両親は色々うるさいから、私はアパートを借りて別に暮らしてたけど、 昔から可愛がってくれた祖父母が家を新築して、それまでは普通の二階建てだったのが少しオシャレな感じの平屋に変わったんです。 そして何と、私の部屋も作ってくれた。 祖父母の事は好きだったから、 私は祖父母と同居することにしたんだ。 ちなみに私は27歳、両親からも 早く結婚して孫の顔を…! とか言われるけど無視してる。 だって夫婦生...
主人と二人で南の島に来ています。 一日中、海で遊んでいたので真っ黒に日焼けしました。 日が暮れ始めたので民宿に戻ってシャワーを浴びようと思います。 宿のおじさんから、南の島では湯船に入る習慣がなく浴室はシャワーのみで、古い民宿なので男女共用、ドアにカギはなく「使用中」「使用可」と書いてある木の札をひっくり返して使うように説明を受けました。 ドアを開けると左側の壁にシャワーがあり、右奥...
送ってあげようか?あさみさんも、賛成している、私は、拒否! 小さい男だな、いつまでもウジウジするなっ 等言われ、あさみさんが声をかける、 巨乳の名前は、咲、 かなり驚いた顔、どうしたの? バスなら、送ろうか? いえ、大丈夫です、 遠慮しないで、暗いし後空いてるから 乗りなよ、目が合う…… 私がドアを開け どうぞ…… 顔を見たとたんに、お願いしますと 乗り込んできた、 私は、窓から外を眺める。...
私は都内でOLをしている27歳です。 同じ職場に部署は違うのですが2つ上の彼がいます。 彼は優しく、とても私を大事にしてくれていて、彼といるととても穏やかで幸せな気持ちになれます。 ある日、彼が大学の時のサークル仲間と飲みに行くから一緒においでって誘ってくれて出掛けたんです。 居酒屋さんに行くと、その中には私が苦手なタイプの“藤木さん”という人もいました。 藤木さんはど...
多恵、39歳、結婚14年、私の妻で子供はいません。 この妻が今回の主人公です。 私の家がど田舎にある山村の神社で母は私が20歳の時に亡くなって父が宮司としてやっているんです。 昔は由緒ある神社だったそうですが父の代になって、あまりもうからない神社を時にはお寺にして時には葬式の場にしたそうです。 七五三から結婚式、葬儀場から法要の場まで冠婚葬祭の場として設けてきたそうで...
ピンクのスーツに地味な黒縁めがねの和華子先生の家は閑静な住宅街のレトロな木造住宅だった。 居間のいすに足を組んで座り白い下着をのぞかせた先生は、 「君のでかちんで、里美パイセンを逝かせちゃったの」 「そんな。でかちんなんて」 和華子先生の口から出る言葉ではありませんよ。 「ところで、今頃里美先生はどうしているのかしらね」 耳元でささやいた。 ズボンのチャックを下ろ...
同情か何かわ判らないが。この娘を守るって思っていた。恵子と嫁と話をして奨学金代わりに俺が出すから大学進学させようと、恵子はダメだよと嫁も迷惑かけたくないと頑なに拒んだがただでは無く貸すんだよ。利息も取らないし就職後少しづつ返せばいいともしいい人いて結婚したら返済完了でいいと納得させ部屋も俺のワンルームを明け渡した。俺は会社近くのマンションに越した。入学後は内の会社でバイトして生活費を捻出...
長い沈黙が続いた。 思い切って言ったことが吉と出るか凶と出るか。 Tさんの旦那さんは腹の出たまさに中年だ。身持ちの固いTさんは、この先、男として付き合うのは旦那さんだけだろう。過去にも旦那さん以外は知らないかもしれない。 Tさんにとってもチャンスなのではないか? Tさんは私の性格を知っているはず。慎重で無茶なことはしない性格を。 私は人生で二度と来ないかもしれないチャンスに賭けた。...