「あだんちゃんも、鬼籍に入ったね~」
メアリーさんは、つるつるロケット乳によるパイ摺りが売りだった。
しばらく会えずにいたあだんの消息は、同僚?のメアリーさんのそんなショッキングな話だった。
「?・・・」
鬼籍という言葉の意味は。
「あなただったの」
それから数週間後、最初の出会いからはほぼ一年後の三月八日。
あだんに会えた。
しかし、元気はなく、顔色も悪そうだった。
そして、吸精虫のようなあそこの締りもなくなっていた。
『あだんちゃんも鬼籍に入ったね~』
僕はメアリーさんの言った言葉を何度も何度も頭の中でリピートさせていた。