出産のために入院した妻と、家事を手伝ってくれる義姉


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 妊娠している優子が、出産のために入院する予定が少し早まり、近所に住んでいる優子の姉の美咲さんが、色々と家事を手伝ってくれるようになった。
 優子の早期の入院は予定外だったが、俺は自分で掃除や洗濯も出来るし外食すれば良いので手伝いも必要ないのだが、何かと美咲さんが気にかけてくれている。
 優子は少し体調を崩したことで早めの入院になったが、基本的には元気だ。会社が早く終わったときには顔を出しているが、楽しそうに動画を見たり本を読んでいる。

 食事を作ってくれている美咲さんに、いつもすみませんとお礼を言うと、
「良いのよ。ウチは旦那も帰りが遅いし、あっくんも雅彦くんと遊ぶの好きだしね。もうすぐ出来るからあっくんと遊んでてくれる?」
 美咲さんは、良い笑顔で言ってくれる。美咲さんの家は、ウチから歩いて5分程度の場所にある。そして、息子のあっくんは2歳でとても可愛らしい。
 今まで子供にあまり興味がなかったが、いざ自分の子供が生まれようとしている状況になると、不思議と他の子供も可愛く見えるようになった。

 美咲さんは、可愛らしい優子とは違って、セクシー系という感じだ。胸が小さい優子と違って、かなりボリュームがある。なによりも、服装の好みもかなり違う。優子は可愛い系の服を好んで着るが、美咲さんはスカートも短めで、胸元も開き気味だ。
 ただ、顔立ちはよく似ている。なので、正直かなり俺の好みのタイプだ。でも、嫁さんのお姉さんに、変なことも出来ないしするつもりもない。

 人の子でも、あっくんは本当に可愛らしい。しゃべり方もたどたどしく、赤ちゃんだったときの記憶と共にとにかく愛らしい。
 仕事の疲れも忘れてプラレールで遊んでいると、急に写真を撮られた。
「フフ、良いパパになりそうね。健吾とは大違いだわ」
 と言われた。美咲さんの旦那さんは、とにかく仕事が忙しい人だ。家にいる時間はかなり少ないみたいで、美咲さんはそれが本当に不満みたいだ。
 そして、食事が始まった。こんな風に、3人で食べることも普通になって慣れてしまった。きっと、我が家もこんな風になるんだろうなと想像すると、生まれてくるのが待ち遠しい。
 美咲さんは、あっくんの食事をアシストしながら食事をしている。やっぱり、まだまだ色々とこぼしてしまうし、目が離せない感じはある。

 美咲さんは、本当に良い母親だと思う。優しいし、あっくんのことを強く怒っているのを見たことがない。どうしても、ヒステリックに怒ってしまうときはあると思う。でも、美咲さんはそんな姿を見せないので、本当に忍耐強くて優しいのだと思う。
 ただ、あっくんになにかを食べさせたり、こぼれたものを拭いたりしていると、思いがけずに胸の中が見えてしまうことがある。
 胸の谷間がバッチリ見えてしまうと、慌てて視線を外す感じだ。でも、見えてしまった物は、脳裏にしっかりと刻まれている。
 優子がどちらかというと貧乳の部類なので、余計に気になるというか見てしまう……。たぶん、美咲さんはあっくんを産んで胸が大きくなったと思う。
 もともと貧乳ではなかったが、巨乳と思ったことはなかった。と言うことは、優子もワンチャンあるのかな? と思って期待してしまう。

「ほらほら、こぼれてるよ。ダメよ、ちゃんと持たないと」
 美咲さんは、そう言ってまた前屈みになった。丸見えの胸の谷間。目をそらそうとするが、どうしても見てしまう。本当に柔らかそうで、手を伸ばして揉みたくなってしまう。
「雅彦くん、おかわりは?」
 急に話しかけられて、慌てて視線をそらしてしまった。俺が見ていたことはバレてしまった気がするが、美咲さんは特に何も言わずに微笑んでいる。俺は、おかわりを頼みながらドキドキしていた。
「美味しい? いっぱい食べてね」
 美咲さんは、優しい笑みを浮かべて言う。美咲さんは、本当に優しい女性だと思う。優子も同じなので、よく似た姉妹と言えるかもしれない。

 胸元を見るのも楽しみに思ってしまっているが、キッチンに行ったりするときに、後ろ姿を見るのもドキドキしてしまう。短いスカートからの綺麗な脚。ストッキングとかはしていなくて、いつも生足だ。
 まだ28歳なので、全然違和感はない。少しかがむと、パンツが見えそうになって覆わず覗き込みたくなる。もちろん、誘惑しているとかそんなつもりはないとわかっているが、それでも欲情してしまう……。

 ただ、そんな密かな楽しみはあるが、基本的には優子の話ばかりだ。子供が産まれた後の、夫としての心得のような物も沢山教えて頂いた。
「雅彦くんは料理出来るの?」
 そんな質問に、一応出来ると答えた。学生時代にファミレスの厨房で働いていたので、一通りのことは出来る。レンジで温めるだけのファミレスもあるが、俺の働いていたところは、ハンバーグも手ごねで作って焼くような所だったので、色々と技術は身についた。
「へぇ、そうなんだ。色々手伝ってあげてね。しばらくは、夜も寝られないくらい忙しいから」
 そんな会話を続けているウチに、あっくんは寝てしまった。
「あらら、寝ちゃったわ。雅彦くんと遊ぶと、すぐ寝ちゃうわね。全力で遊ぶからかしら?」
 そんな風に言いながら、あっくんをソファに運んで寝かせる彼女。ソファに寝かせるときに、スカートの中が丸見えになってしまってドギマギしてしまった。
 黒のレースのゴージャスなショーツ……いつも、そんなセクシーな下着なんだろうか? 久しぶりに見たランジェリーにドキドキして勃起してしまう。

 嫁のお姉さん相手に勃起するのはマズいと思っても、長いこと優子とセックスをしていないので余計に興奮してしまう。
「ちょっと飲もうか。明日はお休みでしょ?」
 そう言って、冷蔵庫からワインのボトルを持ってきた彼女。常温で保存するのが基本かもしれないが、ウチはいつも冷やしている。
 旦那さんの食事の準備とか、色々平気なのかと聞くと、
「今日は帰ってこないわよ。出張で福岡に行ってるから」
 と言って、ワインを注いでくれる彼女。たまにこんな風に飲むことはあるが、なんとなくいつもと違う雰囲気がする。
「雅彦くんは白と赤どっちが好き?」
 俺は、白を冷やして飲むのが好きだと答えた。
「私も同じよ。ちょっとつまみ持ってくるね」
 チーズやサラミを持ってくる彼女。頻繁に前屈みになるので、やっぱり谷間を見てしまう。ダメだと思っても、どうしても勃起してしまう。

「そう言えば、あっちの方はどうしてるの?」
 美咲さんが急にそんなことを言ってきた。俺は、あっちの意味がわからずに聞き返してしまった。
「あっちはあっちよ。自分でしてるの? お店とか行ったりしてる?」
 美咲さんは、イタズラっぽく微笑んでいる。俺は、まさかの質問に動揺してしまった。動揺しすぎて、自分でしていると答えてしまった。
 今まで何回も食事をしたり飲んだりしたが、一度も下ネタ的な話はしたことがない。
「へぇ、そうなんだ。お店とかは行かないの?」
 俺は、今まで一度も風俗店的なところに行ったことがないと伝えた。
「ホントに? 男の人って、みんな行くものだと思ってたわ。優子には黙ってるわよ。ホントはあるんでしょ?」
 美咲さんは、結構この話に食いついてきている。俺は、本当にないと答えた。
「へぇ、真面目なのね。健吾に見習ってほしいわ」
 美咲さんはそんなことを言い始めた。その顔は、少し怒っているようにも見える。俺は、健吾さんがそういうお店に行くイメージがなかったので、少し驚いていた。本当なのかと質問すると、
「そうよ。きっと、今も福岡でお楽しみ中よ」
 と答えた。驚いて、それは公認なんですか? と聞くと、
「まさか。でも、浮気されるよりはマシだから大目に見てるわ。アイツバカだから、女の子の名刺をポケットに入れたまま洗濯カゴに入れるのよね」
 と、あきれたように言う彼女。それは彼らしいなと笑えてしまった。健吾さんは、明るくて面白い人だ。たぶん、女性にもモテるタイプだと思う。少しチャラい感じがするので、昔は相当遊んでいたかもしれない。

「自分でするのって、オカズは? 動画とか見てるの?」
 美咲さんは、さらに突っ込んだ質問をしてくる。嫁のお姉さんとこんな会話をしているのが不思議な感じだ。違和感がある。
 そんなことを聞かれて、口ごもってしまった。最近は、美咲さんをオカズにすることが多い。そんなことはとても言えない。曖昧に濁すと、
「どんなのが好きなの? 女子校生? 人妻? ナースとか? 外人さん?」
 と、美咲さんは答えるまで質問をやめないという雰囲気だ。俺は、人妻物が多いと答えた。実際、若い子よりは人妻系の方が好きだ。でも、そこまでのこだわりはない。

「へぇ、私も人妻だから、手伝ってあげようか?」
 美咲さんは、真面目な顔で言う。俺は、思わず口にしていたワインを吹き出してしまった。
「そんなにビックリしないでよ~。ゴメンね、変なこと言っちゃって」
 そう言って、台拭きで飛び散ったワインを拭いてくれた。そうしているときも、胸の谷間が全開で見えてしまっている。
「また見てる。そんなにおっぱい好き? 優子、小っちゃいもんね」
 美咲さんは、挑発的な顔で言う。俺は、やっぱり見ていることはバレていたんだなと恥ずかしくなってしまった。
「そうよ。見られてる方は、全部わかってるのよ。でも、わざと見せてたのよ」
 美咲さんは、ニコニコと楽しそうに言う。俺は、どうしてそんなことを? と聞いた。
「もちろん、誘惑してるのよ」
 ドキッとすることを言う美咲さん。返事に困ってしまった。
「冗談よ。さすがに、妹の旦那に変なこと出来ないわ。ただ、女として見られたいってい願望かな? 最近、女として見られてないから」
 美咲さんは、ニコニコと上機嫌のまま言う。俺は、美咲さんは充分セクシーで女性として見られていますよと告げた。
「本当に? じゃあ、私をオカズにしてオナニー出来る?」
 美咲さんは、色っぽい目で俺を見つめる。ゾクゾクッとしてしまうような、妖艶な瞳だ。からかわれているのか本気なのか判断が付かず、何も言えない。
「じゃあ、見せてもらおっかな」
 そう言って、ブラウスのボタンを外し始めた彼女。あっという間もなくブラジャー姿になってしまった。ショーツとおそろいの、黒のレースがゴージャスなブラジャー……。
 胸の谷間もセクシーだが、布が小さめなので乳房もかなり見えてしまっている。

「しないの? やっぱり、私って魅力ないのかな?」
 美咲さんは、俺を見つめながら言う。こんなにドキドキしたのは久しぶりだ。でも、いくらなんでも相手が悪すぎる。俺は、確かに風俗も行かないし、浮気もしたことがない。でも、それは機会がなかっただけで、浮気するチャンスがあればしたと思う。
 性欲も強い方だし、そこまで真面目でもない。ただ、やっぱり義姉と変なことは出来ない。
「雅彦くんは、真面目なのね。安心したわ」

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