高校を卒業して専門学校に二年通い、ある資格を取って卒業しました。
就職はしたものの、理不尽な言いがかりにキレて喧嘩、居づらくなり一年で退社しました。
その後、コンビニでのアルバイト時代、今も忘れられない、素敵な恋をしました。
一つ年上の美紀と言う子で、小柄で牧歌的なイメージでした。
私は深夜シフト、彼女は昼のシフト、一緒に働くことはなかったけど、思いは募りました。
朝、仕事を引き継ぐとき、引継ぎバインダーに「お休みの日にお食事でもいかがですか?」と書いた紙を挟んでおきました。
美紀は私を受け入れてくれて、週に一度、同時にお休みになる日にデートしました。
毎日は会えないけど、朝、仕事を引き継ぐときにA5版のノートをやり取りして、交換日記みたいな感じになりました。
当時、ラインもメールもあったのに、何ともアナログでした。
そんな付き合いが3カ月、思い切って口説いてみました。
美紀は少し驚いたような表情をしましたが、
「私とエッチしたいってこと?私、処女じゃないけどいい?」
この日、私22歳、美紀23歳で結ばれました。
私にとっては、専門学校時代に、処女と童貞で結ばれた初カノと別れて以来、2年ぶり2人目の女性でした。
美紀は胸は大きくありませんでしたが、とても引き締まった身体で、マネキンみたいに均整がとれていました。
クンニするときに見た陰唇は、一部が少し灰色っぽく変色してて、初カノのピンクと違うのは、いっぱいセックス経験があるからなんだろうなと思いました。
そして、吸引力抜群のフェラをされて、大人しそうに見えても経験あるんだなと凹みました。
コンドームして挿入、腰を美紀にホールドされて、グイグイと揺さぶられました。
その後、騎乗位になると自在に腰を動かして陰茎をコントロールし、乱れまくっていました。
普段の牧歌的な美紀からは想像できない淫らさに、圧倒されました。
美紀との交際が一年を迎えた頃、両親に、いつまでもバイトではダメだと叱られました。
私は、兄が見つけてくれた求人に応募したら、私は有資格者だったから一発で採用されました。
でも、その会社は隣の県の県庁所在地で、私は故郷を離れることになりました。
「そう・・・残念だけど、お別れね。正社員、頑張ってね。」
「俺なんかと付き合ってくれて、ありがとう。」
「ううん・・・私ね、前の彼氏が初めての彼氏だったんだけど、18歳から4年も付き合って、ダメになったの。でも、あなたと付き合えて、いつでもは会えない恋も素敵だなと思えたんだ。」
と言われました。
新しい街にも慣れて、専門学校時代から二度目の一人暮らしして、恋をして・・・
そして、28歳の私は、今年、婚約しました。
新居への引っ越し荷物を片付けてたら、美紀との最後の交換日記が出てきました。
これ以外の日記は、処分されていなければ美紀の手元にあると思います。
思わず、読み返してしまいました。
そして、一番最後のページに、美紀と私のツーショットプリクラが貼ってありました。
私は、どうしても捨てることができず、週末、婚約者には実家に用事があると言って、早朝、高速に乗りました。
突然の帰省に家族は驚きましたが、美紀との交換日記を自分の部屋の押し入れに隠すようにしまって、家族で昼飯を食べて家を出ました。
そして、以前バイトしてたコンビニの駐車場に車を停め、懐かしさに浸りました。
すると、コンビニの制服を着た美紀が男性と出てきて、店の前を掃除し始めました。
男性と美紀の左薬指には、似たような指輪が・・・美紀は、コンビニのオーナーの息子さんと結婚したようでした。
見つかる前に、急いでコンビニを後にしました。
そして、車の中で、幸せそうな美紀の姿を見て嬉しくなっていました。
美紀・・・元気でやっていますね。
幸せになっているみたいで、嬉しいです。
あのね・・・今度、私も結婚することになりましたよ・・・
さよなら・・・