俺「どんな男か写真見る?」
T子「見たくない。必要もない。」
T子にスマホのX写真を数枚見せると・・・
T子「う~~ん、許容範囲内かな。ストライクじゃないけど。へ~、雰囲気もいいし、けっこういい男だな
~。でも、私はもうあなた以外の誰ともあんなことはしない。」
Xは甘いマスクの良い男で、大学時代はもてた男である。面食いのT子は興味を示した。
Xは、次の日から毎日のように、T子と話だけでもさせろ 口説いてやるとしつこい要求。
俺「待てよ。まだ了解得て無いんだ。」
T子を説得し続けると・・・T子も俺の顔を立てて、そして、Xに興味が出てきたようで・・・
遂に会うことにこぎつけた。
2021年1月も終わる頃・・・出張の帰りにT子同伴で会う約束をした。
Xはしばしば大阪や福岡に出張するとのことで、福岡の帰り、夕方4時に会うことになった。
T子には、俺の友人だから、そのつもりで。それに、出来るだけ清楚系の服でと話しておいた。
Xの好みはよく知っているので、そのイメージを演出するように念を押していた。
人見知りだったT子も、男の眼差しを意識して楽しむようになってきたので、「まかせて」と答えた。
X「めっちゃ美人で可愛いな~。服装のセンスも抜群ですね~。」
Xは まー 口が上手い。事業をしているだけに昔のXとは随分進化していて、人の心を離さない。
T子もしきりに笑っていた。そして、大学時代の俺の様子を知りたいようで、しきりと質問をしていた。
さすが、Xは俺の悪口等は言わない。俺すらもう忘れている失敗噺を交え面白おかしく話す。
この日は何もなく2時間余りで別れた。まー、T子のお眼鏡に適うかの面接ってことだ。
そして、T子の面接は合格だった。
T子「感じ良い人だったよ。写真で見るよりずっとハンサムだし。」
俺「Xに抱かれてもいい?」
T子は顔を少し紅らめて
T子「えーっ えーっ ・・・Yさんが良いのなら・・・Yさん決めて。」
俺「ダメっていったら。」
T子「それでもいいよ。」
俺「嘘。抱かれなよ。」
T子「・・・う~ん・・・そうだな~・・・ あなたが言うのならね。うふふっ。でもあなたは一緒だよね。」
俺「あいつと君の二人だけでもいいよ。」
T子「え~っ、え~っ。やだ。初めての人だからあなたが一緒でないと ちょっと怖い。だからいて
ね。」
(続く)