「おかえり~。お疲れ様。ご飯もう出来るよ!」 嫁の愛里沙の元気いっぱいの声が響く。僕は、ただいまと言いながらリビングに入った。入った時点で、良い匂いが漂ってくる。 今日は、ビーフシチューみたいだ。会社での疲れやストレスが、溶けていくのを感じる。 嫁の愛里沙は、23歳の小柄な女の子だ。150センチそこそこの身長に、40キロ台の軽い体重。胸は小さいし子供みたいな印象だ。 愛里沙は、コンセ...
たまたま住んでいるエリアが悪く、息子がこのまま進学するとけっこうガラの悪い学校に通うことになってしまうので、受験をさせようと今年から家庭教師をつけるようにした。 学習塾も考えたが、息子と嫁と話し合って家庭教師になった。そもそも、引っ越すのも一つかな? と思ったが、住んでいる場所自体は人気の住宅街で治安も良い。 たまたま学区だけが悪いと言うだけなので、せっかく買った戸建てを手放してまで引っ...
桜の灯る日へ
なのはなジャム
あいるあいる
憑依(はい)る抜け道
最近、役職が上がって部下が出来た。30歳で課長になれたので、けっこう順調な方だと思う。俺は、医療系機器の営業をしている。 この会社に務めるまでは知らなかったが、医者の社会常識のなさには驚かされた。でも、それにも慣れて、上手く立ち回っているつもりだ。 休日にドクターに呼び出されて雑用を言いつけられることもあるが、俺は営業成績も良く、会社も代休を渋ったりはしないのであまりストレスは感じていな...
「パパ、代わりに行ってくれない? なんか、面倒くさいんだよね〜」 土曜日の朝、妻の麻里奈が本当に面倒くさそうに言ってきた。今日は、自治会の集まりの日だ。僕たちの住んでいるマンモス団地は、いわゆる自主管理の物件だ。 住民が多いので自治会の役が回ってくることもあまりないが、今回はくじ引きで副会長の役を当ててしまった。候補者がいる場合はくじ引きもなく決まるのだが、最近はやりたがる人も少ないので...
直之は、久しぶりの恭子とのセックスに、興奮が異様に高まっていた。息子が中学生になったあたりから、極端にセックスの回数が減っていた二人。今日は、息子が友人の家に泊まりに行ったので、久しぶりの二人きりの夜だった。 直之は、腰を振りながら、すでに射精感が高まっているのを感じていた。 『パパ、すごく固い。もっと、うぅっ、奥にッ、あっ、あんっ、そう、気持ち良いっ!』 恭子も、声を我慢することなくあえぎ...
高校の時にクラスメイトの少しギャル系の女友達が足を骨折した。 高校生くらいまでは骨折は大事件で、女友達2人の男友達1人の4人でお見舞いに行く事に。 その子の家に着き、お母さんに部屋まで通して貰うとその子はワンピース風のネグリジェで部屋でテレビを見ていた。 最初はなんて事ない会話で盛り上がっていたが、そのうちその子が撮り溜めた深夜のお笑い番組を会話もなく見ていた。深夜という事もありかなり...
主人とは部署は違うけど同じ会社に勤務する同僚で、3年前に会社の飲み会で話し掛けられて! 当時私は23歳。 主人は32歳で凄く大人に見えて、考え方もしっかりしてたし、 そんな処に惹かれて付き合う様になり、2年前に結婚しました。 最初は極普通の新婚さんらしい生活だったけど、半年過ぎた辺りに 仕事が残ってて、部屋のPCで夜遅く 迄掛かると思うから暫く別の部屋で 寝よ...
数か月前、夫(40歳)の父(65歳)が痴呆症と診断されました。 義母がガンで亡くなり、その後実家で独り暮らしをしていた義父も数年前に定年を迎え孤独な生活を 送っていたんです。 義父の異変に気付いたのは今年の正月に実家を訪れた時でした。 昼食を食べ終えた義父が”昼食まだか?”と聞いて来たんです。 ”お義父さん、先程食べましたよ” ”そうだったなぁ!ちょっと呆けたかなぁ…(笑)” ...