「じゃあ、そろそろ帰るね。明日も早いし」 まさみが、恋人の尚之に寂しそうに言う。尚之も寂しそうな顔で、 「そうだね、楽しかったよ。また明日ね」 と答えた。まさみと尚之は、同じ大学の2年生と3年生だ。尚之の方が1つ上で、交際して一年ほど経つ。大学の中でも際立って美しいまさみと、男らしいイケメンだと言われることの多い尚之は、似合いのカップルだと言われている。 今日は一緒にクライミングジムで...
少年があの日、トップアイドル高垣楓と過ごした春の夜の夢から、夏の盛へと季節は流れていた。 テレビや雑誌で楓を、暗色の蒼と深緑のオッドアイのくりっとした瞳を、左目下の泣きぼくろを見るたびに、あの日の楓とした気持ちいい出来事は夢だったのではないかと思えてしまう。 けれどあの蕩けてしまいそうなくらい熱く、絡みついてきた熱を身体は覚えている。夢ではないと。少年は楓を思い出しながら幾夜を溶かした。 そ...
橙式部
PINK POISON
くると
アメトユキ
僕は大学3年生で、一人暮らしを始めて3年経つ。実家がそれほど裕福ではないので、住んでいるアパートもけっこうボロい。 でも、それはそれで良いこともあって、隣の部屋の夫婦の夜の運動会の声がよく聞こえてくる。隣に住んでいるのは、若い夫婦だ。1年くらい前から入居している。 旦那さんは職人さんで、朝早くからハイエースでどこかに行く。奥さんは、ちょっとギャルっぽい感じの若い女性で、元ヤンなのかな? ...
ウチには完全防音の音楽室があって、そこで嫁のいおりがバイオリンを教えている。いおりは、昔は有名な音楽グループのバックでバイオリンを演奏したりもして、それなりに有名だった。 そして、その時の知名度のおかげか、教え子は多い。授業料も相場よりは高めに設定しているそうだが、教え子が途切れることもなくここまで来ている。 私の稼ぎもそんなに悪いわけではないが、フルタイムで働いている私の稼ぎと変わらな...
「さて、次はどうしようかな?選択権は・・・」 お湯の中にでお兄さんはお姉ちゃんのマンコをいじってる。 「ンッン···私、ケイちゃんがいいな」 ケイコは少しビックリした表情をした。 「え?!私?」 「女の子同士だけの気持ちいい事しよ?」 「・・・はい」 名残りおしそうにお兄さんの手をどけて、ケイコの手を引いて湯船から出る。 「チカはね~、お兄ちゃん!!」 「え、いつもヤッてるじゃん」 「みん...
毎年夏は、実家の長野に家族で滞在する。嫁の早紀と息子二人の合計4人での滞在だ。東京よりははるかに涼しいし、何よりものんびり出来る。俺の親父は5年前に亡くなっているので、母だけだ。まだまだ元気なので息子たちとも遊んでくれて、俺も嫁も本当にのんびりと出来る。 『こんにちは。今年もお世話になります』 嫁の早紀が、母に挨拶をする。母は、嬉しそうな顔で俺たちを出迎えてくれた。早速息子たちが母にまと...
明くる日から なんとなくいつものようにママと話すことが出来なくて それでも不自然に思われないように努力してわざとはしゃいだりしていました。 お盆になりハルキがお父さんの実家に行ってしまい会えない日が続きました。 そんな日 パパが打ちっぱなしに行ってふたりでテレビを見ている時ママが「背中かいてーかゆいから」と私に背中を向けました。 「ここ?」とママが指を指すあたりを指先でカキカキしていると マ...
一年位前ハルキから 初体験は小4の時で相手は飯場に住んでいる時のお父さんの同僚の方の奥さんとだったと聞いたことがありました。 最初は一緒にお風呂に入っている時にそうなって それからは学校から帰ってくると呼ばれて部屋に行きHをしていたそうです。 ハルキはHが気持ちいいからすると言うより その人が気持ちいいと言ってくて いっぱい気持ちよくするとすごく喜んでくれてやさしくしてくれるのがうれしかった...