俺は26歳バツイチ。婿養子に入ったら、たった一年で『追い出された』。
家と仕事(義実家の会社だったので)を同時に失ったので取り敢えず実家に戻った。両親と独立した兄は『ゆっくり仕事を探したらいいよ』と言ってはくれていて、雇用保険と『退職金』名義の『手切れ金』を少しづつ切り崩しながら、職安に行ったりブラブラしつつ、家に生活費を入れている。が、12歳離れた現在中2の妹が断然俺に当たりが強い。
『バツイチ野郎』とか『クソニート』(職探ししてるのでニートではない)と顔を合わせる度に罵ってくる。
兄とは15歳、俺とは12歳も離れてからの女の子で甘やかされてかなりお姫様を通り越して女王様気質に育ってしまった。
これでも昔はトコトコと寄ってきては『にいたんにいたん』と言ってくれてたんだがなぁ。時間は『残酷』だ(苦笑)。
ある週末、両親が旅行に行くそうで、それに合わせて妹は友達三人を呼んで『パジャマパーティー』とやらをすると言う。
当日の昼ごろ、ノーブラタンクトップに短パンという実に『はすっぱ』な格好で
「お兄ぃさあ、友達来るから夕方から夜中まで部屋から出て欲しくないんだけど」
「わかったよ。外に出て時間潰すから」
「マジで顔出さないでよね。バツイチクソニートの兄なんて恥ずかしくて友達に見せられないから。あ、どこ見てるんだよ。クソニート!!」
「ガキの体見て何の足しになるんだよ。わかったわかった。こっちも面倒事は御免だから言う通りにするよ」
どうしてこんなに口汚い女の子に育ったのだろう?元妻にすらこんなに罵られてない。この口と性格を直せばそれなりに美少女でモテるはずなんだが。
当日、俺は昼過ぎからネカフェで過ごし、日が暮れてから安い居酒屋で晩酌兼夕食を済ませて、「もう一軒」で焼き鳥屋で呑んでから家に帰る。
そっとドアを開けるとリビングは真っ暗で二階から女の子達の声が聞こえる。
気付かれない様に自室に戻ると自分の体が『焼き鳥臭い』事に気付く。
シャワー浴びて戻ると廊下にピンクのパジャマを着たロングヘアをポニーテールに束ねた女の子が立っていた。
「え?あ?え!?」
狼狽してしまった。かなりマズイと思って、「俺、アイツの兄貴ね。ここで会った事は言わなくていいから」
と早口で言って、何か言いたげの女の子から逃げるように自室に入った。
12時近く、喉が乾いたので、台所の冷蔵庫からビールを取り出して薄暗いリビングのソファで呑んでたら、背後に気配を感じて振り向いたらさっき会ったピンクのパジャマのコだった。
「どうしたの?ここに居たら◯◯(妹)に怒られちゃうよ(笑)俺も怒られるし(笑)」
女の子は正面に回って
「お兄さん、私◯◯とは幼稚園から一緒でこのお家にも何回か遊びに来てるんですけど、覚えてませんか?」
『あ〜そういえば』の程度で名前を覚えてない。
「顔はなんとなくだけどゴメンね」
「やっぱり忘れられてましたか」
少し悲しそうな顔をした。
「あ、何か飲む?ジュース持ってくるから座って」
とソファに座らせて冷蔵庫から缶ジュースを出す。手渡す際にボディソープの匂いがした。俺は離れて座り直す。
「お兄さんやせましたね」
高校三年の時の大病でそれまで80キロ近くあった体重が60キロまで痩せて今もそれをキープしている。
「色々あってダイエットしたんだよ。よく覚えてたね」
「小さい頃、お兄さんが◯◯を抱っこしてるのを見て私、兄が居ないから『い〜な〜』って言ったらお兄さんが私も抱っこしてくれて・・・お兄さんの大きい体に包まれてから好きになっちゃって。やせたお兄さんもカッコいいです」
モジモジしながら言う。『恋する乙女』って感じだったが、かなりフィルターがかかってる。正直、俺はイケメンでも何でもない。
「俺じゃなくてもよくない?歳も離れてるし、学校にカッコいい男子がいるでしょ?」
苦笑いしながら言うと一気に距離を詰め寄って座る。
「子供じゃダメですか?子供じゃないです。だってほら!!」
パジャマのボタンを外す。ノーブラだ。薄暗い中でも小ぶりだが形もよく、ピンクの乳首も見えた。
「ダメダメダメダメ」
気が動転してこんな事しか言えない。
「今日、◯◯が私にだけ『バカ兄が離婚して家に居てウザい』って言ってて、私、悪いけど嬉しくなっちゃって隙を見て会いたくて探してたんです。覚えてくれなくて少しショックだったけど。お兄さんさえ良ければ今から抱いてください」
俺を見上げながら真剣な眼差しで言う。酔っても最後の理性は保って
「気持ちだけは貰っておくね」
と立って逃げようとしたら
「体は大人ですから!!」
と腕を掴んで
「もうセックスだって出来ます!!したことないけど・・・」
はだけた胸に手を押し付ける。
大人のモノとはだいぶ違い、張りのあるおっぱいだ。
アルコールで痺れた脳と彼女の真剣さにグラついたが、いつ妹やその友達がここに来るかわからないし、妹と友達が寝ている部屋は俺の自室の隣で危険だ。そもそも『どっきり』の可能性も捨てきれない。
「じゃ、こうしよう。明後日の月曜夕方まで気持ちが変わらなかったら会おう。◯◯駅前のマクドナルドで4時。いい?」
「今からじゃダメですか?」
「今酒に酔ってる。そんなんじゃ、君の気持ちを受けるわけにはいかない」
「・・・わかりました」
かなり落胆した顔をしてた。つ〜かこの場でするつもりだったのか?かなり豪胆だな。取り敢えず『逃げ切り』に成功した。
「『君』じゃなく『美樹』って呼び捨てにしてください。必ず月曜の4時に」
パジャマを直すと部屋に戻って行った。
今は
『したい30%したくない70%』
ぐらいの割合。
さすがに中学生に手を出すのは気が引けた。そこまでおサルさんじゃない。
ビールよりも今の出来事に頭がグラグラして残りのビールを飲み干すと自室に戻り直ぐに寝た。
翌日、11時頃に目を覚ましリビングに降りるが美樹他お友達は既に帰っていた。
「クソニートは今起床ですか。いいご身分ですね」
と妹は本日も『通常営業』だ。美樹は昨夜の事は話してないらしい。
妹の嫌味も聞き飽きたので食事とトイレ風呂以外はずっと自室に籠もる。
月曜、朝から落ち着かない。取り敢えず職安に行ってから時間調整して3時半にマクドナルドに入ろうとしたら、ロングの黒髪と黒いワンピースを着た美樹とバッタリ会った。持ってるので一番大人っぽい服を選んできたのだろう。一昨日とは全く雰囲気が違った。
「早かったね」
「今日は先生方の研究会があるとかで、短縮だったんです」
「そうなんだ」
周りから見れば俺はかなりキョドって見えてただろう。実際に美樹の大人っぽい姿と雰囲気に動揺しきっていた。
「中に入って何か食べる?」
とマクドナルドの中に入るよう促したが
「時間が勿体無いですから。で、どこに連れてってくれますか?」
そんな真っ直ぐな目で見られたらもう逃げ場がない。
「ここからすぐだから」
と言ったら腕を組んできた。
「こうしたほうが自然じゃないですか?」
と俺を見上げ少し笑った。
「着いたよ。ここのビルの中」
雑居ビルを目にして美樹は『え?』みたいな顔をした。
「流石に美樹を連れてあそこ(ラブホ)は無理だよ」
今から入るレンタルルームはいいのかは分からないけど。
エレベーターに乗ると
「少し緊張してきました」
ドキドキが腕にまで伝わる。
自動券売機でチケットを買って小窓に差し出し鍵を貰い中に入る。中のスペースはほとんどベッドで占められていて壁沿いにシャワー室のドアがあるだけ。
「こんなトコでゴメンね」
「いえ、二人っきりになれて嬉しいです」
正直『なんで俺の事をここまで想ってくれてるんだ?』の気持ちがある。美樹は本当に可愛らしくて男子から告白されてるだろう。
「脱ぎますか?」
と緊張混じりの顔で聞いてくるから、苦笑いして
「ベッドに座って少しお話しようか?」
と二人で座った。緊張で少し震えている。腰を抱いて
「これは俺の両親しか知らない事。俺は『無精子症』。判るよね?だから離婚した。子供が作れない身体なんだよ」
コレを言えば未来も考えてるであろう『夢見る乙女』は諦めてくれると思ったが、予想外に明るい顔で
「私、心配してたんです。お兄さんとセックスしたら赤ちゃんが出来ちゃうんじゃないかと。だから安心しました」
『え〜、最近の中学生って!!』
面食らった。
今まで悩んでたのが馬鹿馬鹿しくなった。
完全に吹っ切れた。
「美樹、立って。脱がしてあげるよ」
「あの、シャワーとかは?」
「後で二人で浴びよ」
黒のワンピースを脱がし、ブラを外すと美樹は腕で胸を隠そうとする。一昨日とは羞恥の感覚が違うみたいだ。
「隠さなくていいよ。凄くキレイだよ」
腕を下ろさせる。かわいいピンクの乳首が露わになる。ノーハンドで乳首をなめる。
「あッ、そんな・・・」
美樹は目を強く閉じて初めての快感に耐えている。
「あの・・・パンツ脱がせてください。汚れちゃうかも」
「濡れてるんだ」
「・・・そんな。電気消してもらっていいですか?」
リクエストに従って明かりを消してベッドに寝かせる。
パンツを脱がして触ると薄っすらと産毛と変わらない柔らかい陰毛を通り、クリトリスに触れる。
「あふっ!!」
と言うと口で手を抑えたようだ。
「気持ちいいなら我慢する事ないよ」
「・・・はい」
やっぱりもう濡れてる。クチクチと音がする。
「いやぁ。音立てないで・・・恥ずかしいです。私だけ裸じゃ・・・お兄さんも服脱いでください」
俺も服を脱いで愛撫を再開させると、美樹はチンポを握ってきた。
「熱くてガチガチのおチンチン。私で勃起してるんですね。嬉しいです」
と優しく愛撫してくれる。
こちらも優しく慎重に美樹を感じさせる。時折、体をビクッとさせたり、小さく声を上げる。
「そろそろいい?美樹の『初めて』を貰うよ」
「お願いします・・・」
こんな礼儀正しいセックスなんて初めてだ。膣口にあてがい、粘度の高い愛液をなすりつける。
「焦らさないでください。お願いします・・・」
泣くような声で哀願される。
ゆっくり挿入する。入口は少し硬く抵抗を受ける。
「いっ!!」
「痛い?大丈夫?」
「大丈夫です。お兄さんのしたいようにしてください・・・」
抵抗から先は『にゅるん』と根元まで入った。亀頭の先に子宮口が触れる。女性が極度の興奮状態だと『子宮が降りてくる』とは聞いていたが。
「あぅ、あ、あ、あ・・・・」
硬直させ細かく震えている。膣壁もウネウネと蠕動運動する。結婚するまで5人位と付き合ったが、こんなのは初めてだ。
「気持ちいい・・・最初はピリッと痛かったけど、こんなに気持ちなんて・・・」
暗闇からうわ言の様な声が聞こえる。
「美樹の中スゴく気持ちいいよ」
「あ、ありがとうございます。気にせず動かしてください」
ゆっくりピストン運動する。
「んッ、あッ、あンッ、ンフっ、あン!!」
可愛らしい声が聞こえる。
少し余裕が出てきたので少し早めに動かす。
奥を突くたびに可愛らしい声で鳴いてくれる。
パンパンパンパンパンパン!!
「お兄さんもうダメ!!限界です!!」
「美樹そろそろ出すよ!!」
「お願いします!!いっぱいください!!」
ブビュッブビュッ!!と音がするんじゃないかってくらい大量の精液を美樹の膣や子宮に注ぎこんだ。
俺もフルフルと震え射精後の余韻が波の様に襲ってくる。抜かずに美樹の細い体を抱きしめる。
「・・・あったかい。これが精液なんですね。お腹がぽかぽかします。ありがとうございます」
「こちらこそありがとうね。美樹のお陰で色々取り戻せる気がしてきた」
「ホントですか?だったら嬉しいな」
「順番違っちゃったけど」
と美樹とキスした。
「そろそろシャワー浴びて帰ろうか」
「はい」
電気を付けると
「恥ずかしい!!」
とうつ伏せになり、枕に顔を埋める。
「かわいいお尻が丸見えだよ(笑)」
とお尻の膨らみに軽くキスすると
「お兄さんや〜だ〜(笑)」
とフリフリさせた。本当にかわいい。
あまり広くないシャワーブースに二人で入り、丁寧に洗ってくれた。
美樹から手で洗ってもらいながら
「一つ聞いていいかな?」
「お兄さん何ですか?」
「性の知識はやっぱりネット?」
「ネットもありますけど、◯◯(俺の妹)からです。小3の時に『さわりあいっこ』してから二人でそっちの方を勉強してたって言うか・・・これ、ナイショでお願いしますね(笑)」
「アイツめ!!」
「あ、この先はお兄さんにも洗うところは見せられないので(笑)」
と体よく追い出された。
雑居ビルを出ると外はもう暗かった。
腕を組んで駅へ向かうと美樹は一瞬動きを止めた。
「どうしたの?」
「残ってたお兄さんのが『つつつ〜っ』と」
「ゴメンね」
と苦笑しながら言うと
「謝る事じゃないですよ(笑)私が望んだ事だし(笑)」
俺を今日一番の笑顔を向けてくれた。
「これからもお兄さんとずっと歩きたいです。いいですか?」
明日の事もわからないのに、将来の事なんて全然わからない。だけど・・・。
「美樹が俺の事キライになるまで俺と一緒に歩いてくれる?」
「絶対にキライにならないですから!!ありがとうございます!!」
俺の腕に強くしがみついた。