窓の外は白み、部屋の中が明るくなっている。いつの間にか夜が開けていた。 少年は泣き枯らし眠りに堕ちていた。パンツの中はまだ乾ききっていないねっとりとしたもので溢れ気持ち悪い。その気持ち悪さが昨夜の悪夢を蘇らせてくる。 「楓は」 少年は薄っすらと開けた襖の向こうを覗き込んでいた。楓の身体を押しつぶすように、商家の倅がでっぷりと脂肪纏った身体を押し付け、腰を必死に振っている。 「すごい。楓のまん...
左目の下には泣きぼくろがある、くりっとした暗色の蒼と深緑のオッドアイの瞳が涼やかに見下ろし、ふっくらとした桜色の唇が愉しげに笑いかけてくる。 ふわりと膨らんだ柔らかな鶯色のボブ・ショートの毛先が、踊るようにふわりと舞う。慎ましいながらも、小さいお椀の様にふっくらと丸い、形がとても綺麗な二つの膨らみが、とん、とん。 と弾み踊り、膨らみの頂点で膨らみを可愛らしく彩る、桃の花を思わせる淡い赤い色の...
もうずいぶん前の話ってことで・・・。 2月のある日のことでした。 友達の美沙さんに誘われて、プロ野球の某チームの春キャンプを見物に行ったんです。 私と彼女と、それぞれの旦那と、美沙さんの長男(2歳)の全部で5人。 もともとご近所さんで、旦那同士がその球団の熱狂的ファン仲間。 美沙さんも熱烈なファンで、よく旦那2人でとか夫婦子連れの5人で試合を観に行ってたんです。 もともと私はあまり野球に興味...
つい最近、自分(25才、社会人)が所属してるバスケチームで起きた出来事です。 いつもの活動を終えて帰ろうとしていた頃、チームで唯一の?美人OL千里さん(27才、都内OL)に呼び止められ、「今日この後空いてる?空いてたらちょっと相談したいことあるから飲みにいかない?」と誘われました。 比較的年齢が近いこともあり仲はそれなりに良かったものの、突然の誘いに驚きました。 というのも、千里さんに...
江戸の大ベストセラーとなった艶本『閨中紀聞枕文庫』(青林堂)。 作者は淫乱斎主人白水こと渓斎英泉で、文章のみならず挿絵も自ら手がけた。 そこでは、交合の秘術を10に細分し、詳しく開陳している。 「三峯採戦」とは上峯つまり唇、中峯の乳房、下峯の女陰という3つの性感帯を同時に責める技だ。 「セックスの前戯としては、まず戯れにおかしき噺などして、乳を捻りなどして、そろそろ股へ手を入れろ...
僕が高校1年生、母が43歳の時の話だ。 僕の母はとても真面目で勤勉な人で、父親の給料ではとても生活できない家庭を助けるためにパートに出て働いていた。 当時、性に関する関心がどんどん高まっていた僕は、“そんな母が女になる瞬間を見たい、そしてそんな母を犯してみたい”と、密かに思い始めるようになった。 高校に入って初めての夏休みに転機は当然やってきた。 僕が近所をぶらついていると、...
数年前のオレが結婚直前の29歳の時の話。 結納を終えて、あと3ヶ月で挙式というところ。 法事があって、親戚一同がオレの実家に集まった。 みんな下ネタが好きで何年に一度、集まって酒飲んでは盛り上がった。 嫁さん(婚約者)はまだ身内ではないのでその場にはいなかった。 これが事件の始まり。 10歳年下の留美という従妹がいて、その子はオレに会う度毎に盛んにスキスキ光線を出して...
長い沈黙が続いた。 思い切って言ったことが吉と出るか凶と出るか。 Tさんの旦那さんは腹の出たまさに中年だ。身持ちの固いTさんは、この先、男として付き合うのは旦那さんだけだろう。過去にも旦那さん以外は知らないかもしれない。 Tさんにとってもチャンスなのではないか? Tさんは私の性格を知っているはず。慎重で無茶なことはしない性格を。 私は人生で二度と来ないかもしれないチャンスに賭けた。...