忘れもしない中学2年の時の話です。 母親に無理やり買い物に付き合わされた帰り、まだ反抗期だった俺は母から離れて買い物袋を持って歩いていると、長身の若い男の人が母に話しかけてるのが見えました。耳を傾けると母が男の人に、 「わたしもう44のおばさんよ?息子ももう中学生だし」と笑って言っていました。 「ええ!?嘘!全然見えない!」と男の人が驚きながらも「一度、お茶だけでも」と怯まず母をお茶に誘いま...
私は17歳の時、テスト明けで寝不足だったこともあったので着替えることもなく制服姿のままベッドで眠ってしまった私。そんな私にエッチないたずらをした14歳の弟。弟の行為はさらにエスカレートし、無事に(!?)処女を奪われ中出しまでされたお姉ちゃんな私。事後処理をしていた時に気づかされた私が制服着衣エッチ好きな変な性癖持だと言うこと。今回はそんな姉弟の続きの話です。 当時の私のスペック 160センチ...
只野めざし
thomson
黒斗
オクモト悠太
窓の外は白み、部屋の中が明るくなっている。いつの間にか夜が開けていた。 少年は泣き枯らし眠りに堕ちていた。パンツの中はまだ乾ききっていないねっとりとしたもので溢れ気持ち悪い。その気持ち悪さが昨夜の悪夢を蘇らせてくる。 「楓は」 少年は薄っすらと開けた襖の向こうを覗き込んでいた。楓の身体を押しつぶすように、商家の倅がでっぷりと脂肪纏った身体を押し付け、腰を必死に振っている。 「すごい。楓のまん...
左目の下には泣きぼくろがある、くりっとした暗色の蒼と深緑のオッドアイの瞳が涼やかに見下ろし、ふっくらとした桜色の唇が愉しげに笑いかけてくる。 ふわりと膨らんだ柔らかな鶯色のボブ・ショートの毛先が、踊るようにふわりと舞う。慎ましいながらも、小さいお椀の様にふっくらと丸い、形がとても綺麗な二つの膨らみが、とん、とん。 と弾み踊り、膨らみの頂点で膨らみを可愛らしく彩る、桃の花を思わせる淡い赤い色の...
少年があの日、トップアイドル高垣楓と過ごした春の夜の夢から、夏の盛へと季節は流れていた。 テレビや雑誌で楓を、暗色の蒼と深緑のオッドアイのくりっとした瞳を、左目下の泣きぼくろを見るたびに、あの日の楓とした気持ちいい出来事は夢だったのではないかと思えてしまう。 けれどあの蕩けてしまいそうなくらい熱く、絡みついてきた熱を身体は覚えている。夢ではないと。少年は楓を思い出しながら幾夜を溶かした。 そ...
「最悪だ」 グレーのトレーナーを着た短髪の少年は独りごち、目の前ある温泉を見た。 湯は無色透明で石畳の底を覗かしながらも、うっすらと白い湯気が立ち上がっている。 まだ春先の肌寒い日に入るには丁度良さそう。けれど少年はため息をこぼし、上を見上げた。まだ冬を感じさせる白けた淡い青い空が広がっていた。空には雲ひとつなく、少し傾いた陽の光は柔らかで、日本晴れという言葉を体現したかのよう。 ──これが...
両親が共働きであったため、私は幼稚園ではなく保育園に通っていた。 保育園は幼稚園と違って夕方まで園児を預かる。 そして、給食のあとは2時間ほどのお昼寝があった。 私はその頃からませた子どもだった。 ませた子どもは、他のませた子どもがわかる。なんとなく通じるのだ。 私は、自分で言うのもなんだがませた男の子達からモテていた。 「延長保育」と言って、親の仕事等の都合によって開園時間後も園を開放する...
大学時代、俺は地方から出てきて、一人暮らしをしていた。アパートは四畳半と六畳の2K、トイレと風呂は別々のアパートだった。学生の一人暮らしにしては贅沢だったと思うが、まあ実家がそれなりに裕福だったためだ。 隣には、母子家庭の家族が住んでいた。母親は三十過ぎくらいでちょっと綺麗な人だった。子どもは莉亜ちゃんという女の子だった。俺がアパートに入ったときはまだ十歳くらいで、大人になったら美人さんに...