辰巳出版
一水社
ティーアイネット
クロエ出版
FILL-IN
メディアックス
DEEPER-ZERO
うちの家には昔から変なルールがあった それは毎月小遣いをもらう日の前日、母親に悪事を告白するという謎の儀式 一つ上の姉、俺、二つ下の妹が順番にその月にあった悪事を正直に話し、 母親にケツをたたかれるかわりに翌日に小遣いがもらえる これをやらないまま小遣い日を迎えるともらえないので、みんな必死に自分からケツを向けた ただ、もちろん罰も兼ねているので 3人ともケツが真っ赤になるまで母...
私は60歳になる男ですが、昔々の思い出話です。 4人の姉たちとの思い出です。 私は一番末っ子でしかも待望の男の子ということで両親が喜んだのも束の間、母が事故で亡くなってしまったのです。 私は母の顔を知りません。当然母の温もりとかも。 姉4人が母親代わりになってくれたんです。 長女:美紀子(当時18歳) みー姉ちゃん 次女:久美子(当時16歳) くー姉ちゃん 3女:佳澄(当時12...
甘なつな
紅茶屋
母印堂
夏目ベンケイ
子供の時、近所の悪がき4人で集まって危険なところへ登った 3階建て、公民館の屋上 外壁からしか登ることが出来ない、業者の点検以外では誰も入らないような場所だった 度胸試しよろしく高いところではしゃいだ自分達は、それからどんな災難が起こるかを予期していなかった 「おかえり」 お話があります、4人の内いちばん年下の男の子のママが怒りの表情で待機していた 4人とも、年齢も学年も...
私は酔いが回り、こたつの温かさが心地良く 眠気が襲い、いつの間にかうとうととして 座ったまま前かがみで眠ってしまったようです。 気が付くと、妹のご主人様(後輩君)の唇が私の唇に触れていました。 何をするのと言う間もなく、きつく唇が重ねられて、 舌が侵入して来ました。服の上から胸も触ってきます。 「ダメ、ダメでしょう」、「やめよう、やめようよ」 言葉は出るのですが、なぜか体で抵抗...
俺が大学2年で妹が高3の時です。 妹がお腹いたいと言い出して母親が医者へ連れて行くと盲腸で緊急入院。次の日、今時大した手術でもないだろうけど手術は成功して妹は病室へ戻ってきました。母親は妹の姿をみて一安心したらしく俺を残して一旦家に戻るというので妹のそばについてました。しばらくするとおばさん看護婦さんがやってきて、ベットの周りのカーテンを閉めて俺を見て「お兄さん?」と聞くので「はい」と答え...
ピンクのスーツに地味な黒縁めがねの和華子先生の家は閑静な住宅街のレトロな木造住宅だった。 居間のいすに足を組んで座り白い下着をのぞかせた先生は、 「君のでかちんで、里美パイセンを逝かせちゃったの」 「そんな。でかちんなんて」 和華子先生の口から出る言葉ではありませんよ。 「ところで、今頃里美先生はどうしているのかしらね」 耳元でささやいた。 ズボンのチャックを下ろ...
同情か何かわ判らないが。この娘を守るって思っていた。恵子と嫁と話をして奨学金代わりに俺が出すから大学進学させようと、恵子はダメだよと嫁も迷惑かけたくないと頑なに拒んだがただでは無く貸すんだよ。利息も取らないし就職後少しづつ返せばいいともしいい人いて結婚したら返済完了でいいと納得させ部屋も俺のワンルームを明け渡した。俺は会社近くのマンションに越した。入学後は内の会社でバイトして生活費を捻出...
長い沈黙が続いた。 思い切って言ったことが吉と出るか凶と出るか。 Tさんの旦那さんは腹の出たまさに中年だ。身持ちの固いTさんは、この先、男として付き合うのは旦那さんだけだろう。過去にも旦那さん以外は知らないかもしれない。 Tさんにとってもチャンスなのではないか? Tさんは私の性格を知っているはず。慎重で無茶なことはしない性格を。 私は人生で二度と来ないかもしれないチャンスに賭けた。...
wawax
二沙択一
きつね屋根
ともさか