脅迫と告白


6文字数:3032

今から20年ぐらい前の話、僕は当時小学校六年生。
放課後、ほとんどのクラスメイトが帰った頃に先生から
「佐藤はなぜいつも宿題を忘れるんだ?だったら今から先生と宿題終わらせてから帰れ」
と、先生と一対一で居残りドリルをさせられた。
ヘトヘトになって教室に戻りランドセルを取って帰ろうとしたら、誰も居ないはずの教室に人が居る気配を感じて、引き戸を少し開けて中を覗いた。

僕の机で何かしてる?ガタガタ音は聞こえる。ジャージ姿の女子って事は分かるけど誰かは分からない。ゆっくり近付いて
「おい、僕の机に何してるんだよ!!」
僕は声をかけた。すると「キャッ!!」と声をあげてその場にへたり込んだ。
同じクラスの田中だった。
身体は小さく、リーダー格の女子の後ろに隠れて歩く地味な感じの子で今まであまり話した事もない。
「何も盗むものなんて持ってないぞ」
「ちが・・・ちがう・・・」
おびえた目で僕を見る。
僕は『カドオナ』ってのを思い出した。兄貴のエロ本で女の子が机の角で擦り付けるオナニー。まさか本当にやる女子がいたなんて思わなかった。
「まさか僕の机でオナニー?」
今まで真っ青な顔をしてたのが真っ赤になってうつむいた。
「・・・・・・」
「コレ、明日の『朝の会』で言わないとな」
「それだけやめて!!何でもするから!!」
「へぇ〜『何でも』ね」
何しようかと考えてたら
「おい佐藤、支度が済んだら早く帰れ!!」
と先生の声が遠くから聞こえたから、
「一緒に来い。イヤとは言わせないぞ」
と田中を強引に引っ張った。

学校近くにある公園の障害者用トイレに連れ込もうとしたら
「こんなところじゃイヤ。私のうち、近くだから」
意外と『察し』と『ものわかり』がいい。
田中は家の鍵を開けて二人で入る。
カーテンはピンクだったり、ぬいぐるみとかイカにも女の子っぽい部屋だ。
「脱げばいいんでしょ?」
田中は僕の前に仁王立ちして部屋の雰囲気とは真逆に僕をにらんで言う。それじゃ全然面白くないから
「僕が脱がしてあげるw」
「うそ・・・」

ジャージのズボンを脱がすと飾り気のない白い綿のパンツが出てきた。くっきりとワレメがわかるほど食い込んでて、シミが出来てるのがわかる。田中はそっぽを向いてる。

わざとゆっくり脱がすとツルツルの割れ目が見えてその間は光って見えた。
「田中、生えてないんだw」
「うるさい!!」
完全に横を向いて怒鳴る。
遠慮なしに人差し指を割れ目に差し込む。ヌルヌルして熱い。と同時に田中は「あッ」と一言だけ声を上げる。
「田中のマンコ熱いしもうドロドロしてる。感じてるの?」
「いちいち言うな!!恥ずかしい!!」
「ところで何で僕の机だったの?もしかして僕の事・・・w」
「・・・嫌い」
口をギュッと結んで何か我慢しながらぽつりと言った。
「そう?僕は田中の事好きだけどな。イヤだったらこんな事しないんだけど」
人差し指を動かしながら言う。『エッ!?』みたいな顔をして僕を見る。
「そんなぁ・・・アッ!!ンッ!!ンッ!!」
グニグニしてる中でコリコリと堅い部分を探ってそこを指で攻める。クチャクチャと田中のマンコから音がしてる。
「机と僕の指、どっちがいい?」
「・・・絶対に言わない」
またそっぽを向いた。
「あっそう」
僕は指を強めに押し付け速く動かす。
「アッアッ、イヤだって!!ん〜ッ!!」
手で口を抑えて無理に我慢してる。
何か声色が変わってきたからわざと指を離した。
田中は『え?』みたいな顔した。
「だってイヤなんでしょ?僕なんかより机とやってりゃいいよ」
冷たい声で突き放してみた。田中が下を向いて
「・・・めんなさい。」
「え!?何?聞こえなかったけど」
「ごめんなさい。こんな形で佐藤君にされたってのが悔しくて」
「ああそう。で?」
「続けてください。机より佐藤君の手の方が気持ちいいです。お願いします」

これで精神的優位に立った。無理矢理ってのも何かイヤだったから。決裂しても失うものも無いし。ホントは兄貴のエロマンガのまんまパクりだけどwまさかこんなに上手くいくとは思ってなかった。

「続きするから全部脱いでよ」
「はい」
田中は素直にジャージを脱いだ。モゾモゾさせて腕を抜いてから体操服の半袖を脱ぐと白いスポーツブラしていた。ブラを脱ぐとあまり大きくはないけど、それなりの大きさだった。
「田中、体の割にはオッパイは大きいじゃんw」
「・・・・・」
挟むようにつかむとピンクの乳首をなめた。
「ヒッ!!んはぁ〜」
「変な声出さないでよw」
「だって・・・」
僕は乳首をなめながら、右手で田中のマンコをいじる。もうグチャグチャになってる。
「ダメ。もう立ってられない。ベッドでいい?」
「その前にコレ、どうにかしてよ」
とはち切れそうになってるチンポを出す。
田中は目を大きく見開いて見つめる。
「男の子ってこんなになっちゃうの?」
「そうだよ。手でシコシコしてみて」
と立膝させて、手を誘導してシコシコさせてみる。数回上下させてたらいきなり口に入れた。
「えっ!?」
僕はビックリした。まさかこんなに積極的な女子だったとは。
口に入れたからって何もしなかったが、その行為に興奮して出そうになったから
「もういいよ。ベッドに寝て」
僕も全部脱いだ。

掛け布団を剥がして田中は横になる。不安と期待の顔をしてる。
両手でグチャグチャのマンコとオッパイを触りながら耳元で
「好きだよ」
と言ったら
「今言うのズルい〜!!イッちゃうッッッ!!」
と体をビクッとさせた。

「ねぇ、入れていい?」
「私、生理まだだから入れていいよ」
正常位で入れようとしたけどなかなか場所が分からない
「もうちょっと下」とか誘導してくれて、抵抗が一番無くなったところに入れた。
すんなりと入ったのにちょっと拍子抜けしたけど田中は
「あン!!おっきい!!」
何と比べてるのだろうか?初めてじゃないのかも
熱くてヌルヌルしてて気持ちいい。不倫とかで人生終わらせてしまう人の気持ちがわかるかも。これしか考えられない。
ぎこちなかったけど、腰を振るとそれに合わせて田中も声を上げる。
「僕もう出ちゃうかも」
「私もイキそう。ねぇキスして」
と両手を伸ばしてきた
「田中君好き」
キスしながら二人でイッた。

しばらく繋がったままで抱き合って過ごした
「あのさ、『おっきい』って何と比べたの?」
と率直に疑問をぶつけてみた。
田中は恥ずかしそうに
「最初はボールペンだったけど最近は百均のプラボトル。比べたのはプラボトル。佐藤君を想ってしてたの。エッチ過ぎてガッカリした?」
「そんな事ないよ」
とまたキスした。

田中とは中3の秋ぐらいまでつき合った。それまで色々やったけど、妊娠しなかったのが今思えば不思議だ。
別れた理由は『お互いに受験勉強に集中しよう』だったけど、そのまま自然消滅してしまった。

つい最近の話、中学時代の同窓会があって、出たら田中の姿があった。クラスメイトと歓談していたのだが、何故か俺を見た瞬間に真顔になった。近付いて来て
「元気だった?遠くに進学していったからどうしたらいいかわからなくなって」
「ゴメン。弁明の余地もない」
「まぁいいや。私もそれなりに楽しかったから」
と笑った。お互い歳は重ねたけど、笑い顔は当時のままだった。

 

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