「和也君、起きないと。遅刻しちゃうわよ」
叔母の奈保子さんの声で目が覚めた。一瞬慌てたが、今日は休校で大学はない。僕は、大学進学のために東京に出てきたが、叔母さんの家に下宿させてもらっている。奈保子さんは僕の母の妹で、昔からよく遊んでもらっていた。
叔母さんの家は東京郊外の一戸建てで、それほど広くはないが庭もあってなかなか良い家だと思う。5年前に旦那さんが仕事中の事故で死んでしまったので、労災や生命保険なんかでかなり余裕のある生活になったと言っていた。
叔母さんの息子の達也君は、イタリアに留学中だ。絵画の修復師を目指しているそうで、そういう関係の学校に通っている。
叔母さんと二人暮らしをしているので、掃除や洗濯、料理なんかでかなり助けられている状況だ。実質、実家にいるときと同じ生活が出来ているし、食費や光熱費がかからないのでとてもありがたい。
奈保子さんは、母とはあまり似ていない。昔から思っていたが、すごく可愛らしい人だ。八重歯が可愛らしくて、笑うとドキッとするくらいに可愛いと思う。僕の八重歯好きは、奈保子さんの影響だ。
ただ、1つ困っていることがある。困っているというか、気まずいというのだろうか? 叔母さんがあまり似無防備なことだ。風呂上がりにタオルを巻いただけでリビングを歩いたり、ノーブラでTシャツ姿で過ごしたりしている。奈保子さんは、ビックリするくらいに胸が大きい。太っているわけではないのに、不思議なほど胸が大きい。
そんなこともあるので、どうしても見てしまうし興奮もしてしまう。むかし同じ名前のアイドルがいたそうだけど、すごく似てると思う。そんな生活なので、童貞の僕には少し刺激が大きいのが困ったことというか悩みだ。
「あら、そうなのね。ゴメンね」
奈保子さんは、そんな風に謝ってきた。少し頭を下げた感じになったので、無防備な胸元が丸見えだ。38歳の年齢を感じさせないくらいに、張りのある胸だ。谷間がエグいことになっているが、やっぱり今日もノーブラみたいだ。
よく見ると、うっすらと乳首も浮いている。もともと朝立ちで大きくなっていたものが、さらに大きくなってしまった。布団で隠しているが、バレないかドキドキだ。
「じゃあ、せっかく起きたんだから朝ご飯食べよっか。最近、食べないこと多いでしょ。ダメよ、ギリギリまで寝てちゃ」
奈保子さんは、そう言って部屋を出て行った。すぐにオナニーをしたい気持ちになったが、なんとか気持ちを落ち着ける。そして、勃起が収まったタイミングで、リビングに向かった。
スープや卵焼きの匂いが漂っていて、お腹が鳴ってしまった。エプロン姿の奈保子さんは、可愛い若妻という見た目だ。本当に、不思議なほど歳を取らない人だ。昔のイメージのままで、ほとんど変化がない。
ショートパンツ姿で朝食を作ってくれているので、太ももにも目を奪われてしまう。ある程度の太さもあり、見るからに柔らかそうだ。ガリガリの細い脚と違って、健康的だと思う。
「お待たせ~。いっぱい食べてね」
笑顔で言う彼女。見ているだけで幸せな気持ちになる、優しい笑顔だ。
「フフ、美味しい? いっぱい食べるのよ」
母親みたいなことを言う奈保子さん。実際に、僕のことを息子みたいに思ってくれているのだと思う。それなのに、僕はイヤらしい目で見てしまっているので、少し罪悪感を感じてしまう。
僕は、イヤらしい妄想を振り払いながら食事を続けた。奈保子さんの作ってくれる料理は、母の料理の味にそっくりだ。姉妹なので当然かもしれないが、ちょっと実家が恋しくなった。
「大学ないなら、買い物付き合ってくれる? ちょっと大きなもの買おうと思ってるから、手伝ってくれるかな?」
奈保子さんはそんなことを言う。予定もないのでハイと返事をし、今日の予定が決まった。そして、食事を終えて準備をし、奈保子さんの運転でホームセンターに向かった。
奈保子さんは、ミニスカートと言うほどではないが、ちょっと短めのスカートだ。とても似合っているしセクシーだと思うが、僕には刺激が強い。ついつい太ももを見てしまう。
奈保子さんの車は、けっこう古めのミニバンだ。彼女は車に興味がなさそうなタイプだし、もしかしたら子育てや旦那さんの思い出もあるのかもしれない。
「彼女は出来たの?」
唐突にそんな質問をされた。奈保子さんは、僕の女性関係がさっぱりなことを心配してくれている。彼女が欲しいという気持ちはあるが、正直そこまで欲しいと思っていない。まだ男の友達と遊んでいる方が楽しいと思ってしまうし、気ままに一人で映画を見たり旅行に行くのが好きだ。
「そっか、和也君モテそうなのにもったいないわね」
奈保子さんは、よくそんなことを言ってくれるが、過大評価だと思う。今まで生きてきた20年間で、モテたことなんてない。そして、ホームセンターで買い物をした。大きめのゴミ箱や灯油の容器をしまう屋外用のボックスなんかを買った。
かなり大きめのものだが、ミニバンなら楽に乗る。買い物をしているときも、楽しい気持ちになる。奈保子さんとデートをしているような気持ちになるし、ユサユサ揺れる胸やなまめかしい太ももを見て楽しんでいた。
「ありがとう、助かったわ。和也君の冬物の服買いに行こうか。お礼に買ってあげる」
そんな風に言われて遠慮したが、結局昼食がてらショッピングモールに行った。奈保子さんは、色々と服を選んでくれる。こんなに真剣に選んでくれていると、嬉しくなる。愛情を感じる瞬間だ。
「うん。イケメン」
そんな風に褒めてくれると、くすぐったい気持ちになる。そして、僕の服を買うと、
「ちょっと付き合って。下着買うから」
と言って、ランジェリーショップに入っていく。僕は、慌てて外で待つと言ったが、
「選んでよ。自分で決めると時間かかっちゃうから」
と、僕の腕を引っ張って中に入っていった。ランジェリーショップなんて、男が入る場所ではないと思う。でも、意外にいた。奥さんとか彼女に連れられて、所在なさげにいる感じだ。
「どっちが良いと思う?」
薄いピンクのブラジャーと、濃いめのワイン色のブラジャーを手に取って聞いてくる彼女。彼女がその下着を身につけると思うと、色々と妄想してしまう。僕は、薄いピンクの方がいいと言った。童顔で無邪気な奈保子さんのイメージに、マッチしていると思ったからだ。
「じゃあ、そうする。ブラジャーはちゃんとしたのつけないと、すぐに垂れてきちゃうのよね。もうすぐ40歳だから、色々と気をつけないとダメなのよ」
奈保子さんは、無邪気に笑いながら言う。そして買い物を終え、昼食を摂った。食事をしながら、奈保子さんは再婚しないのかな? とか考えていた。旦那さんが死んでもう5年経つ。でも、奈保子さんに男がいる気配はない。
毎日仏壇に手を合わせているし、生活の一部になっている感じだ。愛していたんだと思う。旦那さんは、奈保子さんより年上の穏やかな人だった。眼鏡が似合っていて、学校の先生のようなルックスだった。
奈保子さんが、彼氏を作って再婚するようなことがあったら、僕は家を出ないといけなくなると思う。それは寂しいし、刺激もなくなってしまう。でも、女盛りの奈保子さんに、新しい幸せを作って欲しいと思う気持ちもある。
帰宅して、ボックスを設置したりしていると、あっという間に夕方だ。すると、奈保子さんがいきなり下着姿でリビングに入ってきた。
「どう? 似合ってる?」
ブラジャーとショーツだけの奈保子さん。無防備な彼女なのでたまにこんな姿を見てしまうが、やっぱり強烈だ。胸の谷間が強調され、こぼれ落ちそうだ。ショーツも比較的布が小さいので、太もももヘソも丸見えだ。
おばちゃんが着る下着という感じではなく、現役のオンナが着るランジェリーという見た目だ。僕は、平静を装いながら似合ってますよと答えた。
僕のオムツを替えたりしてくれていた彼女にしてみれば、僕のことを男としてなんて見ていないと思う。当たり前だと思うが、ちょっと寂しい。でも、そのおかげでこんなに良いものが見られる。
「ありがとう。じゃあ、夕ご飯出来たら呼ぶわね」
そう言って、奈保子さんはリビングから出て行った。猛烈にオナニーをしたい気持ちになってしまった。すぐに部屋に戻ると、脳内の映像が鮮明なうちにオナニーをした。あっけなく射精してしまい、軽く罪悪感を感じる。
そう言えば、奈保子さんはどうしているのだろう? 性欲はあると思うし、年齢的にもピークくらいなのではないか? そんなことを考えてしまった。
もしかして、オナニーとかしているのだろうか? 妄想が大きくなる。僕は、けっこう遅くまで起きている。でも、そんな気配を感じたこともないし、音や声が聞こえてきたこともない。
昼間にしている? そんなことを考えてしまった。そして、この考えは、僕の頭に住み着いてしまった。僕が大学に行っている間、何をしているのだろう? 奈保子さんは、仕事をしているわけではない。言い方は悪いが、無職なので時間はあると思う。
色々と妄想を繰り返しながら日々が過ぎ、ダメなことだと思いながらも、リビングにカメラを設置してしまった。リビングにある火災報知器、それを取り替えた。カメラが隠されているタイプのものが、ネットで普通に売っていた。
火災報知器としての機能もちゃんとありながら、隠しカメラの機能があるものだ。怖い物が売っているなと思った。でも、妄想しすぎた僕は、抑えが効かなくなっていた。
すると、セットしたすぐ次の日に、奈保子さんのオナニーが撮れてしまった……。リビングに入ってきた奈保子さん。手に持っているものを見て驚いた。バイブのようなものと、ローションのボトルのようなものを持っている。
この時点で、僕は興奮しすぎて射精しそうだった。まさかの映像だ。あの奈保子さんが、大人のオモチャを手に持っている……。意外すぎる光景に、ドキドキしすぎて立ちくらみみたいになってしまった。
奈保子さんはカーテンを閉めると、テレビをつけた。テレビに何か入れている。SDカード的なもの? 画面は上からの映像ではまったく見えない。奈保子さんは、片耳に無線タイプのイヤホンをつけた。
エッチな動画を見ながらオナニーをする? 見てはいけないものを見ている気持ちだ。
ソファに座った状態で、画面を食い入るように見える奈保子さん……Tシャツに、乳首がはっきりと浮いている。いつも以上にクッキリと見えてしまっていて、乳首が勃起しているみたいだ。
奈保子さんは、シャツ越しに乳首を触り始めた。