちにしなくちゃ」
それに私はもうそのとき正気でいられる自信がなくなりかけていたのです。
私は滑り台を滑り降ります。
でも当たり前に滑り降りるのではありません。
頭から滑り降りるのです。
でもすぐには降りません。
両脚で一番上の金具につかまったのです。
世界が逆さまになりました。
裏山だったら誰も来ないことはわかっていたので、宙づりになっても安心(?)していられました。
でもこのときは違いました。
いつ誰が通るかわからないんです。
髪が下に広がりました。
脚は少し開いた状態です。
背中の手錠で手首や背中が痛かったけど、がまんしました。
逆さまになったせいでしょうか、ハンドグリップは首輪に引っ張られるようで、おまんこにぐいぐいと突き上げられるようでした。
おっぱいもどす黒く充血しちゃって、それぞれの方向を向いていました。
頭にもどんどん血が上ってきます。
私はおなかに力を入れました。
そうです、おしっこするんです。
「早くしなきゃ誰か来ちゃう」
ところがあせればあせるほど、出ないんです。
私は逆さまになった世界を見渡しながら、その格好でおしっこしようとしていたんです。
足も痛くなってきていました。
すると遠くでトラックの音が聞こえました。
すぐ前の道ではないということはわかっていたのに、どきんとしました。
一瞬からだをこわばらせたその瞬間、出たんです、おしっこが。
ハンドグリップが刺さっていたいたから、ハンドグリップ伝いにおしっこがこぼれ落ちてきました。
お尻に背中に、そして広がった髪に。
いくらかは開いた脚の間にたまってそれからあふれるようにおなかの方を伝っておっぱいや首筋に滴ってきました。
髪の毛の先を伝い、筋のようにおしっこは滑り台をすべっていきました。
しびれるような快感に、とうとう私はおしっこの途中でつかまっていた足を話してしまったんです。
でもすーっと落ちちゃうと地面に頭をぶつけてしまうので、両脚を滑り台にくっつけて勢いを殺しながらゆっくりと落ちました。
髪の毛の先が地面にくっつきました。
私は肩でぐいぐいと少しずつ頭を地面につけました。
「さあ、どうやってここから脱出しよう」
その先のことまで考えていなかったのです。
とりあえず少しずつからだを地面に下ろしていくことにしました。
ところが、からだを動かすたびにハンドグリップがぐいぐいと私を突き上げるんです。
そしてそのたびにバネの部分がクリトリスをこれまたぐいぐいと。
「このままイッちゃいたい」
でもだめです。
こんな格好のままイッちゃったら、そしてそのままいつかみたいに気を失ってしまったら。
私は必死にこらえました。
そしてようやく全身を滑り台から脱出させることに成功したんです。
地面の上に横たわりました。
土の冷たさも感じませんでした。
息がはあはあしました。
なんとか呼吸を整え立ち上がりました。
これでおしまいです。
あとはすべてはずして家に帰り、おしっこにまみれた全身を洗い流そうと考えていました。
私はお尻に貼りつけていたカギを取ろうとしました。
「え?」
ないんです、カギが。
愕然としてしまいました。
どこかではがれてしまったんです。
もちろん家にはスペアキーがありましたが、気持ち的には私はもう自由になれると確信していたんです。
その自由へのカギがないんです。
あたりを見回してみましたが、ありませんでした。
滑り台にも昇ってみましたが、やっぱりありません。
家に戻るしか自由を取り戻すことはできないのです。
私はもうこれ以上その格好でいるのは無理でした。
私の全身は快感を拒んでいました。
目の前が真っ暗になるほどの絶望感でした。
とりあえず私は中腰になり、おまんこのハンドグリップを抜こうとしました。
からだの前のロープが緩みました。
おまんこに力を入れて押し出そうとしたんですが、力を入れれば入れるほど抜けないんです。
逆にぎゅっとくわえこんじゃうんです。
ぎゅっとくわえこむと快感が突き抜けました。
でも頭の中では「だめだめ」と叫んでいました。
うーん、これって犯されているみたい。
ところがとろんとしちゃって理性がふきとんでしまいそうになったとき、エッチな液があふれてきて、ちょっと力を抜いたはずみにハンドグリップ、ぬるっ、て感じで外れちゃったんです。
出産ってこんな感じかな。
違うでしょうね。
安心しちっゃて私はその場にお尻をぺたんとついちゃいました。
拡げた両脚の間にさっきまでおまんこの中に隠れていたハンドグリップがエッチな液にまみれて転がっていました。
ほかほかと湯気までたっていました。
暖かいんだね、私のおまんこの中って。
そんな馬鹿なこと考えている余裕はありませんでした。
私は不安と恐怖でいっぱいでした。
「早く家に戻らなきゃ」
なくしたカギは後回しにすることにしました。
私は急いで立ち上がりました。
ところが、立ち上がった瞬間、ハンドグリップの重みで乳首がぎゅーっと引っ張られるようになってしまいました。
「痛い」
とっさに私はからだを不自然によじりました。
すると、きちゃったんです、こむら返り。
こむら返りってしたことある人ならわかると思いますが、突然じゃなくて、じわじわと予感がするんですよね。
そのときも「しまった」と頭の中で叫んでしまいました。
くる、くる、くる・・・。
きたんです。
私はその場にお尻をついてしまいました。
足が地面につくとふくらはぎに痛みが走ります。
お尻をぺたんとついて足だけ上げた変な格好です。
なかなか痛みが抜けませんでした。
結局私は地面に仰向けに寝そべって痛みに耐えていました。
うー、格好悪い。
これって私の持病なんでしょうか。
ようやく痛みが治まって、私は用心しながら立ち上がりました。
大丈夫のようでした。
「早く家に帰らなくっちゃ」
理性を取り戻していた私はとってもあせっていました。
心の中は不安と恐怖で一杯でした。
私は周囲をうかがって公園の入口までやってきました。
公園の前の道路は静かでした。
股のあたりでではずれたハンドグリップがぶらぶらしていてとても邪魔でした。
私は一応フェンスと木の間に隠れて、クルマや人が通らないことを確認しました。
さて、行こうと思って歩き始めました。
ところが首がぐいっと引っ張られたんです。
びっくりして心臓が止まりそうでした。
おそるおそる振り返ると、なんと首につないでいたロープの端の輪がさっきフェンスに近づいたときに壊れた金網に引っかかってしまったのです。
私はあせってはずそうとしました。
ところが、なにせ両手がうまく使えないので、うまくはずれないのです。
あせりました。
私は落ち着いて、後ろ手でロープの輪をつかみ、ゆっくりと金網からはずそうとしました。
ところが、はずみでロープの輪はもっと下の方にからんでしまったのです。
「どうしよう」
もう顔面真っ青だったと思います。
それでもまさか朝までそのままいるわけにもいられませんので、もう一度チャレンジ。
そして今度こそうまくはずれそうになったのですが、そのとき、公園の前の道路の向こうからクルマのライトが近づいてきたんです。
「前にもこんなことあったなあ」
その瞬間は、こんな変なことをのんきに考えてしまっていました。
でもすぐに自分が置かれている状況を思い知らされました。
ライトはどんどん大きくなってきました。
私はあせってその場に身をかがめました。
前と違って木の葉っぱや草は少なかったんです。
身をかがめてもからだを隠すことができませんでした。
ライトはその間にもどんどん近づいてきます。
「どうしよう」
とりあえず私は地面にべたっとふせて、できるだけ向こうから見えないようにしました。
フェンスの下はブロックでした。
そこになんとか身を伏せたのです。
時間がとても長く感じられました。
クルマの音が大きくなりました。
私はしっかりと目を閉じていました。
私のすぐ横をクルマが減速することもなく通り過ぎていきました。
気づくことはなかったようです。
けれども私はクルマの音が完全に聞こえなくなるまでじっと地面に突っ伏していました。
怖かったんです。
クルマの音が聞こえなくなってから、からだががくがくと震えました。
寒さのせいではありませんでした。
「こんなところで何してんだろ」
自分がいやになってしまいました。
でもそんな感傷にふけっている暇はありませんでした。
私はよろよろと立ち上がり、もう一度チャレンジ。
どうしたか?
金網の方を壊しちゃったんです。
ごめんなさい。
そしてようやくはずすことに成功しました。
私は放心してしまって、よろよろと公園の前の道路に出ました。
周囲を気にすることもありませんでした。
今考えるととっても危険だったと思います。
反省しています。
一度でも見つかったら私の人生はおしまいなんです。
でもそのときの私はよろよろと農協の前を通り、確認もせずに角を曲がり、まるでふだん学校から帰って来るみたいに当たり前に玄関を開けました。
後ろ手だったってことだけが違っていましたが。
私は足もふかずに階段を上がり、部屋の机の上に置いていたカギで手錠をはずしました。
手首が赤く擦れていました。
それからロープや洗濯バサミや首輪をはずし、ようやく自由の身になることができたんです。
乳首ははずしてもじんじんして、変な形のままでした。
ふだんは陥没しているくせに、エッチなことしているときだけぴょこんと尖っちゃうんですよね。
それが元に戻ると2,3日は乳首がじんじんして敏感になったままなんですよね。
でも、やめられないだろうなあ、露出。
私は裸のまま下に降り、まずお風呂にお湯を入れて、それから廊下と玄関をきれいにしました。
それからお風呂にどぼん。
全身に擦り傷ができていて、ひりひりしました。
ロープのあとも残っていたのですが、夏と違って肌を露出することもないので、安心です。
「やっぱり自由ってすばらしい」
バカですよね、こんなことで幸せ感じちゃうなんて。
でも、やめられないALICEでした。

カギ、見つけました。
なんと家のすぐ前に落ちていました。
気づかなかったんですね。

大切な受験まであと一週間。
たまにインターネットで息抜きしているけど、やっぱりだめですね。
たまにやんなきゃ。
でも、一応受験が終わるまではがまんするつもりです。
だって高校落ちたら格好悪いもの。
がまんして、今度は英語やります。

こんな忙しい時期、誰も言ってくれそうもない。
だから自分で言います。
「ALICE、お誕生日おめでとう」
15才になりました。
ようやく。

やったー、受験終了。
明日は学校で答え合わせやるっていってたけど、うん、大丈夫、自分でもかなりのものだったと確信しております。
名前、書き忘れなかったよね。
うーん、ちょっと不安。
高校から帰って来るとき、見るもの聴くもの、すべてが春色に見えちゃうのはなぜ?
昨日と同じ景色なのに。
まー、そういうものなのですね。
うんうん。
自分で納得しちゃって。
今日はかなりハイテンションなALICEでした。

やっぱり大丈夫そうです。
だいたい正解でした。
論述だってまちがっちゃいなさそーだったし。
こんなにらくちんなテストなら、もっと手を抜いてもよかったかな、なんて。
うんうん。
今日はかなり幸福なALICEでした。

おめでとう、ALICE。
合格です。
4月から晴れて高校生です。
皆様、これまでALICEの日記におつきあいいただきまして、ありがとうございます。
日記はこれからもつけるつもり。
でも公開することは考えていません。
だって、今まで日記に後押しされてずいぶんと危ない目にもあってきたんだもの。
これ以上バージョンアップしちゃったらALICEの人格の危機なのです。
もしまた気が変わったら、そのときはベンジー様、よろしくお願いします。
皆様様どこかでALICEらしき人間を見かけても声はかけないでくださいね、
そっと見守ってやってください。
では、また会う日まで。

 

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