太ももフェチの友人に、嫁をモデルにしたいと言われて


00文字数:4469

「そんなの無理だよ、私なんかじゃ誰も買わないよ!」
 妻の美久が、慌てた顔で言う。俺が話したことに、驚いてもいるようだ。俺が話したことは、美久に写真集のモデルにならないかという話だ。それは、親友の秋典から提案されたことだった。
 秋典は、昔から個性的な男だった。協調性のない性格で、案の定会社勤めは無理だった。いまは、SNSでインフルエンサー的なことをして収益を上げているようだ。何十万人もフォロワーがいて、そこからのアフィリエイト収入がちょっと信じられないくらいにある。
 そんな彼は、昔からカメラが趣味だった。そして、あくまで趣味の一環として、写真集を出したいようだ。普通のグラビア写真集ではなく、一点特化型のフェチなものを作りたいとのことだ。そして、彼の性癖というか趣味は、太ももだそうだ。
 色々と心当たりを当たったりしたそうだが、彼の趣味から行くとどの子も太ももが細すぎるそうだ。かと言って、過体重の女性ではダメだという難しさもあるようで、昨日、突然相談された。

「美久ちゃん、モデルになってくれないかな?」
 そんなことを言い始めた彼。話を聞くと、美久の太ももがコンセプトに完全にマッチしているみたいだ。美久は、むかし陸上部で短距離を走っていた。そしていまも、パートに自転車で通勤している。そんな彼女の太ももは、かなり太い。
 美久は、学生時代よりは全体的にふくよかになった。でも、ウェストはくびれているし、体重も50キロはないそうだ。太ももがムチッとしすぎていて太って見られてしまいがちだが、脱ぐとスリムな体験をしている。
 俺は太ももにフェチはないが、美久の身体はとても綺麗だと思っている。手足も長いし、適度に引き締まっている。なによりも、肌が白いのがとても良い。陸上部だったのに、どうして色白なのかと聞いたことがあるが、どうやら体質の問題のようだ。

 俺は、秋典の提案にそんなのは無理だと伝えた。彼の発信力があれば、それなりに売れるはずだ。あまりにも身バレのリスクが高いと思う。
「いやいや、顔出しはないよ。それに、マニアックすぎてたいして売れないよ。ただ、それでも100万くらいは払えると思うけど」
 秋典は、売り上げの半分を渡すと言っている。全部渡しても良いが、税金のこととかもあるので折半だとありがたいという事みたいだ。金額を聞いて、ちょっとフリーズしてしまった。たいして売れないのに、100万? 売れてしまったら、どうなるのだろう?
「そりゃ、想定の10倍売れれば10倍渡せるよ」
 秋典は、淡々と言う。1000万円は無理だとしても、何百万にはなる可能性がある? 俺は、俄然興味を持ってしまった。そして、話を聞いているうちに、美久が不特定多数の性欲の対象になると言うことにも興味を持ってしまった。優越感というと言い過ぎかもしれないが、そんな気持ちが湧いたのだと思う。
 俺にしてみれば、美久は本当にイイ女だと思っている。結婚してまだ1年と言うこともあり、セックスも頻繁にしている。自慢したい気持ち……そんな気持ちも湧いているのだと思う。

 俺は、身バレのリスクがないことをしつこく確認したあと、美久に話してみると言って別れた。
「期待してるぞ。実は、一番最初に美久ちゃんのことを考えたんだよね。あの太もも、最高だからさ。でも、さすがにオマエに言い出せなくてな。結局言っちゃったけど」
 秋典は、人なつっこい笑みを浮かべながら言った。憎めない男だと思う。そして、帰宅して食事をし、食事が終わるタイミングで美久に話を始めた。

「そんなの無理だよ、私なんかじゃ誰も買わないよ!」
 当然の反応だと思った。俺は、秋典から聞いた話を伝えていく。そして、金額の話になると、美久は表情が変わった。
「そ、そんなに? 私なんかの太ももで、そんなに売れるのかな?」
 美久は、自分の太ももを見て不思議そうに言う。確かに、太い。標準的な女性よりも、かなりムッチリしている。でも、これが性欲の対象になるというのがイマイチイメージできない。
「顔出さなくて良いんだよね?」
 美久は、明らかに最初とリアクションが変わっている。興味を持ったようだ。
「しょう君はどう思う? やっても良いの? イヤじゃない?」
 美久は、完全に乗り気になっているみたいだ。彼女は、基本的には恥ずかしがりな女性だ。自撮りなんかもしないタイプだ。ただ、度胸はあると思う。陸上の大会にも出ていたので、肝は据わっている方だと思う。俺は、正直に興味があると伝えた。お金のこともそうだが、美久が大勢に見られることに、不思議と興奮するという話もした。
「しょう君、ヘンタイみたいだよ」
 美久は、からかうように言う。俺は、そうかもねと言いながら、美久の太ももを撫でた。
「ヘンタイ」
 美久は、呆れたように言う。でも、美久も少し興奮気味だ。大勢に見られるの想像して、興奮しちゃった? と聞くと、顔を真っ赤にしながら、
「うん。ドキドキしてる」
 と、素直に答える彼女。美久は、隠し事の出来ない性格だ。そして、俺は美久の太ももをイヤらしく撫で続けた。もう、俺もスイッチが入ってしまったし、美久も牝の顔に変わっている。

 太ももを撫でながら、彼女の服を脱がせていく。すぐに上半身裸になり、柔らかな曲線があらわになった。太ももの太さに比べると、胸は小ぶりな方だ。それでも、ツンと上を向いたように張っていて、胸のモデルでもイケるのではないか? そんな風に思う。
 そして、ショートパンツも脱がせると、美久が恥ずかしそうに内股気味になる。どうしたのだろう? と思って秘部を見ると、ショーツに大きなシミが出来てしまっていた。溢れる蜜で、下着がとんでもないことになっている。こんなのは、今まで見たこともない。
「そ、そんなに見ないで……恥ずかしいもん」
 美久は、耳まで赤くなってきている。相当恥ずかしいみたいだ。そんなに興奮してるの? と聞くと、
「わかんない……でも、ドキドキしてる」
 と、妙に色っぽい顔で答えた。俺は、堪えきれずに彼女を抱きしめながらキスをし、そのままソファに押し倒す。美久は、嬉しそうに舌を絡めながら抱きついてきた。そして、セックスが始まった。

 今日の俺は、不思議と太ももに執着した。撫でたり舐めたりしながら、じっくりと観察もしている。確かに、太い。でも、手足が長いので、そこまでの違和感はない。ただ、美久は明らかにいつもよりも感じている。太ももを舐めているだけで、あえぎ声が漏れるほどだ。
 興奮してるねと言うと、
「ごめんなさい、興奮してる。ドキドキしてる」
 と、うわずった声で言う彼女。大勢の男性に見られるんだよと言うと、小さな悲鳴のような声をあげた。
「ダメぇ、そんなの恥ずかしい……」
 美久は、明らかにいつもより興奮している。そして、愛撫もそこそこにコンドームをつけて挿入した。いつもよりも、スムーズに入っていく。と言うよりも、濡れすぎて感覚が薄い。滑りが良すぎるみたいだ。
「あぁっ、しょう君、ダメぇ、イッちゃうぅ、美久イッちゃうっ」
 美久は、すぐにオルガズムに達しそうになる。こんなリアクションも、初めてだ。今日の美久は、驚くほど敏感になっているし、興奮してしまっている。大勢に見られると言うことに、そんなに興奮するのだろうか? 考えてみれば、陸上短距離のユニフォームも結構際どい。ヘソ出しで、脚もほとんど全部見えている。見られることに、興奮するのだろうか?

 俺も、いつも以上に興奮してしまっている。驚くほどあっけなく、限界が近づいてきた。頭の中は、美久の写真を見てオナニーする男達のイメージでいっぱいだ。
「イクっ、イクっ、うぅああぁっ!」
 叫ぶように果てた美久……俺は、射精寸前だったが、射精には至らなかった。ぐったりしている美久に、大丈夫? と聞くと、
「ゴメンね、私ばっかりイッちゃって。代わるね」
 そう言って、美久の騎乗位が始まった。これをされると、いつもあっという間にイカされてしまう。力強い腰の上下動、射精感は一気に高まる。
「あっ、アンッ、うぅっ、もっと感じて。しょう君、愛してる」
 美久は、まるで男性のスパートのような動きを続けている。筋力も体力も、やっぱり普通ではない。陸上を止めたあとも、自転車に乗ったりジョギングをしているので、筋力はある程度維持されている。
 美久は、とろけた顔であえぎながら、腰を打ち付けるように動かし続ける。そればかりが、乳首まで舐めてきた。がに股みたいな姿で、メチャクチャに腰を振る……あまりにも卑猥な姿だ。見た目の清楚な雰囲気からは、想像もつかないようなはしたない騎乗位……俺は、搾り取られるように射精してしまった。
「フフ、気持ち良かった? いっぱい出たね」
 美久は、コンドームを外しながら言う。幸せそうで、嬉しそうな顔……深い愛情を感じる。やっぱり、写真集の話は断ろうかな? と思い始めた。
「撮影、いつくらいかな? ダイエットした方が良いよね?」
 美久は、すっかりとやる気になっていた。俺は、葛藤しながらも、秋典が言っていたことを伝えた。むしろ、太って欲しいという話だ。
「え? そっか、太ももは細くなっちゃダメなんだね……でも、変なの。こんな太い脚、誰が見るんだろう? お金出してまで、見てくれるのかな?」
 美久は、あくまで自信なさげだ。無理もないと思う。美久は、どちらかというと自己評価が低い方だ。でも、そんな控えめなところが、たまらなく愛おしい。

「マジか、メチャ嬉しいよ」
 翌日、美久が了承したことを告げると、秋典は本当に嬉しそうに笑った。無邪気と言っても良いような笑みを見せている。でも、考えてみれば複雑だ。秋典は、ずっと美久の太ももを性的な目で見ていたと言うことになる。いままで、全然気がつかなかった。3人で遊んだこともあったが、まさかそんな目で見ていたなんて思ってもいなかった。
「じゃあ、さっそく週末に。俺の部屋、スタジオになってるから。どうする? 同席するか?」
 そんな提案をされたが、美久が恥ずかしがると思って辞退した。美久と秋典が二人きりで撮影をすると言うことに、多少の不安は感じたが、二人とも真面目な性格だ。信頼している。

「え? そんなすぐに? うん。わかった。なんか準備した方が良いのかな? ムダ毛とか処理した方が良いのかな?」
 美久は、少し不安そうだ。俺は、とくに何もしなくて良いと思うよと伝えた。美久は、肌も白くて毛も薄い。ムダ毛なんて、あるのかな? と思うくらいだ。それでも、やっぱり色々と気になることはあるみたいだ。

続き

良かったら「いいね」してください。誰でも「いいね」出来ます!


同じジャンルの体験談

みんなのコメント

トップページに戻る