あれは確か、小5の秋だったと思う。
夜遅くに尿意を催し、トイレで用を足した直後。両親の寝室から怪しい呻き声みたいなものが聞こえ、思わず足を止めてしまう。
「あっ、あぁん……はぁぁん……」
部屋のドアが半開きになっており、一筋の光がこちらに伸びていた。数センチほど空いた隙間から中を覗くと、エビ反りになった母の姿が。
父に跨りながら長い髪を乱らせ、乳房をプルンプルン揺らしていた。汗だくで目をつぶり、快感に悶えながら喘いでいた。
「あなたぁぁぁ♡ 好き……好きよぉぉぉ♡」
母は腰全体をクネクネ前後に振り、その動きはとても滑らかだった。やがて四つん這いになり、上下に激しくピストンを開始。
いわゆるスパイダー騎乗位。今にしてみると、母は結構テクニシャンだったと思う。