「え? それって、何かの冗談で言ってるの?」 恋人の真央が、意味がわからないという顔で僕を見つめている。無理もないと思う。話をしている僕自身が、あまりにも荒唐無稽な話をしている自覚がある。 真央は、25歳のOLだ。小柄で可愛らしく、自慢の彼女だ。クリクリした目はパッチリとした二重まぶたで、その長いまつげはより真央を美少女に見せている。 性格もとにかく明るく前向きで、一緒にいて本当に楽し...
妹が子供を連れて久しぶりに帰省してきた。 両親が子供を連れて遊びに行ったので、実家には俺と妹の2人きり。 昔話をしているうちに段々妖しい雰囲気に。 「この部屋では随分楽しんだよね。懐かしい」 確かに妹とはこの部屋で頻繁にやっていた。 俺が中2 の時に小6の妹を襲い、セックスにハマった俺たちはチャンスがあるとやりまくっていた。 妹がオナニーを覚えて、こっそりやっているのを見た俺が我慢出来ずに処...
赤月みゅうと
ZOCKZOCK出版
sk
SHAY-CONE
「おかえり~。お疲れ様。ご飯もう出来るよ!」 嫁の愛里沙の元気いっぱいの声が響く。僕は、ただいまと言いながらリビングに入った。入った時点で、良い匂いが漂ってくる。 今日は、ビーフシチューみたいだ。会社での疲れやストレスが、溶けていくのを感じる。 嫁の愛里沙は、23歳の小柄な女の子だ。150センチそこそこの身長に、40キロ台の軽い体重。胸は小さいし子供みたいな印象だ。 愛里沙は、コンセ...
「まだ子供は作らないのか? 畑が腐るぞ」 部長の、下品で時代錯誤の言葉が響く。僕の家のリビングで、食事をしながらの会話の途中でそんな発言が出た。その言葉は、僕の妻の美桜に向けられたものだ。 部長は、仕事は出来るし面倒見は良いが、パワハラセクハラなにそれ? みたいな、昭和の遺物のような男だ。そもそも、頻繁に部下の僕の家に食事に来ること自体、今どきの常識から考えるとズレていると思う。 そし...
数年前に亡くなった父が営んでいた写真館の建物が、しばらくの間何も使われずに閉まったままだったのですが、一年前に週1土曜日のみの完全予約制で復活したんです。 写真館を復活させたのは、父から写真のイロハを教わっていた私です。別に仕事を持っているので、副業的に週1土曜日だけ営業しています。 但し、普通の写真館ではありません。記念用のヌード撮影です。例えば何歳記念のヌード、妊婦さんのいわゆるマタニテ...
「元彼? どうした、急にそんなこと聞いて。寝取られ性癖でも目覚めたのか?」 嫁の玲奈が、怪訝な顔で言う。今日は外食をした後、家で軽く飲んでいた。そんな中、普段から気になっていたことを聞いた。 元彼はどんな人だったかと言うことを。玲奈とは、結婚して3年経つ。クライミングジムで一目惚れした僕が、かなり頑張って結婚に至った。 玲奈は34歳で、僕の6つ年上だ。クライミングやヨガをやっているせい...
たまたま住んでいるエリアが悪く、息子がこのまま進学するとけっこうガラの悪い学校に通うことになってしまうので、受験をさせようと今年から家庭教師をつけるようにした。 学習塾も考えたが、息子と嫁と話し合って家庭教師になった。そもそも、引っ越すのも一つかな? と思ったが、住んでいる場所自体は人気の住宅街で治安も良い。 たまたま学区だけが悪いと言うだけなので、せっかく買った戸建てを手放してまで引っ...
最近、またスロットやパチンコが熱くなっていて、一発で20万とか30万円ゲット出来る時代に戻った。4号機が終わってからたまに打つ程度だったが、最近はまたよく打つようになった。 ただ、昔ほどは勝てていなくて、月に10~20万プラスになる程度だ。と言っても、お小遣いとしては多い金額なので、かなり真剣に立ち回りを考えて打っている。 やっぱり、動く金額が大きくなると、ヤバい負け方をする人も増える。...