戦後すぐまでは夜這いはあった


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福島の農村だが、どうやら戦後すぐまでは夜這いはあったよう。
祖母(町人)は満州から引き揚げてきて、
祖父がシベリア抑留から帰ってくるまでの戦後何年かの間は
祖父の実家(農家)で暮らしてたけどちょっと聞いた感じでは
主に後家さんの家などに夜這いがあったらしい。
母系が残っているかはわからんが、じいちゃんの実家もそうだし
他の家も長女が継ぐ姉家督は普通にあった。
      
多分、夜這いはあったんだろうけど、農民でも階層によるんじゃ?
山奥の村内婚しかできないところとか、そういうとこって、たすけあわないと
村が成り立たないでしょ。
まあ全部親戚みたいなものだから、すくなくとも、商品作物、タバコとか、養蚕とか
農家が経済的におのおの自立できるようになると、
経済格差ができるからなくなったとおもうよ。
      
いまでもそうだろ。
農家でも生活程度がおなじとこ同士でつきあってるだろ
金持ちになってくると親戚でもつきあいにくいだろ。
僻地は貧しかったからね
だれとだれが付き合おうとお互い様だとおもうし、
例えば、自分の家内が後家にでもなったとき、カラダの付き合いがあれば、
後家でも村の中で生活して行けるしさ、相互扶助みたいなもんじゃなかったろうかね。
若後家が若者のセックスの相手を勤めるなら、
後家に残された田畑の面倒を若者たちが助けるだろうし、
そういうものじゃなかったかな。
       
プライバシーって言葉が出て来たのはいつか知らないけど、私の子供の頃にはなかった。
となりどうしの生活が丸見えで外にお風呂があったから
女性がオッパイを揺らしながら出て来るのは丸見えだったし、
見られてもそれほど気にしてなかった。
      
女の立ち小便も良く見た。
済んだ後で股を広げて布切れで拭くのも良く見た。
子供を産んだ女性ならよくやってたし、本人もあまり気にしてなかった。
今はあまりにもプライバシー?が必要ないとこまで気にし過ぎみたい。
そのくせ社会的なマナーを守らないのに平然としてる人間が多い。

 

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