窓の外は白み、部屋の中が明るくなっている。いつの間にか夜が開けていた。
少年は泣き枯らし眠りに堕ちていた。パンツの中はまだ乾ききっていないねっとりとしたもので溢れ気持ち悪い。その気持ち悪さが昨夜の悪夢を蘇らせてくる。
「楓は」
少年は薄っすらと開けた襖の向こうを覗き込んでいた。楓の身体を押しつぶすように、商家の倅がでっぷりと脂肪纏った身体を押し付け、腰を必死に振っている。
「すごい。楓のまんこすごい。あれだけヤッたのにまだ締め付けてくる。きもちいい」
楓の中は今まで男達に嬲られ続けていたのに、初めて挿れた時から変わらず男根を優しく締め付けてくる。商家の倅は気持ちよさそうに声を蕩けさせる。
硬いものが身体の中で這いずる。商家の倅の身体に押さえつけられた楓は身動きを取ることはできず、ただ一方的にヤられることしかできない。
楓のオッドアイからはステージ上で煌めいていた輝きは消え失せ、涙も枯れ、涙が零れ落ちた筋だけが薄っすらと肌にこびりついている。
オッドアイはただ虚ろに見慣れ始めてしまった天井を眺めていることしかできない。
「かえで。カエデ。楓。楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓」
商家の倅は壊れた音楽プレーヤーのように何度も楓だけの名前を呼び、腰を振り続ける。
異常と言っても良い光景なのに周りの男達は気にする素振りはない。
犯される楓を肴にまだ酒を煽る者。スマホで異様な光景を残す者。男根を隠すことなく、仰向けで大股を開き寝ている者。麻雀をしている者。
中にはこれから仕事があり、気怠そうに部屋を後にする者など、皆思い思いに過ごしている。
少年の父親はタバコをふかせながら、友達の父親と他二人と一緒に麻雀をしている。
「楓。楓、楓の楓まんこすごい気持ちいい。またイッちゃうよ。だからまた楓まんこにたっくさん精子出すからね。
ぼくの精子で赤ちゃん孕んでよ。他のやつのだとだめだからね。イくよ。精子出よ。赤ちゃん作ろうね。作るんだよ。孕んでよ。イくよ、出すよ。楓まんこに精子だすよ───」
商家の倅は呪詛のように言葉を紡ぎ、でっぷりとした腹で楓を押さえつけ、腰を激しく振ったかと思うと、腰を楓にぶちつけ叫びながらイッた。
「あぁぁ。出てる。また出た。気持ちいい。楓まんこ気持ちよすぎ」
一方的に欲望を吐き出し、とろけた気持ちよさそうな声を上げた。
身体の中で男根が暴れ、ドクンドクン。と勢い良く熱が出されているのがわかる。
何度男達に中に出されたかわからない。数えきれないほどに出され、注がれた。絶望すら通り越してしまい、拒絶することすら億劫になってしまった。
「楓」
商家の倅は気色悪い下卑た笑みを、分厚い厚ぼったい唇に浮かべるとそのまま、楓の唇を塞いだ。
ガサつき荒れた分厚い肉の塊が唇を塞ぐ。
肉の塊は腐ったトマトのように柔らかく不愉快を覚え、楓は唇を歪めるが、受け入れることしかできない。
商家の倅は舌を挿れ、絡ませることはなく、ただ唇を押し付けてくる幼子のキスしかしてこない。
はやく終わって。と心の中で思いながら、過ぎ去って行くのを待っていると、身体の中で出したばかりの男根が硬さを取りもしてくる。
「楓の楓まんこ気持ちよくってまたおっきくなっちゃった。このまままた中に出して上げるからね」
拒絶してところで組み敷かれ逃げ出すことはできない。受け入れたくなくとも受け入れることしかできない。袋小路に閉じ込められた楓にそもそも選択肢はない。
「楓、うごくね」
ねっとりと言い商家の倅が腰を動かしてくる。不愉快極まりない熱が身体の中で這いずり、汗ばみ不愉快な肌が重なる。楓はまだ終わる気配のない現実に顔を歪める。
「おいおい。連チャンかよ。俺にもやらせろって」
腰を動かしている商家の倅に、酒屋の倅が声をかけた。
「えー。ぼくの楓だぞ」
勝手に楓を自分のものにしたと思っている商家の倅は、不服そうに言いながらも腰を動かすのを止めない。
「まんこは譲ってやっから、ケツ穴かせや」
「…。まぁ…、それなら」
商家の倅のため息ともよべる鼻息が楓の顔に吹きかかる。楓は顔をさらに歪める。
楓の中にそのまま居て良いと言われた商家の倅は渋々ながらも身体を起こすと、楓の中から男根を抜いた。
栓が抜けた秘部からは、ごぽっ。と勢いよく中に出された白濁した子供の素が溢れ出てくる。白濁したものは混じり合い、誰のものか定かではない。
誰のかわからない白濁したものを垂らす秘部の割れ目は閉じることはなく、だらしなく口を広げ、艶めかしい濃いピンク色の肉を覗かせている。
「楓」
商家の倅は仰向けになり声をかけてくる。男が何を求めてきているのか楓はわかる。
「はやくしろよ」
酒屋の倅は楓の腕を掴むと無理やり身体を起こさせる。
楓のふわりと膨らんだ柔らかな鶯色のボブ・ショートに、乾き固まった白濁したものがこびり付き、無残にも穢らしく淫れている。
白い肌は赤らみ、身体のところどこに赤い斑点が浮かび上がり、ミミズ腫れのような赤い筋が這い、痛々しい。少年が知っていた輝き、綺麗だった楓の面影が穢く塗り替えられてしまう。
楓は仰向けに横たわった商家の倅を見る。脂肪がでっぷりとついた商家の倅はまるで水族館のトドを思わせる。
けれどどこか憎めなく愛くるしいトドとは違い、でっぷりとこびり付いた脂肪はだらしなく、下卑た笑みが浮かぶ顔は憎らしくてたまらない。
楓の腕を掴む酒屋の倅の手に力が入り、はやくしろよ。と無言の圧力をかけてくる。
楓は苦虫を噛むように奥歯を噛み締めながらも、抵抗することなく商家の倅の身体の上に跨ると、男根を上へと向ける。
吐き出された白濁したものを垂らす秘部にあてがい、ゆっくりと身体を堕としていく。
閉まることのない入り口が更に広げられ、硬いものが中へと入ってくる。楓は奥歯を更に噛み締めながらも、沈めていく。
「おっ、おお」
楓からの挿入に商家の倅は鼻息を荒くしながら、食い入るように自分のものを見る。
楓が腰を落とすたびに、男根が熱に包まれていき、楓の中へと消えていく。
騎乗位はしてもらったが、あの時は別の男によって挿れられた。
けれど今回は違う。不本意ながらも楓の意思が存在している。
熱は根本まで男根を包み込み、白濁したものがこびり付いている、ふわっとした柔らかそうに生い茂っている濃密な茂みが自分の茂みと一つになる。
商家の倅はにちゃりとした気色の悪い笑みを分厚い唇に浮かべ、鼻息を荒くする。
秘部を広げ、中を埋めていく男根に楓は唇を歪めていると、酒屋の倅が楓の頭を商家の倅へと押し倒し、無理やり身体を押し倒していくる。
商家の倅は押し倒された楓のことを抱きしめる。汗ばみ、でっぷりと脂肪がついた肌が楓の身体に纏わりついてくる。
不愉快でしかない。けれど身体を抱きしめられ逃げることはできない。自由を奪われている楓の後ろ姿を見ながら酒屋の倅はほくそ笑みながら見る。
秘部はがっつりと男根を咥えながらも、注ぎ込まれた白濁したものを垂らし、その上のもう一つの穴は何回も挿れられたせいか、しっかりと締まってはおらず、秘部同様に注ぎ込まれたものを垂らしている。
酒屋の倅は普通では見ることのできない、トップアイドル高垣楓のあられもなく、情けない姿に下卑た笑みを浮かべ、勃った男根を何も咥えていないもう一つの穴へとあてがう。
お尻の穴に熱を纏った硬いものがあてがわれているのがわかる。
楓は更に奥歯を噛み締める。楓をあざ笑うように、硬いものは押し付けられたかと思うと、ぐぐぐっ。とお尻の穴を無理やり広げ、掻き分けながらゆっくりと入っていく。
「んっ…。あっ…。んくぅ…。おっ…おぉっ」
夜に何度かされたが二つ刺しに身体はまだ慣れていない。お尻を圧迫されるだけで、声が出てしまうのに、前の穴を塞ぐ男根のせいで壁が押しつぶされ、擦れるのがはっきりとわかる。
身体がびりびりと甘く痺れ、声が押し出されていく。楓は声を出さないよう、しっかりと歯を食いしばる。
食いしばっておかげか、お尻の穴はより狭く、キツく、男根を拒んでくる。
けれどそれを無理やりこじ開けていくのはアイドル高垣楓を犯し、征服しているという実感を抱かせる。押し広げた肉は男根に絡みつき気持ちいい。
酒屋の倅は商家の倅に抱きつかれ、身動きを取れずにこれからお尻の穴をただ犯されるを待つ楓の姿を見下ろしながら笑みを浮かべると同時に、一気に楓に男根を突き刺した。
肉は簡単に押し広がり、秘部とは男根の先は違いどこまで奥へと沈んでいく。
「おふぅ。おっ…あっ…」
勢いよく突き刺された楓は鈍い声で啼き、唇を情けなく震わせる。
「すっげ。まだ締め付けてやんの」
何度犯し、犯された覚えていないほどに楓のお尻の穴も犯した。けれど緩くなる気配はなく、穴はぎっちりと男根を咥えてくる。酒屋の倅は腰を動かし、楓のお尻の穴を犯す。
「おぅ。ぅふっ。おあッ。らめっ。まっへ…。ぐるじい。おおっ、あっ。らめぇ、やめへ」
硬く太いものが勢いよく中を抉り掻き分けてくる。動くたびにごりごりと壁が押しつぶされ、擦られる。びりびりと身体が甘く痺れ、肌が沸き立つ。楓は喉を潰したような声で啼いたかと思うと、舌足らずな声で啼く。
「やめるわけねーだろ。こんな気持ちいい穴に挿れてよ」
けれど酒屋の倅は楓を嬲るのをやめない。
「ぼっ、ぼくも。動くね」
商家の倅も腰を突き上げるように動かしてくる。
滑らかな酒屋の倅とは違い、商家の倅の腰の動きは少しおぼつかないけれど、秘部の奥まで届く先が奥を何度も突き上げ、その後ろから硬いものが奥の更に奥を抉り、擦ってくる。
ビリビリと身体が痺れ、二箇所同時に犯されているという現実を楓に突きつけてくる。
「らめ。そんなひつかれはら…。やら。らめ。イく、ひっちゃう。やめへ」
身体が甘く痺れるだけではなく、身体の内側から熱く焦がされる。いやだ、イきたくない。と楓は思うが、身体は快楽を受け入れるどころか簡単に流されていく。
「あっ、あっ。らめ。んあっ、はっ、あっ。んんっ。あっ。やめ…。おっあっ。おっおお。んおっ。あっ。ィく…。ひっっちゃう。ひっちゃうぅぅぅぅぅ」
二箇所攻めに楓は簡単にイかされてしまう。
「おっ、さらに締め付けてきたわ」
ぎゅっと握るように締め付けてくるお尻の穴に酒屋の倅はせせら笑いながらも、腰を動かすのはやめない。
「おっ、おまんこも」
秘部も優しく商家の倅の男根を締め付けてくる。商家の倅も競い合うように負けじと言いながら腰を動かす。
「らめ。まっへ。まっへくだしゃい…。おぅ、あっ。おおッ。そんなにやられはら…こわへちゃう」
一晩中休むことなく二つの穴を犯され、同時に攻められ続け、身体は常に甘く痺れ、身体が焦がされ続ける。
頭の中まで甘く痺れ、思考が真っ白な繭に包まれ、考えがこんがらかっていく。
イきたくない。気持ちよくなりたい。もっと。いやだ。突いて。突かないで。苦しい。でも気持ちいい。楓の頭の中がぼろぼろになっていく。
楓のことを犯す二人の男はおもちゃを奪い合う子供のように、楓を自分がイかせると腰を楓にぶつけ犯し続ける。
「もうやだ。いひたくない…。きもちよくておかひくなっひゃう。ひく。ぃっひゃう。またいっひゃう。いっひゃう。ぃく、いっひゃうぅぅぅ」
楓は休むことなく立て続けにイかされてしまう。けれど嬲ってくる二つの男根はまだ楓のことを容赦なく犯してくる。
「おっ、おっ。あっ。やはッ。ひった。ひっははら。うごかにゃいで。またひっちゃう。いっちゃうはら。まっへ、まっへください」
「こっちがイッてねーんだからやめるわけないだろ」
「そっ、そうだ。そうだ」
綺麗な歌の囀りからは想像できない喉が潰れ、舌足らずになったまるで助けを求める楓の言葉に、まだイッていない酒屋の倅は高圧的に言い、その言葉に商家の倅が被せ、二人は楓のことを犯す。
「うぅ。おあっ。んンッ。あっ。らめ、またひく。ひっちゃう」
「ならまたイけ。まんことアナル掘られてイけ」
酒屋の倅は楓の頭を商家の倅の身体に押し付けながら、激しく何度も楓を嬲り突く。
身動きのとれない楓は為す術もなく、でっぷりと脂肪がつき、汗でヌメった商家の倅の身体に顔を埋めた。
醜い獣のような汗が楓の鼻を嬲ってくる。息を止めたいのに突かれるたびに唇が開き、息を吸ってしまう。
「おふぅ。うふぅ。おおっ。あっ」
楓は噎せるように嘔吐き啼く。
商家の倅は辛うじて白濁したものがこびり付いていない部分の楓の髪の匂いを嗅ぐ。
涼やかで芽吹いたばかりの新緑を思わせる爽やかな香りがする。商家の倅は肺一杯に楓の匂いを取り込む。
「楓。楓いい匂い」
楓の匂いを嗅ぎ、男根がより元気になった気がする。楓の中はとろっとろで肉厚でとても柔らかいのに、とても狭く締め付けてくる。
気持ちよくたまらない。腰が止まらない。商家の倅は腰をより力強く押し上げ、楓のことを突き刺す。
「うぅ。おっあっ。らめ」
「楓。楓。また楓の中に出すよ」
商家の倅は楓の中へまた注ぎ込んだ。
「ぅぅ。また…」
また中に熱いものが容赦なく吐き出され、満たされる。楓は悔しくてたまらない。
泣きたいがもう涙は零れない。楓が恥辱に口元を震わせていると、ズンッ。とお尻の穴を硬く太いのが突き刺さる。
「おうぅ」
楓は喉を潰した声をあげる。
「おいおい。俺はまだイッてねーぞ。終わったと思ってんなよ」
お尻の穴を犯してくる酒屋の倅は容赦なく楓のことを犯し続けてくる。
「うっ、うっ。おあっ。んンッ。あっ」
男根にお尻の穴を突かれ嬲らるたび、声が押し出される。逃げたくとも楓は逃げることはできない。ただ一方的に犯されるだけ。
「二本刺しも良いけど、ヤりずらいな」
舌打ち混じりに酒屋の倅は言うと、楓の二の腕を両方掴むと無理やり楓の身体を起こさせる。
「おおっ」
前を塞いでいた商家の倅の男根が抜け落ちる。
その代わりとばかりにお尻の更に奥へと男根が突き刺さり、楓は喉の潰れた声で啼いた。
酒屋の倅は激しく腰を突き上げる。ごりごりと腸壁が抉り広げられ、秘部からはぼたぼたと今まで吐き出された、もう誰のかわからない混じり合った白濁したものが零れ落ちていく。
「おふぅ。おあっ。おおっ」
腰をぶつけられるたびに潰れとても苦しそうな声で楓は啼く。
慎ましい膨らみが、微かに上下に跳ね、白濁したものがこびり付いた髪の毛足も跳ねる。
助けたい。救い出したい。けれど少年の足は石のように硬くて重く、助けに行くことはできない。ただ男根を固くしながら襖の隙間から覗き見ることしかできない。
「イけ。ケツ穴だけでまたイけ」
酒屋の倅は楓をイかせようと腰を突き上げる。
「うぅ。おぉお。ふぐぅ。おあっ。んンっ。おんっ」
楓は必死に我慢するが、立て続けにイかされた身体は言うことを聞かず、快楽に溺れていく。
苦しそうな声を上げるが、声の節々は甘く蕩けている。商家の倅はお尻の穴を犯され、甘い声を零している楓の姿に、ぼくの楓なのに。と苦虫を噛み潰す。
「らめっ。ひゃめっ。ひふ。ひっひゃぅぅ」
容赦なく犯され続けた楓はお尻を嬲ってくる男根の快楽に屈し、簡単にイッてしまった。
「おら出すぞ」
イッたばかりの腸壁は男根を掴み握りつぶしてくる。限界が近づいていた酒屋の倅は躊躇することなく、楓のお尻の中へと注いだ。
「うう…」
ドクンドクンと跳ね男根が跳ねているのがわかる。またお尻の中に出されてしまった。認めたくない現実に楓は小さい声で嘔吐き啼いた。
楓のお尻へと出した酒屋の倅は息を満足気に吐き捨て、男根を抜くと楓の二の腕を掴んでいた手を離した。
突如自由になった楓はバランスを崩し、そのまま床へと倒れた。ブルーシートの青だけが視界に広がる。
青は徐々に滲んでいきながら見えなくなっていく。昨夜から犯され続けてきた楓は一睡もしておらず、意識は白み掠れていく。楓の意識はそのまま堕ちていった。
「え…。し、しんだ?」
意識を失い倒れ込んだ楓の姿を見た商家の倅は声を震わせ、顔を青白く染め、狼狽を隠せない。
「あほ。しっかりとみろ」
酒屋の倅は商家の倅へ唾棄しながら言い、楓のことを足蹴りし、仰向けへと変える。
商家の倅は恐る恐る楓のことを見る。楓はオッドアイの瞳を瞼で隠し、桜色の唇は微かに開いている。
その顔はとても穏やかで今までの陵辱を忘れさせる。
けれど髪と顔にこびりつき穢す白濁したもの、何も纏わず露わになった胸の膨らみ、ふっさりと生い茂った茂み。
そして広げられた股から見える秘部とお尻の穴からは何度も注ぎ込まれ、混じり合い、誰のかわからなくなった白濁したものが垂れている。
女の尊厳が破壊され、陵辱されたことを物語っている。
見ているだけで楓を犯していた瞬間が蘇ってくる。
商家の倅は再び男根を硬くし、ねっとりとした視線で楓の身体を視姦していると慎ましい膨らみが上下に動いていることに気が付いた。
「生きてる…」
商家の倅はほっと息を吐き、よかった、ぼくの楓生きてた。と安堵した。
「どうした?」
楓を見下している酒屋の倅と商家の倅の後ろから別の男が二人に声をかけた。
「いや、寝落ちしたみたいで」
「あんだけ寝ずに突っ込まれてたらしゃあないか」
酒屋の倅の言葉に男は苦笑交じりに言う。
「どうするんすか?叩き起こします?」
「いや、叩き起こさんでもええよ。こうやって起こすから」
男はそう言うと、つま先を髪、踵を肩という風に楓の頭を跨ぐように立つと、そのまま尻を楓の顔へと落とし、楓の顔に尻が突かないよう和式便座で大便をするように座る。
そして陵辱を忘れ、気持ちよさそうに寝息をたてている楓の鼻を抓んだ。
「んごっ」
鼻を抓まれ息ができなくなった楓は聞いたことのない鼻声を上げ、慌てて目を醒ました。視界には汚い尻と穴が広がっている。
「へっ、なひこへ」
慌てる楓の声は鼻を抓まれているせいか詰まっている。楓は何が起きたのか状況を把握しようにも目の前に広がるのは汚い尻と穴。なにが起こっているのかわからない。
ただ寝落ちしてしまっていたことだけ気が付いた。
楓はとりあえず落ち着こうとするが、汚い尻が余計状況をわからなくさせ、鼻が抓まれたせいで息が上手くできず、余計困惑する。
とりあえず息を吸おうと口を大きく開いた瞬間、指が口の中へと侵入し、こじ開けてくる。「はひ?」
何が起きていのか余計わからなくなってくる。困惑、混乱している楓をよそに、男は無理やり指でこじ開けている楓の口に男根を突っ込んだ。
「んふぅ」
突如口を塞がれた楓は嘔吐く。
けれど口を塞ぐものは硬く太くて長く、上手く息が吸えない。
どうしたら…。と困惑していると今まで抓まれていた鼻が突如自由になる。
楓はとりあえず鼻で思いっきり息を吸う。饐えた雄の臭いが鼻を嬲り、口の中も嬲ってくる。楓は顔を歪める。
楓の口に男根を突っ込んだ男は楓の頭を掴むとそのまま腰をふる。
「おごぉ。んほぉ」
楓は自分が今なにをされているのかわからない。硬く太くて長いものが、口内だけではなく、喉まで嬲ってくる。
楓は嘔吐きながらも、視線を泳がせ何をされているのか必死に確かめる。男の身体が見え、男が頭を掴んできている。
そして男根の付け根が口を塞いでくるのが見えた。イラマチオ。男が女をもののようにする口淫。
「んふぅ。おごっ。おぶぅ」
男根が無理やり口を押し広げ、雁首が容赦なく何度も喉を抉ってくる。
楓はどうにかしたいが、頭を抑えられ、口を大きくこじ開けられ、どうすることもできない。嬲られるたびに嘔吐くことしかできない。
「ああー。こいつの口もええな。犯しがいがあるわ」
男は声を蕩けさせながら腰を楓の顔に向かって振りつづける。
楓が嘔吐くたびに口内は生暖かくなり、ねちゅりとした唾液が男根に絡みつき、滑りをよくする。
喉の凹凸が雁首に引っかかり擦れ気持ちいい。男は物のように楓を扱う。
「おふぅ。おっ、やへ…く…ふぁ…」
楓は必死に声をあげようとするが、嬲ってくる男根に言葉まで嬲られてしまう。
男根に喉奥まで刺され、呼吸もままならず、苦しく、今すぐにでも吐き出したい。
けれど頭を捕まれ、押し付けられ身動きがとれない。汚い男の尻が何度も顔めがけて堕ちてくる。
瞳は熱く、こめかみを温かな雫が零れ落ちていく。枯れたと思っていた涙が幾筋も流れ落ちていく。
「おふぅ。や…へ…て。おぶ。うぅ。うぐ。んぐぅ」
楓が必死に声を上げてくる。けれど声にはならず、生暖かくな吐息となり、口内がより生暖かくなる。
「おっ、いいね。最高だな」
男は下卑た声をあげる。口を犯してくる男根が更に硬く、大きくなる。
「ぐぶじ。やべ…ぐ……ふぁ…ひ」
「ああ。やめっかよ。こんなにとろっとろで気持ちいいのに。おら、俺が行けるように喉締めろよな」
男は乱雑に楓を扱う。激しい男のイラマチオに周りの男はニヤつき眺めている。
商家の倅と襖から覗く少年を除いて。
商家の倅は自分の楓が乱暴に扱われ止めに入りたいが、男を止めに入る勇気はなく、ただ壊れないで。とはらはらとしながら見ていることしかできない。
少年もまだ子供で男を止めることはできない。ただ男根を硬くしながら、祈ることしかできない。
「おっおっ。いいぞ。精子が上がってきた。出すぞ。このまま喉奥に出してやっからな」
男は腰を楓の顔にぶつける。
玉袋が何度も顎を叩き、茂みが顔にかぶさる。楓は瞳を隠すことしかできない。
ただ理不尽な暴力を受け入れることしかできない。
はやくイッて。男がはやくイくことを願う。
「出すぞ。出すかんな。喉で受け止めろよ」
男は楓の頭をしっかりと掴むと、男根を楓の喉奥に突き刺し、そのまま喉へと出した。
ビクン。ビクン。と喉で男根が暴れるのがわかる。びゅっ、びゅー。びゅー。と男根の先から熱が勢いよく吐き出され、喉に絡みつく。
「んぶぅ。っぶぅ。おうぅ。ぶふぅ」
楓は嘔吐き、受け入れることしかできない。
中で男根が跳ねるたびに嘔吐き、鼻からは鼻水を吐き出し、そのなかに今吐き出された白濁したものまで混じる。鼻が焼けるように痛い。ぐるじい。はやくぬいて。楓は大粒の涙を流した。
「あー。すげえ出たわ。こいつの喉襞最高だったわ」
楓の喉に出した男は満足し、男根を楓の口から抜いた。
「えふぅ。おふぅ。おぉお」
楓は嘔吐きながらも必死に息を吸う。その姿はまるで溺れかけていた人のよう。
楓は必死に息を整える。けれど喉にこびり付いたものが邪魔をし、上手く息が吸えず、嘔吐くたびに、白濁したものが口から飛び散り、鼻からも飛び出し、鼻水のように垂れ下がる。
「すげぇ、顔」
酒屋の倅はせせら笑いながら、鼻から白濁したものを垂らし、唇には陰毛を咥えている楓の顔をスマホに残していく。
「ひや。とらはいで」
無理やりこじ開けられた口はまだうまく回らず、舌足らずになる。楓は必死に顔を手で隠した。
「隠すな」
今まで楓を犯してきた男が手を無理やり退かしてくる。楓は抵抗することはできず、スマホのカメラが楓のことをみてくる。
カメラはいつの間にか増え、楓のことを取り囲み、楓の無残な姿を残していく。楓はせめてもの抵抗と瞳だけを隠した。
「えっ、なに…これ…」
楓の撮影会が始まってすぐ、まだ声変わりのしていない、子供の困惑した声が開けられたままの襖の方から聞こえる。
男達はみな声がした方を振り向く。覗く少年も声に嫌な予感を感じつつも視線を動かした。
「もうこんな時間か」
友達の父親が時間を確認しながら言う。
「お、お父さん、これなに」
友達の父親のことを困惑しこわごわとした声はお父さんと呼んだ。
少年の嫌な予感が現実になる。襖の先の廊下に立っていたのは少年が良く遊ぶ友達三人である、友達と坊主と短髪。それと眼鏡とぽっちゃりの他二人の五人が立っていた。
少年は友達の姿を見るなり、なんで…。と言葉を失ったが、昨日遊んだときに、あれを、『明日の朝、集会場に来いって話』をされたことを思い出した。
「まさか…」
少年の脳裏に嫌な予感が在々と鮮明に浮かびあがってくる。そんなことはない。起きるわけない。と言い聞かせるが、脳裏にこびり付き剥がれない。少年は過呼吸のように息を荒くさせる。
「なにって、ここの片付け頼むな」
少年の父親は、息子である少年の友達に向かってお使いを頼むように言う。
「掃除って…」
全裸の父親を前にした友達は全く理解が及ばず、追いつかずに困惑することしかできない。
他の四人もまた、友達と一緒で困惑している。
全裸の男達が集まる部屋、それも何かを囲んでいる光景は異質で、また部屋に満ちる噎せ返る獣のような饐えた臭いに鼻先を歪める。臭いに慣れずに噎せる子もいる。
「これ好きに使ってからでいいから」
男達は囲んでいた楓を子供達に見せた。友達たちからは女の人が倒れているだけで、高垣楓とは認識できない。
「えっ、女」
「なんで」
「俺が知るかよ」
「おっぱい見えてね?」
「マジだ」
「ほんとだ。裸だ」
「えっ、うそ。なんで」
全裸の女が倒れていることに気が付き、一気にざわめき立つ。ぽっちゃりが目を細め、女のことを凝視してから口を開く。
「あれ?もしかして高垣楓じゃね?」
「はっ、そんなことは…」
友達はぽっちゃりの言葉を否定しながらも女のことをじっくりと見る。
離れて見ずらいが、それでもふわりと膨らんだ柔らかな鶯色のボブ・ショート。すっと通った鼻筋。ふっくらとした桜色の唇。目はよく見えないが雰囲気はどことなく高垣楓に思えてしまう。
「あっ、ホントだ。楓だ。高垣楓だ」
別の友達である坊主が眼鏡の言葉に興奮気味に同意する。
「ほんとに?」
まだ疑っているもう一人友達である短髪が、意を決しビニールシートの汚れを気にしながらも大人達に近づき、女の元へと進んでいく。
「おい、待てって」
友達も短髪の後を追い、坊主とぽっちゃり、そして残っていた眼鏡が後を追う。そして友達たちが大人に変わり女のことを囲んだ。
「マジだ。高垣楓だ」
倒れている女が高垣楓で間違いないことに気が付き、友達が驚きと困惑が混じった上ずった声を上げた。
子供達はみな喉を鳴らし、ビニールシートに倒れている女を、アイドル高垣楓を凝視する。
子供達が知るアイドル高垣楓は綺羅びやかな衣装を纏い、時には際どい水着を着ながらも、きらきらとまばゆいばかりに輝きを放っている。
けれどビニールシートの上で倒れている高垣楓は何も纏わず、全裸で、胸の膨らみはおろか、下の茂みすら見えてしまっている。
子供達は困惑しながらも視線は楓から逸らすことはできない。
楓も突如現れた少年と年の変わらない子供達に困惑を隠せない。
白濁したものがこびり付き、無残にも荒らされ淫れた鶯色のボブ・ショート。
くりっとした暗色の蒼と深緑のオッドアイの瞳はどこか虚ろで生気を感じさせず、どこか怖怖としている。
いつもならば色香を添える左目の下には泣きぼくろがまるで涙のように思えてしまう。
ふっくらとした桜色の唇は震え、淡い吐息をこぼし、その端には黒い縮れた毛がこびり付いている。
鼻からは鼻水となにかが混じった白濁したものが垂れた後が残っている。
新雪のように透き通る肌は赤らみ、生々しい赤い痕の数々が身体を刻み、胸の膨らみにまで痕がついている。
膨らみは毛がこびり付いた桜色の唇が吐き出す淡い吐息に合わせるかのように、上下に動く。
痕は下腹部やスラリと伸びる四肢にまで伸びている。
そしてボブ・ショートよりも更に癖がかかった鬱蒼とした茂みが目に入る。
茂みにも白濁したものがこびり付き、その白濁したものは開かれた股の薄紅色をした穴が開いた割れ目から溢れ垂れている。
赤い痕は痛々しく可哀想なのだが、慎ましい膨らみは見ているだけでも柔らかそうで、上下に動くたび、さらに柔らかさを感じさせ、癖の強い鬱蒼とした茂みは大人を感じさせる。
白濁したものを垂らしている穴を見ていると、男根が痛いくらい硬くなってくる。
子供達は皆、勃ったことがばれないよう、腰を微かに曲げながらも楓のことを視姦するのはやめず、特に胸と秘部の茂みと割れ目を喰い入る視姦する。
子供達の視線は下衆い男達のねっとりと絡みつき不快感を感じるものとは違うが、それでも好奇心で溢れ興奮気味に楓の身体を弄るように見てくる。
特に胸と秘部が見られている。
その視線でようやく自分が裸であることを、秘部とお尻の穴から溢れてくる吐き出されたものが、さんざん犯された後であることを楓に突きつけてくる。
今までさんざん嬲り犯され、見られてしまい、膨らみも秘部も隠すことが無意味を感じなくなっていた。
けれど子供達は違う。まだ見られていない。初めて見られる。
楓は咄嗟に腕と手で胸と秘部を隠したが、既に襲い。もう視姦された後だ。
子供と言えども、子供だからこそ男根が素直に反応し、ズボン越しにもわかるほど大きくなっている。
楓は唇を震わし、どうしたら良いのか考えが纏まらない。膨らみと秘部を手と腕で隠し、顔を俯かせることしかできない。
「ほんとに高垣楓なんだ」
「うん。でもなんで裸?」
「しれねーよ、俺に聞くなよ」
「おっぱいちっさいけどキレイだったな」
「あっ、そうだな」
「大人だから毛も生えてた」
「そうだな。オレらまだ誰も生えてないし」
「てかおまえらちんこめっちゃ勃ってんだけど」
「おまえもだろ」
「いや、だってあのアイドル高垣楓のおっぱい見たら勃つだろ」
「そりゃ…」
おっぱいと言う言葉に、子供達の視線は一気に腕で隠されている楓の膨らみへ注がれる。
子供達の視線は欲求で溢れた大人の男の視線と変わりない。楓は口を横にキツく結び、視線に耐える。
「あっ、そういえばお父さん。好きに使っていいってなんのこと?」
楓のことを視姦しながらも、父親の言葉を思い出した友達が父親に問いかけた。
「んっ、ああ。言葉のまんま。こいつの身体を好きに使っていいぞ」
友達の父親に呼応するように、少年の父親が楓の後ろから胸と秘部を隠す楓の手を掴むと無理やり退かし、そのまま脚を広げさせ秘部を子供達に見やすいように広げる。
薄紅の肉穴が広がり、穴からは白濁したものがお尻の穴へと垂れていく。
お尻の穴も広がり、溢れ出た白濁したものが秘部から垂れてきたものと爻わる。
二つの露わになった穴はひくひくとひくつき、穴を必死に閉じようとしているが閉じることはない。
年端も行かぬ子供にあられもない姿を晒すどころか、秘部とお尻の穴を見られるのは恥ずかしくてたまらない。
「み、見ないで…」
子供達の視線は曝け出された二つの穴へと注がれる。
楓は顔が熱くなり、顔を俯かせながら、弱々しい声で言う。
けれど好奇心で溢れた子供達の視線は、秘部とお尻の穴から外れない。子供達は生唾を飲み込みながら、男根を硬くサせる。
「これって…もしかしてまんこ?」
子供の誰かがぽつりと言う。
「おっ、わかってんのがいんな」
少年の父親が愉しげに言う。
「ならこの穴がなにかわかるよな」
友達の父親が言う。すると友達が「うん」と頷いた。
「ならなにする穴かも」
友達の父親の言葉に子供達は「まじで」「セックス」「セックスってあのセックス?」「それ以外にあんの?」「えっ、ってことは高垣楓とセックスできんの」
「まじ。いいの?」「ほんとに?」とざわめきながら、少年の父親と友達の父親を見る。
「ああ。楓がおまえらの初めてを貰ってくれるって。だからさっさと服を脱げ」
少年の父親の言葉に子供達は歓声を上げると、我先にと服を脱いでいく。
未知の性行為への期待に歓喜している子供達の姿は、自分達の子供の頃を大人達に思い出せる。大人達は懐かしさからか苦笑する。
服を勢いよく脱いだが、裸になるのは恥じらいがあり、友達たちは手で男根を隠しながらも、互いの男根を見ようとする。
「っで、誰が最初に童貞捨てる?」
少年の父親の言葉に顔を見合わせたかと思うと「オレ」「おれおれ」「俺だって」「ぼくも」と我先に手を挙げる。
「ならじゃんけんで決めろ」
少年の父親の言葉に子供達はじゃんけんをする。
街中で見ればとても微笑ましい光景に思えるだろう。
けれど全裸で男根を硬くしながらの争いは、誰が楓を犯すかを決める争いである。子供だが雄の争い。血が流れないだけましかもしれない。とはいえ異常な光景でしかない。
楓は逃げ出したいが、少年の父親に脚を捕まれ、広げられ、秘部を曝け出してしまってしる。逃げることはできない。
「よっしゃ俺の勝ち」
友達が見事にじゃんけんに勝ちきり、雄叫びを上げ、拳を天井へと高々に掲げた。
負けたぽっちゃりは悔しそうにし、それよりも先に負けた三人は羨ましそうに友達を見る。
勝ち残った友達は、口元に笑みを浮かべ、男根を更に硬くしながら、少年の父親によって脚を広げられ、逃げることのできない楓のことを視姦する。
「ここだかんな」
少年の父親が広げた秘部を更に広げる。友達は頷き、楓の側へとしゃがみ込む。
「待って。待ってください」
年端も行かぬ子供。
それも少年と変わらない子供に犯されてしまう。楓は留まるよう、必死に声をあげる。
けれど性への、異性への、性行為への関心から友達の耳には届かない。
少年は今から挿れる楓の、白濁したものを垂らしている薄紅の穴を見る。そして皮の被った男根の先を穴へとあわせる。
「いや。待って。待ってください。だめ。挿れたらだめ。だめです」
楓は必死に声を上げる。楓の言葉に友達は少し戸惑いを覚え、挿れるのに躊躇する。
「どうした、挿れないのか?ほら」
友達の父親がそう言うと、友達の身体を後ろから押した。
「おっ、お父さん。ちょっと待っ…」
戸惑う友達をよそに、友達の男根の先が楓の穴へと入ってしまう。ねっとりとしたうねる熱が絡みついてくる。
「えっ…。なに…これ…」
ぞくりと背筋が震え、男根の先が蕩けてしまいそうなほどに気持ちいい。初めて知る熱に友達は戸惑う。
「気持ちいいだろ。でも奥まで挿れるともっと気持ちいいぞ」
少年の父親が愉しげに言う。もうここまで挿れてしまったら後に引くのは勿体ない。
先だけでこんなに気持ちいいなら全部挿れたらどんだけ気持ちいいんだろ。
友達は喉を鳴らし、未知の快楽が気になってしかたがない。友達は生唾を飲み込むと一気に男根を楓の中へと突き刺した。
「いやっ。やだ。入ってる」
大人と比べれば小さいが、それでも硬くイキった雄が秘部を掻き分け、中へと這入ってくる。
楓の悲痛な叫び声を上げる。楓の叫びは部屋に響く。その声に大人達はせせら笑い、子供達は友達に先を越されたのが悔しく自分の番がはやく来いと気持ちが逸る。
「なにこれ…、すごい気持ちいい」
童貞を失い、初めて女を知った少年は、初めて知る女の気持ちよさに声を震わせ、蕩けるような熱い肉に身体を震わす。
熱い肉は男根に包むように絡みつき、優しく撫でるように動く。
友達は本能に導かれるまま腰を動かす。絡みついてくる肉がうねうねうねり、擦れきもちいい。腰がぼんやりと熱を帯びる。けれど腰を動かすのをやめられない。
友達はへこへこと辿々しくも必死に腰を動かしていると、急にぞわりと背筋が砕け溶けたかと思うと、おしっことは違う、どろりとした熱が一気に男根を駆け抜けていく。
「あっ、やばい。なにこれ。なんか出る」
男根がドクンドクンと跳ね、熱いものが勢いよく男根の先から出ていく。
「止まんない。なにこれ…」
何度も男根が跳ね、びゅっ、びゅっ。と熱が勢いよく出ていく。
初めての経験に友達は戸惑いを隠せない。けれど楓の中は男根が蕩けそうなほどに熱く気持ちよく、声が微かに蕩け、肌がぶるりと震え立つ。
「えっ…。うそ…。出てる…。出された…」
身動きのとれない楓の中に、初めての精が容赦なく吐き出されるのがわかる。楓は声を微かに震わし、吐き出された熱に臍を噛む。
「もしかしてイッたか?」
楓の身体を羽交い締めしている少年の父親が友達に声をかけた。
「イッた?」
「しょんべんとは違うもんがちんこから出ただろ」
「う、うん」
「それがイッてこと。精子が出たってことだ」
「精子?」
「ああ、ザーメンって言うこともある。まっ、簡単にいっちまえば赤ちゃんの元だ」
「あっ、赤ちゃん」
父親の言葉に友達は声を上ずらせ、楓を見てから、男根を、楓との結合部を見る。
楓の中に男根が消え、ねっとりとした熱が男根に絡みつき、蕩けそうなくらい気持ちいい。
友達たちも皆、友達と同じように赤ちゃんという言葉にざわめき、顔を見合わせてから、楓と友達を見る。楓は何も知らなかった子供に、容赦なく中出しされたという現実に奥歯を噛みしめる。
「そうだ。楓に誰が赤ちゃんを種付けするか今までゲームしてたんだ。その片付けお前たちにお願いしたいんだが良いか?もちろん、おまえたちも楓のまんこを使って、セックス、楓に赤ちゃんの種付けしていいからな」
少年の父親が子供達に向かって言う。友達を除いた友達たちは顔を見合わせ、互いの出方を伺いながらも、最初に言うのを牽制しあう。
「する。片付けしとくから」
楓を、女を、女の熱を唯一知った友達だけ食い気味に声を上げた。その言葉に友達たちは顔を見合わせてから「俺も」「おれも」と声を上げる。
「おっ、なら後片付けはよろしくな」
そう言うと少年の父親は、楓の耳元で囁く。
その囁きは悪魔の囁きでありながらも、楓の一縷の望みを抱かせる。父親は囁くと楓の身体を開放した。けれどまだ刺さっている小さな男根は抜けずに、刺さったまま。
「あとそれとだ。喧嘩せずに皆で仲良く使えよ。一人占めはだめだからな。出したら交代な」
「うん。わかった」
少年の父親の言葉に友達たちは声を揃えはきはきと言う。もう一度出してしまった友達だけが少し不服そうにする。
楓はまるで景品のおもちゃになったように錯覚する。けれどここで、男の大人達の前で声を荒げても得策ではない。子供達だけになってから説得しようと思い、想いを心に仕舞い込む。
「よろしくな」
そう言うと大人達は服を着直し、部屋を、集会場を後にした。
商家の倅だけが喚きながらも、酒屋の倅によって連れ出される。部屋に残されたのは楓と友達。そして襖から覗き見ている少年のみ。
少年は逃げることを考えたが、このタイミングで外に出ては大人達と出くわしてしまう。
逃げることができない。ただ襖の隙間から友達に犯される楓を覗くか、犯される楓の声を聞くことしか選択肢はない。
「次俺の番」
大人達が居なくなった部屋にぽっちゃりの調子の良い声が響く。
「なんでおまえなんだよ」
「そうだよ」
「うん」
残りの三人が不服そうに言う。
「さっきのじゃんけんで俺が次だったじゃん」
ぽっちゃりの言葉に三人はぐうの音もでない。
「ってことで今度は俺な」
ぽっちゃりは楓をハメている友達に言う。大人との約束、皆で仲良く。友達はここで喧嘩してもし大人にバレたら、今度がないかもしれない。
友達は不満げに、渋々ながらも楓の中から男根を抜いた。
そして友達は今まで挿れていた。入っていた穴を見る。
穴はひくひくとしながらも閉じることはなく、ぱっくりと開き、白濁したものを垂らしている。
けれど白濁したものが自分のものかはわからない。でもこれが赤ちゃんの素だと知った。知ってしまったからこそ、楓を、アイドル高垣楓を孕ましたいと雄の本能が友達を煽る。
「あの、こんなことしたらダメ…ですよ。いまここで止めてくれたら誰にも言わないから、ね。こんなことやめましょう」
男根が抜け、楓は意を決し、子供達に向かって諭すように言う。
けれど楓の言葉は、高垣楓とセックスできるとい現実を前にした子供達には響かない。
楓のことを見てくる目は、何言ってんだこいつ。と唾棄し、冷ややかで、虎視眈々と獲物を嬲る獣のような目をしている。今まで犯してきた大人とは違った雄の目をしている。
ぽっちゃりが楓のことを見下ろしながら、犯そうと近づいてくる。
「ぃゃ…、ゃっ…」
楓は小さく上擦った悲鳴を上げ、後ろへと下がろうとする。
けれど一晩中男達に犯された身体は言うことを聞かず、腰はまるで砕けたように力が入らない。
逃げようとする気持ちだけが、逃げていく。
ぽっちゃりは楓の脚を広げると、今から挿れる穴を見てから、男根の先をあてがおうとする。
「だめッ。こんなことしたら」
楓は悪足掻きとばかりに声を張り上げ、手で秘部を隠そうとする。けれどぽっちゃりが手を掴み邪魔をする。子供ながらも、力強く、雄の欲を感じさせる。
「誰か手、抑えろ」
ぽっちゃりの言葉に、友達が頷き、楓の後ろから手を掴み、そのまま羽交い締めし、邪魔をする。手が自由になったぽっちゃりは男根の先を秘部へとあてがう。
「ここか?」
「たぶん、合ってる」
ぽっちゃりの言葉に友達が頷く。
「いや。待って。待ってください。だめ。イヤ。ゃっ。だめ…」
暴れる楓を友達が必死に羽交い締めし、押さえつける。ぽっちゃりは男根の先にふれながら、穴へとあてがう。そして喉を鳴らしてから楓の中へと男根を沈めていく。
小さいながらも硬いものが肉を分け入り侵入してくる。
「ゃ…。ぃゃ。やだ…。入ってきてる…」
止まることなく肉を掻き分け、小さな男根が楓の中を這いずってくる。
「やばっ。なにこれ。我慢でねー」
初めて知る蕩けそうなほどに熱い肉にぽっちゃりは声を震わし、我慢できずに一気に男根を突き刺した。
「やっ」
ぐぶっ。と力強く小さな男根に突き刺され、楓は悲鳴を上げ、唇を震わした。
「すっっっげえ。なにこれ、マジで。めっちゃ気持ちいい」
ぽっちゃりは初めて知った女の肉に蕩け震えた声を上げ、結合部を見る。
男根は楓の中へと姿を消し見えない。ホントに入ってんだよな…。女の身体の中へと入っているのが不思議でならず、ぽっちゃりは腰をゆっくりと引いていく。
結合部からまるで口から旗を出すマジックのように男根が姿を見せてくる。
秘部から現れた男根には、ねっとりとした熱が絡みつき、艶めかしい蜜が絡みつき、てらてらと光っている。
「やばっ」
絡みつく肉が待ってとばかりに男根に絡みついてくる。ぽっちゃりは声を震わし、半分くらい抜いたところで、また楓の中へと男根を沈めていく。
「すげ。入ってく」
結合部へ、楓の中へと消えていく男根にぽっちゃりは興奮を隠せない。
また男根に絡みついてくる柔らかな肉が気持ちよくてたまらない。
ぽっちゃりは根本まで挿れるとすぐに腰を引く。何度か腰を動かす。楓は唇を震わせながらも、硬く結び、必死に堪える。
「やばっ。気持ちよすぎ。腰が止まんねー。ザーメン出る」
何度か腰を動かした後、ぽっちゃりは楓の中へと躊躇なく注ぐ。ドクンドクン。と男根が跳ね、また中へ吐き出されてしまう。
「めっちゃ出たわ。オナニーなんかより気持ちいい」
ぽっちゃりは蕩けた声を楓の顔に吹きかけ、男根を抜いた。
男根が抜けた秘部の穴から、ぼどっ。楓の中へと吐き出した白濁したものが溢れ、そのまま下の穴を隠す。
また年端も行かぬ子供に容赦なく吐き出され、溢れ出てくる白濁したものに楓は顔を青ざめる。
「っで次は誰だ?」
「おれ」
ぽっちゃりの言葉に坊主が手を挙げる。
「ならさっさとしろよな。またハメてーから」
鼻息荒くぽっちゃりが言う。また。と言う言葉に楓は耳を疑ったが、子供と言えども欲望を孕んだ雄。
一回出しただけで満足するわけがない。坊主は硬くなった男根の先を楓の秘部へとあてがう。
「こっ、ここ?」
「おう。そうだ。そこだ」
「そのまま、腰を前に押し出せ」
戸惑う坊主に、先に経験をしたぽっちゃりと友達が教える。坊主は生唾を飲み込み、あてがった先を楓の中へと沈めていく。
また容赦なく分け入ってくる小さな男根に楓は唇を歪める。
「なに…これ。すごい」
初めて知る、とろっとろで溶けそうなほど熱くて気持ちいい肉の感触に坊主も声を震わし、結合部を思わず見てしまう。
男根の根本近くまで楓の割れ目の中に入っている。
「だろ。でもな、腰動かすと肉がうねうねうねって絡みついてもっと気持ちいいぞ」
「ほ、ほんと」
友達の言葉に坊主は鼻息を荒くし、腰を動かす。友達の言葉を裏付けるように、絡みついてくる肉がうねうねとうねり更に絡みついてくる。
「あっ、なにこれ。すごい。あっ、だめ。なんか出る」
腰を動かしただけなのに、身体が溶けてしまいそうなくらい気持ちいい。
坊主は初めて知る溶けそうな感覚に我慢できず、初めて知る玉がぐつぐつ煮え立ち、こみ上げてくる感覚に堪えきれず、腰を引いた中途半端な状態でイッてしまった。
「なんか出た…」
初めて知るイく感覚に坊主は戸惑いを隠せない。楓は、また出されてしまった。と容赦ない欲を注ぎ込まれ小さく嗚咽をこぼした。
「もしかして、もうイッてのか?」
「たぶん…」
「お前早すぎだろ」
ぽっちゃりは坊主をからかうように言う。
「オマエもはやかっただろ」
坊主は抜きながらもぽっちゃりに食って掛かる。
「それでもお前よりももったかんな」
ぽっちゃりの言葉に坊主は反論できない。ぽっちゃりの言う通り、ぽっちゃりの方が多少は我慢できていた。
「次はオマエよりも長くしてやるかんな」
捨て台詞を吐くように坊主は言う。
楓は次と言う言葉に改めて次があるのだと、まだ犯されるんだと、終わりの見えない新しい絶望に楓は脱力してしまう。
「やっとオレの番だ」
坊主が抜き退くと同時に、待ちくたびれてたとばかりに、短髪が楓の前へとくる。
そして躊躇することなく、男根の先を秘部の穴へと押し付ける。そしてその勢いのまま、男根を楓へと突き刺した。
男根は一気に柔らかな肉を掻き分け、中へと入り、掻き分けた肉が男根に絡みついてくる。
「すごっ。まんこの中ってこんなに気持ちいいんだ」
初めて知る女の熱に感動しながらも、もっと気持ちよくなりたい。ねっとりとした熱を纏った肉が絡みつき、男根を優しく撫でてくる。
おっかなびっくりと、腰を引かせながらも短髪は腰を動かす。動きに合わせるように肉が蠢く。
「やばい。気持ちよすぎ。あっ、だめ。出る」
短髪はみこすり半ほど腰を動かし、楓の中へと容赦なく熱を吐き出した。初めて吐き出す熱は気持ちよく、このまままた動きたくてたまらない。
短髪は出ると言ってしまったことを後悔する。
言わなければどさくさ紛れて、続けられたかもしれない。でも、言葉にしてしまったからもう遅い。短髪はため息をこぼし、名残惜しみながら男根を抜いた。
楓はまた容赦なく吐き出され、恥辱に奥歯を噛み耐えるのをやめ、半ば受けいれる。
「次はおまえの番な」
ぽっちゃりの言葉に、ただ一人まだまっさらな眼鏡に視線が集まる。
「ぼっ、ぼく…」
「お前以外誰がいんだよ。皆ヤッたんだぜ」
「そうそう」
尻込みをしている眼鏡にぽっちゃりが言い、他の三人が頷いた。
「めっちゃ気持ちいいぞ、この穴」
楓のことを羽交い締めしていた友達が、楓の秘部にふれると、穴を指で大きく広げる。
穴が更にぱっくりと開き、蜜と吐き出された白濁したもので濡れ、艶めかしく光っている薄紅色をした肉がよく見える。
肉は男の本能を掻き立てるには十分すぎる。眼鏡の男根が上へと唆り勃つ。
「う、うん」
眼鏡は生唾を飲み込み、喉を大きく鳴らしてから、男根の先を穴へとあてがおうとする。けれど手でふれることなく、そのまま挿れようとして上手くいかない。
「あっ、あれ…?」
四人が上手くできたのに、一人上手くデキずに眼鏡は戸惑い、テンパっていく。
ただ必死に腰を動かす。けれどねるんと蜜に男根の先が滑り、上手く挿れられない。
「あせんなって。まずちんこの先を手で持て」
ぽっちゃりが声を眼鏡に声をかける。
「う、うん」
眼鏡は言われた通り、男根の先を指で掴む。
「それでちんこを持ったまま、先を穴にあてがってみ」
短髪の言葉に眼鏡は頷き、言われたとおり男根の先を掴んだまま、穴へとあてがう。
「そんでそのまま腰を前へ押し出せ」
坊主の言葉に首を一度縦にふってから、腰を前へと押し出していく。
手を取り合い、教え合うのことは学校では褒められることだろう。けれど学校ではない。ましてや性教育ですらない。ただの一方的な欲の蹂躙。
欲望で一つになる年端も行かぬ雄の獣達に、楓は抗うことは出来ず、ただ一方的に嬲られ、蹂躙されることしかできない。
「ぅ…。ぅぅ…」
楓は中を掻き分け、這いずってくる小さいながらも硬い雄の肉棒に小さく嗚咽を零した。
「あぅ。なにこれ…」
初めて知る女の熱に眼鏡は戸惑う。熱は一気に絡みつきてきたかと思うと、奥へと引くずりこもうとしてくる。眼鏡は耐えきれず、熱に男根を握られたまま楓の中へと溺れた。
「あ、だめ。なんか出ちゃう」
根本まで一気に挿れた瞬間、蕩けそうな熱に身体が一気に蕩けたかと思うと、背筋が震え、玉が一気に滾り、勢いよく滾った熱が男根を突き抜けていく。
男根がビクンビクンと跳ね、どくどくと初めて知る滾った熱が出ていく。暴れながら吐き出される熱を、楓は受けただ止めることしかできない。
「出ちゃった」
挿れるだけでイッてしまった眼鏡は肩を落とした。
この瞬間。もう少年だけの楓ではなくなってしまった。友達皆楓のことを知ってしまった。そして少年が許されることがなかった中出しを、全員が経験してしまった。
少年は友達たちに犯さられる楓を見ていることしかできなかった現実に嗚咽を零した。
「おまえ早すぎだろ」
「早漏っていうんだぜ」
友達とぽっちゃりが眼鏡をからかう。
「うう。だってこんなか気持ちよぎるんだもん。どろっどろしてて熱くってうねって絡みついてがきて。それに皆だって早かっただろ」
眼鏡が捲し立て言う。眼鏡の言う通り、皆我慢することができずどんぐり背比べと変わんない。眼鏡は楓の中に挿れたまま抜こうとはしない。
「はやく抜けよ」
「やだ」
ぽっちゃりの言葉に眼鏡が食って掛かる。楓の中はどろっどろしてて熱く、肉が絡みつき気持ちいい。ずっと中にいたい。出したばかりの男根が硬さを取り戻してくる。
「順番守れよな」
坊主が少し不服そうに言う。
「良いじゃん。ぼくが最後まで我慢したんだから」
男根が硬さをしっかりと取り戻す。眼鏡はそう言うと、どさくさ紛れて腰を動かす。ねっとりとした肉に男根が擦れ気持ちいい。
「なにこれ。すごいきもちいい」
眼鏡は蕩けた声を零しながらも腰を必死に動かす。
「あっ、ずりぃ」
楓のことを羽交い締めにしている友達が声を上げる。
友達は楓が逃げないよう、隠さないよう、抑えているせいで、楓にふれてるとは言え、自由に動けず、他の子が羨ましく思っていると、あることに気が付いた。
「あっ、そっか」
友達は楓を抑えるふりをし、楓の膨らみを揉む。
胸は力を入れただけ、指先が食い込むほど柔らかく、肌はじっとりと汗ばみ、そのせいかより指先に吸い付いてくる感じがする。
「おっぱいすげえ。めっちゃ柔らかっ」
友達は鼻息を荒くし、興奮気味に言う。そして力いっぱい乱暴に揉んでいる膨らみを揉みしだく。
力任せで乱暴で、一方的な愛撫は痛くて堪らない。膨らみに指が喰い込み、爪があたり痛い。
「いたっ」
楓は思わず声にしてしまう。けれど友達の耳には届かず、乱暴に揉みしだいてくる。
そして秘部を埋める小さいながらも硬いものが内側から楓のことを乱暴に嬲ってくる。
「やばい。すごい。腰とまんない」
眼鏡は蕩けた声を上げながら必死に腰をふる。
「おっぱい。おっぱい」
友達は乱暴に楓の胸を揉みしだく。
「あっ、ずっりい。俺にも揉ませろよ」
ぽっちゃりが片方の膨らみを無理やり奪い取り、そのまま揉みしだく。
「やばっ。すげ。ちっちゃい癖にめっちゃやわらかっ」
始めても揉む膨らみにぽっちゃりは感動し、乱暴に揉みしだき柔らかさを堪能する。
「いっ。痛いッ。まって。そんなに乱暴にしないで」
蹂躙するような触り方に楓は耐えきれず声を荒げる。
けれど友達はお構いなしに楓の膨らみを嬲り続け、ぽっちゃりはツンと尖った突起の存在に気が付きむしゃぶりついた。
「ひっ」
ねっとりとした熱が突起を吸い付いてくる。楓はか細い悲鳴を上げ、顔を強張らせた。
「あっ、ずっりい」
友達も突起の存在に気が付いていたが、後ろからではしゃぶることはできない。それならと突起を抓み、ぐりぐりと弄る。
「ぃや。やっ。あっ…」
突起を咥えられ嬲られのはイヤで、不快感で堪らない。
それなのに身体は敏感で、弄られるたびに楓の身体は甘く、びりっ。と痺れ、じんわりと熱が身体を蝕んでくる。
楓は抵抗したくとも力が入らず、好き勝手に嬲られる。
「すごい。中狭くなってうねってくる。なにこれ、すごいきもちいい。腰とまんない」
眼鏡も腰をへこへことたどたどしくも動かし続ける。
乗り遅れた短髪と坊主は羨ましそうに三人を見つめ、はやく眼鏡がイけと思いながらも、なにかすることはないかと楓のことを見る。
「あっ。だめ。また出る。出ちゃう」
眼鏡は我慢できずに楓の中でまたイき、中へと注ぎ込んだ。
「でちゃった…」
眼鏡が出した。坊主と短髪は顔を見合わせると同時に「じゃんけん」と叫び「よっしゃあ」と坊主が拳を突き上げた。
「はやく抜けよ」
坊主が眼鏡に言う。眼鏡は渋々ながらも今回は素直に抜いた。
邪魔をする奴が消え、坊主は広げられた楓の脚の合間に身体を入れると、楓の中へと男根を挿れた。
「あっ…。やっぱ楓の中、気持ちいい」
坊主は蕩けた声を上げ、背筋を震わした。
「あっ…」
楓の膨らみにかまをかけていた友達とぽっちゃりは、いつの間に眼鏡から坊主へと交代しているのに気が付き、呆然とする。呆然とする二人を他所に坊主は腰を振り続ける。
友達は羽交い締めするのをやめ、そのまま床に楓のことを押し倒し、そのままさわることしかできなかった突起を咥えた。
「ひゃっ」
楓は咥えられた瞬間、可愛いらしい悲鳴をあげる。
「あっ、俺も」
ぽっちゃりももう一度楓の突起を咥える。
「んふぅ」
楓は可愛いらしい悲鳴を上げるのではなく、今度はくぐもった吐息を零す。
突起を咥えた二人は必死に突起を貪り食うようにむしゃぶる。
「んっ、んふぅ。あっ。だめ…。んんっ。あっ…」
突起はとても敏感で、むしゃぶるたびに身体が甘く痺れる。楓は声を必死に我慢しようとするが、別々に吸われ、弄られ、甘噛みされ、我慢ができず、声を零してしまう。
「あっ、すごい。さっきよりも締め付けてきた。なんでだ?あっ、やべっ。我慢できない。出る」
必死に腰を動かしている坊主が蕩けた声で言う。そして楓の中へと注ぎ込んだ。
「あー、でちゃった…」
坊主は不服そうに言いながらも、言いつけを守り、楓の中から男根を抜いた。
身体の中から小さいながらも硬いものが抜け、楓は安堵したが、突起を咥える二人は咥えたまま。
「んっ。あっ…、んふぅ」
楓は必死に声を零さないように我慢する。
「そんなに違ったの?」
短髪が坊主に問いかけた。
「めっちゃ違った。なんて言ったら良いんだろ。こう、ぎゅっ。とちんこが掴まれたかともうと、もうめっちゃうねうねうねってぎゅっってちんこを締め付けてきてさ、すげーんだよ」
必死に坊主は言葉にするが、短髪には理解できず、首を傾げた。
「挿れたらわかるからとりあえず、挿れてみろよ」
「うん」
経験した方が早いと思い、坊主は短髪を促す。短髪は頷き、楓の中へと挿れる。
ねっちゅりとした熱が襲いかかり、掴んできたかと思うと、引きずり込んでくる。
短髪は堪えきれずに一気に楓に突き刺す。掻き分けた熱い肉が直ぐに男根に絡みつき、締め付けてくる。
「あっ…。すごい」
短髪はさっきよりも締め付け、蕩けさせてくる肉熱のあまりの気持ちよさに声を震わす。
「だろ」
坊主の問いかけに短髪は頷き。
「でもなんでだろ?」
でも何が違うのかがわからずに首を傾げ、楓を見る。
するとさっきとは違い、楓の膨らみの突起を咥える二人の姿が目に入った。
「もしかして…。おっぱいさわったり、吸ったりしたから?」
「まさか…」
短髪の言葉に、坊主も膨らみにむしゃぶりついている二人を見る。眼鏡も短髪の後ろから二人のこと見る。
「なんだよ」
視線に気が付いたぽっちゃりが突起から口を離し、どこか不服そうに言う。
「いやさ、二人がおっぱいイジって、乳首吸ってると、めっちゃ楓の中が熱くなって濡れて、締め付けてきて、もしかして女っておっぱいイジると気持ちよかったりして」
「まさか」
短髪の言葉にぽっちゃりは半信半疑に楓の、今まで咥えていた突起を見る。突起は唾液で濡れ、ツンと上へと勃っている。
「ん?どうした」
友達は会話が耳に入り、膨らみをイジるのをやめた。
「いや、こいつらが言うには、おっぱいイジると楓のまんこん中が気持ちよくなるってさ」
「ほんとかよ」
ぽっちゃりの言葉に友達は耳を疑う。
楓はただ純粋な疑問に首を傾げている子供達の会話が怖くて堪らない。子供達の視線が楓に注がれれる。
その視線は鋭く、まるで獲物を狩る前の獣のようで、野蛮でしかたない。
「とりあえず、試してみっか。やってみればわかんだろ」
話していてもわかることではない。やってみればわかること。ぽっちゃりはそう思い言葉にした。
「だな」
友達もぽっちゃりの言葉に頷く。そして二人同時に突起に吸い付いた。
「ひっ…。ぃゃ…。ひゃんッ」
がりっと突起が噛まれる。その瞬間、ビリッ。と電流が身体を駆け巡り、可愛い悲鳴で楓は啼いた。
「やばっ。めっちゃ締め付けてきた」
可愛い悲鳴で楓が啼いた瞬間、ねっちょりとした熱い肉がキツく締め付けてくる。
「ほんとか?」
「マジ。マジだって。めっちゃ締め付けてきたから」
ぽっちゃりの言葉に短髪は語気を強め、興奮気味に言う。なら。と友達は突起を噛み、吸い付く。
「んあっ…あっ。だめぇぇ」
楓は身体を捩らせながら必死に堪らえようとする。けれど身体は甘く痺れ、じんわりとした熱が身体を支配してくる。
「あっ、すっげー。また締めてきた。あっ、やべ…出る」
ぎゅっ、ぎゅっ。とねっちょりとした肉に締め付けられ、シゴカれる感覚に短髪は堪えきれず、ほとんど動くことなく果ててしまった。
「だっさ。早すぎだろ」
坊主が短髪をからかう。
「いや、マジでヤバかったんだって。ハメたらわからるから」
「そんなにか?」
「マジのマジだって」
短髪は興奮気味に言う。坊主はさっきの絡みつく熱を思い出すと否定できない。
あれを最初からされてたら短髪のように堪えきれなかったこもしれない。坊主は今すぐにでも挿れたい気持ちになる。
「今度は俺だかんな。はやく抜けよ」
短髪と坊主を牽制するかのように、ぽっちゃりが言う。短髪は渋々ながらも男根を抜き、ぽっちゃりに譲った。
「あっ…」
突起にむしゃぶりつき、タイミングを逃してしまった友達がようやく、順番を奪われたことに気が付き、情けない声を上げた。
「遅かったな」
ぽっちゃりは友達に向かって言うと楓の中に男根を突き刺した。
「んっ」
突き刺された楓はくぐもった声で啼く。
「あー、きもちいい」
ぽっちゃりはまるで温泉に浸かった瞬間のおっさんのような蕩けた声を上げた。
「おっさんかよ」
坊主がぽっちゃりに向かってせせら嗤い言う。
「うっせ。それよりも乳首吸わねーなら、俺が吸うぞ」
ぽっちゃりはそう言うと、身体を倒し、今で吸っていた突起を咥える。
「あっ、待てよ」
「早いもん勝ち」
声を揃え乗り遅れた短髪と坊主に向かって、ぽっちゃりは咥えながら嗤い言う。
そして咥えた突起を噛み、舌先で突起をなめる。
「んんッ」
身体が甘く痺れる。楓は甘い声を零れないよう奥歯を噛み締め、必死に声を我慢する。
けれど身体は正直で、咥えた小さいながらも硬い男根を締め付ける。
「あっ、マジだ」
突起をイジるたびに、ねっとりとした熱が、ぐむぎゅむ。と締め付けてくる。疑っていたぽっちゃりは本当のことに興奮し、咥えた突起をイジりながら腰をふる。
「んっ。あっ…。ぃゃ…」
ぽっちゃりの腰の動きはねちっこく、まるで大人の男を思い出させる。
楓は嫌がるが拒絶することはできない。ただ嬲られることしか許されない。楓は微かに嗚咽を零しながらも、受け入れる。
ぽっちゃりの力強い腰つきに他の子は圧倒される。友達は突起をイジるのをやめ眺める。
「やばい。めっちゃ気持ちいい。腰とまんねー」
ぽっちゃりは腰を楓に打ち付けながらも、咥えた突起を甘噛み、離さない。
ねっとりとした熱が更に溢れ、ぐむぎゅむ。と柔らかい肉が男根を掴み、締め付けてくる。どろりとした熱が身体を焦がしてくる。
「あっ、やべぇっ。出る、出すぞ」
ぽっちゃりは堪えることはせず、そのまま腰を楓に打ち付け、男根で刺し、楓の奥へと注ぎ込んだ。
「ぅぅ…」
容赦なくまた中に出され、楓は嗚咽を零しながらも、少年の父親が去り際に耳打ちした言葉を思い出し、必死に時間が過ぎ去るのを願う。
「あー。めっちゃ出た」
湯上がりのおっさんがビールを飲むようにぽっちゃりは言い、男根を抜いた。
「ようやくか」
自分の番がようやく周ってきた友達は、ぐったりと横たわり、脚をだらしなく広げ、股を晒している楓を見る。
ぱっくりと開いた割れ目の薄紅色をした穴からは吐き出された白濁したものが溢れ零れている。
少年は挿れたい逸る気持ちをぐっと押さえつけ、割れ目に手を伸ばし、割れ目を広げた。くぱぁ。と穴が更に広がり、薄紅色をした肉が奥まで見え、奥まで白濁したものが溜まっている。
そして割れ目上に隠れるようにぷっくりとした突起があるのを発見した。なんだろう?友達は首を傾げる。
「挿れないんだったら、順番飛ばすぞ」
挿れない友達に向かって、もう硬さを取り戻しているぽっちゃりが言う。
「いま挿れるとこだから」
友達は慌てて男根の先をあてがうと、そのまま沈める。
ねっちょりとした熱を男根が掻き分け、掻き分けた熱が男根に絡みつき、包み込む。
蕩けそうなほど気持ちいい。また容赦なく中を蹂躙してくる、小さいながらも硬いものに楓は唇を歪める。
「やばっ」
これだけでは気持ちいいの突起をイジると更に締め付けて、気持ちいいらしい。
少年は二つの突起を見ながら、どっちを咥えようかと考えていると、ふと割れ目上に隠れていた突起が頭によぎる。
友達は胸の突起をイジるのではなく、割れ目の突起を探す。ぷっくりとした突起が目に入り、手を伸ばし、指で摘む。
「んあっ」
ビリッ。と刺すような刺激に楓の身体は貫かれる。楓は身体を捩らせ、甲高い声で啼く。
「うおっ」
ぐぎゅぅぅうう。と柔らかい肉が男根を握りつぶすように締め付けてくる。友達は裏返った驚きの声をあげる。
「いまなにしたの?」
楓が突然甲高い声で啼き、身を捩らせたのに驚いた短髪が声をかけた。
「なにって…。ここにある突起イジったらこうなった」
友達の言葉に視線は友達が抓む突起に集まる。けれど茂みと友達の指に隠され突起は見えない。
「突起なんてあんの?」
「あるから。ほら」
疑っている坊主に向かって友達は言い、突起を抓み、ぐりっ。と潰すようにイジる。
「あッ。だめっ。そんなふうにイジらないで」
ビリッと刺すような刺激が楓の身体を貫く。楓は少し舌足らずになりながらも、捲し立て、必死に言う。楓の中は、ぎゅむぅぅ。抱きつくように締め付けてくる。
「やばっ。めっちゃ気持ちいい」
友達は初めて知る締め付けに蕩けた声をあげる。
「そんなに気持ちいいの?」
眼鏡が後ろから聞いてくる。
「マジで、気持ちいいから」
友達は答えると、抓んだ突起をぐりくりとイジる。ぎゅむぅぅ。と締め付けたかと思うと、ぐぬぐぐ。とうねりしごいてくる。
「いやっ、やっ、やめへ…」
突起をイジられた楓は身体を捩らせ、舌足らずの言葉でやめてと懇願してくる。
けれどその姿は雄の嗜虐性を擽り、呼び覚ませる。友達は腰を動かしながらも抓んだ突起を容赦なくイジる。
「あっ、ぃやっ。あっ、だめぇぇ。んンッ。あっ。そこ…。そこイジらないでぇぇえ」
突起を弄られるたび、刺すような刺激に身体が刺され、甘い刺激が身体を襲ってくる。楓は甲高い声を上げ、身体を捩らせ、逃げようとする。
「誰か身体抑えて」
少年の言葉に、ぽっちゃりと坊主が慌てて楓を抑えつけ、どさくさ紛れ突起に吸い付いてくる。
子供と言えども雄。力強く楓が逃げることはできない。
逃げることができなくなった楓を友達は抓んだ突起をイジりながら腰をふり犯す。
締め付けてくる中を男根で無理やり掻き分け、犯すのは気持ちよくてたまらない。友達の腰は力強くなる。
「ぃやッ。やッ。だめ…。んンッ。あっ。くり、クリそんなにイジらないで。乳首、乳首もらめ」
暴れることができなくなった楓は必死に声を荒げ懇願する。けれど荒げた声はどこか蕩け、気持ちよさそうに思えてしまう。少年は突起をイジるのをやめず、更にイジる。
「らめっ。そんなにしゃれたら。ィく。ひっちゃう」
夜に何度もイかされた身体は快楽の火が回るのは早い。身体は甘く痺れ、どろりとした熱が内側から楓のことを焦がす。
このままでは年端も行かぬ子供にイかされてしまう。さらにおもちゃにされてしまう。理不尽な恐怖が楓のことを追い詰めてくる。
「いやッ。やっ。らめ。んふぅ。あっ。だめ。イく。ひっちゃうッ。ぃゃ…」
楓は堪えきることはデキず、何も知らない、初めての子供に簡単にイかされてしまった。
「やばッ」
ぶじゅっ。と熱い蜜が楓の奥底から溢れ出てきたかと思うと、ぐぎゅぅぅうう。と締め付けてくる肉が細かく震え痙攣する。
熱い蜜と痙攣する肉に友達の我慢の堰は壊されてしまう。友達は楓の突起から手を離し、イッてしまった。
「あー、出しちゃった…」
まだまだ愉しむ筈だったのに、予想外の締め付けを前に終わってしまい友達は悔しそうに言った。
「そっ、そんなにきもちよかったのか?」
短髪が食い入るように聞いてくる。
「めっちゃ気持ちよかった。こうなんて言ったら言いんだ?めっちゃ気持ちよかったとしか言えないほど良かった」
友達は絡みついてくる肉に名残惜しみながらも男根を抜き言う。
「乳首とどっちをイジると気持ちいいんだろ?」
「たしかに」
眼鏡のポツリとこぼした言葉に友達たちは顔を見合わせる。
「両方イジればよくね?てか今両方イジってたし」
「たしかに」
すぐさまぽっちゃりが言い、皆で納得する。そして楓のことを見る。
楓を見てくる目は獲物を見つけた雄の獣のよう。楓は思わず後ずさりしたくなるが、二つの突起をイジられたせいか、腰が砕け身体が言うことをきかない。
楓はこれからされる、犯される恐怖に歯を鳴らし、目を虚ろに彷徨わせる。
友達たちは楓が逃げないように囲むと、誰が言うでもなくじゃんけんをし、順番を決める。その結果、短髪、眼鏡、坊主、ぽっちゃり、友達の順番に決まった。
「また最後かよ」
友達は悔しそうに言う。ブービーのぽっちゃりも悔しそうしている。
「お先」
短髪は二人に向かってせせら笑うと、楓の脚を広げ、じっくりと割れ目を観察し、突起の位置を把握すると男根を楓に突き刺した。
「んあっ」
楓はくぐもった声で啼く。
「あー、やっぱ気持ちいい」
ぐぬうぬと柔らかな肉が男根に絡みついてくる。何度挿れても楓の中は蕩けてしまいそうなほど熱くて気持ちいい。短髪の声は自然と蕩けてしまう。
「あっ、そうだった」
突起の存在を思い出し、短髪は割れ目を弄り、友達がイジっていた突起を探す。突起はぷっくりと尖り直ぐに見つかる。
「これか…」
「ぃあッ。まっっ…おっ、アッ」
楓は慌てて手を伸ばし邪魔をしようとしたが遅く、突起を抓まれてしまう。
楓は喉を潰したような声を上げ、身体を跳ねながら捩る。イジられ、突かれる度に、意識には白み、霞んでいく。
「あっ、マジだ。すっげ、締めてくる」
友達の言う通り柔らかな肉が締め付けてきて気持ちいい。
どろりとした熱い蜜も奥から溢れでてくる。短髪は蕩けた声で言いながら、腰を動かす。
ねっちゅりと柔らかな肉が細かく震えながら絡みついてくる。柔らかな肉を男根で無理やりこじ開けるのは気持ちよくてたまらない。
「すっげ。やば。きもちよすぎ」
気持ちよさそうな短髪の声が他の四人には羨ましくてたまらない。はやくイけ。自分の番がはやく来い。と思いながら楓とヤッている短髪をみる。
楓は身体を捩らせながら蕩けた声で啼く。その仕草と声は我慢している男根にとって毒でしかない。男根が痛いくらい硬くなってくる。
「あー。むり。我慢できねー。なー、挿れさせてくれよ」
まだ自分より先に三人もいる、ぽっちゃりが堪えきれずに言う。
「おまえはまだだろ」
友達が静止させるが、ぽっちゃりの鼻息は荒く、気持ちも逸っている。
「そうだけど…。ならさ、違う穴に挿れさせてくれよ」
「はっ?違う穴?」
「あんだろ尻穴が」
「いや、それって…。でも…、いや…」
ぽっちゃりの言葉に友達は最初こそは耳を疑ったが、まるで何かを咥えていたかのようにぱっくりと開き、前の穴と同じように白濁したものを垂らしていたのを思い出した。
あの光景からしたら、もしかしたらもしかするかもしれない。友達は否定できない。
「物は試しって言うだろ。なっ」
挿れるのは自分ではないし、挿れられるのも自分ではない。関係ないと言えば関係ない。それに本当に入る、挿れることができるのか気になってしまう。
「いいんじゃないかな?穴が増えたら沢山できるし」
眼鏡がおずおずと言ってきた。眼鏡の理不尽な物言いに友達は少し引きながらも、確かにと思ってしまった。
「なら決まりだな。おい、ちょっと止まれ」
ぽっちゃりは勝手に纏めると短髪に声をかけた。
「なんだよ」
中断させられた短髪は不服そうに、少し睨みつけるようにぽっちゃりを見た。
「俺も挿れるからちょっと楓の体勢かえよう」
「はッ?挿れるって何いってんだよ。オマエはまだ後だろ」
「いやそうだけど、俺が挿れんの尻穴だ。だから一度抜け」
「ン?は?しり?あっ、えっ。マジで?マジで言ってんのおまえ?」
短髪はぽっちゃりの言葉に耳を疑い聞き返しながらも、好奇心からぽっちゃりの言うことを聞き男根を抜いた。
意識が薄らいでいる楓の耳にも尻という言葉は微かにだが届く。そしてイッていないのに抜けた男根に嫌な予感を抱く。
「ああ。マジだ。だから俺も挿れやすいよう、楓の身体をこうしてさ」
楓の身体を横向き寝にする。
「へっ…なに…」
意識が薄らいでいた楓は突然体勢を変えられ困惑する。
困惑している楓を尻目に、ぽっちゃりは楓の尻を広げ、穴を見やすいようにする。
二つの穴が横に並び、両方の穴は広がり閉じることはなく、白濁したものを垂らしている。
ぽっちゃりは挿れる穴ではなく、もう一つの出す穴へと男根の先をあてがおうとする。
「マジで挿れんの?」
坊主のおっかなびっくりした声にぽっちゃりは力強く頷き、あてがうと躊躇することなく一気に楓の出す穴へと男根を突き刺した。
「いやっ。そこはちがッ」
後ろの穴を突き刺された楓は声を荒げ、抵抗する。
けれどずっぷりと後ろの穴を埋めてくる、生理現象で出すモノとは違う、小さいながらも硬いものがしっかりと存在している。
「ぃゃ…。ぃゃ…」
楓は唇を震わせながら小さく嗚咽を零した。
「やばっ。こっちの穴もすげえ気持ちいい」
前の穴とは違うどっちゅりとした肉の締りにぽっちゃりは声を震わせる。
少年が許されなかったお尻の穴をぽっちゃりが簡単に挿れてしまう。
「まじで…」
「マジで。てか前使わねーなら挿れんぞ」
「いや待てよ、それは」
短髪は慌てて男根を挿れようと楓の脚を持ち上げる。
ふっさりと濃密な茂みにぱっくりと開いた割れ目の穴。そしてぽっちゃりの男根をがっちりと咥えたお尻の穴が見える。
「まじで入ってる」
改めてぽっちゃりが楓のお尻の穴に挿れたということを認識しながらも、男根の先を割れ目の穴へとあてがうと躊躇することなく突き刺した。
「いやっ」
また二本、それも子供に刺された楓は悲鳴をあげる。けれど悲鳴は虚しく消え去り、二つの穴を埋める小さいながらも硬い感触だけが残った。
「やっぱ気持ちいい。てか、お尻にも挿れてるせいかなんかさっきよりも狭い気がする」
「やっぱそうか?こっちもなんか狭くなった気がすんぞ」
短髪の思ったままの感想に、同意するようにぽっちゃりも言う。
「これで動いたらもっと気持ちいいじゃね?」
「おう」
ぽっちゃりの言葉に短髪が頷き、腰を二人同時に動かす。
前と後ろ。両方の穴を小さいながらも硬い男根が楓のことを陵辱してくる。
「いや。やっ、だめ。動かないで」
楓は嗚咽混じりの切迫した悲痛な声で懇願する。けれど二人は腰を止めることはない。
「やばいこれ」
「こっちもヤバいぞ」
短髪の言葉にぽっちゃりが食い気味にかぶせる。二人は一心不乱に腰を動かす。
ごりっ、ぐりっ。ぐぶっ、ぐちゅり。二つに男根が楓のことを容赦なく嬲ってくる。
「ゃっ。ぁっ。らめ…。はっ、あっ…。んあっ、あんッ」
楓の尊厳は嬲られるたびに壊されていく。身体は甘く痺れ、蕩けた声が二つの男根によって押し出されてしまう。
「やば…い…。もうだめ」
堪えきれなくなった短髪が先にイき、前の穴へ注ぎ込む。また中に出されてしまった。吐き出される熱が楓に教えてくる。
「俺も、もう、むり」
お尻の穴を嬲ってきたぽっちゃりも堪えきれず、そのまま楓のお尻の中へと出した。
「ぃゃ…」
ドクンドクン。と暴れながら熱がお尻の中へとまた出されてしまった。楓は受け入れたくない、信じたくない現実に嗚咽を零す。
出した二人は満足はしてないが、それでも一度は抜く。
穴を塞いでいた二つの男根が抜け、楓はぐったりと仰向けで横たわる。
見慣れない天井が広がっている。天井は徐々に霞、瞼が重たくなってくる。このまま寝てしまいたい。楓はそう願った。けれど楓を見てくる雄の獣のような瞳達がそれを許さない。
「ほんとにお尻に出したの?」
眼鏡がおっかなびっくり、ぽっちゃりに聞く。
「ほら見てみろよ」
言うよりも早いと思ったぽっちゃりは得意げに言うと、また楓の身体を横向き寝に変えると楓の脚を無理やり持ち上げ、お尻の穴を晒させる。
前での穴からは誰のかわからない混じりに混じった白濁したものが垂れ、もう一つの穴からも白濁したものが垂れている。
それはぽっちゃりの出したものと思って間違いない。視線がお尻の穴へと注がれる。
楓は恥ずかしくてたまらないがどうすることもできず、肩を微かに震わせた。
「ほんとだ」
「まじかよ」
「すげえ」
しっかりとしたお尻の中へと注いだ証拠に、眼鏡と友達と坊主は妙な感動を覚える。
少年が楓に許してもらえなかった穴は簡単にも荒らされてしまう。少年は、どうして…。小さく呟きをこぼした。
「こっちの穴も気持ちいいからつかってみ」
既に経験済みのぽっちゃりは上から目線で言う。友達と坊主は気になるがそれでも挿れる勇気はない。
「ならぼくが…」
おずおずと眼鏡が手を上げ、立候補する。
「えっ、挿れんの?」
「うん。気になるし」
友達の問いかけに眼鏡は頷く。
「ならオレが前貰う」
坊主が矢継ぎ早に言う。
「あっ、ずっりい」
「いや、元々オレの番だろ」
悔しがる友達に坊主は言う。坊主の言う通りじゃんけんで負けた友達が一番最後。
眼鏡が四苦八苦しながらも男根を楓のお尻に突き刺した。
また一人、少年が許されなかったお尻の穴が塞ぐ。坊主も前の穴に挿れる。
「おれもヤりてー」
友達はお尻の穴に挿れる眼鏡と、前の穴に挿れる坊主を羨ましそうに眺めながら、悔しそうに言う。
「まだ穴あんだろ」
悔しそうに言う友達にぽっちゃりが声をかける。ぽっちゃりの言葉に、はっ、こいつ何いってんだ?と友達は眉を顰める。
「あっ、そっか口か」
「せいかーい」
ぽっちゃりの言葉の意味を理解した短髪に向かって、ぽっちゃりがにんまりとしながら、生意気に言う。
友達は二つの穴を突かれ楓の吐息を零している桜色の唇を見た。
そして喉を鳴らすと、まだこの中では誰も穢していない楓の唇を穢したくたまらなくなる。友達は楓の顔に近づくと、唇に男根をあてがおうとする。
「いや。やめっ。んんッ」
楓は必死に抵抗し、必死に唇を硬く結び閉ざす。
友達はその唇に男根の先を擦り付け、こじ開けようとする。けれど二つの穴を陵辱されながらも楓は必死に閉ざし続け、挿れることはできない。
ただ擦りつけていうる楓の唇は、ぷにぷにぷるぷるとしていて擦りつけているだけでも気持ちいい。そんな友達に見かねたのかぽっちゃりが近づいてくる。
「ばっか。こうすれば開くだろ」
そうぽっちゃりは言うと、楓の鼻を抓む。
「ふがっ」
抓まれた鼻から無理やり息が吐き出され、まるで豚のような啼声で楓が啼き、桜色の唇が開く。
「いまだ。淹れろ」
ぽっちゃりの合図に友達は慌てて男根を楓の口に突っ込む。前の穴とは違った、ねっとりとした熱が男根を包み込む。気持ちよく、動きたくなる。
「ぅぐっ」
男根を突っ込まれた楓は苦しそうな声で啼く。
「どうだ?口は」
「口もめっちゃ良い」
ぽっちゃりの問いかけに友達は声を震わせ言い、楓の頭を掴むと、本能のまま腰を動かし、楓の顔に腰をぶつける。
「ぅぐっ。ぉッ。うぅぅ。んぐぅ」
楓は苦しそうに嘔吐く。そのたびに生温かな吐息が男根に吹きかかり、擽り、気持ちよくてたまらない。
友達は苦しそうな楓を構うことなく、本能に従い腰を楓にぶつける。そのたびに楓は苦しそうに嘔吐き、生温かな吐息が男根に吹きかかり擽る。
友達の腰はじんわりと熱を纏い、気持ちよくなり、腰を動かすのをやめられない。
そして限界を迎えると、楓の頭をしっかりと掴み、楓の喉奥に男根を突き刺し、そのまま楓の口の中に出した。生温でどろりとした青い雄の熱が喉にこびりつく。
「ぅっ、ぅぐぅ」
楓は涙を零しながら嘔吐く。そのたびに生暖かな吐息が男根に吹きかかり気持ちいい。
友達は身体をぶるりと震わせてから、楓の喉奥に吐き出し満足した様子で楓の唇から男根を抜いた。
「えふぅ、おほっ。ぅぶぅ」
楓は苦しそうに嘔吐き、咳き込む。生臭く、新鮮とは言い難い空気だが、それでもめいいっぱい吸い込み息を整えたい。
それなのに二つの穴を塞ぐ男根が容赦なく楓のことを嬲り犯してくる。
「ぃやっ。ゃっ。もうやめて…終わりにして…」
心が完全に折れた楓は子供達に懇願する。けれどまだ満足していない子供達は容赦なく楓のことを嬲り犯してくる。
前と後ろの穴にまた熱いものが吐き出される。けれどこれで終わりではない。男根を硬くさせながら待ちくたびれている、ぽっちゃりと短髪が楓のことを視姦してくる。
「使える穴が増えたのわかったからもう順番とかよくね?」
ぽっちゃりの言葉に残りの四人は頷いた。
そして楓のことを舐め回すように見下ろすと、近づき、嬲るように楓のことを犯す。青く、初めて性を知った子供達の底は見えない。
楓はまだ終わらない陵辱に歯を震わせ鳴らし、去り際に耳元で囁かれた父親の言葉だけを希望に年端も行かぬ子供達に陵辱され続けた。
襖の隙間から犯される楓を覗いていただけ。結局少年は楓のことを助けに行くことはできなかった。
ただ乱暴に唇を、胸を、秘部を、お尻の穴を友達たちに嬲られ、犯され、陵辱される楓を見ていることしかできなかった。もう少年だけの楓ではなくなってしまった。
楓を助け出すことができなかった少年は、助けるどころか楓のことを見捨て、逃げるように集会場から逃げ出した。
外は陽がしっかりと昇り、集会場を明るく照らしている。まるでその中で行われていることを消し去るように。
生暖かな纏わりつく空気を噛み締めながら、少年は嗚咽を混じりに家まで帰った。
そして父親と母親。従業員の目を盗み、楓の部屋のスペアキーを持ち出し、楓の部屋へと侵入した。
部屋の中にはまだ楓の荷物が残っている。楓が部屋へと戻ってくる。そう考えた少年は襖へと隠れ、楓が帰ってくるのを待った。
そして帰ってきた楓を犯すと。自分のものに、自分の赤ちゃんを産ませると。襖の中は暗く、温かで、少年を眠りへと誘ってくる。
少年は必死に堪えるが、昨日の夜からまともに寝ていないため、睡魔に耐えられない。
「かえ…で…」
少年は楓の名前を呼び、眠りへと堕ちていった。
「あっ、あっ。だめ。んンッ。あっ、ンぁっ。あんッ。しょんなに…つかれはら…アッ。アッ。ンアッ。こわれひゃう。アンッ。アッ。らめ。ひく。ひっちゃう。ひっちゃういまひゅ。やら。らめ。らめ。むひっ。むぃだかは。ひくっ。ひっひゃぅぅ」
舌足らずの蕩けた甘い淫靡な女の声が襖の中まで響き、バヂン、バジュン。と肉がぶつかる鈍い音が聞こえ、ぶじゅっ、じゅぶっ。と泡だったような穢らしい水音まで聞こえてくる。
少年はその声に男根を硬くし目を醒ました。そして身体を強張らせ、こわごわとしながら襖の先を見た。
楓が立った状態で腕を捕まれ、身体を無理やり反らされた状態で、父親に後ろから突かれている。
楓は突かれるたび、鶯色のボブ・ショートは淫れさせ、慎ましい膨らみが微かに揺らし、だらしなく開いた桜色の唇から甘い淫靡な声をこぼす。
そこに居るのはアイドルではなく、男に陵辱されながらも気持ちよさそうによがっている。淫らに淫れたいやらしい女。
「おっ、おっ。うぅぅ。ぅぐぅ。おっ。あっ。らめ…。わたひ、ひっひゃばっひゃ。おおぅ。ぅッ。こんなひつかれひゃら…、あっ。らめ。またひっひゃぅ。ひっひゃぃます」
父親に後ろから突かれ嬲られながら楓は立て続けにイく。
オッドアイの瞳はとろんと蕩け、どこか気持ちよさそうで視線は定まらず漂っている。
楓の脚元には染みができ、楓のまたからは蜜が幾筋も堕ちていく染みを更に濃くさせる。
「おいおい、簡単にイきすぎだろ」
突くたびに蕩けた甘い声で啼き、痙攣しながらも男根を締め付けてくる肉に父親はせせら笑う。
「らって…。おふぅ。ふぅぅ…。ふぅぅ…。おおッ。あっ。ひもちぃい。ひもちぃひ」
「そんなにこのちんこが良いのか?」
「はひ。ひもちひいでふ」
「ガキ共のちんこと比べてどうだ?」
「こっひ。こっひでふ」
「ならどうきもちいいか言ってみろよ、おら」
「おオッ」
父親は腰を激しく楓にぶつける。ばぢん。と鈍い肉がぶつかる音が部屋に響き、楓は喉を潰したような鈍く汚らしい声で啼く。
その声は人々を魅了してやまなかった、透き通り淑やかで美しい歌声から想像できないほどに醜かった。
けれど醜く目を逸したいのに少年の目は淫らに淫れた歌姫、高垣楓から視線は逸らすことはできない。
「こっひ。こっひのおとにゃちんぽのほうがひきもちいいでしゅ」
「だからどう気持ちいいか聞いてんだよ」
「おぐぅ。ぅッ…。おぐ。おぐまでとどひて…、おぉっ、あっ。かたくて…。ちはら、ちはらつおくて…。うぐぅ。うぅ…。きもひひぃでふ。おおッ。らめ。ひく…。おとなひんぽでひっちゃう。またひかはれひゃうぅぅ。ひぐぅぅぅぅ」
楓は恥じらいもなく、一切の戸惑いもなく、矢継ぎ早に大声で叫びまたイッた。股から溢れ出た蜜がボタボタと漏れ落ちる。
「またイッたか。雑魚まんこ」
「はひ。ざこまんこで、おぉッ。すみまへん。ごめんにゃさい」
「ならどうするば良いかわかるよな」
「はぃ…。ざこかへでまんこひ…。ザーヘン…たくはん、だひてくだはい。そそひでくだはい」
蕩けに蕩け、呂律が回っていない舌っ足らずで震えた声で楓は叫ぶ。
もう少年が知っている高垣楓の姿はどこにもない。ただの恥辱で壊された雌豚でしかない。悔しくて、悔しくてたまらないのに、男根は痛いくらい硬くなっている。
「ならまんこに出すぞ」
「はひぃ。だひてください」
父親はラストスパートとばかりに腰を楓にぶつける。バヂン、べヂン。と痛い肉音が響き、ぶぷっ、ぶびゅっ、びゅぶっ。と穢らしい水音が聞こえてくる。
「おっ、おっ…。おっあっ。おふぅ。ふぅぐ、うぅッ」
楓は喉を押しつぶしたような穢らしい獣じみた声で啼く。
「出すぞ。また中に出してやっからな。出すぞ、おら」
父親は腰を楓に打ち付けると掴んだ腕を引き寄せ、楓の中へと子種を注ぎ込む。
「おぐぅ。うぅ…。出てる…。また出されてる…」
奥を男根で突き刺される。楓は潰れた声で啼く。
男根は中で暴れながらまた熱を吐き出してくる。量ははんぱなく、楓のことを孕まそうとしてくるのがわかる。
お腹の中がたぽたぽと満たされ重くなる。楓はか細く嗚咽を零す。
楓の中へと注ぎ込んだ父親は満足げに、息を吐き出し楓を見下すように見る。
歌姫と称される姿はどこにもなく、ただの柔らかな肉の便器でしかない。
男どもが犯したいと願い夢見ている女を犯した充足感は、今までの女では感じたことはなかった。
犯しがいがある。そしてまだまだ犯したりないと。楓の中で男根はまた硬さを取り戻す。父親は掴んだ楓の腕を離し、男根を抜いた。
突然自由になった楓は脚に力が入らず、その場に潰れるように倒れ込んだ。そして楓はひくついた淫れた呼吸をする。父親はしゃがみ込むと倒れた楓のお尻を掴み広げる。
「ひやっ。ゃっ。そこはあにゃ…ちがっ」
お尻だけが広げられるのではなく、お尻の穴まで広げられる。
穴の中に体温よりもヌルい空気が侵入してくる。ぞわりと鳥肌が湧き立つ。父親が何をしようとしているのか手にとるようにわかる。
楓はか細い悲鳴を上げると同時に、硬くいきり勃った男根があてがわれる。
楓は逃げようと前へともがくが、硬く大きなものがお尻の穴をこじ開けながら侵入してくる。
「おぉおおおッ」
楓は喉を潰したような苦しそうな唸り声で啼く。
けれど父親は楓のことを気にする素振りはなく、むしろ体重をかけるように身体を楓に押し付け、腰を楓にぶつける。鈍い肉がぶつかる音が響く。
「らめっ。あにゃるは…。おおぅ。おっ、うぅぅうう」
楓は餌を求める鯉のように口をパクパクと開き、唸り声を上げる。
「こっちは昨日よりも緩くなってんな。まぁ、しゃーねーか。あんだけ突っ込まれて、餓鬼共にもやられたんだからな」
楓のお尻の穴は、明らかに昨日の昼に犯した時よりも締りが悪く緩い。父親は舌打ち混じりに言いながらも、犯すのをやめない。
「おっおぅ。うぐぅ。おあっ。らめ…。あなる…らめ…」
苦しそうな唸り声に蕩けた嬌声が混じる。お尻の穴を犯されているのに楓の身体は甘く痺れ、気持ちよくなっている。
「そんなにアナルが気持ちいいか?ガキ共に犯されてよがってたもんな。おい」
まるで子供達に犯されている姿を見ていたかのように父親は言う。
「なんれ…しっへるんですか…」
「ほらよ」
たまたま手元近くにあった父親のスマートフォンを楓に見せつける。
画面の中には一人の女が全裸で、同じく全裸の子供達に囲まれている。女は一人の子供の上に跨りながらも、背後から別の子にお尻の穴を犯され、腰を動かされている。
それだけではとどまらず、口では別の男根を咥え、両手にそれぞれ別の男根を握りしめている。それはまるで今朝を思い出させる動画。
『おっ、おっ。らめ。きもちいい。子供ちんぽきもちいい』
画面の女は、男根を咥えながらも卑猥な言葉を発しながら気持ちよさそうによがり、年端も行かぬ子供の性を貪っている。
「ぃゃ…」
楓は動画を見るなり、顔を青ざめさせ声を震わせる。なぜなら父親が見せてきた動画は今朝、子供達に犯された時の楓なのだから。
けれど画面の中の楓は違う。子供に犯されているのではなく、子供を犯し、貪り喰っているかのように見えてしまう。
なんで。どうしてこれが…。楓の頭の中は真っ白になる。この動画と、少年を拐かし気持ちいいことをした時の動画がばら撒かれた時にはアイドルどころか、女としての人生が終わってしまう。
「なんれ…どうじて…。おおっ。おっ。まっへ。あにゃるつかないで」
困惑する楓を嘲笑うように、父親がお尻の穴を犯してくる。
突かれるたびに、排泄よりも気持ちいい終わらない甘美な刺激がお尻の穴を襲い、お尻の穴から身体が甘く痺れ、脳まで甘く痺れさせる。視界がチカチカと白く光り、頭の中に霞がかかる。
「ケツ穴気持ちよくないのか?」
「ひもちひぃ。きもひいいです。あにゃるひもちいぃです」
「ならケツ穴とまんこ、どっちに出されたい」
「おまんこ。あにゃるじゃなくておまんこにそそひでくだはい。だしてくだはい」
高圧的な父親の問いかけに、楓は声を張り上げ、恥じらいなく言う。
少年は耳を疑う。あれだけ前の穴に出されるのを嫌がっていたはずなのに、今はお尻の穴ではなく前の穴に出してて楓はお願いする。なんで、どうして…。少年は下唇を噛む。
「ならまたまんこに出してやるよ」
父親はお尻の穴から抜くと、前の穴に挿れる。
「あっ…」
前の穴に男根を突っ込まれた楓は蕩けた声で啼く。
「どうした?楓のお願い通り、まんこに挿れてやったぜ」
「なは。このみゃま、なかひだひてくだはい」
「なら楓のお望み通りまんこに中出ししてやんよ」
父親はそう言うと腰を楓のお尻に何度も激しくぶつける。
「おっ、あっ。すごひ。だひて。おまんこひだひてくだふぁい」
「なら出すぞ。出すかんな」
父親は叫びながら激しく腰を楓にぶつけ、楓の中へと子種を注ぎ込む。
「でてる。また出されちゃった…」
もう何度目の中出しかもわからない。身体は犯されているのに気持ちよくなり、快楽に溺れ、よがってしまった。
けれど朝の去り際の父親の言葉を楓は思い出し、それだけを頼りに今まで堪えてきた。楓は甘い息を整えながら口を開く。
「約束…。約束覚えてますよね」
「約束?」
楓の言葉に父親はわざとらしく首を傾げてみせた。
「…言ったじゃないですか、朝にあなたが。今日の終わりにピルをくれるって」
楓は語気を強めながら言う。
「ああ、そのことか」
父親は食って掛かる楓を嘲笑うように苦笑混じり言うと男根を抜くと、脱ぎ散らかした服の中から何やら錠剤らしきものを取り出し、口に含んだ。
「えっ…」
父親が錠剤を口に含んだ瞬間。楓は顔を強張らせ、か細い悲鳴のような声を上げ、父親を見た。
父親は顔を強張らせている楓に近づくとキスをする。無理やり唇と歯がこじ開けられ、父親の舌が楓の口内へと侵入してくる。
「んっ」
楓はくぐもった吐息を零しながらも、父親のことを拒むことはせず、素直に受け入れた。
すると父親の口からタバコ臭い苦い唾液にまじりに錠剤が流れ込み、舌にふれる。楓はふれた錠剤を舌で引き寄せると、男に奪われないように、父親の苦い唾液ごと飲み込んだ。
「飲んだな」
父親の言葉に、父親を睨みながらも楓は頷いた。
「なら、もっかいヤるぞ」
楓の身体を無理やり仰向けにすると父親は男根を楓へと突っ込むと、楓の細い腰を掴みそのまま持ち上げる。
「今度はおまえが動け」
楓の耳元で父親は囁くと、そのまま寝転がる。父親がにたにたとした薄ら気持ち悪い笑みを浮かべ見上げてくる。
父親が何を求めているのかわかる。楓は奥歯を噛み締めながらも、父親が望むように腰を動かす。
「あっあっ…、んんっ。あっ、あんッ」
楓は踊るように父親の上で腰をふる。硬く長い男根の先が腰を動かすたびに楓の奥へと突き刺さり、擦れ、甘い蕩けた声が自然と零れ落ちてしまう。
楓は恥辱に唇を震わせながらも、腰をとめることはできない。身体は甘く痺れ、もっと、もっとを快楽を求めている。だめ…。と思うが、男根を気持ちいいところに擦り付けるように腰を動かす。
「あっ、あっ…。だめ…なのに…、きもちいい。んんっ、あっ」
必死に気持ちよくなろうと身体の上で腰をふっている楓の姿は滑稽でしかない。
父親は下卑た笑みを浮かべ、必死に腰を振る楓を眺めみる。ボブ・ショートが跳ね、慎ましい膨らみが必死に跳ね跳んでいる。甲斐甲斐しく必死に腰をふる楓の姿は滑稽でしかない。
「んんっ、あっ。はぁ…あっ、んンッ。あっ」
「おいおい、一人だけ気持ちよくなろうとしてないか?」
「んっ、そんなこと…は…。あンッ」
父親の言葉を楓は否定するが、言葉はしどろもどろで、動きながらどうやったらもっと気持ちよくなれるか、どうしたらイけるか考えてしまっている。
だめ…。と必死に否定をしようとするが、腰をとめるこができない。
「あっ、あっ。んあっ、はっ。あんッ」
楓はお尻を父親の身体に何度も叩き落とすようにふる。
グブッ、ググリッ。と男根の先が奥へと突き刺さり、持ち上げてくる。びりっ。と身体が甘く痺れ、蕩けた声が自然と零れ落ちてしまう。
きもちいい。楓はもっと気持ちよくなろうと、自分だけが気持ちよくなろうと腰をふっていることに気が付いてしまう。
「ぃやッ。やっ。だめ…。やめないといけないのに、とまらない。んンッ。あっ。だめ。だめなのにどうして。んあっ。きもちいい。きもちよくってとまらない…」
けれど腰をふるのはとめられない。楓は父親の上で踊るように腰をふる。
「おいおい。あんだけ最初は嫌がってたわりには、ノリノリじゃねーか。そんなにセックスが良いのか?気持ちいいのか、おい」
下卑、蔑みを混じらせながら父親が言う。
楓は父親の言葉になにも言うことができない。否定したくとも腰をふるのをやめられない。ぐりくりと男根の先が奥に擦れ、ごりごりと高い雁首が中を抉られる。
甘く身体が痺れ、どろりとした蜜が身体の内側からとめどなく、溢れ出てくる。
「だんまりか。その癖に腰ふってんな。素直になれよ。気持ちいいんだろ、ちんこが。素直に言えよ、おい」
父親は楓の細い腰を掴むと、下から上へと腰を打ち上げ、楓のことを突き刺した。
「おっ。あンッッッ」
楓は喉を潰した声で啼いたかと思うと、甲高い声で啼く。父親は何度も楓のことを下から突き上げ、男根を突き刺す。
「おっ、おっ。ンアッ、あンッ。らめッ。そんなひつかへたら…。おぉっ。うおっ。おっ。あっ、あンッ」
突き上げ刺されるたびに身体は甘く痺れ、脳まで男根に突き刺されてるかのように痺れ、視界がチカチカと瞬く。
楓は耐えきれずに父親の身体へと倒れ込む。父親は楓のことをしっかりと受け止めると、楓の尻を掴み、腰をそのまま打ち上げ続ける。
「らめっ。そんなにしゃれたら…。おっ。あっ。ぃく、ひっちゃう…」
「おいおい、どんだけ雑魚まんこになってんだよ」
「らって…。おっ。ちんぽきもひぃぃんです」
「そんなにいいんか?」
「はひ。おちんぽ、おちんぽひもちひひです」
「ならしっかりとちんこでイかせてやっから、中に出してやっから受け止めろよ」
「はひ。おねがいひます」
アレだけ嫌だっていた中出しを楓は自らお願いする。
少年が初めた会ったあの日の妖艶で、艶やかで、色香に溢れて人々を魅了してやまないアイドル高垣楓からは想像できないほど、猥雑で、賤しく、はしたなく、下品な雌へと堕ちてしまっている。
少年は、どうして、なんで。と嗚咽を零しながらも、卑猥な言葉を恥じらいなく紡ぎ、中へ子種を注がれるのを媚びる下品な雌の姿に硬くしてしまった男根を擦ってしまう。
それがきもちよくて余計悔しくてたまらない。楓に最初にふれたのに、ふれることができない。もう自分一人だけの楓ではない。
「ひく。ぃく。いっひゃう。おちんぽでいっひゃう。ひくぅぅぅぅぅ」
楓は下から突き上げてくる雄々しい男根によって派手にイってしまう。
楓がイッた瞬間、ぶじゅっ。と肉穴とかした秘部からは蜜が溢れ、蜜以外のものまで溢れ零れてしまう。お尻の穴がひくひくと痺れ、男根を欲しがっている。
イッたばかりの肉はとろっとろに蕩け、柔らかでありながらも鼓膜痙攣し、男根を離さないとばかりに絡みつき、しがみついてくる。
それを無理やりふりほどき、掻き分け、陵辱し、嬲り犯し、女の尊厳を壊すのは高揚してたまらない。
「おいおい。ちんこで突かれて潮まで吹くって、どんだけ雑魚まんこに成り下がってんだよ。初めのように堪えてみせろよ」
父親は楓のことを嘲笑い、罵りながら腰を突き上げる。
「おおッ。おっ。あっ。らめ。ぞんなにづかれるど、まだひっぢゃう。ひっぢゃいます」
「ならまたイけよ、ガキすら見境なく犯す淫売が。売女が」
「ひぐ。ひっぢゃう。おちんぽに突かれてまだひっぢゃう。ひぐ。ひぐ。ひっぢゃいます」
淫売、売女呼びされても楓は気にしない。気にすることができない。ただ突き上げてくる雄々しくて力強い男根に尊厳は陵辱され壊され、服従してしまっている。
「どこにザーヘンが欲しいんだ?言ってみろ」
「おまんこ。おまんこにくだはい。かへでおまんこにそそひでくだはい」
「ならまんこに出してやんよ。しっかり孕めよ」
父親は腰を激しく打ち上げる。パンパンパン。と肉が激しくぶつかる音が響き、ぶじゅっ、びゅぶっ、ぶびゅっ。と卑猥な水音が男根を咥えている楓の秘部から聞こえ、その秘部からは蜜が突かれるたびに押し出される。
「あっあっ。すごぃ。んあっ、あっ。らめ…。あっ、はげしい。んンッ。ひく。またひかされひゃう。ぃふ。いっひゃう。いっひゃぅぅぅう」
楓が恥じらいなく叫びイくと同時に「出すぞ」と父親も叫び、楓の中へと容赦なく子種を吐き出す。
「出てる。まただひゃれひゃった…」
ドクンドクン。と力強く男根が跳ねながら、びゅるるる。と滾った熱が中を満たしてくる。何度目かわからないのに中に出される熱は衰えることはなく、膣中を重くする。
「あっ…。は…。あぁ…。んぁっ、はっ、はぁ…」
楓は荒くさせられた呼吸を整えながら自分に言い聞かせる。大丈夫、アフターピル飲んだからと。
熱を吐き出した男根はまたすぐに硬さを取り戻してくる。
一向に打ち止めになる気配のない男根の猛々しさに楓は若干引いてしまう。
けれど身体は疼き、男根をまだまだ欲しがっている。父親は楓のことを抱きしめてくると、挿れたまま身体を起こし、正常位へと変え、楓の身体を抑えつける。
「おまえが孕むまで出してやるからな…」
欲に塗れた雄の視線が楓のことを見下してくる。父親の言葉に楓は、大丈夫アフターピルを飲んだからと。と自分に言い聞かせるように思うが、父親の言葉が引っかかる。
なぜアフターピルを飲ませた相手を孕ませると言うのか…。血の気が引き、火照った身体が一気に冷め、楓は身震いさせながら、こわごわと父親のことを見た。そして…。
「まさか…」
声を強張らせ、震わせながら父親のことを見ていた。
「おっ、気が付いたか。おまえが飲んだのはピルじゃなくて、排卵誘発剤だ。それも非合法の強力なヤツだ」
「いやッ。やッ。やだ。やめてください。抜いて。はやく抜いてください。まって、まっへください。うごかないで。いや。やだ。赤ちゃんイヤだ。赤ちゃんなんかほしくない。抜いて。動かないで」
全く別の、それも正反対の薬を飲まされていた。楓は暴れ、男根を抜こうとするが、女が男を押しのけることなどできるはずもない。楓は父親に組み敷かれたまま犯される。
「いや。やだ。やめて、やめてください。妊娠なんかしたくない。赤ちゃんなんかいらない。ほしくない。おおッ。あっ。らめ。そんなに突かにゃいで。んぉっ。あっ。らめ。らめなのになんで…、なんできもちいいの…」
愛する人との愛に満ち溢れた末の結末ならばどれほど幸福なことであろう。
けれど今している行為には愛の欠片すらなく、ただ一方的に女の尊厳を屈服させるだけでの暴力でしかない。
それなのに身体は雄をさらに求め、屈服させられているのに興奮し喜び、中は男根を必死に咥えて離そうとはせず、今か今かと子宮が子種を注がれるのを待ち望んでいる。
「また中にたんまりと出してやっからな。妊娠させてやっからな」
「いや。やだ。やめて…んんっ」
叫ぶ楓の唇を父親は塞ぐ。苦いたばこの味が口の中に広がり、舌が口の中を嬲ってくる。
くちゅっ、くちゅり。と卑猥な混じり合う水音が弾ける。熱が飽和し、頭の中までぼんやり熱を帯びてくる。熱がいやなことを溶けさせていく。楓は熱にほだされ、流される。
「んっ、んちゅっ。んあっ。んぷっ。んふぅ」
楓からも舌を絡ませ貪る。父親の力強い腰つきが楓のことを屈服させる。じんわりと中が熱を帯び、雄を求め、男根をがっちりと咥えている。
「また中に出してやっからな。しっかりと孕めよ」
「んッ。いや、やめてください…。んンッ。あっ。らめ…あっ、はぁぁ…。んんっ、あっ」
キスをやめた父親が言ってくる。楓は言葉では拒絶するが、父親のことを突き飛ばそうとはしない。簡単に組み敷かれ、男根を突っ込まれ蕩けた嬌声を零す。
「出すぞ。イきながら孕め。孕みやがれ」
「いや。やだ。出さないで。やらやらやら。イきたぐない。あがぢゃんもいらない。いや、やっ。らめ。イぐ。まだいっぢゃううぅぅぅ」
楓は今までにない絶叫とも言える唸り声を上げ、父親に身体を抑えつけられているのに、身体を激しく反らしながらイった。
がっちりと男根を咥えた中に、勢いよく熱い子種がまた吐き出される。
肉はうねり、男根を刺激し、竿に残っている種を絞り出そうとしている。
「やだ…。あかちゃんはいや…」
楓は天井を見上げながら、か細い声を上げる。けれど脚を男の身体を抱きしめている。
高垣楓という女は雄の本能を擽り、煽り、たぶらかせてくる。楓の中でまた男根は硬さを取り戻してくる。
「楓の身体ってどんだけ抱いても飽きねーな」
父親は苦笑交じりだが、嘲笑いながら言う。そしてまた楓に種付けしようと腰を動かす。
「いや。もうやだ。やめてください」
楓の紡がれる言葉は嫌がっているが、声はどこか甘く震え、身体は雄を求めている。
陵辱はまだまだ続く。
襖の中に居る少年は父親に犯され、女の尊厳を踏みにじられる楓を覗き見ることしかできない。
悲しくて、辛くて、目を背けたいのに背けることはできず、それどころか陵辱され嬲られる楓の姿に男根を何度も硬くしてしまう。
少年は目を虚ろにさせながらも犯されているのに身を捩らせ、甘い蕩けた声で啼く楓を目に焼き付けた。
あの夏の出来事。
楓が男達に陵辱された日々から季節は流れ、少年が初めて楓と会った季節へと移ろっていた。
あの夏の出来事の後、人気絶頂だったアイドル高垣楓は突然の引退し、表舞台から失踪した。
高垣楓の突然の引退・失踪に世間はざわめき、少年のクラスも例外なくざわめき、ネットにかかれていた根も葉もない憶測に花を咲かせていた。
けれど高垣楓を陵辱し、今も陵辱している友達たちは根も葉もない憶測にほくそ笑んだ。
ただあの夏から少年の顔からは笑みは消え、どこか虚ろで覇気はなく、目は笑っているが心の底から笑うことはなくなってしまった。
そのことを心配した友達たち大人に内緒で少年に「気持ちいいことあるから、おまえもシてみないか?」と声をかけてきた。
少年は自分に内緒で友達たちが大人に混じり、今も楓のことを陵辱しているのを知っていた。
けれど少年は友達を拒絶することはできず、背中を押され、楓が幽閉されている街外れにある商家のはなれへと連れてかれた。
「楓、今日はこいつの相手してくれ」
友達ははなれの部屋へと少年を案内するやいなや、部屋の中で一人ぼんやりと竚み、格子窓から外を眺めていた女に楓と馴れ馴れしく声をかけた。
女は旅館を思わせる浴衣着を纏い、髪は鶯色をし、癖がかり、背中近くまで伸びている。
女は声に反応に少年の方へと振り返った。
髪は伸びたが、少年のことをぼんやりとみてくるオッドアイの瞳は高垣楓だった。
けれど少年が知るあの妖艶で、色香に溢れ、人々を虜にした、していた楓からは想像もできない。
瞳は虚ろで漂い、肌も少し荒れている。あまりの変わり果てた楓の姿に少年は言葉を失う。ただ左目の下には泣きぼくろだけが変わらずに、楓に色を添えている。
「こいつずっと元気なくってさ、楓が気持ちいいことしてやって元気にしてやってくれないか?頼むな」
友達は少年の肩を抱き寄せるよ、一方的に女に向かって、楓に向かって言う。
「気が付いたか?ほらアイドルの高垣楓。楓引退したけど、引退前からここで俺らの相手して…セックスの相手をしてくれてんの。
大人が言うには肉便器だったけなたしか?今まで黙ってて悪い。大人たちに口止めされててさ。
でもおまえ夏休みから、元気ないからどうしたら元気でるか皆で相談して、こいつと気持ちいいことしたら忘れられるんじゃないかって。
だからさこいつにめっちゃ気持ちいいことシてもらって、おまえも楽しんでイヤなこと忘れようぜ。そんで前みたいに遊ぼうぜ」
屈託のない笑みを浮かべながら友達が喜々とばかりに矢継ぎ早に言葉を紡ぐ。
「楓、こいつのことよろしくな。後で迎えに来るからそれまで楽しんで、俺らがいたらたぶん気が散るから」
友達は一方的に楓と少年に向かって言うと、友達たちははなれの部屋から出ていった。
楓と二人っきりになってしまった少年はどうすればいいかわからない。沈黙は息苦しく、少年を見てくる楓の視線は苦く、今すぐにでもここから逃げ出したい。
けれどドアの鍵は外から閉められ逃げることはできない。どうしよう…。と少年が言葉に詰まっていると、楓はおもむろに着ていた浴衣着を脱いだ。
慎ましいながらも、小さいお椀の様にふっくらと丸みがあり、形がとても綺麗な二つの膨らみ。桃の花を思わせる淡い赤い色の丸い輪郭に、ツンとした突起。
細く、華奢に見えるくびれたお腹周り。縦にすっと伸びたおへそ。スラリと伸びた脚。ふわりと膨らんだ柔らかそうな髪とは違う、癖の強いけれど柔らかそうな茂み。
目が背けられず、息を吸うことすすらわすれてしまうどに整っていた。それが少年が知っている高垣楓の身体だった。
けれど今の楓の姿は違う。
慎ましい形の綺麗だった膨らみは無残にも形が崩れ垂れ下がり、桃色の花を思わせた淡い赤い輪郭と突起はくすんだ茶色へと変色し、輪郭は大きくなり、突起はよりツンと主張している。
細く、華奢だったお腹は肉が付き、微かに出ている。
縦にすらりと伸びていたお臍も丸くなっている。
スラリと伸びた脚にも肉がついている。
癖の強かった柔らかそうな茂みは更に癖がかり、全く手入れがされておらず奔放に伸び、よりもっさりと柔らかに生い茂っている。
微かに面影は残しているが、だらしなく醜い身体をしている。けれどそれはそれで、妙な色香がにじみ、雄の本能を刺激してくる。
楓は無言で少年へと近づくと、無言のまま少年のズボンをパンツごとずらした。少年の男根は醜くなってしまった楓の裸に反応し、硬く大きくイキり勃ってしまっていた。
「準備はしなくても平気ですね」
久しぶりに聞いた楓の声は、張りも艶もなく、平坦で枯れ、どこか鬱屈としている。
露天風呂で聞いたあの澄んだ歌声からは想像できない。楓は少年の手首を掴むと、少年を引き倒した。少年はバランスを崩し、楓の身体へと倒れ込んだ。
ふにっと柔らかな温もりが手の平に押し潰れる。
「ごっ、ごめん」
少年は慌てて身体を起こし、手のひらをどけ、楓を見た。
「かまいませんよ。それよりもセックスするんですよね。挿れる場所はわかりますよね」
楓は抑揚なく言うと、自分から脚を持ち上げ、広げ、秘部を、お尻の穴を少年に見せる。
鬱蒼と伸び生えている茂みは、秘部の割れ目横どころかお尻の穴にまで生え伸びている。
その茂みの隙間からは、くすんだ紫がかった濃茶色へと変色してしまった秘部が覗き、秘部は無残にも穴がぽっかりと開き、びらびらとした肉がハミ出している。
お尻の穴も黒ずみ、完全に締りきらずにパクパクと口を開いている。
綺麗だった秘部もまた無残にも穢らしくなり、お尻の穴も醜くなっている。
楓は秘部のびらびらごと指でふれると、穴を広げる。穴の中の肉は薄紅色をし、肉だけは少年が知っているものと変わっていなかった。
「キミのその硬く大きくなったちんぽをここにください」
楓は誰に言われるのでもなく、男根の名前を下品に呼び、はしたなく求める。けれど少年は困惑し、動くことができない。
「挿れてくれないなら、私から挿れますね」
男根を硬くしているくせに、戸惑い挿れてくれる気配のない少年に痺れを切らした楓は、身体を起こすと、少年のことを押し倒す。
見慣れない天井が広がり、虚ろながらもどこか笑うオッドアイの瞳が少年のことを見下ろしてくる。
楓は少年の身体の上に跨ると、男根にふれ、先を上へと持ち上げる。男根にはへだりというゴムを付けてはいないことに少年は気が付いた。
「だめ。待って。楓待って」
「ちんぽ。ちんぽ…」
叫ぶ少年を気にせず、楓は男根の名前を呼びながら、少年の男根を秘部で咥えた。
ねっとりとした生暖かな温もりが男根を包み込んでくる。
まるで温泉につかっているようにきもちよく、蕩けてしまいそう。
温もりはうねりながら男根を締め付けてくる。つぶつぶしたものが蠢き、絡みつききもちいい。楓の中は前と変わらずに気持ちいい。
「ふふっ。キミのちんぽが入ってるのわかりますよね」
楓は膝を立てると、M字に広げ、見せつけるように結合部を少年に晒す。
男根は鬱蒼と茂みが生えた割れ目に咥えられている。
少年に結合部を見せつけた楓は少年の上で腰をふる。パンパンパン。と肉がぶつかる音が響き、ぶじゅっ、じゅぶっ。と卑猥な水音が聞こえ、生暖かな蜜が溢れ出てくる。
「だめ。楓待って」
少年の声は気持ちよさから震わせながらも必死に叫ぶ。けれど楓は腰をふるのを止めてくれない。
「ふふっ。おまんこ気持ちいいでしょ?キミのちんぽはイきたいって言ってますよ」
楓は腰を振りながらもお腹を撫でる。
ぐにゅん。と男根に絡みつく柔らかな肉がうねり、ぎゅっ、ぎゅぅぅ。と締め付けてくる。
楓の中は初めてした時から変わらない。久しぶりに熱にふれた少年は堪えることができない。
「楓まって。これ以上されたら精子出ちゃう。赤ちゃんデキちゃう」
少年は叫ぶ。けれど楓は腰をふるのをやめてくれない。そればかりか少年のことをイかせようとしてくる。
「まって。だめ。出ちゃう。赤ちゃんできちゃう。だめだよ」
少年は気持ちよくなることよりも楓のことを心配する。
一度は楓のことを犯し、自分のモノにしようと考えたが少年だが、やっぱり楓のことを考えてしまう。
けれど必死な少年とは裏腹に楓は腰をふるのをやめない。
「ごめんなさい…。ごめんなさい…」
そして壊れたおもちゃのように少年に懺悔しながら腰をふる。
楓が何を考えているのか少年にはわからない。ただ楓の中と蕩けてしまいそうくらい気持ちよく、少年の理性を溶かしてくる。
「だめっ。もうだめ。出ちゃう。精子出ちゃうぅぅぅ」
少年は堪えることはできず、叫びながら楓の中で果ててしまった。ドクンドクン。と男根が暴れ、勢いよく子種が楓の中へと出ていく。
「出ちゃった…」
少年は楓の中へと出してしまった、我慢することがデキず声を震わせた。
「どうでした?久しぶりの私のおまんこは」
楓は中で暴れる少年の男根をお腹越しに撫でながら問いかけた。
「…、きもちよかった。でも中に出したら赤ちゃんが…」
少年は正直な気持ちを言いながらも、声を震わせながら、楓の身を案じる。
ずっと楓のことを思ってくれている少年にどう接したら良いか楓はわからなくなる。
唇を歪め、オッドアイの瞳を涙で滲ませる。そして唇を噛み締めてから口を開いた。
「そのことですが…。私、もう赤ちゃんデキないんです」
「えっ…」
少年は楓の言葉の意味がわからず、耳を疑い、素っ頓狂な声を上げていた。
「だからデキないんです、赤ちゃん」
桜色の唇の端は微かに上がり、一見笑っているように見えるが微かに引きつり、少年のことを見てくるオッドアイの瞳は濁り、少年を見ているようで違うものを見ているかのよう。
歪な笑みを浮かべながら楓は滔々と告白する。少年は楓の告白に耳を疑った。
「なんで…。どうして…?」
「それは…ですね。あの夏の日、キミと…。いえ、それは関係ないですね。私は色んな人とセックスを、それもゴムを付けない性行為を何度もして、妊娠したんです。
誰の赤ちゃんかわかない赤ちゃんを。けれど赤ちゃんを生むことは許されず、無理やり堕ろさせられて、排卵薬を無理やり飲まされ、直ぐに生理が始まったらまた中に出されて妊娠させられ、
それを何度も繰り返した結果、もう身体はぼろぼろになってしまい、赤ちゃんを妊娠デキなくなってしまったんです。ですので何度中に精子を出されても平気なんです」
楓は感情がない機械のように滔々と自分の身に起きたことを掻い摘んで語ると、少年の男根を抜いた。
「ですので、私のおまんこに精子を沢山、好きなだけ出しても問題ないんです」
楓は床に座ると、脚をM字に広げ、秘部を指先で広げる。秘部からは少年が今出したばかりの楓に身につくことはない子種が零れ落ちてくる。
「だからキミの硬くおっきくなったちんぽを私にください。そしてあの日デキなかった精子を私にたっくさん注いでください」
楓は少年に向かって囁く。囁きは甘く少年に纏わりつき拐かしてくる。
少年は楓にどう返事をすれば良いのかわからない。困惑することしかできないのに男根は硬く大きくなり、纏わりつく楓の蜜が少年の想いを溶かしてくる。
「キミをください」
楓は少年のことを引き寄せると、男根を割れ目へとあてがう。
「だめっ。楓さんだめだって」
叫ぶ少年を無視し、少年の身体に脚を絡めつかせると、強制的に少年の男根を秘部へと沈ませた。
ねっちゅりとした熱が男根に絡みつき、蕩けるように気持ちよくてたまらない。
「動かないの?なら、こうしちゃいますよ」
楓は絡みつかせた脚を使い、少年の腰を起用に揺さぶる。ねっちゅりとした肉に男根が擦れて気持ちいい。
「だめっ。楓さんだめだよ。こんなことされたらまた出ちゃう」
「ふふっ、かまいませんよ。それよりも私の中にびゅーってまた沢山出してください」
必死に堪える少年を嘲笑うように、楓は妖艶で艷やかな囁きを少年の耳元でわざと囁き、少年の腰を動かす。
「だめ…。だめだよ…」
楓の中は蕩けるようにあたたかく、つぶつぶしたものが蠢き、絡みつき、腰を動かせられるたびに擦れて気持ちいい。
動きたくてたまらなくなる。少年は快楽という本能に逆らえれずに腰を動かしてしまう。男根が無数のつぶつぶに擦れて気持ちいい。
「だめなのに、腰とまんない…」
「ふふっ。気にしないでいいですよ。我慢できなくなったら、びゅーって私のおまんこに精子たっくさん出してくださいね。私がしっかりと受け止めてあげますから」
甘く、蠱惑的な楓の囁きに少年は首を縦に振り、嗚咽をこぼしながらも、あの日から溜めていた欲望を楓にぶつける。そして決して実ることのない子種を楓の中へと注ぎ込んだ。