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Youtubeにあった映像で思い出したこと


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もう30年近く昔のある動画がYoutubeに上がっていた。
それは、1歳下の妹が出場した、吹奏楽部のマーチングバンドの全国大会のものだ。僕は小6、妹小5。
パフォーマンスは、よく練習も見てたし大会も応援に行っていたから懐かしくも記憶に深かった。
思い出したのは全く別の記憶だった。

うちの両親は、僕ら兄妹の性教育には非常にオープンというか、学校で教えるようなきれいごとから踏み込んだ、ちょっと見せたくない所まで教えていた。大人になって理由を聞いたら、「性欲は誰にでもあるし悪いことではないし、きれいごとで曲げずに知るべきことは知るべき。あとは親がコントロールすればいいと話していた」とのこと。

なので、僕は妹がその大会に出場するために前日家を出た後に、ある事実を知らされた。
その日、妹は初潮を迎えたということだ。出かける前にパンツの汚れに気づいて、母親と手当てして出発したとのことだ。「思春期の体の変化」「生殖機能の成熟」というきれいごとではない。その汚れたパンツを見せられて、女性の体の構造や生理の仕組みも教えられ、妹は今日を境に、オーバーに言えば子供を産める大人になったのだと告げられた。ただ、半分分かったような分からなかったような、ではあった。

もう一つ事件が起きた。翌日は大会の応援に朝から出かける予定だった。寝ている間に、僕は「おもらし」をした感覚に襲われ、慌てて自分の洋服棚からパンツを出し、お風呂場にパンツを捨てて着替えた。その日が初めてだったかは記憶が確かではないが、夢精をしたのだ。朝起きると、脱がれたパンツに気づいた母親に呼び出された。

なんとなくだが、「おもらし」で目覚めたのは6時ぐらいで、そこから少し寝て出発のため起きた。だからパンツにはまだ乾いていないドロッとした僕の精子がついていた。母親は僕に、あなたも子供を作れる体になったのだ、このパンツに付いた粘った液体、見たことないでしょ。これがその証拠だと言われた。ただ、今は時間がないから近いうちに説明すると。気になる終わり方だったが、すぐ出かけるので仕方ない。

暫く説明はなかった。その間に僕は1回、同じように「おもらし」をした。
説明は1か月弱が経過した後だった。妹と二人で呼ばれた。
「あなたたちは二人とも大人になったので、知って欲しいことと守って欲しいことを言います」と。

母親は、まず妹のパンツを脱がせた。そこには真っ赤に汚れたパンツを保護するようなものが付いていた。1か月前に初潮は聞いていたが、具体的に女性の生理を見せたのだ。さらに、僕に妹の大事な所を見るように言った。薄い陰毛の周りが血で汚れていて、初めて見た性器で興奮するより前に「妹は大丈夫なのか?」と思った。
要点としては、この期間は女性は(僕が感じた通り)大変だから男性がしっかりフォローしろということ、初潮の説明の繰り返しだが、これは妹が妊娠できる体になった証拠だということ、これから異性を意識することが増えるから、性欲がどんどん出てくる。その時は欲望に従うのではなく両親に相談してほしい、ということだった。

これで終わりかと思ったら、妹がパンツを穿いた後、僕も脱がされた。そして、何を思ったか母親も上下下着になり、さらにブラまで外した。びっくりするとともに僕は興奮して勃起した。それを見逃さず、母親は僕を近くに引き寄せ、僕のを胸の近くでしごいた。僕の目線の先には僕の勃起した者と母親のおっぱい。1分もたたずに刺激が訪れ、母親の胸に白いネバっとした液体が大量に飛び散った。

妹と僕に、これが男性の精子で、女性の卵子と出会うと子供ができること、すなわち僕も子供を作れる体になったのだということを説明した。性欲に付いては同じ説明だったが、2日か3日もあれば精子がたまって性欲は我慢できなくなるから、人に迷惑をかけない限りはその処理に罪悪感を感じなくていい、ということだった。最後の点はピンと来なくて、後日処理したくなった時にまた相談したのだが、こういう相談できる環境は良かったなと大人になって思う。

そして僕も妹も、精子がどうやって体に入るのかがわからなかった。僕が質問すると、母親は父親を連れてきた。
そして・・布団を敷いたと思ったら、その上でまさかのセックスを僕らに見せたのだ。父親も母親も気持ちよさそうで、見たことのない姿。5分ぐらいで父親は動きを止め、母親に突き刺したまま腰を押し込んでいた。抜いた父親のものには僕が出したのと同じ白い液体が少し浮き上がってきていて、母親の大事な所からも、僕が出したものと同じ白い液体がドロドロと大量に落ちてきていた。

あろうことか、僕はそれを見て興奮し、一度母親にぶっかけた胸に、今度は自分で刺激して射精してしまった。母親はそれを受け入れたが、「いきなり親で性欲処理するバカはお前だけだ!性欲を処理するのに迷惑をかけるなと言っただろ!」と射精の後怒られた。

そして、僕みたいに興奮すると精子をすぐ出したがる奴は特に危険だと妹に念押ししていた。こいつはヤバいと。
いや、生まれて初めてのオナニーになったわけだし、アンタが小6に刺激強すぎるものを見せ続けたせいでしょうよ・・大人のおっぱい御開帳、手コキ、さらに目の前で夫婦の中出しセックスですよ。壊れるわ普通・・・(だた、いきなりその刺激を見られたのも良かったと今では思っている)

「細かいことはまた教えるけど、こういう行為をすると子供ができるかもしれないの。だから大人になって、子供ができても育てられるようになるまではやっちゃダメ。学校で「生殖の仕組み」とか「男女の友情」とか習うかもしれないけど、結局これだからね」

僕も妹も、その説明なら母親が妊娠するんじゃないか、と思った。まさか今から弟か妹ができるのか、でもできたら楽しみだね、と後日二人で話してた記憶もある。
なお母親はそれで妊娠・・・はしなかった。これも大人になって聞いたが、あの時セックスの仕方を質問されたら安全日だったから最後まで生でやるつもりで話していたのだとか。父親にもこれは聞いたが、その時には一杯精子が出た方がインパクトがあるので、しばらく禁欲してたらしい。そこまでするか。

そんなことを思い出したのが、あの一つの動画。

なおその気持ちよさそうな男女の行為は早く経験したかったが、親の指導を守り、僕は働き始めるまで我慢した。
最後までやらない理由も説明して、理解してくれる人としか付き合いは続けなかった。
僕の最初のセックスは結局、大学から社会人にかけて付き合っていた人と、会社で働いていける自信がついた日になった。大人として一本立ちできる自信が付いたら解禁しようと決めていた。
本能ではずっとやりたくて待ちわびていたんだろう、あの日両親が見せてくれた通りに何も考えずに中出ししてしまった。
抜いた時に彼女の股からは僕の精子と血が出てきていて、その血は彼女も処女だったからかと思ったが、それは生理の始まりだったようで、事なきを得た。

 

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