美神令子、妙齢のゴーストスイーパーである。
令子は十字架のような柱に手首と足首と腰を固定されていた。
拘束結界の一種であるらしい。
脱出しようと散々もがいたためか美しい長い亜麻色の髪は乱れて身体に密着した露出度の高い真っ赤な服、繊細な花柄で彩られた黒いレースのパンティストッキングもところどころ破れており、肌がまぶしく露出していた。
令子は憤怒の形相で、自分をこんな目にあわせている魔族を睨みつけている。
先刻まではさんざん悪態をついていたのだが、その悪態も魔族を悦ばせるだけだと気付いて黙ったのだ。
令子の目の前で嫌らしい笑いを浮かべている魔族は夢魔インキュバス。
正真正銘の悪魔で、ナイトメアやパイパーと並んで国際ゴーストスイーパー協会から賞金がかけられているほどの魔族でありゴーストスイーパーにとってはかなり厄介な相手であるといえる。
特に令子のような美しい女性ゴーストスイーパーにとっては。
インキュバスは夢魔という名の通り、人間の夢を支配してそこからエネルギーを吸い取る悪魔である。
しかも人間の性的な欲望を主に吸収する。
一度インキュバスの手に堕ちれば、終わりのない淫らな自意識の世界に閉じ込められ、インキュバスの思うが侭にそのエネルギーを吸い取られ、やがて肉体は命を落とすが、魂はその後も永遠にインキュバスの玩具となってしまうのだ。
インキュバスの獲物は女であり、夢を支配すると同時に実際に女の肉体を犯し妊娠させるのである。
「アシュタロス様を倒したというからどれほどのものかと思ってたが、たいした事はなかったな」
ぐちゃぐちゃと触手が蠢くおぞましい口からしゃがれた声でインキュバスが話し掛けた。
「これほど美しい獲物は久しぶりだ。お前の霊力はかなり美味そうだし、今からたっぷり可愛がって快楽の世界を味あわせてやる。助けが来るなどと思うなよ!」
令子は何も言わず、じっとインキュバスを睨んでいる。
インキュバスの強力な魔力がこの洞窟の隅々まで浸透しているのを感じながら。
甘ったるい魔力の香りが鼻をくすぐる。
媚薬のように理性を失わせ、快楽の扉を開こうとする強い魔力である。
インキュバスは3本指の左手で美神の顎を持ち上げ、顔を近づけた。
「俺の能力については知ってるな?お前の愛する男の姿に変わることもできる」
令子はインキュバスを睨みつけながら鼻で笑った。
「バーカ。愛する男なんていないわ」
インキュバスの口から触手が伸び、令子の唇の周りを這い始める。
「キシュシュシュ。お前は認めたくないようだな。ならこの姿のままお前を嬲って愉しむことにしよう」
「やれるものならやって…うっ」
何本かの触手が唇を割り、中で令子の歯に当たった。
令子は首を振って逃れようとしたが、顎をがっちりとつかまれていて動かすことができない。
さらに2本の触手が鼻をふさいだ。
「お前もすぐに俺を欲しがるようになる。今までの女のように涎をたらして盛りのついたメス犬のようにな。キシュシュシュシュ」
しばらくは歯の隙間から息をしていたが、その隙間も触手によって封じられてしまった。
その時、インキュバスのもう一本の左手と片方の右手が、鮮やかな赤い服の上から両方の令子の乳房を鷲掴みにした。
3本指の爪が布地に穴をあけ、柔肌に食い込む。
令子の顔が痛みに歪んだ。
そのまま乳房をもみしだかれる。
長い3本の指に弄ばれた柔らかい乳房が形を変えるのがエロティックである。
呼吸できない苦しみは、そろそろ限界に達しつつあった。
「ぷはっ!」
絶え兼ねて口を明けた瞬間、触手が口の中に入り込んで舌に絡みついた。
鼻をふさいでいた触手が離されたため、令子は息をつくことができた。
もちろん息ができない状態では快楽どころではないため、インキュバスがわざと開放したのである。
令子は触手を噛み切ろうとしたが、ぬるぬるとした触手の芯は硬く歯が立たなかった。
触手は令子の舌に絡みついて口の中をいやらしく動きつづける。
令子はそのおぞましさに鳥肌が立った。
それに気付いたインキュバスが嘲笑うように言った。
「すぐに気持ちよくなる。たとえ処女のお前でもな。例えば、こんなのはどうだ?」
インキュバスの腰から新たな触手が伸び、令子の脚に絡みついた。
触手はストッキングの上から、足首からふくらはぎを撫でさする。
さらに、太腿に絡みついた別の触手が、太腿の内側をさすりあげていく。
もちろん、胸への愛撫も続けられている。
令子は、ぎゅっと眼を閉じて、おぞましい感触を我慢していた。
触手の一本が、もともと短いスカートを腰まで捲り上げた。
パンティストッキングの下に、繊細なレースの白いパンティが透けて見える。
インキュバスのもう一本の右手がパンティを残してストッキングを太腿までずりおろす。
「うーっ!!」
令子は叫ぼうとするが、口をふさがれているため声にならない。
夢魔は胸への愛撫を止め、服の胸の部分を破り取った。
パンティとお揃いのレースのブラジャーから白い豊かな乳房がこぼれそうである。
触手はまた背中への愛撫も始め、インキュバスは、ブラジャーの上から爪で乳首を摘み上げた。
かすかな痛みを伴うような微妙なタッチに令子の身体がびくんと緊張した。
「乳首が敏感なようだな。感じるか?」
悪魔は触手をブラジャーの中に入れて乳首を責め始めた。
粘液が乳首をべとべとにぬらしながら絡みついていく。
ブラジャーを剥ぎ取るとぷるんと大きな乳房がこぼれ落ちる。
ピンクの可愛い乳首は既に触手によってべとべとに犯されていた。
インキュバスの手は爪を立てずに乳房を揉みあげていき、口の中でも相変わらず触手がうごめいている。
「あそこはもうグショグショじゃないか。いやらしい女め!」
インキュバスはそのまま触手をクリトリスに絡みつかせ、同時に蜜壷の入り口にも触手を当てて刺激をあたえる。
乳首にも爪を立てるのをやめて、触手を絡みつかせた。
「んぐうっ!んううーっ!!」
敏感な箇所を同時に責められた令子は、たまらず苦悶の声をもらした。
秘所を責める触手から分泌された粘液が、愛液のように、令子の秘肉をぬめらせていく。
「んうーっ!」
令子は身体中を蹂躙され、全身がローションを塗ったように怪しく光を反射している。
「このまま力ずくで犯してやろう」
インキュバスの股間から黒い肉棒がそそり立った。
人間の数倍はありそうな巨大なモノで、太さも常識では考えられない程である。
醜い肉のこぶが無数についていて、先端には放射状に細い触手が並んで蠢いていた。
「お前は悪魔に犯されたゴーストスイーパーになるわけだ。キーシュシュシュ!」
再び触手が、令子の体に絡みつき、乳首や秘所を責め始めた。
それだけではない、拘束結界で膝が固められ、足の部分が開き始めたのである。
じきに、令子はポルノグラビアのように脚を大きくMの字に広げられてしまった。
ストッキングとパンティが音を立てて破り取られ、綺麗に手入れされた髪と同じ亜麻色のヘアが露になった。
その下のピンク色の恥ずかしい部分も丸見えになり、そこへインキュバスのおぞましい肉棒があてがわれた。
インキュバスはすぐには挿入しようとせず、令子を凌辱する。
「挿れるぞ、挿れるぞ」
そう言いながら、肉棒をこすりつけて令子を嬲りつづける。
令子は力いっぱい体をよじって逃れようとするが、それもインキュバスには愉快らしい。
「抵抗しろ抵抗しろ、キーシュシュシュ」
どれほどもがいても逃れられず、おぞましい触手は粘液を出しながら彼女の美しい肢体のあらゆるところをいやらしく這いまわっている。
いつ犯されるかもわからない体勢で嬲られ続けられているうちに、さすがの令子にも絶望の色を隠せなくなってきた。
(いや!こんなヤツに奪われるの?)
やがて、令子の眼から涙がこぼれた。
(早く助けにきて!横島っ!!)
インキュバスはそれを見て満足の笑みをもらした。
「それ!入るぞ!キーシュシュシュ!」
令子は眼をつぶって歯を食いしばった。
(横島っ!!!!)
インキュバスは腰を鋭く動かし、そそり立つ肉棒を令子に突き入れた。
一気に挿入されたインキュバスの肉棒が、令子の膣内を貫き、子宮の入口を突き上げる。
「んぐ゛んっ!…んあ゛ああーーっ!!」
全身を貫かれたような凄まじい衝撃に、瞳の焦点を失った令子は絶叫をあげた。
宿願を果たしたインキュバスは笑いが止まらず、肉棒に絡み付いてくる想像以上の名器に興奮しながら、夢中になって腰を前後に動かし肉棒で令子の膣内を激しく掻き回し人間では考えられない量の精子を令子の膣内に放った。
「んむうううーーっ!!」
胎内に収まりきらなかった精液が結合部から溢れてくる。
「キシュシュシュ!妊娠するまで何度でも犯してお前のナカに射精してやる!」
(いやよっ!いやああーっ!)
射精を行っても全く衰える気配のないインキュバスの肉棒が、ますます激しく令子の身体を突き上げていく。
「あ゛んっ…あんっ…あんっ…あんんっ!」
インキュバスの肉棒が突き上げる度に、豊満な乳房が弾みあがり、甘く淫らな声をあげる令子。
「んふぅっ!ふっ!ううーっ!」
柔らかい肉壁を掻き分けながら勢い良く突いてくる肉棒に初めて味わう絶頂。
いったい何度中に注がれただろうか。
陵辱が始まってから相当時間が経とうとしていたが、未だにレイプは終わらない。
彼女は大きく足を開かされ、膣内には硬く太い肉棒が激しく出入りしている。
長時間のレイプによって既に性器の周りは赤く充血し、身体中に残された抵抗の傷痕と共に痛々しい様子を助長していた。
「お前の仲間もいずれ犯しまくっやるからな!キシュシュシュ!いい気味だな!」
「あんっ!ひいっ!あん、あっ!あっ!あうっ!」
インキュバスは令子の身体に圧し掛かるとピストン運動を続けながら耳元で囁く。
「ほんの少し前まで、こんな目に遭うとは思っていなかっただろ?悪魔に犯されるなんて思ってもみなかっただろう?これからな、お前は永遠にここで俺に犯されるんだ。来る日も来る日もひたすら犯され続けるんだぞ?ヒヒヒ!ざまぁ見ろ!」
「いやっ!いやいやっ!あっ!あん、あんっ!そんなのいやっ!ああっ!」
悪魔が嘲笑う声を聞きながら、彼女は現実を拒むように激しく頭を振るしかなかった。
その後もインキュバスは時にゆっくりと、時に激しくピストン運動を続け、肉棒を使い女性器を嬲り続ける。
ズッチュ、ズリュ、ズリュ、ズリュッ!
「ああっ!もういやあっ!あっ!あん、あん、ああんっ!」
ズッチュ、ズッチュ、ズリュッ…!
「辛いか?苦しいか?恥ずかしいか?フヘヘヘ!俺を倒そうなんて馬鹿なマネするからこんな目に遭うんだ!思い知れ!」
圧倒的な愉悦感に酔い痴れながら、女スパイを犯し続けるインキュバス。
美しい胸を鷲掴みにし手荒く揉みしだき、乳首を舐め回し吸い上げ、陰核を指で擦り、身体中を弄りながら獲物の反応を楽しんだ。
「くううっ!絶対に許さないわ!ああっ!あん!覚えておきなさい!ああっ!あうっ!」
「まだそんな事を言ってる余裕があるんだな?それじゃ、これはどうだ?ここは?うん?どうだ?ええ?」
そう言いながらインキュバスは肉棒の先端で膣奥最深部、子宮口の入り口を巧みに突きつつ掻き回す。「あひっ!ひいっ!あああっ!」
膣奥を突かれ圧迫される刺激に、令子は白目を剥いて喘ぎ声を上げた。
身体中を散々に嬲られ、蹂躙され、身も心も極限状態に追い込まれる。
「あん、あっ!誰か助けてっ!あん、ああっ!いやぁッ!」
インキュバスの腰の動きがみるみる速さと激しさを増していく。
「熱いぞ!濃いぞ!しっかり受け止めろよ!奥の奥にブチ撒けてやるっ!ああっ!出るぞっ!」
ビュビュビューッ!ビュルーッ!
「あああーっ!いやぁーっ!」
インキュバスの肉棒が子宮口近くで大きく弾けるのと同時に、熱い精液が膣内に放出された。
大量の白濁液は女性器内に納まりきらず、肉棒によって塞がれたはずの隙間から溢れ出る程だ。
「あっ…あうんっ!あっ…あっ…!」
しかしどれだけ射精を繰り返しても、淫魔の陵辱は終わることなどない。
(ダメ…このままじゃ…)
抵抗できない体を一方的に犯され、終わることのない快楽地獄に令子の精神は限界に近づいていた。
「キシュシュ!なかなか頑張った方だったがこれでとどめだ」
令子に出入りしているインキュバスの肉棒があり得ない程に膨らむ。
(もうダメっ!堕ちるっ!!)
ビュルルルルルーッ!!
インキュバスは拘束している令子の腰を掴むと、肉棒を突き入れ、子宮を押しつぶすようにして凄まじい射精を行った。
「ぐふぅぉっ!んおっ!!」
内臓に直接熱湯を浴びせられたような味わったことのない感覚に令子の視点は焦点を失い、ついに強靭な精神も蕩けさせられ、抗うことのできない歓喜の波に押し流されてしまった。
身体だけが、細かく痙攣を続けている。
未だに突き刺されたままの肉棒から尚も送られてくる刺激に、微かながら反応する令子。
身体中の毛穴から噴き出した汗によって美しい柔肌は濡れ、眉間に厳しい皺を寄せたままの顔には涙が滲んでいた。
『誰か…お願い、誰か助けて…!』
頭の中で必死に助けを呼ぶその声が、誰かに届く事はない。
当初持ち合わせていた力強い視線も、プライドに裏打ちされた凛として雰囲気も、今はもうどこにもない。
そこにいるのは、散々に傷つけられ、犯され、嬲られ蹂躙され尽くした女性の成れの果ての姿だけだった。
インキュバスは陵辱を終えた獲物を満足気に見下ろしながら、陰茎に残った精子を絞り出すように貪欲に腰を動かしていた。
GS美神陵辱
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