T子も、初対面ではあるが、初恋似のAに褒め殺しされて、少し頬が紅らんだように見える。 T子「写真以上の素敵な方ですね。」 A「嬉しいな、あなたみたいな美人に褒められて。」 俺「T子、成就しなかった恋人を思い出し、Aさんを彼だと思って腕を組んだら。」 T子「えっ、いいの?」 俺「君は手を繋いだり、腕組みするだけで気分も高まってくるだろ。」 T子「ほんとにいいの?」 俺「今日一日はAさんと恋人で...
なんだかんだで、同じ県では、身バレの恐れもあるので、大阪でマッサージさせることにした。大阪は性感マッサージ店も多いので、選択の幅も広いということもあるが。 朝早く、妻には研究会って言い訳してT子と新幹線。 新大阪で男と落ち合う。 性感男(A)を初めて見て、こざっぱりとした清潔そうな出で立ちの、初恋似の男なので、T子は一目で気に入ったようだ。 Aも、T子の洗練された、上品で清楚な薄いベージュの...
婆ちゃんの松茸狩(改) (昨日投稿しましたが打ち間違いを直したら少し変更することになりました ------後半) 俺の叔父さん(親父の弟)は独身で暇人だ。 中学二年の時、その叔父貴と松茸狩りに行ったことがある。 俺たちはそこで道にはぐれて熊に襲われそうになった。 助けてくれたのは地元の婆ちゃんだった。 松茸狩りのツアーに参加した時、俺と叔父貴は迷子になって 何とか下山し...
週末、いつものように清を招いて夕食を一緒に食べていた。清は、高校の時からの友人だ。お互いに結婚して多少疎遠になったりもしたが、この2年くらいはかなり頻繁に家に招いている。2年前に、清の嫁さんが交通事故で死んでしまったからだ。 見ていられないくらい落ち込んだ清。もしかしたら、嫁さんの後を追ってしまうのではないか? そんな危機感を感じさせるほど、彼は落ち込んで自暴自棄になっていた。 見か...
彼女の美緒から聞いた過去の男性経験のお話です。 美緒とは大学に入学したときに知り合い、2年生から付き合って今ではもう6年が経ちました(俺も美緒も現在26歳) 社会人になり、会社にも慣れてきたのでそろそろ結婚するか~ということで同棲中です。 美緒は小柄だけどFカップと胸が大きく、目がパッチリしているかわいい系の女の子で、Sっ気がある真面目なタイプです。 自分はMなので相性は良いかなと思...
愚弟が結婚して義妹が出来た。 少し沢尻エリカ似で可愛い。 明るい性格で「お義兄さん、お義兄さん」と懐いてくる。 俺も義妹が出来て嬉しくて、可愛がっていた。 だが紹介されて数ヵ月で、俺の心は邪な考えで支配されてしまった。 人懐っこい義妹の性格も災いした「コイツを俺の女にしたい」 だがそうそう簡単にチャンスが来るわけもなく彼女は義妹となった。 しかし、神は俺に微笑んだ。 新婚...
本当に俺は母が大嫌いだった 大嫌いだったはずだ。 それなのに・・・ どうしてこんなことになってしまったのだろうか。 胸元が随分と開いたドレスを気にしながら、 不安そうに俯く母を男が抱きすくめた瞬間 なぜだかカアッと頭に血が上って、思わず殴りかかってしまった。 乗りに乗ったIT企業の社長だというその男は 父が経営する会社を買収しただけでなく 母にまで手を出...
長い沈黙が続いた。 思い切って言ったことが吉と出るか凶と出るか。 Tさんの旦那さんは腹の出たまさに中年だ。身持ちの固いTさんは、この先、男として付き合うのは旦那さんだけだろう。過去にも旦那さん以外は知らないかもしれない。 Tさんにとってもチャンスなのではないか? Tさんは私の性格を知っているはず。慎重で無茶なことはしない性格を。 私は人生で二度と来ないかもしれないチャンスに賭けた。...